Silent Song
DiaryINDEXpastwill


2002年11月29日(金) 「楽園」

どんな生き物も
どんな人間も

誰一人、不幸だったり
苦しんだりするもののいない

貧困もない
差別もない
偏見もない

皆が、全員が、
笑いあって幸せに
過ごせるような世界、楽園。

どこかから神様が現れて
この世をそんな楽園に
してくれないかな・・・。

この世にそんな風にしてくれる
神様がいれば、
この世はこんなに殺伐な
理不尽な世界じゃないのにね。

人間は所詮”人間”だから、
愚かな生き物だから
どんな英雄でも
どんなリーダーが現れても、

この世界を「楽園」にはできない。

神サマが本当に現れて、
この世を変えてくれたらいいのに。


↑エンピツ投票ボタン
My追加

2002年11月17日(日) 過去の自分を愛せれば・・

今から何十年前の
小さな子供の頃の”昔”の自分を
”今”の私が愛せるなら

今”現在”の自分を
これから何十年か先の
”未来”の自分は、
きっと、愛せるだろう

今から何十年前の
泣いてる小さな”昔”の自分を
”今”の私が抱きしめてやれるならば

今の泣いてる”現在”の自分を
これから何十年か先の
”未来”の自分は
きっと、抱きしめられるだろう。


そんな風に思えるなら

どれだけ今、
苦しくて悲しくて辛くても不安でも
今の自分は
"未来の自分"にちゃんと見守られている。

「今のワタシ」は、
「未来のワタシ」という存在に
ちゃんと愛されている。


↑エンピツ投票ボタン
My追加

2002年11月15日(金) 「生まれてきてくれて、ありがとう」





----------------------

あなたに会えて
本当に、
良かった

嬉しくて
嬉しくて

言葉に
できない

-----------------------
(小田和正さんの歌「言葉にできない」より)


君に会えて本当に良かった。
君の姿を見てると
心が癒される。
心が暖まる。

数ヶ月前、
向かいのコーポの前を通ったとき
出窓越しに部屋の中から、こちら(外)を見ていた君の姿を
偶然に見かけたこと、あったよね。

あのときは
「あ、猫ちゃん飼ってるんだ。可愛いなぁ」と
思っただけだった。
こんな風に実際触れ合うようになるなんて
思いもよらなかった。

・・・時が経って、
その部屋の住民は引っ越して
部屋は空になった。
住んでた人はどこかにいなくなった。

・・・君を残して・・・

その部屋には、すぐに
別の人間が入居した。

そして君は今もココにいる。

・・君は一匹の「野良猫」。

君の命は人間からしてみたら
とても小さく写るかもしれない。
関わりのない人からしたら、
ただの一匹の野良猫なのかもしれない。

でも私には、大切な存在。
君の存在に、命に、とても感謝してる。

君は私に”与えてくれた”

      「生まれてきてくれて
             ありがとう。」


↑エンピツ投票ボタン
My追加

2002年11月14日(木) 人間みんな一度、心の問題や病を通ればいいのに。

こんなこと言うと
心の問題や病に苦しんでる人に
(というか自分もその一人なのだけど)
「なんてこと言うんだ」なんて
非難されちゃうかもしれないけど、

でも
私はね、

「人間みんな一度、
心の問題や病を経験してみたほうがいい」
と強くそう思ったりするんだ。

そうしたら
心の問題や病を抱えてる人間の
苦しみ、辛さ、不安、恐怖、
もっといろんな人が
理解できるようになる。

どれだけ大変なことか、
どれだけ苦しいことか

本当に
それは経験した人間じゃないと
わからないと思う

ヒトは自分が経験した痛みや苦しみしか
理解できないから

だから

自分が痛みを感じれば、
その痛みを感じる人の
気持ち、わかるよ。

そしたら、もう
心無いことを言ったり、
無責任な批判や解釈なんて
きっとできなくなる。

絶対、
できないよ。

そうしたら
偏見だってなくなる。

そうしたら
もう仮面をかぶったり、
自分を偽って無理して働いて悪化したり、
「フツウ」の人に冷たい目を向けられたり
縮こまって引きこもらないで済むのに。

もっともっと
苦しまないで生きられるようになるのに。

そしたら、
追い込まれて自分で自分の命を絶つしか
なくなってしまう人が
きっと少なくなる。

そこまで追い込まれる前に
助けてもらえる。

「人間みんな一度
そういう人の痛みや
苦しみや、悲しみや、辛さや
味わえばいいんだ。」

そして

余裕のない病んだ立場の人を
余裕がある元気な立場の人が支え、
お互いにもちつ、もたれつで支えあい、
癒しあい、

        最後には
     皆で幸せに笑いあいたい。


↑エンピツ投票ボタン
My追加

2002年11月13日(水) ”たっぷたっぷ”と揺れられて

人生って本当に波乱万丈の
旅だと思う。

好もうと好まざると
自分の気持ちなんておかまいなしに

色んな出来事や
悩みや・・・
苦しみや葛藤の嵐に
自らが飲まれてしまうことが
何度も何度もあって・・・

そのたびに
まるで真っ暗な森の中に
迷いこんで
永遠にその迷宮から出られないような
苦しみや不安や悲しみや恐怖を味わう

また
人の心の持ちようも価値観も
自分のおかれてる環境で
大きく揺れ、変化する。

酷い苦しみや
人の冷たさに
純粋な心が傷つき
刃でズタボロになって

余裕がなくなり、
自分の心が荒んでいく自分に直面し
ものすごく
そんな自分が嫌で嫌で

「なんて自分ってイヤな人間に
なっちゃったんだろう・・・」

もう、元の自分になんて
戻れないように感じたり・・・。

でも人生って
色んな自分、色んな時期がある
のかもしれない。

悩んだり、苦しんだり、
余裕のないときは
嫌な自分になったって
いいんじゃないのかな。

あるがままで
いいんじゃないかな。

人間だもの、
逆にそれが当たり前だよね。

怒るときもあり、
悲しみの日々を過ごす時もあり、
また晴れ間が見えてきて
元気に過ごせるときもあり・・

きっと海の海面が
たっぷたっぷと揺れるように

人の人生も
そうやって、”たっぷたっぷ”と
しながら流れていくのかもしれない。

人生のストーリーは
まだまだ先が残されてる。

焦ることなんて
きっと、ない。


↑エンピツ投票ボタン
My追加

2002年11月11日(月) 「闇の中で雲を掴む」

見えない不安と戦うのって
とても苦しい・・。

戦おう、消そう、なんとしたい、と
思えば思うほど、
余計焦って余裕がなくなって…
結局、不安が更に不安をよぶから
悪循環なのかもしれない…。

先に元気に健康になれるなんて
希望の確証なんてない・・
でも、
「きっとそうなる。大丈夫」って、
そうなることを【信じる】ことって、
本当に、本当に難しいね。

先の見えない真っ暗な中を
希望を「信じよう」としても
…まるで
闇の中で雲を掴もうとしているよう。


↑エンピツ投票ボタン
My追加

2002年11月09日(土) 人と人との「関係」は型で分類できるものなのだろうか・・

なぜだろう

なぜ
あなたとの関係は

こんなに怖いし不安なの?

あなたは私を受け入れてくれる。
受け止めてくれる。

私の考え、葛藤、心の問題、
あなたへの気持ち、そして悩み、
全てを話し合い、知り、理解したうえで、

あなたは
私に幸せになってもらいたい。
それが一番の自分の望みなんだと。

私の心の問題を
まず解決しないと、癒さないと、って
あなたは言ってくれる。

今までの人生で押し殺してきた
依存や甘えを
遠慮なく自分ぶつけて欲しい。
それを満たされることが大事だから、と。

「レンアイ」という枠やエゴを超えた
親の愛に近いものを
私に注ごうと、
私を支えよう、助けようとしてくれる。

だから、あなたは
私にとって、とても大きな心の支え。

その存在が・・・。
私の一番心の奥底の深い淋しさや
空しさを癒してくれる。

でも

それだけなんじゃないかって
好きじゃないのに、
ただ単に依存してるだけじゃないかって

いつも悩んでる

それがさらに
怖いし、不安をよぶ

でもその苦痛を
関係と一緒に絶つことが

私にはできない。

無理して絶とうとしたら
反動が自分の体を傷つけた。
恐ろしいくらいのエネルギー・・。

でも、
いくらあなたが
「自分がそうしたくてしてるんだから
君は気にする必要ないんだよ?」
って言っても、

そんな私たちの、
恋愛のようで親子のような
そんな関係

他の人にはなかなか
理解されないね・・・・・

いつか
いつか

私がこの心の矛盾や依存の問題から
開放されるときがくるのかな?



↑エンピツ投票ボタン
My追加

2002年11月08日(金) 〜自傷〜(甘えと自罰)

感情が辛くて
押さえ切れなくて

醜い
情けない、どうしようもない
恐ろしいほど未熟な自分を
頭の片方で感じつつ

でも
止められず

カッターで
自分の”もも”を
一直線に傷つけた

強い激しい感情がこもってたから

ちょっと深く切れた。

    それは「復讐」だった。

自分の身体を武器にすることで
相手に強いメッセージを訴えたかった
「甘え」と、「恨み」・・・

反面

    それは「自罰」だった。

「切りたければ切ればいい」
「好きなようにすればいい」って

言われれば、態度にされればって、

こんな甘えた情けない自分なんて
見捨てられればいいと

どうか突き放してやってくれ!と
自分自身をもっと苦しめてやれと
自らを罰し、抑圧しようという
もう一人の自分。


「こんな私なんて、こんなダメな人間なんて
傷つけていいんだ!死んだっていいんだよ!」

自分を破滅に向わせる
強い情動

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ワタシをどうか受け止めて
見捨てナイデ

デモ

コンナワタシ、
どうしようもないワタシをドウカ罰して
見捨ててヤッテ・・!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

強い二つの相反する矛盾した感情が
自分の中でぶつかり合い嵐になる。

------------------------

自分の姿。

そんな自分を、
この傷跡を見るたびに
思い出すだろう。

そういう熱い矛盾した
自分すら自覚しないでいる
押さえつけた強い欲求と、矛盾と激しさを。


↑エンピツ投票ボタン
My追加

2002年11月07日(木) 私の小さな”トモダチ”

君はそんなに純粋な瞳で
真っ直ぐな好意で

私のことを慕ってくれるんだね。

甘えてくれるんだね。

仲良くしたいって思ってくれるんだね。

     君は野良猫
 
でもね・・
すごく嬉しかった。

私たちは種類は違うけど

冷たい世界に生まれ落ちた「野良猫」同士

厳しい冬がやってくる。
吐くは白く、
凛とした空気は肌に冷たい。

君は日に日に痩せていく・・
君の真っ白な身体は日に日に
汚れていく・・



『一緒に頑張ろうね』
『頑張って、生きてこうね』



君の頭を何度も何度も撫でながら
心でつぶやく。

はじめは上から”可愛がって”撫でていたのに
君のココロを感じたせいかな
次第に同じ高さで”仲良く”している自分になってる。

君のまん丸な瞳はすごく綺麗で純粋で。

忘れていた
子供のころの純粋の好意や親密感を
ふと思い出した感じがした。

人間はどうして
純粋な気持ちで、真っ直ぐな心だけで
仲良くしあうことができないのかな・・

君たちのように
ただ”仲良くしようヨ””遊ぼうヨ”って
純粋な気持ちで、単純に
仲良くなれたらいいのにね・・・

人間は複雑すぎて・・・。

私は人間は嫌いだし、
人間には馴染めない。

私を君たちの仲間にして欲しいよ。

    「君は私の小さな友達」

癒してくれて、ありがとう。

暖かい気持ち、分けてくれてありがとう。

どうか、
悪い人間に、その瞳を純粋な心を
どうか
傷つけられないように。


↑エンピツ投票ボタン
My追加

2002年11月05日(火) 救われぬもの

今晩のテレビ番組で、色々な「依存症」について
とりあげてたので興味をもってみてみた。

NHKとは違い、民放によるゴールデンタイムの
バラエティっぽい作りなので
正直その内容にちょっと軽薄(不謹慎)にも感じたけど・・
(関係のない人間が、軽々しく笑ったり冗談めかしたり
興味本位で取り上げるような問題じゃないって思うから。)

でもそれを見て自分なりに色々感じることは多かった。

その番組で取り上げられてた「依存」は
「アルコール依存」「摂食障害」「薬物依存」等だった。

ことに「摂食障害」の部分は、
実際摂食障害で苦しんでる人の姿や所感で
こみ上げてくるものがあった。

摂食障害で病院に駆け込んでくる人の大半の背景には
家庭環境に問題がある場合が多いらしい。

-------------------------------------
家庭で安心感がもてなかった・・
親から「ありのままの自分でいていい」という
メッセージをもらえなかった・・・
-----------------------------------------

その中に出ていた摂食障害で苦しむ女の子の言葉

「自分を苦しめたい。
 自分のことが好きになれない」

長袖をまくった腕には、沢山の傷跡。
痛々しい、自傷した跡・・・。

痛いくらい、その気持ちがわかる感じがした。
過去のその子と同じくらいの時の自分の姿も
重なった。

あのとき、私も自分の身体を無数傷つけていた。
ただ毎日、死にたかった。
でも、どうにも苦しみが救われないから、
自分なんてどうなってもいいと思ってた。
ストレスと空しさの苦痛から、何かを食べた。
過食によって一瞬だけ虚しさが癒される。
でも、その後の罪悪感・・。
そして太っていく自分が、ますます嫌でやりきれなかった。

・・・今現在も、あのときの心理状態に近くなってるけど、
今のところは自傷はしてない。
・・・でももう、時間の問題のような気がする。
食べ物に走りはじめてるし・・・。

「依存」って色々あるけど、
根底にある心の問題は意外に近いんじゃないかなって
思ったりもする。

みんなどこか辛くて、生きにくくて、苦しくて
・・淋しくて、虚しい。

でもそれを一人の力ではどうにもできないから、
心を何らかの代替で癒そうとする・・・。
でも悲劇なことに、それが今度は自分の首を絞めるのだ。

じゃあ、どうやったら、
救われるんだろうね・・・・・。
自分ではどうにもできないのに、
必死で別の対処方で生きられるようにしようとしても
今度はそれが自らを苦しめるなんて・・。

でも、正直、私は、
この番組の依存症の問題を抱えてる人に関しては
「羨ましい」と反面思った。
(なんて言うと、その問題で苦しんでる人に
怒られちゃうかもしれないけど・・)

「アルコール依存」にしても「摂食障害」にしても
今はもうメジャーな問題になっていて、
世間でもかなり知られてる言葉で、理解も多少あるし、
自助グループだってあるし、医者だって取り合ってくれる。

確かに今は苦しいかもしれないけど、
まだ「救い」の希望や道があるじゃない。

メジャーでもなく、当然自助グループだって希少で、
医者だって取り合ってもらえない
そんな心の問題や依存症を抱えてる人間は、自分は
「回復の希望」すらないんだよ。
頑張る場所さえない。
どうしていいかさえ、わからない。

人にも理解されないから、心を閉ざして、
なんとか「付け焼刃の対処」をしながら
(でもその対処法は非常に大きな苦痛と障害を生むけど)
ただ苦しみ、苦痛と酷い孤独に耐えながら、
常に死を抱えながら、生き延びていくしかない。

「救われるもの」と「救われぬもの」

世の中って不平等だと思う。
同じ心の問題を抱える人間同士でも。






↑エンピツ投票ボタン
My追加

静花 |HomePage