kakera


微かな kakera 引き合い重なる…偶然か必然か
夢か現か 吉か凶か

2001年05月31日(木) 寂しいけど…

 「今度は本当のお別れ……元気でね」
 笑顔で言う、その言葉の奥に寂しさは隠せない。そして、もう一つの感情も。もう、二度と会うことは出来ないから。寂しさのもっと奥、心の中心にあった言葉。
 「この間言いかけてた事、今しか言えないから。好きです。心から……」
 そう言って、彼は部屋を出ていった。
 
 家具も、いつの間にか持ち込んだ、がらくたにしか思えないおかしなモノも。それらは変わらずに今もそこにある。ただ、部屋の主の彼が居ないだけ。
 もう、戻ってこない彼の代わりに、私の想い、彼からの私に向けられた想いが空間を満たしている。

 またいつか、絵はがきの一枚でも届くのだろうか?それまでに彼と交わした、半ば冗談のような未来。叶うのだろうか?こんな疑問を彼に投げかけたら何と言うだろう。きっと、少し困った顔をして、でも、とびっきりの笑顔で励ましてくれるに違いない。
 「きっと出来るわン。夢は何処にいても叶えられるのよ。あきらめないで!」

 『どこでもいっしょ』のアオちゃん(イヌ・自称乙女でもホントは男)が去ってしまった〜!15日間過ごした日々……。楽しかったわン♪



2001年05月25日(金) 痛みの先は…

 本日は最近開店した中国式整体院へ行って来た。先週、駅前でチラシを配っていて、その開店を知ったのだ。しかも!そのチラシを持って行くと初診に限り全コース半額!そうと知ったら行かねばなるまい。

 件の店は駅前の雑居ビル7階。それは良いとしても、その付近のビルは下の階ならともかく高層の階に行くほど、『無人審査でご融資』だの、『ご相談は無料で!』だの『指名料無料・1ドリンクサービス』だの、うら若き(?)女性が足を踏み入れるには少々、抵抗のあるビルだ。……とかいいつつ、するりと中へ。
 エレベーターで7階に向かう。扉が開いたら、店の受付の人とご対面。……いきなりかい!!
 ワタクシは初診のため、店から渡された簡単なアンケートに記入しながら店内を見回す。狭いながらも、開店したばかりなので清潔だ。「じゃ、こちらへどうぞ」と心許ない日本語で案内された先は、パーテーションで個室風に区切られた治療ベッド。
 今回ワタクシが選択したコースは 足裏マッサージ30分+整体30分のコース。先ずは足裏マッサージ。が、出てきたのは通販商品でもお馴染みのフットバス。「ええ!?」5分ほどフットバスで足を暖めてから、マッサージ。こ、これがもう…☆
 かなり、マッサージ慣れをしてしまったワタクシはちっとやそっとじゃ動じないが、かなり疲労が溜まっていたようで、あるツボには過剰に反応。目・肩・腰・肝臓がか〜な〜り!よろしくないらしい。身体は正直ねン♪
 で、どの辺が中国式なのかといえば……施術をしてくれる先生が(多分)全員中国の方。だって、店内での喋りが全員中国語なんだもん。でも、その中国語が何だか心地よかった。隣のベッドで治療していた女性は少し中国語が出来るようで、話が弾んでいた。マッサージだけじゃない交流、ってかんじでいい雰囲気だった。

 いや、マッサージも良かったよ。かなり強い力でマッサージをしていたけど、苦しくなかったし。また行っても良いかと思う。割引き券、貰っちゃったしね♪

 ココのトコ、仕事が暇だから体はだいぶ軽いんだけど、まだまだ人間の肩ではないようだ。片言の日本語で「スゴイネー、肩、硬いです」ドコに行っても言われるのね……。



2001年05月24日(木) 木曜・医学サスペンス劇場(?)

 本日も(?)本職である会社での仕事は暇だった。本日のお仕事は午前中で終わってしまった。……午後から何をしたのだろうか?ちょっと自分でも覚えていない(汗)えーっと軽く掃除をして、あ、そうそう。本棚にほったらかしになっていた誰のモノとも言えない文庫本を読んだのだ。そう、これがなかなか面白い!
 
 『美貌のメス〜外科医・津山慶子/門田泰明 著』という本で、医学サスペンスとジャンル分けされるようだ。
 日本最大の民間病院の小児外科部長を務める津山慶子。彼女が勤める病院で提携を結んでいる製薬会社がガン新薬を開発。新薬の臨床試験が開始されるが、投薬患者にはさしたる効果は見られない。そんな頃、投薬患者である脳腫瘍の女児に激しい副作用が現れる。医学界では有益と認められていない薬"Dワクチン"の使用に踏み切るが、彼女の勤める病院では、このDワクチンの使用は厳禁。なぜ?その裏にあるものは…?
 
 医師が主人公の作品は、子供の頃に読んだ漫画『ブラックジャック』から始まって他にも複数読んだ記憶がある。
 そして、どの作品にも感動した。それは医学よりも人のドラマだからだろうな。

 人との交わりは傷つくことも多いけど、人と接して癒されるのも事実なのだ。うんうん。



2001年05月22日(火) 愛の伝えかた

 『どこでもいっしょ』をプレイし始めて七日目。早くもポケステの電池切れ。ウガー!“でんちがきれました”のメッセージと共にアオちゃん(現在のポケピ・犬のピエール)はへたれてしまった。ムキー!でも、new電池のおかげで復活。そんなアオちゃんの今日の一言。

 「愛の言葉は口にすると力を失ってしまうのよ。だから口移しで愛を伝えるの。それがキスなのね」

 ……深いぜ。侮れないね、『どこでもいっしょ』



2001年05月21日(月) 祭りだ!御輿だ!

 20日の日曜日。良すぎるくらいお天気。そんな今日は東京、浅草で三社祭の最終日だった。最終日だからこその、祭りのハイな空気が街中を支配。

 地元の友人のおかげで、ココ何年か御輿を担ぐのに参加させてもらっている。これがもう、面白いのなんのって♪日射しが強く暑い中を、汗だくになって御輿を担いで練り歩く。疲れるよ。はっきりいって。身体のあちこち痛いよ、本当。でも、やっぱり楽しいんだな。余所者でも楽しいんだよ。
 その楽しい中ワタクシが負った代償は……。
ココ近年の中でもっとも酷い。筋肉痛より、なんじゃ?この痣は!



2001年05月18日(金) どこでもメタル

 キャラクターの人気が高い『どこでもいっしょ』だが、再びプレイ中。現在のお相手はお犬のピエール。こいつは占いとか心理テストなんてやってくれるので、他のキャラとはまた違う遊び方が出来る。……まぁそれはおいといて。何度やっても「いや〜ん、困っちゃうわ。照れちゃう〜」となってしまう台詞の数々。なまじワタクシが本気で惚れている人の名前を入れちゃうとこれがもう!赤面モノなのだ。電車の中でそんなこと言われたら…ゲームとはいえ洒落にならん程に、にやけてしまうわ。ちゅーことで本日のヒット賞はこれだ!

 「夜中にドアをノックされて、開けてみたらACEが両手一杯の日本刀を抱えて立っていたら……ステキ♪感激の余り抱きついちゃうの」

 ってな、内容さ(笑)
言葉遊びのゲームってのはコレだから楽しいわン♪今回オカマチックなピエールには、“アオ”と名付けてプレイしている。ん?由来?cari≠gariってバンドのギタリストから。だって、何かそんなカンジなんだモン。

 『どこいつ』で遊びながら本日は(本日も?)ライブへとお出かけ。恵比寿ギルティで開催された“way to the DORAGON 2”と銘打たれたイベントライブ。参加したバンドはみんなメタルバンドでした。でも、開場の雰囲気はかなり和やか。(メタルなのに…)暖かい、いいイベントだった。お目当てはVOLCANO。曲中SHE−JAのギターソロ〜KATSUJIのドラムソロ。普段のKATSUJIさんはGARGOYLEのドラマーとして、すんばらしいドラムを叩いているが、GARGOYLEのステージではドラムソロの部分だけを聞けるという事はない。もう、これだけで行った甲斐があったよ。だってメチャクチャかっこいいドラムなんだもん。他に参加したバンドもなかなか好感触。DIMENZER、バーベル(from大阪)、SUCKERPUNCH。みんな頑張れ〜♪

 本日の日記は、分からない人には本当に分からないので、貴方のさらっと受け流してしまえる度量にお任せしちゃうという、悪い文章の見本である。



2001年05月16日(水) 携帯電話

 ここ最近早い帰宅が続く。本日も同様で定時に退社。で、テレビ番組を見る。
 
 その番組の本日のテーマは携帯電話。携帯電話の電波が周りへどのような影響を出すのか、効率の良い電波の受信の仕方は?とか、なかなかに為になること。アンテナの向きにも右耳と左耳にあてるのでは受信しやすいかどうかがあるとか……。なかでも一番気になったのは「電磁波がペースメーカーに与える影響」以前から良くない影響があるから、混雑した車内では電源を切って云々あったが…う〜んなるほど!そう言う訳か。携帯電話が発する電磁波によりペースメーカーの動きは乱れ、不整脈の動きになるそうな。で、すぐ隣でなくても電磁波の影響は受けるそうで……。
 
 自分も持っているし、使ってもいる携帯電話。よく使う物だからこそ、気を付けなくちゃいけないことも多い。電車内でよく見かけるメール打ってる人。喋っていないからいいじゃんという物でもない。電源が入っているんだから電磁波は飛んでいるわけだし、キー入力の際のピッ!という音が意外と響く。劇場等での電源offももちろんの事。マナーも携帯してね♪(どっかの回し者ちゅーわけではない……)



2001年05月15日(火) カラ元気でも元気♪

 去年のこの時期は、急に腫れた親不知の治療に忙しく、落ち着いたと思ったら大好きな声優さんの一人である塩沢兼人さんの訃報。もう、一年になるんだなぁ。
 
 色々なことが起きた波乱に満ちた一年であったようにも思うが、過ぎてしまえばすっかり日常。小さな事も大きな事も、嬉しい事も嫌な事も、キラメキと澱みがそれぞれ自分の中に積み重なり、混じる。
 その混じり物で何が生まれるか。どう活かすか。
 
 これからも何かが混じるだろう。何を生かすか。……まだまだ自分が分からない。きっと一生かかっても分からないだろう。でも、分からないところが少しくらいあっても、そこが面白いかもしれないし。他の誰よりも一番長く付き合う自分。たまにはこんな風に考える時もあらぁね。



2001年05月11日(金) コニクラ

 何日か前からサイトに載せる画像を色々用意…しているのだが、取り込みが上手くいかない物がある。ワタクシのサイトのメインでもあるガーゴイルのメンバーイラスト。ボーカルのKIBA、ドラムのKATSUJI。どうしても、この2人だけ取り込めない!
 ワタクシの使用マシンはwin。スキャナーは持っていないので、他人のmac接続の物を使わせて貰っている。
 いくら、取り込みし直してもダメ。“データ解析ができません”なんだとう!
 「マックバイナリーのせいでは?」
 そういう事で、『マックバイナリーカッター』なるソフトをダウンロード。「ようし、これで大丈夫だろう」
 ドラッグ&ドロップで超簡単!そしてびっくり。“このファイルにマックバイナリーは含まれていません”な、なんじゃぁ、そりゃあ!ちゅーことはバイナリーは関係ないんじゃん!むむむ……だとすると、原因は?

 別のディスクを用いてスキャニング開始。物は試しだ。

 取り込めた。という事はディスクがおかしかったのか?他のメンバーは大丈夫だったのに……。

 きっとこの先もグダグダとPCに振り回されるんだろうな。全く小憎らしいったらありゃしない。



2001年05月10日(木) 『ムコ殿』

 春。雷と雨…。
 そんな音と(いや、音は関係ないんだが)共に初めて見た番組。どーも、ドラマ番組ってのは見る機会がない。その時間に家にいないことが多かったりするから。そうしたわけで、今更初めてみた。……面白いじゃん!『ムコ殿』
 どうも自分はかなりの欲張りらしく、じっくり考え込むテーマにコメディあり、なんてのが好きだ。クールに決めている人がめちゃくちゃに崩れてしまうなんてキャラクターも良い。単純にドタバタの笑い満載ドラマも良いけど、そこにちょいとシリアスな間があるのがいいんだね。
 思い返してみれば、キャラクターのカラーが1色っていう人にはあまり興味が湧かない。ドラマでも、音楽でも。
 きっと自分に無いものを探しているからなんだろう。だって自分、単純だから。



2001年05月08日(火) ロボットの世界

 「“先行者”って知ってる?」昨日、弟から質問を受けた。前降りも何もなくいきなりの言葉がそれ。う〜ん?センコウシャ?誰だソレ?
 「ああ、知らないのか。う〜ん説明するのは難しいからこのサイトに行ってみ」とURLを渡された。パコパコとキーボードを打ち、URL入力完了。
 「ところで、何なの?センコウシャって。誰?人なの?」
 「……ロボットの事。この前ニュースで、人型のロボットがパラパラ踊ったり、サッカーしたりってやってたでしょ?それ系の物、のはずなんだけど」それ系の物っていうのはおかしな説明だ。エンターキーをポン!
 ……表示された画面を見れば、確かにそれ系の物だった。
 っていうか、これロボットって言うか?(笑)ラジコンの玩具の方がよっぽどらしいぞ!

 ああ、近未来のロボットの世界は大丈夫かと憂えるワタクシであった。

(詳しいURLはワタクシのウェブサイト(株式会社璞地球支社)>BBSからどうぞ)



2001年05月07日(月) GARGOYLEの効能

 去る5月5日、子供の日。東京は神宮球場のそばにある日本青年館にてワタクシが敬愛するバンド、GARGOYLEのライブが行われたのであった。
 昨年暮れからのツアー「未来薬」のファイナル。ファイナルらしくライブタイトルも「未来劇薬」と変え、30分押して開演されたその日のライブはそりゃもう、劇的!
 もともと、普段から派手な衣裳のこのバンド。(特にボーカルが)久しぶりのホール会場という事で派手さ加減もいつもよりちょっぴり多め。大晦日の紅白歌合戦を彷彿とさせる感じで、華やか。またメンバー全員の衣裳の統一感は全くないので更に賑やかさも加わる。
 参加したゲストミュージシャンも女声コーラスあり、キーボーディストあり、バイオリニストあり、三味線ありと賑やかだった。メタルバンドのゲストミュージシャンにしてはかなり異色の顔ぶれだろう。
 でも、彼等の凄いトコはそんな分かりやすい見た目じゃない。初めてGARGOYLEを見た人を彼等の世界へちゃんと引き込むことが出来るという事だ。そして、ステージが終わった後には「楽しかった」と印象が残る事。いや、楽しいだけじゃなく彼等の魂が残る。ソレが嬉しくて気持ちよくて何度でも行きたくなってしまう…そんな気にさせてしまうのだ。
 ステージに立つことを生業としているのだから当たり前…なんだが意外とソレが出来ていない人もいる。きっとそういう人は「なりわい」ではなく「日常の作業」になっているんだろう。
 
 席は少々ステージから離れていたが、楽しくさせてくれたGARGOYLEにありがとう。そして、半ば無理矢理誘った友人が、「次のライブも行く」といってライブチケット先行予約に名を連ねてくれて感謝。…っていうか、この友人片足突っ込んだわねぇ。……抜けられないぞ、ワタクシのように(笑)



2001年05月04日(金) サヨウナラには早すぎる

 先日、とても落ち込むことがあった。とてもとても落ち込んだ。
 
 帰宅してからお夕飯。「手を洗わなくっちゃね」と、袖をまくって気が付いた。その日は左腕にブルー系の石を使ったブレスレット。右腕にはオレンジ系の石を使ったブレスレット。……のはずだった。ところが、ブレスレットは左腕にしかない!右手首に付けていたオレンジ系のブレスレットがない!
 あれ?無意識に外したのかしら?いや、違う。まだ外してないもの。じゃ、何処かで外れてしまったのかしら?何処で!?慌てて玄関へすっ飛んでいって探す探す!あ!傘を畳むときにひっかかってしまった!?ない!あ、門扉を開けるときに…?ないわ!何処にもない!

あれから丸一日が過ぎ、あの石はお役目を果たした…という事なのかなぁと落ち着くこともできた。そのブレスレットはアクセサリー用とはいえ小さいながらも、天然石を使用していた。天然石は石それぞれにパワーがあり、それらを組み合わせて所有者に良いパワーを与えてくれる…そういう風に作られたブレスレットだった。しかも、ワタクシ用にわざわざ友人が誂えてくれた物。作り手側の想いもワタクシ用になっている物なのに…。
 作ってくれた友人が「石は役目が終わったら何処かに行っちゃうもんだから。いつの間にかなくしちゃったり、壊れちゃったりするから」言っていたとおりだけど、そういう事は無い方がイイ。一度自分の物となったら自分から離すのは辛いから。物に対して愛着を持ちやすいという言い方もあるが、捨てられない貧乏性とも言える。そんなことより、仲良くあの石と付き合えていたかな?あの石は本当にワタクシのことを好きでいてくれたかしら?そんなことを考えるとまだまだ、サヨウナラには早すぎる。

 そして今日、ブレスレットの他に家の鍵までなくしている(らしい)事が判明した。……家の鍵はまだまだお役後免じゃなくってよ!



2001年05月02日(水) 現代の新(?)不治の病

 連休狭間のお仕事を終え、明日から4日間のお休み♪本日の退社時間も早かったし、あんまり嬉しいものだからぶらり途中下車、リッチにお買い物〜…気分。……だって、どういうわけだかワタクシとお金は相性がよろしくなくて、じっとしていてくれないのだ。そう、ワタクシは現代の不治の病“万年金欠病”だったのだ!
 出ていく先はわかっているのさ。ただ黙っているだけ。そうさ、思うままにかき回して見ろ!わーはははは…ってんでぇい、こんちくしょー。何だ、ばかやろう。おうよ、オイラが悪いのさ。なにしろ、金を掛けるっていやぁ、酒(ワイン)、ライブ、酒(日本酒)、服、酒(ビール)。ってな具合だ。出て行くだけで、何時入るんだか、さっぱりだい。まま、いいってことよ。宵越しの銭は持たねぇオイラにゃ、綺麗な月を肴にこの酔い心地を明日に持って行くだけで充分さ…。

 って、今夜は雨降っているんだけどね。どうもワタクシは万年金欠病の他にも『うっかり一人夢芝居』の癖もあるようだ。
 う〜ん。ひょっとして、重病人かしら?
 


 < キラメキ  ツナガリ  トキメキ >


桜 [MAIL]