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 DIARY...

やまもとあつこの音楽日記帳。毎日更新を目標にしています。

 

2010年06月27日(日)  おと
 昨日は岸和田にある自泉会館という、歴史的価値があって国の登録文化財になっている場所で演奏をさせていただきました。ひびきがばつぐん。音楽ホールのための場所ではなかったはずですが、楽器の響きや声が、ホールにしっかりと響いてあたたかく周り、音楽を奏でるのがとても幸せに感じるホールでした。こういう響きはなかなか、新しいホールにはありません。古い建造物の広い空間に限ってありますが、古いからなんでしょうか?使っている材料?天井の高さバランス?現代の小さいホール建築に是非活用してもらいたいと切に願っています。
 コンサートにはいっっぱいの方に来ていただき、またスタッフの皆さん、先生方、本当にありがとうございました。また、いいコンサートを作っていきたいエネルギーをいただいたコンサートでした。


2010年06月21日(月)  待っている赤
 真っ赤な赤いものが大好きな私のまわりは、赤い小物や文具やカバンがたくさんですが、食べ物も赤いものが好きで、リンゴやイチゴやトマトは愛しています。で、そんなわけで(?)、数年前からトマトをベランダで栽培し、好みのまっかな実を眺められる日を今か今かと待ち続けているのですが、種から蒔いて双葉から成長してぐんぐん背が伸びていくところまではいつもうまくいくのですが、まだ花と実にお目見えしていません。
 今までは蒔く時期が遅かったようで、花をつける背になった頃にはさむくなっているせいか、実までいたりませんでした。ので、今年は説明書どおりに3月に撒いてみたところ、蕾が昨日出現! のんびり期待して花が咲くのをまずは待ってみます。


2010年05月24日(月)  ホール
 先週は、甲東ホールでマリンバとヨーチンとの二つを演奏してきました。
 生み出した音が、ひびきをともなって客席の方へとんでいき、小さなニュアンスまで包んで響きにしてくれる、弾くとまた弾きたくなるホールです。
 私の弾く楽器は全部大きいので、楽器運びはケース1つのように簡単にはいかないものばかりなのですが、気持ちのいいコンサートができると、またあちらこちらに運んで演奏したくなってしまいます。
 夏・秋にもたくさんコンサートが入っているので、一つずつ楽しみに演奏していきたいと準備しています。


2010年04月16日(金)  くうかん
 先日は古い日本家屋でのサロンコンサートで演奏してきました。
 あちらこちらに入り口があり、廊下があり、本当に迷いそうな、子供でなくても走りまわりたくなるようなつくりのお屋敷でした。
 木の空間は、楽器の音が自然にあたたかくなじんで、ここちよく響きます。ふしぎなものですね。
 大きなホールでの演奏、数十人しか入れない場所での演奏、それぞれによさと楽しさがあって、いろいろなところで弾かせてもらうのをいつも楽しみにしています。同じ楽器、同じ演奏でも、空間によって音楽がかわるのがおもしろいです。


2010年03月30日(火)  どっぷり
 3月は中旬からモンゴル国の民族音楽の演奏家たちが来日し、モンゴル語とモンゴル音楽にかこまれた日々を過ごしました。今は無事帰国しましたが、とても濃くて貴重な経験をさせていただきました。何といってもやはり、モンゴルの民族音楽は民謡を様々な楽器と一緒に合奏するのがとてもおもしろいです。皆同じメロディーを元にした旋律を弾くのですが、楽器によって弾き方や装飾の仕方が変わり、誰も楽譜を見ることなく、即興的に、しかし伝統的な弾きかたどおりに、合奏すると、何ともいえない複雑で美しくからまる旋律となります。
 また、今回はホーミー奏者が3名もそろったので、同じ曲を3名それぞれ別の種類のホーミーを歌い分けて、合奏(合唱?)するのはとても迫力がありました。
 今回は主催していただいた所からの要望もあり、日本の曲は演奏しない、濃い民族音楽らしいプログラムで通し各地で演奏しましたが、いいものですね。。。また機会をつくって、いろいろな演奏家を呼んでまた一緒に演奏できればと願って、その日までにまた弾ける民謡の数を増やし、腕もみがいておきたいと思っています♪


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