無責任賛歌
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昨日のホラ話で思い出したこと。 何年か前のことだが、まだ私が劇団のホームページでブウブウ言わせていた(^o^)ころのことである(今また復帰してるけどね)。やんちゃんこと、うずめ劇場の下村ミサト嬢から、「『雪の降る夜は楽しいペチカ〜♪』の『ペチカ』って何ですか?」と掲示板で聞かれたことがあった。もちろん「ペチカ」とは、“ロシア式の暖炉”のことである。そんなことも知らんのか、それくらい辞書引け辞書、と思った私は、イタズラ心を起こして適当なことをでっち上げてレスした。 「『ペチカ』というのは、ロシアに出没する妖怪の名前です。冬のさなか、ロシアの子供たちが、寒がってお母さんのお手伝いをしなかったり、イタズラをしたりすると、この妖怪が『ぺ〜チカ〜、ペ〜チカ〜』と声を上げながらやってきて、子供たちをさらっていくのです」 まあ、『なまはげ』ですな。こんなアホなでっちあげ、信じるわきゃない、やんちゃんもすぐにからかわれてるんだなと気がつくだろうと思っていたのだが、なんと信じちゃったんですね(-_-;)。……これだから、ヘタな冗談は言うものではない。 この手のホラ話で私が好きなのは、ゆうきまさみが『究極超人あ〜る』の中で紹介していた「バレンタインデーは、戦後、進駐軍のバレンタイン少佐が飢えた日本の子供たちにチョコレートを配ったのが始まり」というやつである。いそうだよな、バレンタイン少佐。
職場の周りを運動療法で歩いてることは前にも書いたが、ぐるりと回る途中に団地がある。団地にはたいてい小さな公園がついてて、砂場や滑り台があるものだが、春休みで、昼間から子供たちが遊んでいる。 ちょうどそこを通りかかった時に、なんだか妙に間延びした声が聞こえてきた。 「……ぽが痛いと〜」 最初は何と言ってたのか聞き取れなかったのだが、幸いにもその声の主は、同じ言葉を3度も4度も繰り返してくれた。 「ちん○が痛いと〜、ちん○が痛いと〜、ちん○が痛いと〜」 何なんだいったい、と思って声のほうに眼を向けると、5階か6階か、小学4、5年生くらいの男の子がベランダに立っていて、ズボンの真ん中をギュッと握ってモミモミしながら、件のセリフを公園の方に向かって投げかけていたのである。 想像するに、その子はちょっと前まで遅目の朝寝をしていたのだ。ふと、公園で遊んでいる友達の声が聞こえてきて、ハッと目覚め、外に飛び出した。友達もその子を見つけて、「一緒に遊ぼうよ!」とか声をかけたのだろう。もちろんその子はすぐにでも公園に向かおうと思った。けれど、ふと、自分のズボンの中が突っ張ってることに気がついた。 どうして? どうして? 今までこんなこと一度もなかったのに。狼狽したその子は、どうしたらいいかわからずに、「ちん○が痛いと〜、ちん○が痛いと〜、ちん○が痛いと〜」とつぶやき続けるしかなかったのだ。 わあ、今「その」瞬間に立ちあったんだなあ。男の子って、こういう反応するものなんだなあ。言ってることは間抜けだけど、これはちょっとした感動である。男の子は、こうしてオトナの階段を登っていくものなんだからね。……女の子にはこの感覚は分らないだろうなあ。ちなみに私の過去のその瞬間は親戚んちに泊まりに行ったときに起こったので、やっぱりすごく焦ったのであった(^_^;)。 もちろん、その子のちん○がイタかった理由はソレではなかった可能性もありはするけど、寝てる間にイタズラ好きのお母さんが先っちょにカラシ塗ったとか。ないか。
夜、『ドラえもんスベシャル』を見ていたら、映画に出てくるひみつ道具が25作全部で253個、というクイズがあった。今朝方、どこぞの教授さんが原作マンガの方を調べて1963個、と書いてたけど、アニメも全部含めて調べた人はまだいないだろう。誰かこれ、『トリビアの種』に送らないか。これを調べきれるようだったら、あの番組のスタッフもさすがなものと感心してあげてもいいけれど。
大阪で警察にとっつかまった暴走族の中に、エンジンの爆音で「ドラえもん」や「メリーさんの羊」を演奏しながら暴走していたやつがいたとか。さすが、別名、珍走団と呼ばれるだけのことはある(^o^)。 暴走行為自体のバカさ加減は今更言うまでもないんだけれど、「ドラえもん」鳴らすバカっぷりはまた一つ上を行っている。バカに対して、スタイルとか、ありようとか、そういうものを求めたってムダだということはわかっちゃいるつもりだけれども、仮にも反体制、反社会的行為を標榜する暴走族が、そんな軟弱なことして、みっともないとか、ダサイとか、全然感じなかったのか。仲間の誰も「何鳴らしてやがんだ、ふざけんな」とか言わなかったのか。 この「似合わなさ」に本人たちが気付いてないってのが何だかなあ、なんであるが、既に現代の暴走族は、一昔前の行き場のない若さの情熱の爆発とか、そんなイメージとは無縁になってるのだ。「だってオレ、ドラえもん好きだも〜ん」ってなノリなんだろうね。やっぱ「珍走団」と呼んであげるのがヤツラにゃ「似合ってる」んじゃないか。
こう立て続けだと、気が滅入ってかなりイヤになってくるのである。 俳優の中谷一郎さんが、昨1日、咽頭がんのため死去。享年73。 『水戸黄門』の風車の弥七のイメージが強すぎるようになってしまったが、まず俳優座の舞台役者であり、映画ではこの人もまた岡本喜八組の一員であり、その役の幅は広い。ついこの間もCSで『いのちぼうにふろう』に出演していたのを見たが、卑劣な同心役で弥七のカッコよさとは似ても似つかない。もちろん「名優」と呼んではばかることのない一人である。渥美清を「寅さん」としてしか認識しなかったのと同じように、こういう人を「弥七」としてしか見ようとしないエセ映画ファンが、日本の映画・演劇シーンをダメにしていったのである。もちろん、イメージでしか役者を見ようとしないマスコミの愚劣さも輪をかけて悪い。訃報も全部、「弥七死す」ばかりだ。弥七は死んでないだろうが(`´)。 中谷さんの印象深い映画の出演作を挙げていくと、たいていが岡本監督作品ばかりになる。『独立愚連隊』の石井軍曹、『戦国野郎』の銅子播磨、『ああ爆弾』の矢東弥三郎……挙げていけばキリがない。遺作も岡本監督の『大誘拐』だった。
2003年04月02日(水) ハカセ暴走!/『漫画アクション増刊 9人の宮本武蔵』/『手塚治虫マガジン』5月創刊号 2002年04月02日(火) だから仮病じゃないってば/DVD『京極夏彦・怪 隠神だぬき』ほか 2001年04月02日(月) 桜の森の満開の下/『イギリス人はおかしい』(高尾慶子)ほか
エイプリル・フールだけれど、粋なウソってのが思いつかないから正直に行く。 で、正直な話、日本人に四月馬鹿は不必要なんじゃないかと、昔から思っている。それは日本人にマジメ人間が多くて、ジョークを解さないから、ということではなくて、本人はジョークのつもりでホラ吹いても、センスのないやつが圧倒的に多いから、寒くていたいオヤジギャグにしかならないからである。 ……あのさ、「今日、あの山んとこにUFO飛んでたの見たよ」って真顔で嘘つくやつ、ホントにいるんだよ。これがジョークになってると思い込んでる神経がもう、私には信じられませんがね。それから、○○というスターのファンに向かって「○○が死んだよ」とウソつくやつ。もう、根性が心から腐ってるよな。藤子さんの『帰ってきたドラえもん』の「ドラえもんを見かけたよ」並にゲスな冗談で、一瞬ではあるけれど、そいつの脳天をぶち砕いてやりたくなる。 ブラックなギャグは好きだけれど、こういうのはブラックでも何でもなくて、ただの品性下劣な悪ふざけにすぎないのである。
で、思い出したんだけど、ン十年ほど前の四月馬鹿んときに、こんなウソをついて、ある女の子(って、当時の彼女だが)を騙したことがある。 「……ニュースで聞いたんだけど、魂の存在が科学的に証明されたんだってね」 「え? うそ! ホント?」(どうやら今日が四月一日だとは気付いてないらしい) 「マサチューセッツ工科大の研究チームがさ、ある種の電気抵抗が死んだ人の体外でも検出できるメーターの開発に成功したんだって」 「ふーん、すごい。じゃあ、やっぱり死後の世界はあるんだ!」 「……うーん、それがどうもちょっと違うらしいんだ。あまり喜んでもいられないみたいなんだよ」 「……どういうこと?」 「魂の実在は確認されたけれど、それは空中を漂ってるだけでさ。つまり人は死んだら浮遊霊になるんだけど、これって、天国にも地獄にも行かないってことじゃない?」 「ああ、そうか……」 「大変だよ、これ。天国も極楽も存在してないってことも同時に証明されちゃったんだから。キリスト教も仏教もウソだったってことになるんだからさ。ヘタすりゃ宗教戦争が起こるよ」 「……やだなあ、そんなの」 「さっき、アメリカ大統領が全世界に向けて『冷静になるように』ってメッセージを出してたよ。ローマ法王もなんかコメント出す準備してるらしいけど、ドタバタしてて明日にずれこむみたい。……ホント、戦争にならなきゃいいけどな」(と、ここで遠い眼をする) 「怖いよ、そんなの……」(と、私に寄り沿ってくる彼女) 「……大丈夫だよ、何があったって、僕は君を守るから……」 これからあとの展開は詳しく語るつもりはないが(^_^;)、“しばらくして”、ちゃんと正直に「さっきのはウソだよ」と言いました。結構怒られたけど、嫌われることはなかった。まあ、こういう“手”もあるということで。f(^^;) しげにはこの手のウソは絶対に禁物である。それこそ「UFO見たよ」と言ったって騙されるくらい単純なやつだから、パニックにでも陥られたらあとのフォローが大変なのである。
年度初めの会議があったのだが、例のトンデモさん、もう初手からトンガリまくっている。最初の会議くらいは出てくれないことには話にならないから、ともかく席に着いてもらいはしたものの、そのあとがいけない。 「ご挨拶だけはいたしますけれども、私にも仕事がありますし、みなさんのお仕事は私にはわかりませんから、この席におりましても意味がありません」 そう言い捨てて会釈もせずに席を立ってしまった。仕事が分からないって、それじゃ、あなたはなぜこの部署にいるの。もうみなさん憮然とした表情で腕組みをしている。ああ、こんなんじゃほかの人には喧嘩を打ってるとしか思われないやんか(+_;)。 会議が終わって、“取り成し”に行ったのだが、ますますトンガッてて、「もう許してください、私これ以上頭を悩ましたら病院に行きそうです」。そりゃ、みんなあなたに病院に行ってほしがってますがな、とは口が裂けても言えない。だからまた「まあまあ」と適当になだめるのだが、全く、どうしていいトシをしたオトナを子供みたいにあやさにゃならんのか。 今思いついたが、この人のことはこれからトンガリさんと呼ぼう。多分、この一年は、このトンガリさんが私の胃に穴を空けていく一年となろう。ううううう((((T∇T) 。
ようやく、劇団の公演の会場予約ができたようである。 先月はアクロスのカチョーだかカイチョーだかがインケツで抽選に外れたとかボヤイていたしげだったが、今日は競合する相手もなく、すんなりと決まったようである。ただし取れた日は12/25,12/26。んな、クリスマスの直後の年の瀬も押し迫ったころに客が来るのか(--;)。
2003年04月01日(火) K嬢のえっちな絵/『戦国秘帖 黒の獅子』vol.1(永井豪)/『20世紀少年』12巻(浦沢直樹) 2002年04月01日(月) 心機一転?/映画『ビューティフル・マインド』ほか 2001年04月01日(日) 四月バカ/『ブンカザツロン』(唐沢俊一・鶴岡法斎)ほか
早朝、仕事から帰ってきたしげが鴉丸嬢と電話している声で目が覚める。 どうやら私について何だかんだと話のタネにして笑いモノにしているようである。人が寝ていると思って、好き勝手してくれるものだ。 ホームページにアップした鴉丸嬢のイラストの色が濃過ぎるとか言ってるが、色弱の人間に色の調整をしろと言われても無理な話である。私の眼には特に濃いとも見えないんだもん。パソコン任せのオートでやってるんだが、手動で調整したらもっとヒドイ色になりかねない。多少の色ムラとかはカンベンしてもらいたいのである。 昔、ヨレヨレのスーツにコート、ちょうど刑事コロンボみたいな格好でホームセンターの中をうろついていたら、浮浪者と間違えられて警察に通報されそうになったことがあるが、そんな話まで嬉々として鴉丸嬢に喋っていた。いったいいつの話だ、もう十年以上昔じゃないか。 ……とか言いながら、実は今も当時とたいして違った格好はしていないのである。こんなホームレスもどきの格好では、幼稚園とか小学校をふと覗いたりしたら(いや、覗かないけど)通報されかねないよなあ、と自分でも思うのだが、手元にあるのは着崩れたスーツばかりで、パリッとしたものは一着も持っていないのである。日頃、しげがスーツやズボンにアイロンかけてくれるくらいのサービスをしてくれりゃ助かるんだが、いったいあのバカがアイロンをどこに仕舞いこんだものか、どこを探してもいっこうに見つからないのだ。 だもんで、自分でもアイロンがかけられない。クリーニングに出すしかしようがないのであるが、代金がもったいなくてようせん。という訳で私のスタイルは十年一日、いつまで経ってもヨレヨレのままなのである。 ……陰口叩いてるヒマがあったら、家事しろ、くそ(ーー;)。
本日も休みなので、間に昼寝を挟んで、一日、ホームページの更新にいそしむ。けれど、ここのところ映画を立て続けに見たので、その感想を書くのに追われて、マンガや小説の感想が全く書けなくなっている。 そちらを楽しみに読んでくださってる方も、数は少ないながらいらっしゃるようなので、誠に申し訳ない限りである。
今日で3月も終わりだなあ、とか考えていたら、もうすぐホームページ立ち上げて丸1年経つことに気がついた。何かイベントでもやったらいいのかとも思うが、何も思いつかない。「こういうことやってほしい」というリクエストがありましたらどうぞ。 今日はまた短いが、明日からまた出勤なので、早めに寝るのである。悪しからず。
2003年03月31日(月) メモ日記�� 2001年03月31日(土) 藤村俊二はよかったけれど/舞台『ラ・テラス』ほか
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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