たまった食器を洗っていて ああ寝違えたんだなと気がついた。
大典は仕事に行ってしまったので日がな一日 「団地ともお」を読んで過ごしたのだけど 寝違えはどんどんエスカレートして 頭痛に発展し起きていられなくなり 最終的にはただの病人然と寝込む。 なんだかよれよれになって仙台に帰って来た。
連休の最後ってそんなものなのか。 実家に帰った時など よくものすごい頭痛に襲われ1日潰れたりする。 イベントがあると自家中毒を起こす子供かわたしは。
| 2008年05月05日(月) |
「ワンダフルライフ」を観る |
先日、これの小説版を見つけ こんな映画があったのかと驚く。 是枝監督は「幻の光」のあとはもう いきなり「誰も知らない」の認識だった。 大典がよく通っているレンタルビデオ屋で借りる。
人が死ぬとある施設に7日間逗留し そこで自分の人生から一つ思い出を選び その映画をとり、それだけを胸に抱いて あの世へ旅立つ、という設定。 その施設での、ある1週間。
おそらくほんとに素人の人に 自分の人生の思い出をきいているのだろと思う。 素の喋りをする人々。 それに、芝居をする役者。 どちらもそれぞれ素敵なのだけど それらが同居した時、どこか相容れないものがある。 融合するにはどうすればいいのだろ。
由利徹だけは、この人の肉体でこれらが融合されていた。 芝居でも素でも納得が行く!! すごい。
やっぱりこの監督の世界観は好きだ。 こっそりとした人の中の痼りと 全体を覆う優しさ。 実は小説版は、少し読んで何だか進まなかったのだけど 改めて読んでみよかなと思う。
朝ご飯に、どんぶり飯+うどんは確かに 多かった。 食べるのも楽しみで行く歌舞伎座なのに 昼休憩にまだ腹が減らず なんだかありがたみが半減。 くやしいので2階の歌舞伎茶屋で麩饅頭と 3階で紅白餅入りタイヤキを無理矢理購入。 しかしこのタイヤキで後半胸焼けが。
「ドラクル」以来の生海老さま。 義経千本桜の渡海屋、大物浦の知盛は とても仁に合っていてステキだったと思。 血まみれで尚義経勢をなぎ倒してくとこなど ぐっときた。 ラストの海に背面ダイブするとこ 人が受けとめてたのね。 3階席から観たからわかったことである。
タイヤキの胸焼けがタタり お銀座でお茶する気も起きず すたこらとおうちに帰る。 大典がレンタル屋さんで「ハチクロ」の 7〜10巻を借りてくれた。 これって完結してたのねと二人、本日気付いた。
| 2008年05月03日(土) |
「ロータスとピエーレ」を観る!! |
世話女房なっちゃんと東京駅で合流し 天王洲アイルへレッツラゴー。 最後まで埋まらなかったチケット一枚は 大典がmixiで買い手を見つけてくれた。
毎年恒例、GWのわたし的クライマックス シティーボーイズmix 「ロータスとピエーレ」!!
前から3列目中央あたり!! 席についた時点でなっちゃんと二人大興奮。
軍服のサラリーマンたち!! 初老の息子龍太郎くん!! おビール飲んじゃダメって言ったでしょ!! 鳥で群集制圧!! 一オクターブ低い生活に かすかす倶楽部のサックスソロ!! てかてか不動明王!! スキャンダラス!!
何だかぼろぼろセリフが抜けてたりする ダメダメなテンションだったけど それもこの舞台の延長線上で成り立っている!! 「ごめん、それ僕かもしれない」と 変な間が空いたことを詫びる大竹まこと。 段取りを間違えて動き始め、ピエール瀧に 「君は何故今立ったんだ」と つっこまれる大竹まこと。 おーもしーろいー
wowowのカメラが入っていた。 昼のもあるから使われるかわからないけど また観られるかもしれない。 来月が楽しみら。
連休初日、もう最大の楽しみが終わってしまった。 ああ、ほんとに後に何も残っていない。 こいう年寄りになりたいなあ。ねえなっちゃん。
| 2008年05月02日(金) |
新幹線に乗る前に買うもの |
約束の時間には割とぎりぎりめのわたしだが 新幹線の時間だけは 発車の30分前には駅に着いているよにしている。 故に時間が余る。
改札を通ってから 中の本屋さんにふらふら入り 自分の手相がわかる本を買ってしまう。 荷物に文庫が2冊入っているのに。 あとおーいお茶濃味。
| 2008年05月01日(木) |
「I'm not there」を観る |
「There will be blood」と 「I'm not there」が今 同じ映画館でやっている。 自分を強く持たねばうっかり取り違えて 観てしまいそで怖い。 とりあえず今日は「I'm not there」。
6人の俳優の演じるボブ・ディラン。 この人の人間としてのいろんな面だの 人生でのいろんな瞬間だのを それぞれ違う役者が演じている。 子供だったり、女優だったり。 あまりに予備知識がなかったため 最初、ボブ・ディランにどうつながるのか わからなかった。 ちょっとおべんきょしてから観ればよかったなあ。
リチャード・ギアがあまり好きでないのだけど 初めてちょっとよくみえた。 疲れ果てて萎えたヒーローみたいのが似合う。 出て来る曲はやはりどれもステキ。 こどもディランが唱うとこなんかドキドキしてしまう。 劇中BGで使われた曲を聴いてて うお何だこの胸が切なくなる感覚どっかで聴いたことが あるとおもったら、桑田佳祐のソロアルバムの曲と 似てたのだ。そーか桑田佳祐はディランの 影響を受けていたのかと 今日知った次第でございますよ。
1時間半くらいだったけど 頭使い過ぎて軽い疲労感。 今晩気持ち良く眠れそだ。
| 2008年04月30日(水) |
続・パンダが死んだ日 |
「酒場の藝人たち」という矢野誠一の エッセイ集の中に 「圓生とパンダが死んだ日」というのがある。
1979年の9月3日 上野動物園のジャイアントパンダ「ランラン」が 死亡したのだけど 同じ日に落語家の三遊亭圓生が急死した。 パンダのニュースが大きく報じられたため 偉大な落語家の訃報が 隅に追いやられた形になってしまったという。 この逸話を嘆くと共に、圓生の死を悼むエッセイである。
夕べのこと、圓生の落語を初めて聴き ああこれは理想の落語家の声だなあとか 端正な落語でステキとか思い どんな人だったんだろとぐぐってみたりして 過去に読んだこのエッセイの中の「圓生」だったのだと 改めて認識したところであった。 そこに、今朝のパンダの訃報。
飽くまでわたし個人の中だけだけど パンダと圓生の縁は現在でも深い。
昼過ぎに家を出て10-BOXへ。 闘う女優・奈津子さんの芝居を観に。
客席には今日もコアな居酒屋店主・あべさん。 かわいい女優・吉田さんも最前列に。 吉田さんの隣が空いてるとは思わず あべさんの隣に座ってしまった。 いや別にあべさんの隣が嫌なわけではないけど。
芝居は女性3人の芝居。 流動的な時間、シチュエーション、人物に それぞれ変化していく女優3人。 本は少し前の作品だろか。 女優さん3人ともそれぞれ 安心してみられる実力だと思うのだけど アンサンブルとして何となく 大人しかったよな気がする。 ベースラインが出来上がってこれから広がりが というとこだったんじゃないだろか。 しかし、奈津子さんが動いて芝居してるところを 久しぶりに観られたので嬉しかった。 お疲れ様でした。
終演後、バス停まで吉田さんと歩く。 東口のバスは休日でもダイヤ表がアテにならず 結局3つくらい先のバス停まで歩いた。 なんとか吉田さんとお芝居がしたい!! 想いだけ伝えても、行動が伴わないと仕方ないのは わかっているのだけど。
吉田さんの乗ったバスを見送って 踊りのお稽古へ。 どんどこしごかれ、お惣菜とヨモギ餅を いただいて帰る。
仙石線で街中まで乗り付け久しぶりの 映画館セントラルへ。 「非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎」を観る。
全く無名のまま亡くなり 彼の残した1万5000ページにも及ぶ物語と 何百枚もの挿し絵が、死後に発表された 謎のアーティスト、ヘンリー・ダーガーの 一生を追った映画。 平行して彼の長篇小説「非現実の王国」の ストーリーも紹介されていく。
遂に日の目を見ることの無かった芸術家。 貧困の家に生まれ貧困のまま亡くなった一生。 晩年、救貧院に入った彼に、作品を見た彼の元隣人が 「素晴らしい作品だね」と褒めたら 「もう遅いよ」と応えたという。 神に挑みつつも信仰を忘れず ひたすら自分の世界に没頭して一生を過ごした彼にとって なにがこの世での幸せだったのだろと 観ていて切なくなった。
その後、買い物したドラッグストアのレジで 気付いたのだけど 財布を映画館に落として来ていた。 大慌てでセントラルに戻る。 閉まってたので電話して開けてもらい 客席のハネ上げのシートに挟まった財布発見。 お手数おかけしましたセントラルのお方。
そいえば10年くらい前、 「フィフス エレメント」を観た時にも 似たよな感じに財布を落としたことがある。 あのときも死ぬかと思った。
| 2008年04月28日(月) |
色めき立つ益岡礼智の生活 |
座付作家・益岡礼智に仕事が来た。 いつもお腹が痛そな全志さんから 電話があって、何年ぶりだよと 思ったらお仕事の紹介であった。
現在 ひきもこり中の益岡兄弟はもちろん 次の公演の新作を書かなければいけないのだけど お外からお仕事がもらえたのは ものすごく久しぶりのことなので あっという間に上昇し 「やらせて下さい!!」と即答。
だいじょぶだいじょぶ 短い作品だし、新作書いてるイキオイで書けるよと 益岡礼智。 〆切りは少し先だけれど 遅筆な彼等にその辺の信用はない。 くれぐれもご迷惑をおかけしないよに 祈るのみ。
| 2008年04月27日(日) |
ニ槽式の洗濯機の利点難点 |
コクーン歌舞伎のチケ取り失敗。 何としてでも観たい…
ぐだぐだ洗濯しつつ 心の姉・いそのさんと連絡を取る。 実は芝居を観に来仙しているのだ。 ぐだぐだしすぎたため途中で 付け置き!!と言い訳して洗濯をほっぽり出し 10-BOXへ。
T-timeくまがいさんの一人芝居を観る。 会場ではコアな居酒屋あべひげ店主あべさんと いそのさんが並んで座っていた。 うっれしそうなあべさん。 おそらくほぼ1年ぶりのいそのさんは 前に会った時より大分長くのびた髪に ゆるやかなパーマをかけて とても似合っていた。初めて見るスカート姿だし。 素直に「きれいですね」言えず 「お化粧してるんですか!?」と何とも不躾なわたし。 「独身ですから!!」と力強く応えるいそのさん。
お芝居は、19世紀アジアのどこかの国の お金持ちの家に生まれた女の人の一生の話。 内側に想いをたぎらせつつも その想い自体に苦悩したまま死んで行く主人公。 そのままくまがいさんが芝居に悩みもがく姿に 重ねられる気がした。 いそのさんが「自分の情念に彼女自身が 焼き尽くされてしまいそうでねえ」と 言っていたのが印象的。
洗濯の続きを片付けていそいそと コアな居酒屋・あべひげへ。 この日を夢見ていた!! 3年ぶりくらいの、いそのさんとのひげ飲み!! 途中からふらりと現れたJR職員さんと くまがいさんも参加。
会えなかった時間に比例した話題数だったと思うけど あっちこっちいってしまいすぎ どの話も帰結を迎えず。 しかし無上に楽しかった。
芝居の打ち上げをするしないという話であべさんが 次の日から現実が待ってるんだから 夢の世界の区切りに打ち上げはやれ!!と 言ってたのだけど 芝居の打ち上げじゃなくても 明日からの現実に戻りたくない夢の時間であったよ。
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