今時の指導


 過去 : 未来 : メール 2004年09月29日(水)


もうすぐ中学3年生の高校一日入学というのがある。

行きたい高校へ行ってそれぞれ校長先生や先輩の話を聞いたり、授業や部活の様子を見たりするのだ。

私もある高校へ引率することになった。

ダーリンの母校だ。



今日はその学校へ行く子たちを集めて当日の打ち合わせを行った。

交通手段や服装、持ち物などの確認。
少人数なので簡単に終わることができた。

終わり際に

「帰り道とかにジュースやお菓子の買い食いみたいなことはしちゃだめだよ。制服着てるんだし、中学校へ一度戻るんだから学校にいると同じことだからねぇ。ましてやコンビニなんか入ってちゃだめだよ」


でも生徒はこう言った。






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え?



え?





私ってふるい頭ですか?


「買わないとわかってて立ち読みされるお店の人はきっといい気はしないでしょうね。」


それしか言えなかった。




高校一日入学の日。
駅周辺のコンビニは制服を着た中学生が本売り場に並ぶのだろうか。

いいのか????





よそいき


 過去 : 未来 : メール 2004年09月26日(日)


子どものころ「よそいきの服」というのがあった。
どこかお出かけにする時だけ着る服。
でも何度もお出かけするわけじゃないのであまり着ないうちに小さくなってしまう。

また、遠足や修学旅行の時には新しい服や靴が買ってもらえた。
それもやっぱり「よそいき」。


「よそいき」を着ると顔もやっぱり子どもなりに得意げで「よそいき」になっていたと思う。




最近「地区吹奏楽祭」があった。
この地区の中学校、高校、また社会人による吹奏楽の演奏会だ。
ダーリンの学校も私の学校も出演していたので家族4人で見に行った。

ミホは中学生になったら吹奏楽部に入ると言っていたわりにはすっかり眠っていた。
カホは落ち着かない様子でそわそわ。


よって、二つの学校の演奏を見たら帰ることにした。
帰り際、ロビーでダーリンの学校の生徒に逢った。

「せんせぇ〜〜〜〜〜。こんにちわぁ〜〜〜。」



と挨拶。少しだけ子どもたちの相手になって別れた。





次の日はダーリンの学校の廃品回収。

ロビーで逢った同じ生徒がダーリンに



「先生の奥さんってきれいですねぇ?ありえな〜〜い。」





エ?

アラ?


ムフフ。

ソ〜〜カシラ?^^









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ふん。





たまにはいい気分味わいたかったのに!(怒)


天動説


 過去 : 未来 : メール 2004年09月23日(木)


今時の小学生は60パーセント以上?が天動説を信じているとかって新聞に載っていたらしい。

私は記事を読んでいないのでどうしてそんなことが新聞に大きく取り上げられるのかわからない。

子どもの学力が下がったとか学校の理科教育の低下とか、そういう事が言いたいのか。

理科の教師である義兄が今日夕飯を食べながら、というより酒を飲みながらその話をしていた。


「別に子どもたちが今、天動説でもいいじゃないか。大事なのは子どもたちが何か自然に疑問を思うことだよ。」


なるほどね。
知識を先に植えつけるのではダメやっちゅうことかな。




「だいたいな、昔は地動説を説いた人は死刑にあったんだ。」



昔、ガリレロは地動説を説いて牢屋に入れられたそうだ。




ふ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。



だからって極端な。^^;



彼はとてもロマンチックな人でもあり、何でも「自然」を好む人だ。
新しく作った家には星を観測できるドームを屋根の上に乗せた。
何でも人に何かを押し付けることが嫌いな人。

だから彼がそう力説するのもよくわかる。


自然な疑問といえば、







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????



どうも地球が丸いと何かで見たらしくそれでそんな質問をしたようだ。

そこでミホが

「あのね〜地球は斜めになってんだよ。」


と言い出すものだから私にはお手上げだった。



自然が一番難しい。。。。





敬老の日


 過去 : 未来 : メール 2004年09月22日(水)


敬老の日の宿題でカホが紙を持ってばあちゃんたちに質問している。


聞くのは年齢と何をしているか。。。だ。
実家のお母さんと電話で話しているのを聞いていた。

「ねぇ。じぃちゃんはお仕事何してるの?」

「無職」


「ムショクって何?」

「お仕事してないってことだよ。」

「?。じゃ〜何でいつもいないの?」

「ボランティア」


「????」


もうちょっと分かり易く教えてやれよ。^^;
父は退職してもほとんど家にいることはないのでカホにしたら不思議だろうな。


インタビューが終わったカホの紙には
「じいちゃん 68さい ぼらんてあ」
「ばぁちゃん 46さい しんぶんをくばるひと」









え?






え?










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うちの母は昔から時々変なことを言う人で。
例えば、友達から私に電話があると

「今、リホは眠りの国へ言っております。」

と平然で言う人だ。ただ「寝てる」って言えばいいのに。(爆)

次の日に学校で

「昨日どこ行ってたの?」

と聞かれて母が何を言ったか発覚する。

「リホちゃんいますか?」

「一人います。」

とか。(汗)








ってことで、母はまだまだ現役ってことかな。


お役所仕事


 過去 : 未来 : メール 2004年09月19日(日)


カホが夏休み中に小学校で借りた「母をたずねて三千里」の本をなくしました。
いくら片付け下手の部屋でもそのようなものがどっかへいくというのが信じられなかったが、探しまくった。


ふと、市営図書館の本に混じって返してしまったんじゃないか?


そう思って8月の半ばだったか市営図書館に電話した。

「そのような本はありません。ありましたらこちらから連絡します。」

という対応だった。

それから幾度となく探しても出てこなく、親子で担任の先生に謝りにいった。

それでも捨てるわけはないのだから本当にどこへ行ってしまったのだろうと不思議に思っていた。



で、今日行われるはずだった運動会が延期になったので久しぶりに市営図書館へでかけた。

一度に10冊借りることができ、子どもたちは選ぶのに時間がかかっていた。

私は受付で

「間違ってこちらへ他の本を返したら家に連絡があるんですよね?」

とまた確認。

「もし連絡がつかなかったらその学校へ連絡します。どちらの学校ですか?
あ〜その学校の本は聞いてないですね。」


「ありがとうございました。また探してみます。」

と言ってダーリンに子どもたちを頼んで先に帰ってきた。


家で夕飯の支度をしながら待っていると子どもたちが帰ってきた。
なんと子どもの手にはあれだけ探してもなかった「母をたずねて三千里」の本が。


「どこにあったの?」

「図書館」

は?


カホが本を借りるときに受付でカードを通すのだがそれを通したら「忘れ物があります。」と言って本を渡されたと言うのだ。

へ?



納得がいかなかった私はすぐに電話した。
ついさっき「ない」と言ったのに「あった」というのがよくわからなかった。


夏休みに一度電話していること。
先ほどもう一度確認したこと。
それで両方で「ない」と言われたこと。


対応の女性は


忘れ物があったら必ず電話するように徹底していること。
また学校に連絡するようにしていることを何度も言った。


「でも学校に結局連絡されていないじゃないですか?」



「そうですが、担当じゃないのでわかりません。」

そして





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カッチ〜〜〜〜ン!


じゃ〜担当者に代われよ!




最終的にはその女性電話を切ろうと私がしないので

「何度も電話すればよかったんですね?すみませんでした。」と謝罪したがどうもすっきりしない。



私はその女性にも腹がたつが、どっちかというとそのシステムに腹が立つ。




次の手立てを考え中。

新聞への投書かな?


生徒指導


 過去 : 未来 : メール 2004年09月14日(火)


今日の昼休みに悪さをしていた男子生徒が教頭先生に見つかって親の呼び出しを食らっている。





罪状:タバコをくわえていた。(爆)


彼はタバコを吸うつもりはなかったと思う。

ただタバコをくわえていただけ(笑)



それも「ショートホープ」

渋いねぇ〜。






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^^;


しかし何でタバコをわざわざ学校でくわえるかねぇ。

見つかるためにやってるのか?


いや、この位の中学生の心理からすると
「いきがってみたい。」

かわいいねぇ。。。。わかるよ〜君の気持ち。



でもここは学校であり、学校もそれなりの態度で応対しなければならない。


今日の6時に両親呼び出しだそうだ。



そういえば、昔、中学校時代の友達(女の子)がトイレで喫煙していたのを見つかって両親を呼び出されたって言ってたっけ。



校長先生に「前代未聞です。」って言われたそうだ。

その頃なんて良くあっただろうにな〜。

昔も今も同じ指導だね。
中学生の質もさほど変わってもないんかな。

その女の子も
「当時はアホやったのよ。」と言う。

大丈夫、今はアホじゃないよ。^^


だから今日見つかった子だって今はアホかもしれんけど、いい大人になって欲しい。


ちなみに彼が愛するグループは気志團←字が違うな。(汗
ヘアスタイルはリーゼント。
デコトラ大好き。
ノートにはエロ写真が張ってあります。
おっぱい見えています。(ぉぃ


う〜〜〜ん。


今のアホは昔のアホと質が違うだろうか????







大人気ない


 過去 : 未来 : メール 2004年09月13日(月)


ランスが今年も10月終わりのハロウィーンにジャコランタンを3年生の生徒たちと選択英語の時間で作る計画を立て始めた。




去年の作品の一つ。

これは暗くして中にろうそくを入れたものでわかりにくいが5人で一個のでっかいかぼちゃをくり抜いて作る。(大人が両手で抱えるくらいの大きさ) 

が、今年は3年生の選択英語を私はランスと組んでいない。
もう一人の42歳の「お嬢様」先生が組んでいる。

朝、学校に行くと校長先生が

「ランスがまたかぼちゃがいると言ってるよ。また農家に頼まないといけないなぁ。なにっ。」

と言われたので今年もそのような計画があるんだなと思った。

ランスに

「お嬢様にちゃんとやることを確認してから話すすめた方がいいよ。」
とアドバイスをしたら

「ワカッテル。ワカッテル。」



アヤシイ・・・・



そんな話をした後、つかつかとお嬢様がやってきた。


「ランス、3年生の授業はあなたと私の授業なんだからりほさんに相談しないでくれる?そうじゃなかったらりほさんと授業やって。」





ヘ????






ほら〜お嬢様が怒っちゃったじゃない。


お嬢様、何でも自分が把握していないと怒り、逆にみんなに知らせなければならない事を自分で抱え込んで人に任せない秘密主義。



始まった意味不明の発言。






というより、別に相談受けてないけど?



「私、相談受けてませんけど・・・・・」


とちょっと恐々、反撃してみた。





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そんなこと知ってるって。(汗



あ〜。


早くこの人と離れたい。。。。あと半年。



親の気持ち


 過去 : 未来 : メール 2004年09月11日(土)


中学時代からの友達が実の父親からお金をせびられている。

「お母さんにこのことは内緒にしとって。」

と言っては何度も借りに来る。
使い道は借金の返済だが、もともとは賭けマージャンかなんかでできた借金。

私もそのお父さんは良く知っていて、当時は会社の役員さんをやっていてちょっと頼もしそうで堂々としててかっこいいイメージ。

そんな方が実の娘に小さくなって頭を下げて無心にくるとは信じられない。

今回は月曜の朝に電話があった。

「1万円貸して。これで最後にする。」


「は?何その金額?」

「いや、借金の利息だけでも返したくて。」

「いくら借金あるの?」

「6万」






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友達はお父さんにお金を貸していることを旦那さんに内緒にしている。
もちろんそのお金が返ってくるとは全く思っていない。

自分が子どもの頃に両親に世話になった恩返しのつもりで冷たいことをいいながらも応えている。

そして彼女は


「自分の子どもがよそ様のお金に手を出すのではなく、家のお金に手を出すのならまだいいだろう」


という気持ちがわかるという。


まだ彼女のところに来れるだけいいんだろうか?


でも、私はそのままにしていたらいつまでも続くと思う。


いい人


 過去 : 未来 : メール 2004年09月09日(木)


台風の被害は二個。

一個はうちボイラー室の屋根が飛んでったこと。
もう一個は学校に車を停めていたらその隣にあった一輪車が倒れて新車に傷がついたこと。

屋根はもう雪が落ちてくる衝撃で壊れかかっていたので仕方ないなぁと思っていたんだけれど、車のほうはちょっと計算外。

外回りの点検をしていた校長先生に発見された。

「リホ先生。車傷つい取るぞ。ナニッ。」

見に行くと二枚のドアにまたがって一輪車が倒れた跡がしっかり残っていた。

ガックリ来てそのまま帰り自動車屋さんによって3万だって言われた。


即、放置することに。(爆)


来月もう1台車を買うので、今本当にお金を使えない。

次の日学校へ行くと先生方全員がその話を知っていた。



「お互い助け合いなので職員厚生からお金を出しましょう。」という打ち合わせがあったようだ。



1万円くれると言うのだ。

でも私、

「修理しないことにしたんです。お気持ちだけ頂きます。ありがとうございますぅ。」

と本当にいい子ぶった。

「もうちょっとあればいいかな。」

なんて決して思ってません。(ぉぃ



夕方家に帰り今度はダーリンのお母さんから電話が入る。


「リホちゃん。車ひどいの?」

義理の兄と私は同じ職場なので話はすっかりお義母さんに通じていた。








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え?


何ていい人?


私って本当に恵まれてる人。



でも、私ったら






「ありがとう。もっと傷ついたら考えるのでお気持ちだけ頂きます。」



あ〜。

いい人だわ。

自分。。。。




場違い


 過去 : 未来 : メール 2004年09月06日(月)


体育祭のときの先生方の服装をチェック。

白団の先生は全身真っ白。
赤団の先生は全身真っ赤。

全身とまでいかなくてもどこかアクセントで団の色が入っている。

大きな学校だと青団、黄団、緑団などがあってそれぞれ服を用意することが多い。



体育祭の朝、ある先生の服装に釘付けになってしまった。

その先生、プライドの高い英語の42歳の女性。
小柄で細身の先生は真っ赤なノースリーブを着ていた。
しかもデザインがかなり奇抜なもの。

今まで女の先生がノースリーブを着ているところを見たこともなかったので目を見張った。

やはり多感なお年頃の男子生徒の目もあるので私もプライベートではノースリーブ大好きだが学校では着ないようにしている。

こんな年でも一応ね〜。^^;


思わずその人に

「先生、赤団ですね?」

「そうなの〜。今日のために買ったのよ。赤い服って持ってないのよ。」

「ユニクロで赤いTシャツでも買えばいいやん・・・」という言葉を飲んだ。

「これね、リホさんもよく知ってるブランドなのよ。」

「はぁ・・・」

「ほら、チェックで有名なブランドよ。」

ブランドなんて私、興味ないんですけど。。。



バーバリーらしいそのノースリーブの上にこったデザインのデニムのジャケットを着て現れた彼女の姿を見てアメリカ人のランスはこう言った。







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・・・・・

hooker=娼婦




体育祭でかなり浮いているのに誰も何も言わない。

私も怖くて言えなかったけど。^^;


体育祭


 過去 : 未来 : メール 2004年09月05日(日)


朝はすごい晴天。昼から雨だということは天気予報でわかっていたのである程度繰り上げながら体育祭は開催された。

が、土砂降りの中での大玉送りとリレーはかなり盛り上がってよかったのではないか。

派手なブラジャーはスケスケだったが。(ぉぃ

生徒も親も先生もパンツまでずぶ濡れにしていたけれど、実は私は頭の先からつま先までさらさら〜のままだった。
なぜなら私の仕事は「調理実習」。

「コミュニケーション障害」の中3の女の子は体育祭に参加するのを嫌がったので彼女と一緒に朝から調理実習をしていた。

彼女の意向を聞きながら決定したメニューは。




ちらし寿司
お吸い物
フルーチェ




よし、これなら私でもできる。^^;
もちろん「ちらし寿司のもと」使わせていただきます。(汗

お吸い物はたっくさん具を入れて職員に配ってお金を頂いた。
働く喜びも味あわせたくて。

みんながおいしいおいしいと言ってくれたと彼女は本当にうれしそうだった。
写真を撮るときもピースサイン。







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全く力がはいらない。
確か以前缶ジュースも開けることができなかった。


もうすぐ寒くなる。
寒くなると風邪を引きやすくなる。

彼女は鼻をかむことができない。

「えぃっ」と力を入れることが何もできない。

風船を膨らますこともできない。



卒業まで後半年だがどこまでできるようになるだろう。。。。




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