サーモンピンク・フラミンゴ
INDEX


2005年09月22日(木) 幼稚でワガママな愛情量についての詭弁的ひとりごと

こう、なんていうんでしょうか。
自分の中で「一生懸命やろうとすればするほど空回り」みたいな部分、というものってみなさまありませんか?

あるでしょ? あってください。 ひとりぼっちにしないでください。

ワタシの場合はそれがどんな部分かと言いますとーーーう。

恋愛において「もうフラフラするのやめた!マジメになる!」と決意すると、途端に空回りを始めるわけであります。
どんな空回りかといえば、そう思った途端、自分が相手にとってうっとうしい存在になってしまうのでございますよ。

さて。
ここから先は、じょりぃが考える、じょりぃによる、じょりぃのための、超勝手な理屈であります。
しかも自分の浮気っぽさを正当化するための超勝手な理屈。
ということを頭において読んでいただけると嬉しゅうございます。

ワタシ、愛情過多症なんじゃないかと思うんです。
そんな病気はもちろんありませんが。勝手につくりました。不治の病。いや、治るかもしれませんが。
どうも、「好き好き好き好き好きっ好き」という、「一休さん」のオープニングテーマのような愛情量が多いような気がしてなりません。
で、その、ワタシの持っている愛情エネルギーをひとりの人にぶつけると、たちまち相手に負担になるのです。

ぶつけかたにモンダイがあるんじゃないかという気は激しくしますが。
しかし自分ではどうにもコントロールが効かず。
全身全霊を込めて愛情ビーム炸裂です。
ワタシもエネルギーを使いますが、相手も相当使います。というか、相手の方が使うと思います。
ワタシはしたくて(というか制御できなくてという方が正しいですが)してるわけですが、相手は自分の意志に関わらず好き好き攻撃を受けなければならないのです。こりゃたまりません。

当然、相手との歯車がずれてきます。
相手はうんざりしてきますし。うっとうしいと思いますし。
で、その結果、わがままなワタシはどんどんさびしくなるわけでございます。
わがままとはいえ、ホントにさびしいんですこれ。

きょんとの間にもそういうことがありまして。
ワタシはきょんに対して「もうよそ見するのやめた!」という覚悟でもってつきあい始めたものですから、きょんはワタシの好き好き攻撃を一身に受けることになりました。
当時もナナはワタシのココロにおりましたが、ナナとはまったく接触がなかったために、ワタシの愛情の行動化はすべてきょんに向けられたわけです。

とはいえ、「さっきセックスしたばっかりなのにまたかよ!」とかそういう愛情行動ではなくですね。清純派ですから。
単に精神的にも行動的にもべったりーになるわけです。

そういうのが嬉しい相手ならば万々歳なのですが。

きょんはそういうのがあまり嬉しくない相手だったものですから。(しかもワタシの好きになる相手ってこの手のが多い)
ふたりの間に不協和音が。
きょんはワタシをうざがりますし、ワタシはそういうきょんに疑心暗鬼になり、さらにしつこくするわけです。
疑い深くもなります。
うまくいくはずがありません。
別れも秒読み!という段階になって、ワタシは部屋でひとりで大泣きしてから「きょんにそういうことを望んじゃいけないんだ」とやっと悟りまして。
それから涙が出なくなっちゃったんですが。
あのときの涙がえらく苦しくて、もうイヤなんです。泣くの。

それからは穏やかに、家族的な愛情を育てていったわけですが。
ワタシはさびしくて仕方なかったのでした。
ワタシの持っている愛情のやり場がない。さびしい。ぐっすん。このままこの人とつきあっていていいのかな。なんて。
でも、一時きょんを失いそうになった恐怖から、浮気をする気は全然起きず。
今きょんに捨てられてしまったらどうなっちゃうんだろー、なんて弱気な気持ちで、自分の中の愛情(性欲ぢゃないですよ?)を持て余しつつ過ごしておりましたら。

ナナと再会しまして。
20年来の片思いの相手との夢のような展開に(とはいえ友達づきあいですけど)、ワタシの手持ちの愛情は一喜一憂しつつも満足しておりました。

そうしたら不思議なことに、きょんとの間も非常にうまくいくようになりまして。
お互いの愛情量のバランスが取れたのだと思います。
すごく変な話なんですが。

しかし、ナナは気の毒でした。
つきあってもいない相手から、おなかいっぱい以上の愛情をぶつけられていたわけでございます。
今思えば、彼女もタフだった。ありがとう、ナナ。
ある意味、その手の過剰な愛情の供給がナナにも必要だったのかもしれないから受け止めてくれていたのかも、ともちょっと思ったりしますが。

がー、しかし。

ナナへぶつけるのもよろしくない、とやっと気づいたアテクシは、ひとりで大騒ぎしつつ、ナナへの想いを鎮静する努力をしているわけでございます。
今のところまあまあうまくいっていると思いますが。
一時絶縁状態だったナナとの関係も、普通の友達程度に戻りつつありますし。
会って顔見ちゃったりすると、ものすごく心は揺れますが、そのあとしつこく電話したがったりということはもうありません。
会ってるときはぽーっとなりますけども。

で。
ワタシの今現在とこれからの話はさておきですね。
という水くさいじょりぃ。ぷうん。何の匂い?水の匂い。

何が言いたいかと言いますと。

ワタシってば、フラフラあちこちに愛情を振りまく生活のほうが、ワタシと愛する人のシアワセを確保できるんじゃなかろうか!
ということです。
ふざけているわけでなく、大マジメなんですがワタシ。

いや。
フラフラと愛情を振りまいたところで、さっぱりモテないじょりぃなので実害はないんですが。(´・ω・`)
そして決してワタシが気が多いことの言い訳を長々とひとりごちたわけではないんですが。(・∀・)

しかも一見暗そうな過去の告白なんかしながら、ものすごく詭弁的な理屈を一生懸命展開した割には、ちっともさっぱり説得力のない文章になってしまってます。
自分で情けなくなってきました。

さらに落ち着いて考えてみれば、「愛情の量云々」などというきれいごとなモンダイではなく、
「うがー!ワタシがあなたのことこんなに思ってるんだからあなたも同じように思え!」とかー、
「同じように行動しろ!」とかー、
「さびしくさせないでよ!ちょっとでもさびしくさせたらよそ見するからな!」とかいった、極めて幼稚なワガママだというだけだということにも気づきはじめました。

が、自分本位に考えさせていただければ、幼稚なワガママだろうがなんだろうが、ワタシが困ったチャンになっちまうことには変わりないわけでありますことよ。
じゃあそれを直せよと言われましても、なんか直らないんですよねー。<急激な開き直り

恋人がいるのにフラフラしがちなそこのアナタ様。

アナタはどうしてフラフラなさるのですか。
教えて。タダで。



・・・と、いつもにも増して一人上手な日記で失礼いたしました。
久々の更新で、日記の書き方を忘れてしまったのかもしれません。
ていうか、この独りよがりなひとりごとっぷり、まるで年寄りです。よぼよぼ。
ぐだぐだ言ってないで、ネコを抱きながら縁側に移動したいと思います。
うち、縁側ないんですが。



じょりぃ |HomePage