あたしは「女」として生れ落ちて 24年たった今も、間違いなく女だ。 そして、これからもずっと。
だから「男」を愛す。 その温もりに溺れたいと思う。
あたしはいつそこに在るモノを見なくなり 聞かなくなったのだろう。
何かが覚醒し、眠り疲れたそれは内側から どんどん と扉を叩く。
女は可愛くて健気、そして、少し位強かに まっすぐ歩いてしまえば良いのだ。
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novel 山本文緒「きっと君は泣く」
あちこちに散らばった欠片を拾い集めて 小さな小さな月を作る。 闇夜を照らす美しい月を。
あたしはとても不器用だから、 それには時間がかかるかも知れない。 でも、探すのを止めないし、決して投げ出したりはしない。
ひとつひとつ根気良く組み立てるんだ。
いつかその温かな淡い光に身体全てを包むまで。
「見捨てられた花 あなたの心の中開いた」
もう、何も考えなくても良いかなぁ。 田中くんの声が聴きたいなぁ。 笑ってくれないかなぁ。 会いたいなぁ。
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