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 DIARY...

やまもとあつこの音楽日記帳。毎日更新を目標にしています。

 

2005年02月02日(水)  ホールでの2回目のリハでした
 昨日は各地で雪が降り積もったようで、神戸や京都や奈良の知人から、雪が積もっている情報をえたのですが、大阪はやはり、かすかに積もったと思ったらすぐ溶けてしまいました…。この寒波という日々でさえ積もらないということは、大阪で雪を求めてはいけないようです…。でも、この大雪で、大変な思いをされる地域の方もあるのですよね…。
 ところで、今日はもう間近に迫った5日のリサイタルの、2回目のホールでのリハーサルでした。今日は朝の10時から夕方18時まで、たっぷり7時間以上ホールで集中して最後の仕上げに取り組みました。長時間続けて激しく練習していると、まめが指にできてしまうので、今日は時々気をつけながら練習していたのですが、6時間目に突入した頃、ついにできかかっていたまめ4つのうち1つが破けて痛みが発生してしまいました…。ソロの演奏会をする前はいつものことなのですが、やはり今回も…。残りの3つもどうなることやら…。
 今日のリハで、本番で使うマレット選びはほぼ終わりました。マレットによって、音の響きや音色や音楽性まで変わってしまうので、とても慎重になります。客席に人が入った状態を想定して選びましたが、本番中に響きを聞いて変えたくなることもあるので、決めたとはいえ当日もまたたくさん持って行くのですが…。
 今回は全部で5曲、1時間近くソロの演奏をするので、練習するにも本番においても集中力がいつもの何倍も必要な気がします。もうあと2日ですが、ひとつひとつ自分の求める演奏や音楽に近付けるよう最後まで仕上げていきたいと思います。
 写真は解体されているところのマリンバです!私のマリンバは全てのパーツが2つ折になります。


2005年01月26日(水)  リサイタルまでもうすぐ
 新しい年がスタートし、また演奏活動が始まり、その中で春先の演奏会の準備やら、今年からの新しい企画などがあり、ここのところまた忙しくなって来ました。
 そしていよいよリサイタルまで、あと一週間ほどとなりました。24日には秋篠音楽堂の本番と同じホールでのリハーサルを行なって来ました。写真はその会場の様子です。
 やはり、ホールで弾くと家の練習室で練習しているのとは、全く音の響き方が違うので、マレットの選択から、余韻の響かせ方など音づくりの部分で、行ってみて変えるものがたくさんありました。こうやって早い時期に知れるのはとてもありがたいことです。おかげでだいぶイメージができあがってきました。
 それにしても、よく響く素敵なホールです。演奏できて楽器も私もとても幸せになる空間です。リサイタル本番では、音ひとつひとつ大事にしたいと心から思えるホールです。聞いて下さる方にもそういうところも伝えられたらなあ、と思っています。
 今はそのほか、すべての曲それぞれに自分のいろいろな気持ちをこめて、最後の仕上げをしています。来週もう一度ホールリハのあと、本番をむかえます。やらなければいけないことがいっぱいありますが、一つ一つ克服していって、演奏会では出せる限りの自分で演奏できたらと思っています。
 応援して下さっているみなさまに、感謝の気持ちをこめて必ず聞いていただきたいと思って準備している、私にとっては大きな意味のこもった演奏会ですので、お時間の都合のつく方は、ぜひ聞きにきていただけると嬉しいです。今はチケットはお申し込みいただいたら当日会場に準備しておきます。くわしくはconcertのページをご覧下さい。


2005年01月22日(土)  桜井のホール
 今日は二胡なるをさんと私の揚琴でのコンサートが奈良の桜井市立図書館でありました。本の並ぶ図書館の真ん中でやるのかと思いきや、図書館内には研修室という名で、ホールとなっている円形の大きな会場があり、そこで200人もの方に集まっていただいての演奏会でした。全体が木で作られて、ほのかに木の香りがして、音がまあるく集まる何とも素敵なところ。そして、よく見ると桜井市の桜の字にあわせてでしょう、天井からぶら下がる電灯が桜の花びらの形をしていたり、木でない部分のスピーカーなどは桜色をしていたりと、こだわりが随所にいっぱい…!写真はその会場の様子です。椅子はもう片付いてしまった時に撮りました。真ん中のステージに揚琴が残っています...。
 桜井市は木材の町ということで、木で作られたこのような素敵なホールやカフェや場所がたくさんあり、演奏にいくたびにその素敵な会場に出会います。縁がある町みたいなので、きっとまた行くことができるのではと楽しみにしています。


2005年01月19日(水)  冬がまちどおしい・・・
 寒いのかあったかいのかよく分からない日々が続いているような気がしますが、実際のところはどうなのでしょう?
 子どものころに東や北の方のあちらこちらに住んでいたためか、冬になると雪がしょっちゅう降るもの、という季節感が身体にしみついてしまっているようで、大阪に来てからというもの、雪にとんとお目にかからなくて、もう何年も冬が到来しないまま、また1年が更新されていく、、、というすごく変な気持ちになって来ています。雪を見に行きたいですが、なかなか雪の降る季節に雪の国に仕事、というありがたい機会というものは、ないみたいですね・・・^^。大阪はどうして雪が降らないのでしょう??
 北京に住む友人に聞いた話では、今は北京はとてつもなく寒い時期だそうで、雪も降れば水たまりも池も凍って、冬らしさ満開のようでした。じんじんしびれる空気なのだろうな・・・と、口には出さず、うらやましくて仕方がありません!で、私の北京に行く時期は、ありがたいことに仕事がてんてんと埋まって来てしまったおかげでどんどんのばしのばしになっていき、予定のように長く行ける期間がなくなってきてしまいました!!!何とか早く時期を確保しなくてはあぶなそうです!!!


2005年01月13日(木)  水墨動画片なるアニメはすごい
 最近は仕事がオフピークなので、楽器の練習と、語学の独習と、部屋に積まれているまだ見ていないVCDなどをじっくり見る毎日です。
 そんな中で、昨年二胡のNさんにおみやげにいただいて見始めて以来感動し続けている水墨動画片という種のアニメがあります。それは中国の水墨画のような絵が動画として動き出すものなのですが、ナレーションや言葉が音楽とともに入っているものもあれば、音楽と絵の描写だけでストーリーがすすんでいくものもありますが、どれをとっても絵はとても美しく芸術的で、かつ描くものによって、鳥なら鳥らしくやわらかそうで、葉ならその揺れ方が美しく、琴奏者なら本当に弾いているみたいに、笛ふきなら本当に吹いているみたいに、川ならまさに流れているみたいに、描かれていて、動くのがもったいないくらいの美しいアニメなのです。
 そして音楽はどれも、その風景を思い起こさせるように中国民族楽器を効果的に使った音楽で、しかも一流の楽団や演奏家が演奏していたりして、とてもとても素晴らしく、本当に感動します。
 基本的に子ども向けに教育的に描かれているのですが、大人も見ないともったいない!と強く思っています。しかもそれが60年、70年代の作品やそれよりもっと古かったりするので驚きです。
 写真はそのアニメのひとかけらです。笛吹き少年の話とおたまじゃくしのお母さん探しの話から。


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