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やまもとあつこの音楽日記帳。毎日更新を目標にしています。
2006年10月09日(月)
なかなか
7日は、ヒューマンフェスティバルという催しの中で、デザインかっこいいホールのエントランスの所で演奏していたのですが、建物の構造上かなぜかそこだけ暴風域。髪の毛やスカートの裾はばたばた飛び回るし、バチは正しく軽く持っていると、飛んで行ってしまいそうに引っ張られるので、ぎゅっとつまみながら風と攻防しながら演奏。もちろん楽譜は使えないので暗譜で演奏。マイクにも風の音が入ってしまう難しい音響環境でしたが、何とかPAの方もがんばってくださって、音はよく、なかなか経験できない場所での演奏でした。。。暴風と肌寒いエントランスにも関わらず、たくさんの方が最後まで聞いて下さって、感謝しています。
8日はかの発表会で、4時間にもわたる発表会でした。いやはや、長かったですが、いろいろながんばっている方たちの演奏を聞いたり伴奏させてもらったりと、濃い一日でした。20曲伴奏することは珍しくはありませんが、一人の人の演奏会で20曲伴奏するのと、20種類のソロ演奏者の伴奏をするのは、何だか全く別物のようです。人間て、演奏って、各種各様ということを体感した4時間でした。音楽っておもしろい。
2006年10月06日(金)
合わせ、、、
今週8日に、私たちが教えている二胡揚琴笛ホーミーの教室の合同発表会があって、その揚琴以外の生徒さんたちの希望者の方たちに揚琴伴奏をしていて、今日はその初めての合わせがありました。最初は10人くらいかと思っていたのですが、20人くらい伴奏することになり、伴奏する曲は知っていてもそれぞれの人で弾き方の特徴さまざまなので、どの曲はどんなテンポでどんな感じに伴奏するのであったか、極短集中型暗記の必要がせまられてきました。発表会は4時間をこえるそうで、集中力であたまのせんがきれないように気をつけないと。
2006年09月29日(金)
昨日はいずみホール
昨日は大阪のクラシックホールのいずみホールでソプラノ歌手の齋藤和枝さんとジクールアンサンブルの共演でした。それにしても、いずみホールはやはり響きがいいですね。民族楽器はホールによっては響きが全部すわれてしまってマイクなしでは音がうしろまでとどかなかったり、余韻というものが消滅してしまったりするのですが、いずみホールはさすが、そこそこのキャパなのに余韻も音の響きも楽器本来の音色を最大限に引き出してくれます。
常々、マイクを使うと楽器本来の音や空気の振動が伝わらなくて残念だなぁ、と悩み演奏しなければならないので、昨日はすがすがしく演奏できて幸せでした。
歌とアンサンブルであわせるというのも、伴奏隊が一人ではなくアンサンブルで、指揮者もないので、昨日はあわせるという究極のアンサンブルの試験のようでしたが、なぜかみな本番は息が合って、楽しいジョイントとなりました。
このような機会、とてもうれしく幸せでした。齋藤和枝さんほかみなさま、ありがとうございました!!
2006年09月21日(木)
2つのコンサート
先日、乳幼児からのコンサートで民族楽器を演奏しました。民族楽器の演奏で、小学生ならともかく、まだ音楽とは何ぞやともわからない純粋なちびっこたちの前での演奏、難しい解説なども入れることはできないし、大人向けのコンサートの時よりも厳しい反応が返ってくるものと心配もしていたのですが、何と60分というちびっこにとっては果てしなく長い時間を、お母さんと一緒にまばたきもせずに見つめて聴いてくれている子どもたちがたくさんでした。どんなことを感じてくれたのでしょう。。。世界にはいろんな国があって、いろんな楽器、音楽があるんだ、ってことを少しでも心に残して大きくなっていってくれるといいなあと願います。
その日の夜は今度は同じ編成ながら大人のためのサロンコンサートでした。今度はおしゃべりいっぱい入れて、曲の長さや演奏の方法も反応によってちょっぴりアレンジして、昼間と同じ曲を演奏したものも、内容の違う演奏になってしまう、おもしろい体験でした。
さてさて秋のコンサートシーズン、心に残る演奏できるようにがんばります。
2006年09月03日(日)
コンサートの秋
秋になってきて、さっそくあちらこちらでおもしろそうなコンサートのちらしをいっぱい見かけます。私もコンサートやレッスンのない日を見つけてできる限り足を運んでいるのですが、おもしろそう!ぜったいいく!と飛びつくチラシのものに限って、自分もコンサートが入っている確率が高すぎるのが、おしいのです・・・。いいコンサートを見ると、また次も次も、とコンサートに足を運びたくなる中毒があらわれるのが不思議なものです。
コンサートに出かけるのは何といってもまず音を響かせるホールという場所で音楽を聴くという全身に気持ちいい感じが好きなのですが、一方自分もコンサートをする身であるので、どうも幼い頃のように単純に感動!というだけでなく、どうしても自分のコンサートにおきかえてきいてしまうのが、さみしいのですが、音楽をやっている人はみなそうかな、、、と考えていますがいかがでしょうか。
この職業をするようになって、コンサートのみならず、BGMとかテレビの効果音楽とか、音楽が鳴っているといつも知らず知らずのうちにこの音は何の楽器と何の楽器でどんなアレンジでどんな効果をねらって、、、とか真剣に分析しながら聴いてしまっている自分をどうにかならないものかと時々思います。
さて今日は某きのこをもらいました。私はきのこがあまり食べれないのですが。マリンバを練習してもらいました。
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