何の期待もしていなかったはずなのに 終わりはこんなにも呆気ないモノなのかと思うと最低な気分になる。 一年四ヶ月が過ぎて、残ったのはどうしようもない言葉の欠片だけ。 響きとか、温度とか、匂いとか、いつもリアルに想い出していたモノは 今や全く現実味を失ってしまった。 あれは本当の記憶だろうか…。 現実を見据えると、思った以上に、バカみたいに悲しい。
きっと最後になるであろう手紙を書いた。 いつまでも身体の中を支配していた塊は いつのまにやら何処か遠くへ行ってしまったらしく ぎりぎりと記憶を呼び覚まさない。 嬉しいようで、とても悲しい。
さようならとか。 もう会わないとか。 そんなんじゃないけど、最後の手紙。
千葉に住んでいるお母さんの妹から電話が来た。 従兄弟(24歳男)が10月に結婚するそうだ。 ずっとつきあってる彼女さんがいて、将来は結婚するらしい。 って話は聞いた。 けど、こんなに最近に起こるとは思わなかった。 家族四人全員をご招待。と言う訳には行かず(?) 彼は、あたしと妹(中)に来て欲しいとの事。 しかも、ディズニーランドのすぐ近くのホテルで小さな式を あげるので、来たついでに遊んで行けばいいと。 祝いに行けるのも嬉しいし、加えて、ディズニーランドも嬉しい。
しかし、あんな小さかったヤツがなぁ…結婚かぁ…。 けど、何かなぁ…。 あたしより早く結婚するなよ(笑) しかし、しかし、おめでたい。
目下の目標は、小さな幸せを見つけて行く事。
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