MIKI.PRUNEの方丈日記
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2005年02月23日(水) 地震

 午後9時59分、関東地方で地震があり
 わたしの住んでいるところは震度3でした。

 先日の震度4の地震よりも、起きていた
 せいもありますが、前回よりも怖く
 ありませんでした。

 しかし、いつ来るかわからない地震は
 不安なものです。
 
 関東大震災クラスの地震が起こると言われて
 久しくなりますが、本当にそんな日が来る
 前兆のようだからです。

 仙台の伯母さんから、早速電話が掛かってきた。
 宮城県沖地震をなど経験している方なので、
 心配をしてかけてきてくれたのだ。
 ありがたいものです。

 その伯母が、
 「物が倒れないように工夫をする。」
 「小さな地震で慣れていると安心しない。」
 「地震の大きさをよく覚えておく。」
 ように言われる。

 確かに油断は禁物だと思った。

 それにしても、日本列島はどうなっているのか?
 いくら注意しても、しきれないほど
 嫌なことばかり起こっている。

 今日の一首

  揺れ動く 大地とともに 人間も 不安を抱く 暗い世の中

  満月が 明るく照らす この地球 良いことが続くよう 祈りを込める
 

 
 
 

 


2005年02月22日(火) ゆっくりと

 ひとつのことが終わったとき
 なぜか心は落ち着いている。

 ゆったりとした流れに身をゆだねるのもいい。
 やり終えた満足感がそこにはある。

 これから何処へ行ったらいい?
 もう1度、自分という人間を見つめる。

 焦ることはない。
 これからまた始めればいいだけのこと。

 ゆっくりと考えればいい。
 これから先のことを・・・。

  今日の一首

  感慨に 耽いるときの 静かさに 身をゆだねるよ 流れのままに

  風そよぎ わたしの横を 過ぎて行く 遠き思い出 走りぬけてく 

   

 

 
 


2005年02月21日(月) ひとあし先の卒業

 今日は暖かくで穏やかな日、子供は高校の卒業式を前に
 小児医療センターを卒業してきました。

 1987,11,16(1歳6ヶ月)に入院をしてから17年3ヶ月
 お世話になった病院の卒業です。

 先日(1月31日)の検査結果を子供と2人で聞きに行き、主治医から
 「もう、病院とも卒業だね」
 というお言葉をいただきました。みんな笑顔。

 2人:「長い間、お世話になりました」

 主治医:「よくがんばったね。」「主たる病気は問題ないから、
      これからは自分自身で健康に気をつけるんだよ。」

 めぐみ:「はい、わかりました」

 2人:「本当にお世話になりました。ありがとうございました」

 主治医:「元気でね」

 2人:「先生もお体に気をつけて下さい」

 主治医:「ぼくも年だから・・・。」(60歳になられた先生)

 2人:「そんなことはありません。まだまだお若いですよ
     先生もがんばって下さい」

 主治医:「ありがとう」

 3人:「さようなら」

 1987、11、16 久喜市内の入院先の病院より紹介状をもらって
 救急車で搬送されためぐみは、40℃近い高熱が・・・。(めぐみ1歳6ヶ月)

 熱を主体とした症状はそれからしばらく続き、「今夜がヤマで覚悟をして
 下さい」といわれ、面会時間以外は完全看護で付添ことのできない病院に
 泊まったことも・・・。

 細い腕に点滴の針は指し難く、腫れて、次々に変って行く。
 両腕・両足そして、最後は首に点滴用の管をつなぐ手術をする。
 点滴の針を抜かないようにベットに手を縛られたり、それはかわいそうな姿。
 何度、自分が子供にかわってやりたいと思ったことか。
 入院後1ヶ月目に若年性関節リウマチという特定疾患と診断される。

 母親が病気で倒れてからの、1年半、毎日私が病院へ見舞いに行く。
 父親がくるのを首を長くして待っているわが子は、抱きついたら離れない。
 淋しいのがよくわかる。
 面会時間の終わりを告げる曲が流れると激しく泣き叫び、離れようとしない
 子供を看護婦さんに預けて帰り、持ちかえったおしめ(トレーニング・
 パンツ)やパジャマの洗濯と自分の食事をする日々。

 ある日、婦長さんから「お父さんが居てあげられるだけ居てあげて下さい」と
 面会時間延長の特別許可をいただく。
 他のお父さん、お母さんは帰ってしまうのに、家だけは長く居させてもらうが
 他の患者の子供さんも親御さんたちも事情を知ってか、不平や不満を言われた
 ことがなかった。(みなさんに感謝)

 ステロイドを使用した治療のため徐々に減らすためと、一進一退を続ける病気
 に1度目の退院は1989、10、2となる。(入院期間686日)
 それから月1度の通院と毎朝の検温と薬の服用が中学3年まで続く。
 (その間、1991、12、23から1992、2、22まで2回目の入院。)
 高校生になってからは、夏・冬・春等の休みになってからの検査通院を経て、
 今日、晴れて病院の卒業を迎えた。

 その当時の看護婦さんや医療スタッフに挨拶をする。
 献身的に看護してくれた看護婦さんは、ベテランや婦長さんになっているし、
 面会時間を延長して下さった婦長さんは看護部長(副医院長)になられて
 いらっしゃる。
 口々に「あんなに小さかっためぐちゃんが、こんなにりっぱなお嬢さんに
 なって・・・」「嫌な治療によくがんばったね」「長い入院で性格が
 どうなるか心配していたんだよ」「おしめ替えてあげたんだよ」等々・・・。

 でもみなさん「がんばったね」「よかったね」と言って、思い出話しや
 めぐみの成長と病院卒業を祝ってくれる。
 めぐみもわたしもこのような素晴らしい医療スタッフがいたからこそ、
 元気になったし、素直な子供に育ったと思う。

    「みなさん、本当にありがとうございました。」

 最後にめぐみへ

    「よく頑張って、病気を克服したね。えらい!」


 今日の一首

  病癒え 元気になりし わが娘 長き日々に 感慨深し

  どんなにも 辛い病気に 立ち向かい 克服したる 小さき命

  巣立つ子に 優しい言葉 かけてくる 看護婦さんにも キラリと涙

  春におう 温かな日に 飛び立とう 希望に満ちた 輝く日々へ

  

  
 
 
 
 
 
 
 


2005年02月20日(日) 月に願いを

 これは、最近購入した石原江里子さんのCDタイトルです。

 石原さんはロンドン在住のJAZZシンガーで、ピアノを
 弾きながら歌も歌ってしまうマルチな人です。

 自身がジャズ・スタンダードが好き、ロマンティックな質と
 いっているように、このアルバムに収められている曲は、
 なじみのあるものが多く含まれています。

 I Wished On The Moon 月に願いを       
 Misty
 Smile
 Tea For Two
 I Wanna Be Loved By You
 And I Love Him(Her)

 などなど・・・。

 わたしが気に入ったのは、 Misty、What A Wonderful World、
 Tea For Two、Don’t Ever Go Away、勿論タイトルの
 I Wished On The Moon もです。

 このCDは照明をおとした部屋でお酒を飲むと気分も最高。
 ピアノ、サックス、ドラム、トランペットにハスキーな石原さんの歌が
 マッチしてどこか落ち着いた店で飲んでいるような感じがしてきます。

 わたしも 今宵は I Wished On The Moon 月に願いを
 たくすことにしましょう。

 Good Night

  今日の一首

  落ち着いた ダウンライトの 店響く 心地よい ジャズの調べ

  琥珀色 グラスの氷 溶けて行く 熱き想いの 歌を聴くたび

   
  


2005年02月19日(土) 日々

 昨日、2月分の給与振込のデータ送信を完了した。
 やっと・・・。
 毎月のことながら18日前後の1週間は忙しい。

 今日は愚図ついた天気です。


 さて、先日まで読んでいた本は、三浦綾子著「銃口」です。

 この物語は、戦争と時代の波に飲まれた北森竜太と芳子の
 人生を描いたものです。
 小学校の同級生である竜太と芳子は、恩師である坂部先生の
 影響を受け、2人とも教師となり、結婚も約束する。

 結婚式を目前に控えた竜太は、昭和16年、治安維持法違反の
 容疑で7ヶ月勾留、その間に教師をやめる辞表届も書かされ、
 やっと保護観察扱いで釈放される。が、恩師、坂部先生も
 同じ容疑で捕らえられ釈放されたがすでに亡くなっていた。
 勾留中、1度だけ坂部先生と話す機会に恵まれた竜太。
 その時の2人の会話より。

 「竜太、人間が人間として生きるということは、実に大変なことだな。」

 「竜太、人間はいつでも人間でなければならない。獣になったり、卑怯者に
  なったりしてはならない。わたしはこの度ほどそう思ったことはないよ。
  竜太、苦しくても人間として生きるんだぞ。人間としての良心を失わずに
  生きるんだぞ。竜太のこと、私は忘れたことはない。いつも心配している。
  わたしは竜太を信じているし、竜太もまた、わたしを信じていると思う。
  竜太が何を言った、かにを言ったと、刑事たちは出たらめをいう。おそらく
  竜太にも、同じ出たらめを言ったいるにちがいない。」

 「先生!ぼくたち、どうなるんですか。先生も退職届を書かされんですか」

 「そうか、竜太も書かされたのか。辛かったろうな、竜太」

 「しかしな竜太、どんな時にも絶望しちゃいけない。四方に逃げ道がなくても
  天に向かっての一方だけは、常にひらかれている。やがて検事が調べだすと
  われわれの無実がわかる筈だ。裁判長は必ず公正な裁判をしてくれるに決ま
  っている。わたしたちの生まれた日本の国は、信頼できる筈なのだ。まさか
  無実の者を有罪にするわけはない。わたしは1度だって、政治的な意図を
  もって君たちを唆したこともなければ、実践させたこともない。わたしが
  無実な以上、君が無実なのはむろんのことだ。頑張ろうな。竜太。絶望して
  もいい。しかし、必ず光だけは見失うな」

  (これが坂部先生だ)

 「先生、先生は逆さ吊りにされたのですね。それでも先生は、自分を投げ出す
  ことをしなかった。ぼくは恥ずかしい。ぼくは自分を投げ出していたんです。
  もう何もかも、いやになっていたんです」

 「同じだよ、竜太。自分がこんなに弱い人間であったかと、何度自分に愛想が
  尽きたことか。しかしね竜太、自分にとって最も大事なこの自分を、自分が
  投げ出したら、いったい誰が拾ってくれるんだ。自分を自分らしくあらしめる
  のは、この自分しかないんだよ」

 「はい。でも、いったい何時までつづくんでしょう?こんなこと」

 「日本の歴史を見ただけでも、わかるだろう。日に日に世の中は変わっていく
  ものだ。よくてもわるくても、いつまでも今日の状態が続くと思うな。
  そして希望を持つんだ。きっといい人生が待っているとな」

 「先生、先生は強いですね。そんなに痩せるほど拷問を受けて・・・」

 「いや、弱いから竜太にこんなことを言っているに過ぎない。人間は弱いもの
  だよ。弱くて卑怯なんだよ。しかし、その故に、人々が節を曲げることが
  あっても、責めてはいかん。自分をも責め過ぎないことだ」

  と書かれている。

  わたしは、自分を見失いそうになったときは必ず三浦綾子さんの本を読む。
  何故なら、彼女の本は誠実に生きる人間を描いたものだから。

  自分がいやになった時。自分が不誠実な人間と感じた時。自分を見失いそうな
  時に、三浦さんの本を読むと自分が進むべき道に導いてくれる。

  自分は人におせっかいで、人の領分まで奥深く入りこむ癖があり、
  トラブルを招いてしまう。
  そして、大切な関係を壊してしまう。
  そんな自分にいやけがさす。

  だから、今回も自分を導いてくれる三浦さんの本を読んだわけです。

  見出したこと、

   人間らしく生きること

   自分を自分らしくあらしめるのは、この自分しかないこと

   絶望しても、光りだけ見失わないこと

   自分を見失わず、本当の人への思いやりと優しさ持ち続けること


  未熟な自分だが、1歩、1歩、歩んで行こう。


   今日の一首

    凍え込む 心を燃やす ひとことは 人と人とを 結びつけてる

    一冊の 本より見つけ 歩み出す 人としてなお 生きることを!



  ちなみに、この竜太と芳子は、今度こそという時に竜太が戦争にか
  かりだされたりしたが、命からがら復員を果たした竜太は芳子と
  結婚する。
  そして、竜太は教師として教壇にもどることもできる。


 
    自分を投げ出してはいけない! (自分へ)
  

   
  
  
  
 
 
 


2005年02月13日(日) Ann Sally

 今日、Ann Sally の ♪ moon dance ♪ が届く。

 早速、聴いてみて1番印象に残ったのが

 蘇州夜曲です。

 Ann Sally が情緒を込めて唄っています。

  ♪ 君がみ胸に 抱かれてきくは
    夢の船唄 鳥の歌
    水の蘇州の 花散る春を
    惜しむか やなぎが すすり泣く  ♪

 2年前に行った中国の風景が甦ってきました。

 また、新しいミュージシャンに出会えてよかった。

   今日の一首

  なつかしき 思い出の地よ 甦る 遠い異国に 想いを馳せる

  歌声に 遥か彼方の 思い出よ 懐かしさのみ こみ上げてくる  



2005年02月12日(土) ららのいた夏

 川上健一著 「ららのいた夏」集英社文庫

 これは、最近読んだ痛快青春ラブストーリーですが、
 最後には、思わず涙ぐむシーンがあります。
 涙もろい私は、やはり涙が出て(電車の中)
 しまいました。
 
 何故なら、ららのいたでわかるように
 ららは白血病で死んでしまうから・・・。
 これだけなら、「世界の中心で愛をさけぶ」と
 似ている物語で終わってしまう。

 しかし、この物語で病気の部分はわずか・・・。
 主人公坂本ららは、走ることと笑うことが大好きな
 女子高生です。
 その笑い方が「キャハハハハ」と豪快に笑う。
 そんな彼女の周りにいる人間は、楽しそうな彼女の
 雰囲気・明るさにひかれてしまう。

 走ることの好きなららは、地元で行われるロードレースに
 参加、ぶっちぎりの1位にもかかわらず、波にさわられ
 そうになった子供を助けに、コースをはずれて、そのまま
 レースに戻らずに帰ってしまうというはちゃめちゃな子です。

 駅伝では、周りの期待も高まり、注目のなか軽快に走るが
 途中で自転車の男の子たちと接触、怪我をしたまま走るが
 ダントツのビリ、タイムアウト寸前にゴールする子。

 フルマラソンでは、カトレン・ドーリ、クリスチュンサン
 ロタ・モサ(この物語では、そうなっている)世界の
 第一人者を相手に、世界最高でゴールしてしまう。

 そのレースで、競技場のトラックを走っている途中で、
 急にしゃがみ込んでしまうらら。
 なんとか、立ちあがりよろよろになりながら間一発、
 一位でゴール。
 そのまま、病院へ。検査をして白血病とわかる。

 ららのボーイフレンドは、野球部のピッチャー小杉純也。
 ららとさわやかな恋をするなかで、校内マラソンやマラソン
 では、ららと死闘と繰り広げるライバル?!
 そんな彼もプロからスカウトされ、入団1年目に大活躍し、
 優勝決定する大1番に先発を任される。

 ららとの約束を守るため、最後まで投げ抜く純也は、九回に
 清原にチャイニーズ・ホームランを浴び、ららの死を知る。
 マウンドで号泣する純也だが、やがて、涙を吹き、バッターに
 剛速球を投げたところで物語は終わる。

 ららの笑顔とさわやかな恋物語とマラソンや野球などが
 うまく描かれ、読むもののこころをとらえて一気に
 読んでしまった。
 読後感のさっぱりした本でした。

 今日の一首

  爽やかな 風とともに 走りぬけ こころに残る 本と出会える

  涼風の 如く恋する 若者の 檸檬味の 恋物語よ
 
 
 
 


MIKI.PRUNE |MAIL

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