えびたま

2011年10月22日(土) 「ツレがうつになりまして。」を観る

外資系のIT企業につとめる夫と漫画家の夫婦。
夫が仕事のストレスからうつ病になってしまう。
その闘病エッセイまんがの映画化。

堺雅人の「ツレ」の弱そなシルエットが
大典と重なり、大典がひーんと泣いてるみたいだと思った。
宮韻△いとの夫婦の感じがとてもかわいらしく
映画のテーマはシビアだけど
殺伐とした雰囲気に決してならないのがよかった。

「ツレうつ」は数年前に
友人に読ませよと思って買った本だった。
わたしは役立てられなかったけど
もっともっと広まればいいと思う。



2011年10月21日(金) 「電人ザボーガー」観る!!

「ツレうつ」を観に行くつもりだったが
「電人ザボーガー」がそこの映画館でしかやってないと気付き。

ヒーローの晩年を板尾さんがやっているという
設定だけで観たいと強く思わせる。
でもより強く思っていたのは大典で
ども密かな楽しみにでもしよとしてたらしく
わたしが観ると言ったら驚いていた。

父をあくのそしきに殺された大門という青年が
自分の双子の弟の遺伝子が入っているというロボット(電人)
ザボーガーと共に戦うという話。
敵キャラと恋に落ちてしまい、
その敵キャラと一緒にザボーガーが破壊されて前半が終わる。
仕事で守らなきゃいけない政治家が悪いヤツで
自分の正義とは何かで悩む青年期。
後半は25年後。
ヒーローじゃなくなって、悪い政治家の運転手になってる大門。
なんか間違った世の中で、再びタタカイを始める大門。
復活する電人、新しい敵キャラ。

元々TVで放送されていたヒーローモノとは知らなかった。
でもまさかまんまのリメイクでもないだろから
どこか第三者的な視点で描かれると思っていた。
なんつーか、途中で本筋から逸れるんじゃないかみたいな。

最初から最後まで純度100%の「電人ザボーガー」だった。
後半アホなのにだんだん笑えなくなるしね。
エンドロールで、TVでやってた映像が流れるのだけど
絶対笑かしでやってるんだろと思った敵キャラが
ちゃんと本編でも出てるヤツだったり
映画はオリジナルストーリーだと思うが
本編にも似た様なシーンがちゃんとあるみたいで
かなりマジメにやったんだなあというのが分かる。

板尾さんの存在感はすごい。
柄本明の芝居は、凄みがあってヒーローモノを飛び越えてた。
かなり面白かった。

あまり脈絡無いのだけど
帰り道、大典が方向音痴であることに気付く。



2011年10月20日(木) メモリーダイエット未だ効果出ず

最近食ったものを記録して、カロリー計算などしている。
気付くとちょこちょこ間食しており
これを記録するめんどくささで食わなくなって
やせるのだろかと、メモリーダイエットの原理について
考えるのだけど
どう考えても将来的に放棄するのは記録の方な気がする。
そしてもう20日続けているけど
全く痩せない。
消費カロリーより摂取カロリーが勝った日は無いのに。

なにか別な手を追加か。



2011年10月19日(水) 川上弘美の本再読中

一度読み終わった本と気付かず
同じ本を読み始めた。
川上弘美の「夜の公園」
1、2ページ読んだとこで気付いたので
それほど自分にがっかりはしなかったが
この話、江國香織の本と記憶してた。
何か珍しく似てたのだ。
「主人公の若い恋人の名前がわたしとおなじ字」とかって
読書ブログに書いたのを思い出した。

なくいさん装丁の「神様2011」はまだ読んでいない。
この次読む。



2011年10月18日(火) ツメを切ってやってからネコに避けられている

HカップだのIカップだのと言われると
ついA、B、C…と指折り数えてしまうけど
それからは何もわからないと
いつもやってから気付く。

医療機関に来て、保険証の提示をお願いされて
「何で?」と訊くヤツ。
じゃいつ使う気なんだと問い返したい。



2011年10月17日(月) サンマかアナゴか悩んでサンマ

夕飯にサンマを食べた。うまかった。
北海道で穫れたと書いてあった。
汚染されてるかなあ。

つれづれにBSを観ていたらタロー山本が。
twitterでは反原発でガンガン活動しているけど
TVの現場ではあまりその発言を許されていないんだろなと
思っていたので、
その番組で思う存分ぶちまかしていて気持ちよかった。

でも番組レギュラーの人々がいちいち「オレ頭悪いから」とか
ヘンに入れて来るのにイライラする。
頭悪いのとモノを知らないのは違う。
その台詞は思考停止して他者の意見をシャットアウトしているよにみえる。

いろんな意見があるけど
最終的に選ぶのは自分自身だとその番組内で
タローは相手に委ねる。
その上でもう待ってられないから彼は動き始め
それがある種の人々の反感を買っているよに見える。
信念に従って動く彼の姿は清々しく
わたしも何かだうずうずしてしまう。



2011年10月16日(日) 闇の中で聴こえた音楽を勘違い

ココロから愛するmonkey majikのチャリティーライブ
「send愛」に行って来た。
知ってるアーチスト知らないアーチスト
mmも含めると全部で10組ほどの音楽が聴けた。
気付けば5時間以上。
からだのいろいろが痛い。

震災から半年以上経って、遺体安置所であった会場で
誰の音楽でも揺れ動いてしまう。
Rakeの新曲だったか、うたい出しの
「日常ってどんなだったっけ」みたいな歌詞を聴いて
ぐっと来てしまった。

待ちに待って開演3時間半後、mmのライブが始まり
暗転の中から一曲目が流れて、震災直後のあたりの記憶がよみがえる。
電車も動いていなくて
地震速報を聞き逃すまいとラジオを聴きながら通勤していた。
いろんなリクエスト曲が流れる中、単にタイミングの問題とは思うけど
mmの曲を聴けたのは一度だけだった。
暗い夜道で目の前に明かりが射したよな気分になったのを鮮明に憶えている。

その曲(「angel」)が流れて来た!!と、思わず泣きそうになったが
同じアルバムの違う曲(「HALO」)だった。
気付いた途端涙が乾いた。

ああ楽しかった。
ほんとにココロから愛している。



2011年10月15日(土) 無意識の朝の出来事

PHSのアラームを目覚まし代わりにしている。
枕の下にいれておき、振動で起きるのだ。
部屋の外に音が漏れないので、
目覚ましで他の部屋の人を起こさないための
同居人がいた頃の仕様のままである。

夕べ映画館で、完全マナーモードにしたのを忘れて
今朝バイブが起こらず、
代わりに音を活かしてある大典のPHSで目を覚まし
それを慌てて止めた。

寝ぼけていたため、闇雲にボタンを押してしまい、
大典のPHSに来ていた迷惑メールの
差出人のメアドをアドレス帳に登録しかかっているところで
正気に戻った。



2011年10月14日(金) ハグリットはやはりあべさんに似ている

今日でチネ・ラヴィータでの上演が終わってしまうので
やっと「ハリー・ポッター 死の秘宝prat2」観て来た。

「アズガバンの囚人」以外は全部劇場で観たな。
原作は1コも読んでないから
人物相関とかよくわかんなくて
あまりのキャラの多さに毎回「これ誰」が頭の中に飛び交う。

これだけのシリーズものをきちんと追いかけて
リアルタイムで観たのは他に無い。
多分最初からすると10年くらい経っているのだ。
一人の作家の想像力から生まれたと思うとほんとにすごい。
10年前にはそんなことにも思い至らなかった。

わたしが過去を振り返る区切りとして
最初は実家から盛岡に出た16歳のとき、次が仙台に越した19歳だ。
実に17年経っているのだけど
どしても仙台以降を「最近のこと」として括ってしまいがちである。
振り返ればいろいろあったのだけど
どこかで、いつでもその時点に帰れると思っていたのだなと
最近思い当たった。

こないだ丸善でばったり会ったなっちゃんの遠い目を思い出す。
今からはどの時点にも戻れないと気付いた。
あべさんとナカタが亡くなり、震災が起こって
それでも、どこか現実感がなかったのは、それに気付いてなかったからかもしれない。

なんかハリポタ、戦闘シーンとか、大変なシーンが多くて
観てるうちにいろんなことが浮かんで来たのだ。
エンディングロールを観ながら考えたこと。



2011年10月13日(木) 買ってはみたもののまだ使う勇気がない

先日amazonで布団乾燥機購入。
主な使い道はダニぱんちのため。
羽毛布団は洗わなくていいっていうウワサをきいたが
ほんとなのだろか。
とりあえず、真実だとしてもダニとかハウスダストは
貯まってんじゃないかと思うからぱんち。

布団乾燥機の記憶は、遠く5歳以前。
まだうちの両親が本家で祖父母曾祖父母と同居していた頃だ。
風を送ってぼふぼふいっている黄色いフトンのカバーに
ばふうっと飛び込みたい衝動を母の睨みによって止められていた。

あの夢を36歳にして実現させるべきか。


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