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熱血青春日記(癒し系)
ゆう
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2008年01月21日(月)
修学旅行

 卒業論文も無事に校了し、学会発表も終了。
 残された時間はあまりないけれど、表面上はいつも通りな毎日です。
 1階ロビーはこの4年間、我々臨床心理組の占有スペースでした。
 いつもここに来れば、誰かがいました。


 そんなロビー・スペースに、今日は総勢20名の心理男子組が勢揃い。
 これから修学旅行へと出発するのだ。
 行き先は洞爺湖温泉。本当は道内2泊3日完全制覇とか、沖縄から北海道まで日本縦断ドライブとかいろいろ企画はあったんですが、全員のスケジュールはなかなか合わせられず、お手軽に1泊の温泉旅行になりました。
 みんな就職先の研修に行ったり、引っ越しの準備をそろそろ始めていたり、終わるんだなあという実感がわいてきます。
 僕も、春には東京なのです。


 前日にSくんと二人で業務用スーパーで買いだしをしてきたお酒やウーロン茶、おつまみやお菓子類をそれぞれの車に積み込み、5台の車で一路洞爺湖。
 我が愛車のモコも出陣しました。この車も気づけばオーディオやらなんやらついて、ずいぶん旅仕様になっているので、長旅企画では必ず出陣します。燃費いいしね。

 今日はよく晴れていて、最高のドライブ日和。
 意外にハイペースで流れていったので、直接ホテルには向かわず、途中昭和新山やきのこ王国で寄り道していきました。きのこ王国では、瓶詰めのなめこを購入。これがうまいんだ、また。昭和新山では全員が集合し、記念撮影を行いました。制服を着ていたら、本当に修学旅行みたい。

 そんなこんなで、道中楽しみながらホテル着。
 予約時にSくんの入れ知恵で
「ぼくらとんでもなく騒ぐので、迷惑にならない部屋」
 と言って予約したら、地下2階の大広間に泊まってもいいよ、というありえない許可を頂きました。実際に行ってみると、どうだ! といわんばかりの奥まった場所にあり、確かにこれなら死ぬほど騒いでも迷惑になりようがない。上手いこと考えたな−。
 全員が大部屋に布団を敷いて寝るので、お泊まり会みたいで楽しい。

 それぞれ荷物を運び入れて部屋に設置し、とりあえずお茶を飲む。
 恒例の寝る場所争奪戦を繰り広げたあとで、自由時間になりました。僕は窓際の一番すみっこをGet。ベスポジです。


 自由時間は、I籐くんと二人で散歩。まずは足湯につかり、まったりと今までの思い出話。思えば彼とは一番初めに仲良くなって、今の心理軍団と僕が仲良くなったのも彼のおかげだったりする。
 バイト先もずっと同じで、仕事が終わったあとはよくゲーセンで朝まで馬鹿騒ぎなんかしてました。

 足湯から出て、市街地をぶらぶら。味のある金物屋を見つけて、ただなんとなーく入ってみると、店主がなぜか「日本の方かい?」と訊いてくる。何人に見えるのさ、と返すと、ひどくほっとした様子で
「あー。ごめんごめん。最近、中国からの観光客が多くてさ。日本語通じないから、おじさん困ってるんだわー」
 と説明してくれる。なるほど、北海道も国際化。サミットがあるからかな。

 金物屋のおじさんとしばし雑談で盛り上がったあとは、湖のほうへぷらぷらと。2人組の女の子に「写真撮ってください」と言われ、こちらも男二人組なので、これはフラグと思っていたら、あっさりイベントが終了しました。そんなもんだ。

 ホテルに帰って風呂に入ったら、宴会開始。
 他のメンバーはパチンコに行ったり、ボートに乗ったりと思い思いに楽しんだ様子。お酒をしこたま飲み、レンタルしたカラオケの機械を持ってきてひたすら歌い、思い出話に花。
 夜も更けてくると、僕が持ってきたトランプでS原くんという人がマジックを披露する。それがあまりに鮮やかで、なぜだか対抗したくなったので
「おれもやる!」
 と、酔っぱらった僕は果敢にチャレンジしました。選んだカードを当てるというマジックでしたが、一瞬で全員に見破られました。

 そのあとババ抜きをし、負けた奴から強烈な秘密を暴露してもらうというゲーム。今の彼女とのなれそめとか、告白の言葉とか、そういうのを暴露させるやつで、ノリがもう全員中学生。僕なんかかなり恥ずかしい告白だったんで、死ぬかと思いましたが、以外にみんなおもしろい恋愛遍歴があるのね。男子同士でそんな話ってほとんどしないから、おもしろかった。

 宴会は終わることなく、ずっと続きました。



2008年01月16日(水)
気を使う

 友達Sに新しい彼女が出来た。その彼女というのが、僕が警備員として働いているところの受付の女の子なのだ。(ちなみに、そこへはSの紹介で入ったので、同じところでバイトしているのです)
 警備員なんてのは一日中ぼーーーーーっと突っ立っている仕事なので、勢い、受付の女の子と世間話でもしたくなる。そんなわけで、その子とも結構仲はいいのだけど、友達が付き合い始めてからは、なんとも話しかけづらい。そんなわけで最近は、あまり話しかけずに、卒論のこととか、自分の行く末とか、その日の夕飯のこととか、そんなことを考えながらぼーーーーーーっとしているわけです。

 今日、その彼氏から
「最近、ゆうさんが話しかけてくれなくて寂しいです」
 と彼女が言っていた、と聞かされる。
 オレだって気を使うことはあるんだよ。



2008年01月15日(火)
調子が悪い

 去年末から咳が止まらない。最初はカゼだと思っていたのだけど、15日以上止まらないのでコレは何かあるのではないか、とさすがに不安になってくる。で、大学病院に行こう行こう……と思っているんだけど、今月と来月は出張続き。帰ってきたら来たで新年会やら新春ボーリング大会やら、何だかよくわからない飲み会やら、まあ要するに遊びまくって、気付けば最近咳していないな? ということになる。ま、いいか。

 調子が悪いといえば、ついに部屋で使っているコンポが逝きました。正確にいえば、右側のスピーカーから音が出ないのです。前々から調子は悪かったのですが、スピーカーの線をどうにかすれば音は出たので騙し騙し使っていたものの、ついに今日、左側だけになってしまった。
 最初はまあいいかと気にせず使っていたものの、聴きなれた曲を再生すると、ものすごい違和感。あるべきはずの音が無いっていうのは、もどかしい。まるで麺のないラーメンとか、ご飯のないカレーライスとか、そんな感じ。どうもスピーカーの問題ではないようなので、思い切って新しいコンポ買おうか。どうせなら単品コンポが欲しい。けど、オーディオに10万以上もかけられないずら。。。



2008年01月13日(日)
青春の影

 そろそろ、この街にも帰省組みが戻ってきました。ならば呑むしかねぇと当然なるわけで、いつもの調子で大学にクルマを置いて、一路飲み屋まで。

 マスター久しぶりーとか、まあ一連のお決まりをやったあとで、ビールを手に乾杯。店内になぜか道議会議員殿がいらっしゃっており、氏のご高説を賜っていると、演説の最後でお酒を奢られたりする。狭い(良い意味で)店だとよくあるのだ。それとも、寒い地域特有のものなのかもしれないけれど。まさにノミニュケーション。いや、話聞いてただけだけど。なにしろ、その場に居た若者7人は全員が「傾聴」のプロたるカウンセラーの卵なのだから、まあ。
 思えば、我々、H医大心理組も、この店で結束が固くなったように思う。大学名を言えば必ず「医学部?」と訊かれ、学部名を言えば「医大で心理って何するの?」と怪訝な顔をされる、医大心理組は、大学内ではぶっちぎりで仲のいい学部だ。

 さて、議員先生が帰った後は我々だけが店内に残り、久々なのでお酒が進む。自分も久々に、まっすぐ立てないくらいにまで酔っ払う。酔っても記憶はしっかりしているほうだと自覚しているんだけども、後で聞いた話だと、自分は彼女から必要とされていないからもう消えるのだとか、なんか中学生の恋愛話みたいなことを言っていたのだとか。まー確かに、そんなこと言ったかもしれない。ついでに言えば「できっちゃった結婚に持ち込んでやる」とか、ギリギリアウトなことも口走っていた気がする。最近は確かに彼女様は忙しくしていらっしゃる。けどそれが、辛い忙しさではなくて、仕事や何やらを楽しんでいるのだから、まあ好きにしていればいいじゃないか。留守番の子どもじゃないんだから、楽しく生きていりゃ、それで。



2008年01月02日(水)
遥か彼方の女

 新年明けましておめでとうございます。放置しっぱなしのブログですが、今年は何とかしていきたいと思ってます。需要はないですが、唯一たまーに更新される場所なので。ホームページもなんとかしよう。

 年末年始は、ひどい風邪をひいて寝込んでいました。寝正月です。
 どっちが言い出したんだか覚えてませんが、毎年恒例になっている初詣にも行かず、引きこもってました。第一、彼女は就職先の病院でバイトだか実習だかで、セイコーマートが18時に閉まるという恐ろしい田舎にいるそうです。
 バイト先の副班長(←30歳だけど、アイドルばりの爽やか王子様)にそのことを話したら「ゆう、それは絶対浮気してるぞ」と言われました。その後、先輩の恋愛悲話を聞かされました。その話の終盤あたりで「いや、もう別れ話になったときに彼女が包丁を」という話になり、ああ、別れるときは絶対お互い笑顔で別れたいと思いました。刺されるのはいやずら。
 言われてみれば、確かにクリスマスも年末年始も会わないとか、さすがに異常な気がしないでもないです。研究室のみなさんには異常だと言われました。ツンデレか。今流行りの(流行ってるのか?)ツンデレというやつか。少なくともここ2年は「ツン」の部分しか見たことが無いんだが。たまーに電話かかってきても、会話が実家の姉か妹と話してるみたいな内容だし。でもまあ、現実そんなもんである。彼女とは「遥か彼方の女」と書くのである。

 そんなわけで、おれも浮気してやるーとばかりに意気込んだものの、蓋を開けてみれば高熱出てぶっ倒れる、と、まあ現実こんなもんです。しかし正月なんてやることないなー。さすがにみんな実家に帰って、研究室に行っても誰もいないし。仕事も研究室にも行かないと、何をしたらいいのやら。