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DIARY...
やまもとあつこの音楽日記帳。毎日更新を目標にしています。
2008年05月06日(火)
感心
大人のみずぼうそうになりました。それも顔に。拡大版GWのはじまり26日の土曜日から最終日までまゆげとおでこに大人のみずぼうそうのできものをたずさえて過ごす事態に。そんな時にまたレッスン、リハーサル、コンサートが詰まっていて、たくさんの人を驚かしすみません。。。転んだんですか?と決まって聞かれましたが、頭から転んだんじゃないんです、跡はまったくそんな感じのかさぶたなんですが。
小さい頃にかかったみずぼうそうが数十年後に帯状疱疹という名前で出てくる病気なんだそうで、熱はでないけど、皮膚にみずぼうそうと同じものが身体の線に沿って並んでできるものだそうです。
目のまわりにできたから目の神経を通るので激痛があるということでしたが、その痛みのおかげで眼科に行ったらすぐ皮膚科にも行きなさい今日中に行かないと入院とおどされ、初期の段階で皮膚科に行けたので特効薬を5日間飲んだら治ると言われました。普段は病院に行っても処方された薬を一日のんだら闇にほうむってしまう悪い癖があるのですが、人に会う日々を思いめずらしく言われた通りに飲み続けました。すると医者の行ったとおり4日半薬をのんだ時点ですっかり痛みがなくなりかさぶただけに。くすりってすごいと感心したGWでした。
2008年04月22日(火)
さくら
ぽかぽか陽気の過ごしやすい日になりました。空気もかわいていて楽器になによりです。
春のコンサートではひとしきりさくらの曲を演奏しました。この曲はその名曲さゆえに、いろんな国のいろんな作曲家がいろんな楽器のために書いていますが、全部ちがう味わいにしあがっているのがおもしろいところ。
私の弾いているマリンバも、揚琴も、打って音をだして、音の余韻が比較的短い楽器で、その特性がさくらの曲に合うみたいで、マリンバとようきんにはさくらの曲がとりわけ多くある気がします。その中でも、今年は偶然入手できた曲集から、これは美しい、と一目ぼれならぬひとひきぼれしてすぐに覚えてしまった「さくら」に出会うことができました。さくらの情景が浮かぶようで、弾くたびに発見があります。また素敵なレパートリーが増えました。愛着わく曲と出会えるのは演奏家としてとても幸せなものです。
2008年04月15日(火)
その次
こい演奏の仕事が数日続いていたので、へとへとになって集中力もそろそろ限界かと感じそうになっていましたが、次の日からレッスンがつまっていたので何とか気力をふりしぼらないとと思っているうちに、すっかり元気になって、レッスンが始まる時間には以前より一段と元気になりスタートしました。
おもしろかったのは、13日に行ったギャラリー名和屋でのコンサート。築150年という古い大きなお屋敷で、伝統的な日本家屋のつくりで、田の字の田の字の感じに部屋がつらなり、ふすまをとりはらうと大広間ができて、その大広間となったお部屋でのコンサート。広い縁側の外に見えるお庭と中庭も美しく、お屋敷見学をしたい楽しい会場でした。
2008年03月29日(土)
新しい曲というのは
今年に入ってから新しいソロの曲をいくつかさらってきたので、それを一つ一つコンサートごとに弾いていっています。何十回とステージで弾いたことがある曲をひくのも、毎回それぞれ会場によって、お客さんによって自分の状態によって弾き方がかわっていっておもしろいですが、はじめてステージで弾く曲というのはまた全然違うわくわく感にあふれています。人前で弾かせてもらうことで、一人で弾いていたときには思いつかなかった音楽感が出てきたり、感情がのってきて、それをおさえたり出したり、全部がはじめての感触で、まさに、わくわく弾かせてもらっています。
さて新しい曲をさらいながら思うのは、最近曲を頭に(それとも手かな?)覚えさせるのが明らかにはやくなっているという感じがします。学生時代のわかーい時は、やみくもに何十回何百回と練習して文字通りたたきこんで身にしみこませて弾けるようになって覚えられたような気がするのですが、最近はそんなにやみくもな練習していなくても、さらっているときに曲の流れを感じているとその作曲者の気分になって構成、音の運びといったところから頭に入ってするするとまずはすぐ覚えてしまって、後から弾きにくい難しいパッセージのところを練習、音楽性を考えていく、といった具合、自分でもそのわけがわかりません。音楽の仕事をするようになって、初見で上手に弾けないといけない現状があるおかげで知らぬ間に訓練されているのでしょうか。年齢と経験とともに進化しているらしい音楽能力の不思議です。
2008年03月24日(月)
兵庫県西のホールで
先日は福崎町エルデホールでコンサートしてきました。兵庫県の西の方にあるんですが、私が感じるところ、兵庫県の西の方のちょっぴり田舎な地域には、地域、町ごとに一つずつとてもいいホールがある感じがします。生でひける響きをもった音楽ホールで、客席数200〜300。こじんまりとしながらステージ設備は反響板、照明、マイク設備など整っていて、コンサートしやすいホール。いくつか行きましたが、どこもそんな感じで、またホールスタッフの方々は奏者の希望をきいて設備を整えてくださり安心してコンサートができます。ホールの音響がよく、客席数200〜300で、大阪など都心のホールだと市立府立のホールはなくて、なかなかコンサートしにくい値段のところになってしまうのですが。そんなキャパのいい音のするホールでスタッフさんもかりかりとかかたすぎとかしていないところを府か市が田舎だけでなく町中に作ってほしいなぁと願っています。
さてその日は昼間は中学校の芸術鑑賞会として、夜は一般公演として演奏だったのですが、昼は中学生たちのまじめな鑑賞態度と反応のよさにびっくり、夜はお客さんのノリのよさにびっくり、と演奏側も楽しませてもらったコンサートになりました。
それにしてもコンサートというのは、たったの1〜2時間のことなのですが、1ステージ終わるとどうしてもへとへとになっています。普段どおり演奏しているつもりなのですが、集中する力というものがステージにたつと違うのでしょうね。1ステージが終わって2ステージ目を待つ間は、へとへとを何とかするためいただいたすごいおいしい福崎名物のもちもちカステラをおみやげなのに1人開封していただいて、2ステージ目までのりきりました。
おいしくて、次の日までに1本たべてしまいました。ごちそうさまです!
いいコンサート作りをしてくださったスタッフはじめ関係者のみなさま、そして聞きに来てくださったたくさんの方、共演者のみなさま、楽しいコンサートをありがとうございました!
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