無責任賛歌
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| 2000年12月18日(月) |
もしかしたらあなたも覗かれてるかも/『だから声優やめられない!』(山寺宏一) |
スターチャンネルかどこかのCSのCMが面白いと、先日から女房に「見た?」と聞かれていたのだが、今日やっと見ることが出来た。 サラリーマンの小倉一郎が天井の電球を取り換えようとして、ふらついて倒れかけたのを、背中から岸部一徳が抱きかかえる。途端に例の「らーらーららー」と言う「タイタニック」の音楽が掛かって……。 いやあ、いいよ、見つめ合う小倉と一徳。特に一徳の細い流し目がイヤラシくていい(^o^)。
雨降りだったので、仕事帰りにタクシーに乗る。何となく仕事疲れの話から金縛りの話をしているうちに、気がついたら超常現象やUFOの話なんかをしている。 運転手さん、以前UFOを見たことがあるそうで、小学校の体育館の上に停まっていたとか。最初は小さな光球だったのだが、突然ぶわーっと膨らんで、ひゅんっと彼方に飛んでったそうだ。植木等みたいなUFOだな。 しかし、どこの宇宙から来たか知らんが、何億光年も旅してきてやってたことが小学校のノゾキか。多分宇宙のロリコンであろう。 こういう話が聞けるからタクシーに乗るのは好きなのである。
昨日、鍋物の材料に肉をたんと買っていたので、今日は朝から女房に「今晩は鍋だよ」と予告されていた。なのに出されたのは野菜スープ。肉はどうした。
『山寺宏一のだから声優やめられない!』読む。 対談相手がともかくスゴイ。大塚周夫・明夫親子、中尾隆盛・戸田恵子・大塚芳忠・堀内賢雄・鶴ひろみ・冨永み〜な・銀河万丈・高島雅羅・玄田哲章・田中真弓・関俊彦・藤田淑子・三ツ矢雄二・三石琴乃・千葉繁・坂本千夏・日高のり子・林原めぐみ・井上和彦・石塚運昇・矢島晶子・立木文彦・鈴置洋孝・TARAKO・関智一・大谷育江・宮本充・羽佐間道夫、ホンモノの実力派しかいないじゃないか。間違っても○○○○○子なんか呼んでないんだよな。 最近は声優になりたいなんて若い子に出会うことも多くなったが、正直な話、「アイドルはムリだけどぉ、声優なら楽になれそうだしぃ」みたいなやつが多くて閉口する。ともかく今、本気で声優を目指す人間には必読の本だろう。 山寺さんが『御先祖様万々歳』を自分の代表作、と言っていたのが嬉しかった。
秋本治『アキダス』、たかはしみき『こげぱん』2巻、大槻ケンヂ『偶像列伝』、大泉実成『消えたマンガ家』(文庫版)読む。なんか鬼のように読んでるなあ。
| 2000年12月17日(日) |
今世紀最後のゴジラ/映画『ゴジラ×メガギラスG 消滅作戦』ほか |
ここしばらく睡眠時間が少なかったが、ようやくゆっくり眠れる。夜11時に寝て起きたのが8時半。そのせいか変な夢を見た。 職場の若い子の中に、一人、どうしても思い出せない子がいる(ざしきわらしか)。慌てて名札を見ると「臓」と書いてある。思わず「ゾウさん?」と呼んだら、怒って向こうに行ってしまった。どうやら読み方が違ったらしいが、本当はなんて読むのだ。……そこで目覚めてしまったので、答えは分らないまま。 ああ、夢の話なのに気になって眠れん(+_+)。
女房がついに自分のHPを立ち上げる。しかも所々ミスがあるとは言え、『ゴーストバスターズ』の項目などは立派にオタク的マニアックさが現れており、我が妻ながら上出来と誉めたいほど。 何だか先を越されちゃったが、私そのうちHPを立ち上げたい。他のメンバーもそれぞれにHP作ってくれると、この劇団がいかにも梁山泊か漱石山房って感じになって楽しいんだけど。よしひとさん、C−1君、ひとつ発奮してみない?
マンガ、貞本義行『新世紀エヴァンゲリオン』6巻読む。 マンガ版はアニメとの差別化を図るためになかなか苦労している印象。大きな本屋だと紫かピンクの専用ブックカバーを着けてくれるので、買う人は「カバーは結構です」と言わないように。ちなみに私はアスカが表紙のピンクを頂きました。 エドワード・ゴーリー『うろんな客』読む。 動物とも化物ともつかぬ奇妙な「客」が突然現れ、狼藉の限りを尽くす。さらにその客がどうなったかというと、実はまだここにいるのです。……って、これ、つげ義春の『李さん一家』のオチと同じじゃん! でも本作の発表は1957年で、『李さん』より早い。う〜ん、もしかしたらこのオチのつけ方、もっと昔に遡れるのかも。
夕方より女房を誘って天神へ。「博多新鮮組」で寿司食って映画って、一昨日と全く同じパターンだな。今日は一昨日食べられなかった大玉子が食べられて満足。卵の味を殺すシャリを省き、厚焼き玉子だけなので美味い。でもそれって、既に寿司じゃないね。
映画『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』見る。 女房、見終わった後やはり機嫌が悪くなる。「メガギラス要らないじゃん」。 頼むから東宝、もうちっと面白いもの作ってくれ。そうでないとウチに「怪獣映画禁止令」が出かねん。 帰宅して『メガゴジ』の感想をオタアミ会議室にUP。反応はあるだろうか?
| 2000年12月16日(土) |
あの感触が忘れられないの |
朝もはよから容赦なく仕事。しかも今日は外回り。さすがに半袖ではキツイので、やっと長袖を引っ張り出して着る。 ど田舎に行かねばならぬので、早めにウチを出たが、駅に行くと30分に1本しか電車がなく、乗り換え連絡も悪い。1時間半も掛かるんじゃタマランので、仕方なくタクシーに乗って行くと、20分で到着(-_-;)。 フザケんじゃねえぞ、ど田舎にもホドがあるってんだ粕○町。
半ドンなのに、博多に帰り着いたのが午後2時。練習後の待ち合わせまで間がないので、一旦帰宅するのを諦めて紀伊国屋を回り千代町のパピオへ。 よしひと嬢、今日は仕事が多忙とかでお泊りなし。女房も寂しいのか、天神への買い物に塩浦、桜雅両嬢を誘う。 ジークス天神の遊べる本屋で例のエステゼリーを探すが見あたらない。別に小倉そごうの専売品ってわけでもなかろうが、他店で探す見当もつかないので、塩浦嬢に購入を依頼。……でも、女房はともかく、私が何ゆえエステ(^_^;)。 ビックカメラでソニーのデジビデTRV20を大枚はたいて購入。ウチのVAIO様はソニー以外の画像を取りこんでくれないので仕方なく買うのだ。ソニーの陰謀だァ、と女房立腹。 更にショッパーズを回り、カレンダーなどを買う。塩浦嬢もヒョウ柄の派手な服を買っている。んなもん買うからみんなから「女王様」と呼ばれちゃうのよ。 黒ウサギの耳つきの可愛い帽子があったので、女房が半額払って塩浦嬢に無理矢理進呈。後でダーリンが塩浦嬢を迎えに来たとき、呆然としていたが、そりゃそうだよ(^_^;)。女房は「ダーリンが惚れ直すんじゃないか」と言っていたが、ダーリンはロリコンじゃないと思うぞ(多分)。 でもダーリンは庵野秀明に顔はソックリである(^o^)。
帰宅してCSを見たら、偶然にも「庵野秀明が選ぶ年末ファミリー劇場」と題して『スクールウォーズ』『クレクレタコラ』『仮面ライダー(旧1号編)』『一休さん(13話まで)』『秘密戦隊ゴレンジャー』『魔法少女ちゅうかなぱいぱい』を紹介。でも庵野氏の弁では「他に引っかかったものがなかった」……正直な意見だ(^_^;)。 庵野氏、「大人って本当にアニメを見ない、マンガも読まない、テレビも見ない、映画も見ない」と言っていたが、悲しいことにそれは事実。余裕がないってのはただの弁解だ。子どもの学力不足を言う前に、大人がバカになってることに気づけよな。……はああ(´。`;)。
| 2000年12月15日(金) |
今日の日記も「スゴイ」?/映画『夜にも奇妙な物語 映画の特別編』 |
年度末で、毎日が書類の〆切。 共同作業の書類などは、私が予め種々のデータをフロッピーに入力して同僚に渡すのだが、散々待たされた挙句、結局〆切に間に合わずに上司に叱られるのは、その清書係の同僚の方になる。 当然「もっと早くデータを渡して下さい」と後で文句を言われるのだが、私だって、若い連中のデータを受け取らねば、入力はできないのよ。 でも口では「へいへい、次から改めますです」とテキトーに誤魔化す。若い子に責任転嫁するのは嫌いだ。 日頃から若い子の仕事の杜撰さについては、みんな悪態ばかりついてるんだが、それを言い出せば、上の連中だっていい加減なもんだ。自分の無能を棚に上げて若い子の悪口言うなんて、恥ずかしくないのかね? ウチの職場は内田春菊の群れかい。
若い子が何人かこのHPを覗いたらしく「スゴイ」と言ってるらしい。 ……何が? 感想があるなら掲示板に書いてもらいたいなあ。尤も、正体は隠してもらわなきゃならんけど。
帰宅して女房を映画に誘うが、夜更かしのせいか、布団にくるまって寝たまま起きてこない。 「……じゃあ俺一人で、メシ食いに行こうかな」 「(がばっと起き)あ、行く行く」 この食欲魔人が。しかも返事の台詞がスケベ(-_-;)。
結局、天神東宝に着いた時点で、映画の時間まで間がなかったので、1階の回転寿司「博多新鮮組」に入る。ここはニュースにも取り上げられた「ハイテク寿司」というヤツで、ディスプレイを押すとその寿司が流れてくる仕掛けになっている。私なんかは味気なくてつまらないが、若い人には職人と直接顔を合わせずにすむので気が楽らしい。 でもここでも女房はひたすら流れてくる寿司だけを待つ。それはそれでここに入った意味がない(^_^;)。
映画『世にも奇妙な物語』、映画になってグレードが上がったというほどではないし、アイデアもそれなり。でもラストに老人役で、旧『鉄腕アトム』のアトムのお父さんの声なんかをアテてた谷津勲さんが出てきて嬉しかった。 売店で購入したガイド本が、TVシリーズの資料も網羅していて嬉しい。映画『友子の場合』がこの『世にも』の一編からスピンオフされたものだとは知らなんだ。ともさかりえに意外にも(失礼)演技力があると知ったのは、この『友子』を見たおかげである。 よしひとさんはともさか嫌いみたいだけど、ドシテ?
| 2000年12月14日(木) |
差別語なんて知らないよ/『銭豚』(ジョージ秋山)ほか |
友人からメールで、フルタの「百鬼夜行」シリーズの第2弾が発売との情報。ああ、まだ第1シリーズも揃えちゃいないのに。でも多分また買うな(^_^;)。 今度もマニアには垂涎のラインナップ。天狗・鳴釜・河童・鵺・輪入道・泥田坊・鉄鼠・川獺、ラストは九尾の狐!(デザイン「妲己」だったりして) ジオラマ作ったら楽しいだろうなあ。そこまでのエネルギーはさすがにないが。 こうたろうくん、情報ありがとね。メール出す時間がないので日記でお礼。
小学館『日本国語大辞典・第二版』第一巻購入。50万項目収録、全13巻で値段は14000円! 基本的にこの日記には読了した作品の感想しか書かないようにしてるが、これはムリ(^o^)。 早速ページを開く。 「行く」��「性交の快感が絶頂に達する」 ……何調べとんじゃ、とバカにしてはイケナイ。国語辞典の決定版を謳うなら、俗語を避けて通っちゃいけないのだ。方言や僭称語も然り。 感動的なのは「阿呆」の語源について。中国江南地方の方言「阿呆(アータイ)」から、という『全国アホ・バカ分布考』(TV「探偵ナイトスクープ」)の説を筆頭に持ってきている。この一点をもってしても、この辞書が権威主義とは無縁の視点で編纂されていることがわかるというものだ。
マンガ、ジョージ秋山『銭豚』、相良直哉『KANA』3巻読む。 『銭豚』、なんとあの『銭ゲバ』のサイドストーリーである。「豚!豚!この銭豚!」と罵られながらSEXする蒲郡風太郎の姿は、今の若い子が見たらショッキングだろう。『浮遊雲』でしかジョージ秋山を知らない人は、『アシュラ』『デロリンマン』『ザ・ムーン』『灰になる少年』『シャカの息子』など、情念のほとばしる一連の作品群を見るといい。そこには間違いなくマンガの極北がある。 『KANA』、絵は可愛いけど、鬼の少女とヒトの少年との交流、というありふれたネタで、展開も未だし。
DVD『イワンの子馬』見る。感想はそのうち「広場」に書くつもりだが、ヒトコト言いたい。 これは『せむしのこうま』が正しい題名だ。勝手に変えるな(~_~メ)。
そう言えば例の堺市の『黒人差別をなくす会』の連中、またシュバイツァーの伝記の中に「土人」の語を発見して糾弾したとか。堺市には女性の権利がどうたらという団体もあるし、死んでもあそこの「土人」にだけはなりたくないものである。
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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