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いつもどおりに一日が始まり、いつもどおりに過ぎていった。
昼は玉子丼。考えてみるまでもなく、普段食している玄米が、純粋に不味いことがわかる。数週間前、F氏が北米の玄米一口に、ものすごい反応を見せていたが、その時初めて、こんな不味いものに「耐えている」自分に気付いたのかもしれない。元々グルメな体質ではないが、本当に美味しいものと美味しくないものとを区別できなくなる、むしろ日本の食材がいかに口にあっていたか、いかに良いものに恵まれていたかを忘れるほうが問題だ。違いに気付いていようといまいと、慣れきってしまうのは怖い。実家にあるピアノは、実は4年以上調律していない。ここ数年のうちに、数えるほどの作品しかマスターしていないが、その間に音感が失われたあるいは狂いはじめただけではなく、本来作曲家が作り上げた曲からはかけ離れてしまい、間違ったものを、マスターしたつもりになっているのかもしれない。その曲に似ているに過ぎない音楽を、私が演奏する限りの本物として慣れきってしまっているのだと。
書くことがないので、いつもの癖で行を無駄に使う。昨日、Yves Rocherで買ったばらのオードトワレだが、これはばらのイメージというのではなく、もうばらの花びらそのものである。花粉さえ残っているような。ばらの花束に直接顔をうずめているような。失敗かと思ったが、数時間後には花束から開放され、まるでばら園にいるかのような、良い雰囲気をかもし出す。
トロントへ。市庁舎を通ると、噴水だったところが屋外のアリーナになっていた様子。まだ整備中だったが。イートンセンターへ。買い物の目的は決まっているので、目当てとする店に直行。とりあえず探していたものは見つかったか。100%満足というわけではないけれど。ここまで探しに来たというだけで、妥協は許される。というよりこれで許して。ウィンドウショッピングには興味はなく、当てもなくモール内を歩き周る気力も暇もないので、いつものルートである書店へ。イートンセンターが便利なのは、本選びと本以外の買い物が同じ場所でできることくらいだろう。哲学と、フィクション小説のコーナーでかなりの時間を過ごし、結局雑誌とブックカバーだけを購入。バスターミナルへ。ロンドンまでの間、2nd to noneの19番以降ばかりを繰り返し聞いていた。ロンドンのターミナルから出た瞬間、目の前に雪の大きな塊が落下。"GREY HOUND"の立体になった文字盤の上に積もっていた雪だったようだ。しかしいつも吹雪いていますね、ロンドン。
Time is money.(5年以内に。)
| 2004年01月26日(月) |
Keep going |
自分自身に対する認識は正確であり、自分の中でいかなる食い違いは起きるはずがないと信じていた。しかし、今現在のところ、同時に叶うはずがない2つの夢を持っているわけで。その時点で自分自身に矛盾している。どちらも譲れない夢であると断言しつつも、同時に叶わないことは前提であるし、少なくとも一方は心から願っているとはいえないのではないだろうか。
しかし、明らかなのは、選択肢は今の時点で自分には向けられていない。分かれ道に遭遇するまで上り詰めたら、その時初めて考えたとしても遅くはないがする。結局、常に前進せよという至ってシンプルな結論に落ち着くのである。
| 2004年01月25日(日) |
Stick to it |
昨日の反動。1日の半分以上は寝ていた。秒読み段階に入っていることもあり、さらに勿体無さを感じた。貴重な一日を無駄にしたという。しかし昼寝のほうが、何故か疲れが取れやすいと思う。夢も見やすいと同時に、現実の中にいる自分自身を認識しやすい。
イメージトレーニングという言葉をよく聞くが、スポーツ選手はメンタルトレーニングとして、日々の訓練の中に取り入れているという。競技前に、自分の演技をイメージし、それを本番で復習するにすぎないらしい。長期的にみて、自身が実現不可能なことは、まずイメージする段階から不可能であると私は思う。あまりに能力不相応であったり、現実味がなかったりと、自分で気付いている気付いていないに関わらず、夢を抱くというのと、夢に向かって進むというのは全く違う。自分の目標とする姿をイメージできるということは、今確実にその一点に向かう道の上にいると思って良いだろうし、またイメージすることを忘れると、目標は薄れていくばかりであるだろう。
今晩はさすがに眠れそうもないので、もっと早く書くべきだったメールをまとめて書こうと思う。自分の目標に真剣になるのは結構だが、彼らによって生かされているべきである周囲の人々をなおざりにするのは許されることではない。
Little things I should have said and done I just never took the time You were always on my mind You are always on my mind You are always on my mind
from "Always on my mind" by Elvis Presley
普通じゃない寒さで、バイトの行き帰りが毎日大変、しかも面倒。最近は歩道の除雪作業が進んでいて、歩く道は確保されるようになったが。しかし、雪の下に段差が隠れていたり、踏み固められ滑りやすくなっていたりで、ただ歩いている間じゅうも、緊張は絶えない。大袈裟か。
雪は青い。太陽が沈んだ後、暖かな空気の部屋から見える、窓の向うの雪は青く映る。昼間は雪に水晶が散りばめられたようにきらめき、見ているとほっと息を吐く、温かささえ感じる。街の中の銀世界に迎え入れられたように。一転して、夜の雪は極寒の世界を恐れる私を待ち構えているように見える。
深夜、あいかわらず読書。ルームメイトたちが遅くに帰宅する。ジェイミーがドアをノックする。そして、別れが近いことを知るのはドアを開けてすぐのことだった。
Memories, pressed between the pages of my mind Memories, Sweetened through the ages just like wine
from "Memories"by Elvis Presley
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