たりたの日記
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2017年11月29日(水) 日の出ウォーキング

24日と25日と外出が続いたので覚悟はしていたが、26日、27日、28日と不調気味、ほぼ横になって過ごしたが、熱を出すこともなく、今月最後のクラスも何とか終えることはできて感謝。
しばらく朝は早く起きれないでいたが、この日は、目覚めると、歩きたいという気持ちになった。まだ日の出前、薄暗い寝室で、急ぎ身支度を整え外へ。今日はここ数日の内でも珍しく暖かい一日になると昨夜の天気予報でも言っていた。

歩くこと自体久しぶりのことだが、日の出ウォーキングをというのはいつくらいぶりだろう。今年のお正月には、家族がまだ寝ている時に私だけ起き出して日の出ウォーキングをしたのだったが。

やはり、やはり、早朝の空気は格別。
稲刈りの終わった、縞模様の広々とした畑は朝靄につつまれ、その朝靄の中から、今日の太陽が顔を出す。その美しいこと、神々しいこと。
至福に包まれた朝の豊かな時間に、こうして歩けることに感謝!










2017年11月25日(土) グレゴリオ聖歌特別講座第2回

前日、次男の家族とお風呂カフェに泊まり、翌朝、ゆっくり朝食をとってから、次男家族は鉄道博物館へ。私は夫の運転で、東久留米へ。今日は、グレゴリオ聖歌特別講座の2回目、今回も参加することができ感謝。何しろ、とても貴重な学びなのだ。

今回は、降誕祭の聖歌として、降誕節の晩課で歌われる聖歌から、降誕祭の夜半のミサの入祭唱、拝領唱、公現祭の答唱詩篇と、6曲の聖歌が選ばれ、冊子になっているものをいただく。中には、これまでに何度となく歌ってきたものもあり、心が躍る。今回の講義では、この6曲から、夜半のミサの入祭唱 administers dixt ad me (神は仰せられた)と、拝領唱 In splendiribus sanctirum ( 聖なる輝きの中で) の2曲のみを、とても丁寧に指導いただいた。この2曲はこれまでも入門講座で歌ってきたし、CDも何度となく聴いてきたのに、歌えば歌うほど、その難しさが分かる。言葉を音にする声にする、歌とは何なのか、そんなことも考えさせられるような2時間半あまりの講義だった。

教室を出ようとする受講者の背中にに「みなさん、お家でよく歌って下さいね」
と、橋本先生の声が追いかけてきた。歌えるようになってほしい、何とか、この素晴らしい歌を伝えたいという気持ちが伝わってくる。

「みんな、お家で、練習するんだよ。ここに来るだけでは、英語が言えたり、読めたりにはならないんだからね」と、毎週、毎週と子ども達の背中に向かって呼びかける自分の姿が思い起こされる。

家でも歌おう。少なくともこの2曲は、しっかり歌えるようにしようと思う。今年も深夜からスタートする夜半のミサには参加できないとしても。




2017年11月24日(金) お風呂カフェお泊り


今日は3週間ぶりの通院。そしてその後、大阪から友人の結婚式のため、2ヶ月振りに上京してくる次男の家族とお風呂カフェで合流、で、今回はここのホテルに泊まってみることに。

私は1時半には到着。
この前までのハロウィンのディスプレイがクリスマスに変わっていた。賑々しさがない、しっとりとしたディスプレイはなかなかよい、テイスト。今日はフルートとヴァイオリンのライブもあり、それほど混み混みでもなく、よい時間が過ごせそう。

私は先にゆっくり入浴を済ませて、彼らが着いたら2人がお風呂に入っている間1歳半の宗ちゃんの面倒を見ようという計画。

6時半に仕事を終えた夫が来るまでの間、ママとパパは交代でお風呂に入り、私はたっぷり1歳半の宗次郎を楽しむ。
2ヶ月振りに会う宗ちゃんは、表情がとても豊かになっていて、誰にでもにこにこするようになっていた。遊び方にも成長が見られる。キッズルームで、他の子ども達ともいっしょに遊び、不安がったり、むずがったり、癇癪を起こしたりというこの時期にありがちな手に負え無さはあまりなく、安定感や充足感が感じられる。

夫も到着し、みな、パジャマのような部屋着でテーブルを囲み、のんびり夕食。宗ちゃんはお子様カレーをすっかり平らげ、まだ食べたい様子。食が太いことも頼もしく、有難いことだ。

宗ちゃんが眠る前の時間、みんなで一部屋に集合し、夕べのひととき、手回しオルゴールを聞いてもらう。
用意していた手回しオルゴールの曲、童謡やクリスマスの曲を10曲ほど、とても興味深そうに聞いてくれ、自分でも回したくて、いっしょにオルゴールを回したり、1曲終わるごとに、手をパチパチたたいたり、曲といっしょに、身体をゆらしたり。で不思議なことに、「聖しこの夜」になると、足でトントンリズムを取りながら身体を一段と大きくゆらす。この曲、ぼく知ってるんだぞと言わんばかりに。
その反応がとても不思議だった。

宗ちゃんが眠りについてから、私とママはデザートタイム。暖炉のそばでパフェを食べながら寛ぎ、その後、ママはマッサージ、私はもう一度お風呂へ。

さて、この次は、3家族、他の3人の従兄弟達とのクリスマス。一日はまた、ここにお泊りの予定。それぞれの反応や、お互いとの関わり合いがどんな感じなのか、何とも楽しみ。

最後に今日の病院行きのことも。
検査の結果、数回に渡る高熱でガン細胞がいくらかでも退治できたかもと期待をしていたが、腫瘍マーカーは前回の18000が44000に上がっていた。ここまで上がる事もあるのだ。ちょっとがっかり。
発熱に関しては、敗血症によるショックを起こす危険があるので今後38・5の熱が出たら、昼間でも、夜中でも救急車を呼んで病院に来てくださいと言われた。ガンをやっつけてるというイメージを描きながらガタガタと悪寒と戦っていたが、あれは危険な行為
だったようだ。今後は気をつけよう。高熱=入院となることも覚悟し、お産の時のように、いつでも入院できる用意もしておかなくちゃね。
しかし、しかし、12月中は、欲を言うなら、英検の終わる1月半ばまでは、何とか高熱を出さずに乗り切りたいものだ。


2017年11月23日(木) クリスマスの準備、ちょっと早いけど。

毎年、クリスマスの準備のスタート待降節(アドベント)に入ってからなのだが、毎年、12月はバタバタと忙しいので、今年は準備を1週間はやくからすることにした。ま、いつ具合が悪くなるか予測できないので、気になる事は早めにというのが、このところの
モットーにもなっているというわけ。
祝日の今日は夫が家にいるのでちょうどよい。
まずは、ベッドの下の収納からクリスマスツリーを取り出すという力仕事。これは私にはとてもできない。

孫達へのプレゼントや英語教室の子ども達へのプレゼントは、思いついたものをその都度Amazonで購入してきたから、後は、それに加えるものや、ラッピング、飾り付けのアイテムを買いに。久々の買い物で疲れはしたものの、素敵なラッピング用品が買えて満足。こうしたクリスマスアイテム、だんだんデザインもよくなり、価格もお手頃になって嬉しい。

夜は、部屋いっぱいに色とりどりのラッピングペーパーを広げて、夫に手伝ってもらいながら、ラッピングやタグづけ。クリスマスの準備、第一弾を無事に終え、よい休日だった。

アメリカ在住中、この時期には、ショッピングモールや、雑貨店に何度となくクリスマスショッピングに出かけた。家族へのプレゼントに加え、学校の先生や習い事の先生、近所の方々、教会で親しくしている家族、夫の場合は職場の方々という具合に、この時期にはみんなが一斉にクリスマスの贈り物をやり取りし、それを開かずに、ツリーの下に置いておく。プレゼントの数がだんだん増えていき、子ども達のわくわく感は大きくなっていく。そして25日の朝、パジャマのままみんなでツリーの下に集まり、プレゼントのオープニングが始まる。これが、クリスマスの1日目でもあり、クリスマスは1月6日の公現節まで続く。

子ども達が家を離れてからは、そんなクリスマスの習慣もなくなっていたが、今年のクリスマスは子ども達が家族と共に戻ってくる。4人の孫達といっしょに迎える初めてのクリスマスの朝、かつての我が家のクリスマスを再現したくなった。本当なら、デパートやオモチャ屋さんに足を運びたいところだが、何しろ体力がない。Amazonに頼ってのクリスマスショッピング。時間に余裕ができたら、手作りのものも何か。健康が保たれますように。


2017年11月22日(水) 発熱は自己治癒?

ここのところ、2日おきに発熱が続いている。
昨日は朝から身体がだるい。熱を計ると37・4度。
やっぱりね。
こたつの中でごろごろしながら、夕方のクラスの準備などする。これまでは夕方になると熱は下がっていったのに、今回は様子が違う。クラスの前は38度台に。しかし不思議なもので、身体は熱に慣れてきて、このくらいの熱であれば、気合いさえ入れれば、普通に仕事もできるものだ。何事もなくクラスを終え、早めにに帰宅してくれた夫と夕食を取る。焼き魚は半分も食べられなかったが、筋子のお陰で、ご飯は食べられた。
後はトマトとみかん。お味噌もだめだが、北海道のオニオンスープは美味しく飲めた。
今まで好き嫌いなく何でも食べられていたのに、このところ、肉も魚も食べる気がしない。美味しいはずの新米も、なかなか食べられない。けれど、有難いことに、果物はとても美味しいと感じる。その感じ方は今までにないほど。

さて、食事を終えたあたりから、酷い悪寒。ストーブをつけて、こたつに潜りこみ、毛布までかけているというのに、身体がガタガタ震えるほど。うんうんと唸ってしまうので、夫は病院へ連れて行くというが、実際のところ、ここから一歩も外に出られる気はしない。この和室から2階のベッドのある2階へ行くこともできないほどなのだから。今回の発熱はこれまでの、ただただ眠くなるという平和な発熱とはまるで違う。こうした悪寒は熱が急に上がる時に起こる症状で、熱が上がり切ってしまえば落ち着くということは分かっている。しかし30分しても悪寒は止まらない。這うようにして2階に上がり、それから30分。結局1時間、このガタガタと格闘したことになる。熱は40.1度で落ち着いた。

このところあまりに熱が出るので、発熱とがん細胞の関係についてネットでいろいろ調べていた。がん細胞は熱に弱い。39度台の熱ではがん細胞は死滅するらしい。ま、数時間や1日くらいでは死滅するまでにはならないと思うけど、相当なダメージを受けるに違いない。ということは、発熱はむしろ、歓迎するべきことなのかも。
昨夜も悪寒でうんうん呻きながら、今身体は体温を上げることで、免疫力を高め、自己治癒力を最大限にしてがん細胞と戦っているのだと、そんな、頼もしいイメージを描いていた。「イメージの自己治癒力」という本を以前読んだが、イメージそのものが、自己治癒力を喚起する事にはとても納得がいく。
発熱に感謝!




2017年11月19日(日) テゼの曲をオルゴールに

幸いなことに、今朝はすっかり熱が下がっていた。けれど外に出る元気はないので、朝8時からの地域の清掃作業は夫にお願いした。
朝のニュース番組を見ていたが、頭の中は昨日のテゼの曲をオルゴールにという試みでいっぱいになっている。こういう場合は、一通り満足するまでやるしかないのだ。
まずは曲選び。いろいろ考えた末、いろいろと思い出深い、「グロリア・グロリア」に決めた。楽譜をハ長調に移調し(こういう作業も何と久しぶりのことだろう)、主旋律をオルゴール用のカードの五線譜に書き込み、パンチで穴を空け、試し聴きをする。その後、スコアにある、リコーダーの楽譜を同じように書き入れ、穴を空けて音の絡みを聴いてみる。低音の方がカバーされてないので、ギターのパートを適当にアレンジして、同様にカードに書き入れ穴を空け、1コーラス完成。
この曲はもともと4声部のカノン(輪唱)で歌われる歌なので、2小節ごとに追いかける形で3声部のカノンにしてみる。低音部は、ギターのパートをアレンジして加える。カノンにしたため、主旋律が入り混じり、分かりづらい曲になったが、それなりに、美しいオルゴール曲の「グロリア・グロリア」ができた。このオルゴール曲といっしょにカノンで歌うといい感じ。オリジナルオルゴール、1曲目完成!


2017年11月18日(土) 今週3回目の発熱

昨日はあれほど調子がよく、日頃の何倍もいろんな事を楽しく楽々とやれたというのに、この日明け方から酷い悪寒。お布団の中にいるというのに寒い。これは前回より高いなと体温計を当てると39度4分。
前回も抗ガン剤を2週間続け、これから1週間薬がお休みになるという土曜日に、下痢と腹痛で1日寝ていたから、この辺りに副作用のピークが来るのかもしれない。
でも、ま、この発熱が昨日でなくてよかった。いつもなら、夕方のクラスの時間になると下がるのに、この日は仕事もなくて、夫もいるから、身体はダラけて熱を出しっぱなしにするのか、7時くらいまで、38度から下がらなかった。でもガン細胞は38度の熱でダメージを受けるというから、38度以上の熱が続くということは、身体がガンをやっつけようとしているという事だ。今週は火曜日、水曜日、土曜日とそんな、自己治癒の時があったという事だ。
この発熱、忌々しいと思っていたけど、寧ろ歓迎すべきことなのかもしれない。
一日ベッドの中だったから、カズオ イシグロの「忘れられた巨人」を読み進める事もできたし、オルゴールの曲の編曲方法をネットで学ぶ事もできた。テゼの曲をオルゴール用に編曲できないかと、久々にテゼのアルバムを聴いた。聴いていると5年前のフランス、テゼ共同体での日々が蘇ってきた。あの時、あの場所へでかける事ができて、本当に良かったと感謝に思う。


2017年11月17日(金) 手回しオルゴールとリコーダー

手回しオルゴール、完成。
ニスなんてどれも同じだろうと、ダイソーから200円で買ったスプレー式の油性ニスを使ったのだが、てかてかして、好きな仕上がりではなかった。やはりトールペイン用のものを用いるべきだったか。でも、アンターク調になるように、わざわざ、汚れやくすみをつけるアンティークナーなるものを持っている。20年以上も前にアメリカで買ったもの。これを塗りつけておいて素早く拭き取る。油性ニスとの相性は必ずしもよいとは思えないが、テカテカした感じはなくなり、アンティーク風になった。
箱の上面の二羽の小鳥が向かい合っいる絵は色鉛筆で書き、箱の側面のもようと、箱の内側の花束はアクリル絵の具で描いた後に、統一感を持たせるために、紫色の色鉛筆で影をつけた。昨夜この作業をしている時、夫がこれは孫たちにあげるんでしょと言うので、いいえ、この小鳥は私たち。このオルゴールはあなたが持っていて、時々でオルゴールの音を楽しんだり、孫たちが来た時に聴かせてあげたりできるようにね。と言うと、なんだか、死ぬ気満々だねぇ〜。そんなに早く死なないと思うよと夫。バレたか、と言って大笑い。確かに、形見のつもりで作っていたのだった。

午後、友人の到着。出来たばかりの手回しオルゴールを聞いてもらい、少しおしゃべりしてから2時間くらい続けてデュエットをする。できれば12月初めのギャラリーカフェ、寧でのフェアトレード、サクラモヒラの展示即売会の時、2人で吹けるといいねと、そんな目標を持って。その前に明後日の日曜日、彼女は門下生による発表会を控えている。昨年は この席で2人で演奏したのだったが、その体力は今はない。レッスンもこの春から休んでいる。リコーダーを吹くのも久々の事だったが、こうしてまだアンサンブルができることが嬉しい。
友人が帰った後、郵便受けに注文したオルゴールのカードが20枚ほど、届いていた。さっそく、あらかじめ穴の空いたクリスマスの曲を、片端からオルゴールに入れて音を出してみる。そうなると他の曲も聴いてみたくて、パンチで穴空け作業。部屋じゅうに、空けた穴の丸い紙が飛びちるが、それを無視すれば、穴空け作業は案外、楽しいものだと分かった。
クリスマスの歌と、いただいた赤いポインセチアが、早くもクリスマスの空気を運んできてくれた。
今年もこの季節を迎えることができることに感謝!










2017年11月16日(木) 回復かな

熱が下がった。
まだ外へ出かける気分ではないが、2日振りに庭に出る。
しおれてしまった花瓶やアレンジメントの花や葉を取り替える。
とはいっても、もうメキシカンセージと、マリーゴールドがわずかに残っているだけだが。
部屋には花屋の花よりはできれば庭や野に咲く花を飾りたいが、これからの季節はそうもいかないな。

そのままになっていた、1回目の下地塗りをした手回しオルゴールを入れる木箱に紙やすりをかけ、2度目の下塗りをする。注文した手回しオルゴールのクリスマスの楽譜というか、穴の空いた、あるいは自分で開けるカードが届くまでに、なんとか、このトールペイントを完成させたい。
アクリル絵の具と筆も届いたので、画用紙に下絵を描いてみるが、アッセンデルフトのストロークを忘れてしまっている。描き方の本を見ながら練習?それとも最近やり始めたゼンタングルの手法で、色鉛筆を使って描く?
目的は手回しオルゴールを固定させるための箱。トールペイントではないのだが、気にいった絵柄でなくては、楽しく使えない気がするからやっかいなことだ。
根を詰めてぶり返してもいけないので、ともかく今日は下塗りのみ。

今日は夕方、中学1年生のクラスが一クラスのみ。英検3級のライティング。先週末書いた物をみんなで探索していく。その後は中間テストの準備。
秋の夜長、クラスが終わったら、他にすることといってない。夫と、アマゾンプライムで映画を見始めたものの、私はトールペイントを早く仕上げ、手回しオルゴールを使いたい。明日はリコーダーの練習を一緒にするために、友人が遠方より、我が家に来てくれるから、彼女にも聴いてもらいたい。
ということで、映画をチラチラと見ながら、色鉛筆と、アクリル絵の具で、小鳥と花の絵を描く。
まずは気に入ったものができた。
後は絵の具が乾くのを待って、午前中にニス塗りをすれば、午後のリコーダーの練習に間に合う!


2017年11月15日(水) 不調二日目

残念ながら、この日も朝から38度1分。昨日もそうだったが、判で押したように熱は最高で38・1。体温計を変えてみても。
昨日のように、とにかく眠りたい。
冬眠の熊のようだ。
この日もクラスが2クラス。でも昨日のようにクラスの頃にはきっと熱も下がって問題なくやれるだろうと、お布団に包まり熊のように眠る。
3時前に起きだし、何が食べられるか、お腹と相談。
今日はパンケーキならいけそう。
熱も37・4に下がっている。
クラス、無事終了。
友人が玄関のところに、焼き芋とお団子、果物を置いておいてくれた。かたじけない。


2017年11月14日(火) 久々の発熱

ずっと調子がよかった。昨日は歩きもしたし、ヨガもしたし、トールペイントもすれば、お鍋いっぱいの豚汁も作り、夜は寝る前に、ジムの温泉にも行った。
それなのに、今日は朝起きられない。熱を測ってみれば38度。お腹も痛い。2週間目に入った抗がん剤にそろそろ身体が反応し始めたのだろうか。それとも、どこかで何かに感染したのだろうか。朝から午後3時まで何も食べずに、とにかく寝た。そしてこういう時はなぜか眠れる。身体が眠りを必要としていたのかも知れない。

しかし、今日はクラスのある日。3時前に起きて熱を計れば、37・8度、少しも下がっている。なんとかやれるかな。
さつまいもとリンゴを煮たものを作って食べる。ご飯も昨夜の豚汁もあるのに、食べる気がしないのが残念。
4時半に子供たちが来る頃には熱は37度に下がり、それから2クラスは普通に行えた。
まずか良かった。
明日はすっかり元気がもどっていればよいけれど。
さて 寝よう。


2017年11月13日(月) 映画な日々

アマゾンプライムで簡単に映画を観ることができるし、アマゾンのTVステックをテレビに取り付けたので、大きな画面で楽しめる。
今日はクラスもないので、午後の散歩や買い物の後、トールペイントの下地塗りをして、夕食に支度も済ませたので、映画を観ることに。20年振りに再開したトールペイントについてはまた別の時に。
さて、今日観たものは 「ニュー シネマ パラダイス」とてもよかった。詳し感想を書く体力がないので、よかったとだけ。


ここ最近観てよかったものは、禅、シルク、深夜食堂、わたしを離さないで、不思議なおもちゃ屋、パガニー二、神様メール、黄金のアデーレ。
観たいもののリストにはたくさんの映画が控えている。

それにしても、半年も前から上映を楽しみにしていた「ゴッホ最後の手紙」は今週の木曜日までだというのに、出かけられそうもなく、残念。
アマゾンプライムで観ることができるまで待つしかないかな。


2017年11月12日(日) 死者のためのミサへ

東久留米の聖グレゴリオの家の「死者のためのミサ」へ。
先週の日曜日にもこちらのミサに出て、その後、聖歌隊の方々に混ぜていただいて、この日の「死者のためのミサ」、グレゴリオ聖歌によるレクイエムの練習もさせていただき、この1週間は自分でも繰り返し歌いながら、準備をしてきた。

友人を誘っていっしょに電車でいく計画を立ててはいたが、その日の体調次第なので、朝、体調がよく、お天気もよく、出かけることが可能性になったことがまず感謝だった。
友人は、こちらのミサは初めて。以前から一緒に来たいと思っていた。武蔵野線を使って秋津経由で。このルートだと、人混みにまみれることもなく、遠足のようにのんびりした気分で移動できるからいい。東久留米駅から、お御堂までの道も川を眺めながら、林をくぐって辿り着く、その散歩道が好きだ。

ミサまで随分時間があったので、林の中に入り、つるが絡まりに絡まった不思議な形の木々を見たり、お御堂の静かな中庭でコーヒーをー飲んだりして過ごす。

そして、ミサはとても荘厳で美しく、慰めに満ちたものだった。去年は少しも歌えなかったその歌の数々を歌えることが嬉しく、感謝だった。
ミサの前に家族や友人など他界した大切な人の名前を書いた紙を出しておくと、ミサの中で一人一人、その名前を読みあげてくださる。そして、みなでキリエ、エレイソン、(主よ哀れみたまえ)と唱和する。
そしてその名前を書いた紙は来年春の復活祭前夜の徹夜ミサで、明け方、まだ暗い中庭で火にくべられその煙は空へと立ち昇る。できることならこの深夜のミサにも参加したいところだが。

帰り道、友人が
「わたしが先に死んだら、私の名前をミサの中で読んでもらってね。あなたが先に死んだら、私があなたに名前を読んでもらうから」と。
「うん、そうしよう」
その申し出がとても嬉しく、心に沁みた。

メメント.モリ( あなたの死を覚えよ)
先ほど歌った、歌のフレーズが消えずに耳に残っている。



2017年11月04日(土) 義姉が訪ねてくれる

私には弟が2人いるが、一人は金沢、一人は大分と離れているので、数年に一度しか会うこともない。そして夫の姉であるー義姉が一人。彼女は北九州に住んでいるので、義父と義母が他界した後は皆で実家に集まるという機会もなくなった。

仕事で忙しく、なかなかまとまった休みが取れない義姉なのだが、この連休は珍しく、4日間の休暇が取れたということで、大阪経由で次男と私たちのところを訪ねるよう旅のプランを立ててくれた。義姉に会うのは2年前の夏に、夫の実家に遺品整理のために集まった時以来のことだ。あの時は病気をするまえで体力があり、義姉と夫と私の3人で、とにかく、ありとあらゆるものをリサイクルセンターに運び、一件の家をほぼ空にしたのだった。今ならとてもやれないこと。あの時期に、行動に移しておいてよかった。

そんな思い出話や、義姉の今の仕事や活動事など近況を聞きながら、近くの懐石料理屋でお昼をいただき、その後、林の中のカフェで過ごし、夜は3人で温泉へ。たっぷり話しをして1日をいっしょに過ごす。なかなか会えないだけに、この時期に会うことができてよかった。


2017年11月03日(金) 来春のために秋の植え込み

朝の内に、夫に車を出してもらい、苗屋さんへ。
毎年、11月のはじめのよいお天気に行なう、春に庭のために植え込み。
50球のチューリップの球根はもう一ヶ月も前に届いていて、玄関の脇で植えられるのを待っていた。ようやく、その日。
春にチューリップといっしょに楽しめるように、寄せ植用のパンジー、ビオラ、ストック、白い小さな小花をいつものように。
シルバー系の葉物、花キャベツ、ミニシクラメンは冬の間に楽しむ寄せ植え用に。
このミニシクラメン、3年前に買ったものが今年もはをつけている。そのうち、花もさくことだろう。
コンポースで作った堆肥を夏の間ねかせていたので、古い土に自家製堆肥を混ぜ込んだ鉢もいくつか作った。市販の花の土と植物の育ち方を比べてみるため。この夏、バジルやニチニチソウはこの堆肥の効果は大だったが、球根やパンジーはどうなのだろう。

チューリップが咲く頃、再発して1年後という事になる。いったいどんな状況なのか、予想はできないが、花たちはきっと美しく咲くことだろう。その花たちの成長をたのしみにする冬のためにも、今日、植え込みが無事完了してよかった。

私が植え込みや土作りをしている間、夫は伸びに伸びた生け垣のレッドロビンを刈り込んでくれた。これもずっと気にかかっていた事だったので、2つの大仕事をすることができ、よい文化の日だった。


2017年11月02日(木) 病院の後はお風呂カフェへ

10月から抗がん剤治療が点滴から飲み薬に変わり、ようやく1クール、3週間が経過し、病院へ。
1週間目はこれと言った副作用はなかったが、2週間目は腹痛、下痢、食欲不振、口内炎、色素沈着と、リストにあったものが一通り出てきたものの、発熱はなく、仕事に穴を空けることもなく、1度もスキップせずに、2週間分の薬を飲み終え、翌日土曜日は一日寝ていたものの、その後の薬なしの5日間は普通の生活ができ、体重も以前より増えた。まずは良い出だしではなかろうか。

この日は夕方7時から中学生のクラスがあるが、診察は昼前には終わったので、お風呂カフェでのんびりすることに。
ここはすっかりお馴染みのリラックススペースになったが、ハロウィンは終わったというのに、まだここはハロウィンが続いているらしく、昼の日中であるにもかかわらず、魔女のドレスの部屋着を着た女子達や、若いカップルが漫画を読んだり、おしゃべりしたりしている。
漫画の他にも、旅関係の本や詩の雑誌「ユリイカ」や、センスのいいインテリアの本などが置いてあり、お風呂の後、食事や読書を楽しみ、4時頃に引き上げる。帰りの電車の窓から見える夕焼けが美しく、アーティスティックだった。私より先に電車を降りた女の人が、ホームに立って、スマホを空に向けていた。


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