考えてみれば分かることだった
幸せが本物になるのなら
本物が現実になるのなら
何を引き替えにしても構わない
ためらわずに
行くよ
| 2002年07月20日(土) |
Ｓｕｍｍｅｒ Ｎｏｔｅ |
僕の強さは
信じる前に僕の中で消えて
冷えたグラスと
遠い空が眩しく見えた午後
哀しくても
どうにもならないことは知ってる
空白なら
埋めていけることも知ってる
夏の日差しに誰かの面影を
受け入れたって
遅すぎることも知ってた
焦げたアスファルト
あの日の面影を
今いちばん行きたいところは誰も知らない街の片隅
誰もが２度と会わない人だったらいい
前みたいに何も感じることなく歩いてみたい
鈍感な私に戻ることができたらいい
そうすれば誰の視線にだって耐えられる
いつだって全てに期待してたあの頃へ
比較することや羨ましがることや
いとおしく思うことや妬ましく思うことや
分かってはもらえない
周りの世界どれにも当てはまらない
灯りを消して
明日は照らして
この部屋に閉じ込められてから３つの月を見た
あの子には分からない
あのひとは私の為に泣いた
でもごめんね 変わらない
光を失ってやっと私は私を取り戻せたの
誰に教えられることなく安らぐのはあの空間
誰と歌うわけでもなく安らぐは私の月
| 