えびたま

2008年05月09日(金) 「虎の尾を踏む男たち」を観る

黒澤明没後10年で、BSで特集してるのね。
勧進帳がベースになった
「虎の尾を踏む男たち」

感動的に面白かった。
弁慶に大河内伝次郎に
判官役に岩井半四郎というのもいい。
この判官がなかなか顔が出ない。
それでやっと現れた時には思わず溜息が出る。
エノケンの強力は、能や歌舞伎には無い役だけど
アニメ的に立ち回る道化で、
神経質で悲劇的な物語を緩和し観客とのパイプ役。
その世界の不思議なテンポと緊張感がたまらん。
歌舞伎とは盛り上げるとこが違うけど
シンプルでわかりやすく娯楽的な要素が
強くて、単純に楽し。

歌舞伎を観ててよかった!!と思う。
能の方まで観てたらもっと幸せだったのかも
しれないけど。
最後の六方を大河内伝次郎がどう踏むのか
すごく楽しみだったのだけど
あんな形で裏切られるとは!!
おもちろいい!!



2008年05月08日(木) カーブをきって背筋が

深夜1時から2時までの間
5回くらい地震があったため
しかもその度に目が醒めてしまうため
その後眠れたけれど
なんか寝不足の気分。

通勤途中、自転車で曲り角を曲がる時
しゃららんと耳なれない金属音が。

携帯ストラップが外れて落ちた?と思ったけど
こちらは無事。
鍵を落とした?と思ってポケットを探ったら
無い!!これだやばい引き返さねばと自転車を止め
何げにサドルのポールに巻いたリングキーをみたら
その鍵穴に鍵が刺さったままであった。

家の鍵と大典の家の鍵と自転車の鍵(わたしの)と
自転車の鍵(会社の)が一緒になった鍵束である。
おおおおおおおお落ちてなくてよかった!!



2008年05月07日(水) 帰り道に廃虚を眺め

通勤途中に、鬱蒼と庭木が茂る中に建つ
古い木造の日本家屋の空家があり
現役だったらすごくステキなのにと
いつも横目で眺めていた。ら
今日の帰り、取り壊しが始まっていた。
いい風情だったのになあ。



2008年05月06日(火) 寝違えて最終日

たまった食器を洗っていて
ああ寝違えたんだなと気がついた。

大典は仕事に行ってしまったので日がな一日
「団地ともお」を読んで過ごしたのだけど
寝違えはどんどんエスカレートして
頭痛に発展し起きていられなくなり
最終的にはただの病人然と寝込む。
なんだかよれよれになって仙台に帰って来た。

連休の最後ってそんなものなのか。
実家に帰った時など
よくものすごい頭痛に襲われ1日潰れたりする。
イベントがあると自家中毒を起こす子供かわたしは。



2008年05月05日(月) 「ワンダフルライフ」を観る

先日、これの小説版を見つけ
こんな映画があったのかと驚く。
是枝監督は「幻の光」のあとはもう
いきなり「誰も知らない」の認識だった。
大典がよく通っているレンタルビデオ屋で借りる。

人が死ぬとある施設に7日間逗留し
そこで自分の人生から一つ思い出を選び
その映画をとり、それだけを胸に抱いて
あの世へ旅立つ、という設定。
その施設での、ある1週間。

おそらくほんとに素人の人に
自分の人生の思い出をきいているのだろと思う。
素の喋りをする人々。
それに、芝居をする役者。
どちらもそれぞれ素敵なのだけど
それらが同居した時、どこか相容れないものがある。
融合するにはどうすればいいのだろ。

由利徹だけは、この人の肉体でこれらが融合されていた。
芝居でも素でも納得が行く!!
すごい。

やっぱりこの監督の世界観は好きだ。
こっそりとした人の中の痼りと
全体を覆う優しさ。
実は小説版は、少し読んで何だか進まなかったのだけど
改めて読んでみよかなと思う。



2008年05月04日(日) 團菊祭で満腹見物

朝ご飯に、どんぶり飯+うどんは確かに
多かった。
食べるのも楽しみで行く歌舞伎座なのに
昼休憩にまだ腹が減らず
なんだかありがたみが半減。
くやしいので2階の歌舞伎茶屋で麩饅頭と
3階で紅白餅入りタイヤキを無理矢理購入。
しかしこのタイヤキで後半胸焼けが。

「ドラクル」以来の生海老さま。
義経千本桜の渡海屋、大物浦の知盛は
とても仁に合っていてステキだったと思。
血まみれで尚義経勢をなぎ倒してくとこなど
ぐっときた。
ラストの海に背面ダイブするとこ
人が受けとめてたのね。
3階席から観たからわかったことである。

タイヤキの胸焼けがタタり
お銀座でお茶する気も起きず
すたこらとおうちに帰る。
大典がレンタル屋さんで「ハチクロ」の
7〜10巻を借りてくれた。
これって完結してたのねと二人、本日気付いた。



2008年05月03日(土) 「ロータスとピエーレ」を観る!!

世話女房なっちゃんと東京駅で合流し
天王洲アイルへレッツラゴー。
最後まで埋まらなかったチケット一枚は
大典がmixiで買い手を見つけてくれた。

毎年恒例、GWのわたし的クライマックス
シティーボーイズmix
「ロータスとピエーレ」!!

前から3列目中央あたり!!
席についた時点でなっちゃんと二人大興奮。

軍服のサラリーマンたち!!
初老の息子龍太郎くん!!
おビール飲んじゃダメって言ったでしょ!!
鳥で群集制圧!!
一オクターブ低い生活に
かすかす倶楽部のサックスソロ!!
てかてか不動明王!!
スキャンダラス!!

何だかぼろぼろセリフが抜けてたりする
ダメダメなテンションだったけど
それもこの舞台の延長線上で成り立っている!!
「ごめん、それ僕かもしれない」と
変な間が空いたことを詫びる大竹まこと。
段取りを間違えて動き始め、ピエール瀧に
「君は何故今立ったんだ」と
つっこまれる大竹まこと。
おーもしーろいー

wowowのカメラが入っていた。
昼のもあるから使われるかわからないけど
また観られるかもしれない。
来月が楽しみら。

連休初日、もう最大の楽しみが終わってしまった。
ああ、ほんとに後に何も残っていない。
こいう年寄りになりたいなあ。ねえなっちゃん。



2008年05月02日(金) 新幹線に乗る前に買うもの

約束の時間には割とぎりぎりめのわたしだが
新幹線の時間だけは
発車の30分前には駅に着いているよにしている。
故に時間が余る。

改札を通ってから
中の本屋さんにふらふら入り
自分の手相がわかる本を買ってしまう。
荷物に文庫が2冊入っているのに。
あとおーいお茶濃味。



2008年05月01日(木) 「I'm not there」を観る

「There will be blood」と
「I'm not there」が今
同じ映画館でやっている。
自分を強く持たねばうっかり取り違えて
観てしまいそで怖い。
とりあえず今日は「I'm not there」。

6人の俳優の演じるボブ・ディラン。
この人の人間としてのいろんな面だの
人生でのいろんな瞬間だのを
それぞれ違う役者が演じている。
子供だったり、女優だったり。
あまりに予備知識がなかったため
最初、ボブ・ディランにどうつながるのか
わからなかった。
ちょっとおべんきょしてから観ればよかったなあ。

リチャード・ギアがあまり好きでないのだけど
初めてちょっとよくみえた。
疲れ果てて萎えたヒーローみたいのが似合う。
出て来る曲はやはりどれもステキ。
こどもディランが唱うとこなんかドキドキしてしまう。
劇中BGで使われた曲を聴いてて
うお何だこの胸が切なくなる感覚どっかで聴いたことが
あるとおもったら、桑田佳祐のソロアルバムの曲と
似てたのだ。そーか桑田佳祐はディランの
影響を受けていたのかと
今日知った次第でございますよ。

1時間半くらいだったけど
頭使い過ぎて軽い疲労感。
今晩気持ち良く眠れそだ。



2008年04月30日(水) 続・パンダが死んだ日

「酒場の藝人たち」という矢野誠一の
エッセイ集の中に
「圓生とパンダが死んだ日」というのがある。

1979年の9月3日
上野動物園のジャイアントパンダ「ランラン」が
死亡したのだけど
同じ日に落語家の三遊亭圓生が急死した。
パンダのニュースが大きく報じられたため
偉大な落語家の訃報が
隅に追いやられた形になってしまったという。
この逸話を嘆くと共に、圓生の死を悼むエッセイである。

夕べのこと、圓生の落語を初めて聴き
ああこれは理想の落語家の声だなあとか
端正な落語でステキとか思い
どんな人だったんだろとぐぐってみたりして
過去に読んだこのエッセイの中の「圓生」だったのだと
改めて認識したところであった。
そこに、今朝のパンダの訃報。

飽くまでわたし個人の中だけだけど
パンダと圓生の縁は現在でも深い。


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