私は もう きっと その 重みには 耐えられないでしょう
何度 手放しても 気付けば 手中に入ったまま
何度 這い上がっても 辺りを見渡せば まだ穴の中
もう 「わたし」という 生き物であることに もうすぐ きっと
耐えられなくなる
少し落ちついてみれば
本当は何でも無いこと
どうして それを怖がっているのか 自分でもわからない
何が不安なのか 全くわからない
「別のもの」だと 知っているのに
いざってときに 自分の一部のように思ってる
いつも見ていた風景が変わること
当たり前だったことがそうでなくなること
「変わること」を恐れて
小さな子どもは
肩を震えさせている
早く大人にならなくっちゃ 早く もっと 早く
何かに急き立てられるように
呼吸が 加速する
姿が見えなくても
声が聞こえなくても
傍に居てくれる
あなたがいる
それが大切なこと
私には
大切なもの
心が知ってること
「ありがとう」と言いたくなること
汚い
こんなに簡単に汚れてしまうなら
この
ココロも
カラダも
もう 要らない
何も
要らない・・・
受け入れることは
時々 難しくなくて
波打つ紅い液体が 少し いつもより早く 流れるだけ
時々 自分を忘れて
心のままに開放してやると
羽根が生えるんだ
この 背中に
この 小さな背中に・・・
どうか 全部あげるから ボクを 自由にしてください
どうか 全てを捧げるから ボクを 解放してください
あなたの白い指先が
あなたの冷たい指先が
ボクの躰を掛け抜けるとき
ボクは無になるのです
記憶の奥の炎が 知らぬ間に消されたのです
どうか 他には何も要らないので ボクを 放っておいてください
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