徒然ハトニッキ
(映画編)

はとの不定期映画鑑賞日記。

2004年05月24日(月) ロスト・イン・トランスレーション

監督 ソフィア・コッポラ
出演 スカーレット・ヨハンソン ビル・マーレー

シネプレックス幕張にて

沢山ある出会いの中で本当に心を通じ合わせられる人、瞬間は幾つあるのだろう?
ボブとシャーロットは恋愛とか友情とかを超えたところで繋がることができたんだと思う。

兎に角シャーロットが可愛くてたまらなかった。容姿が綺麗とか雰囲気が愛くるしいとかそういう可愛いじゃなくて、彼女のちょっとした動作や表情が彼女の孤独感や寂寥感を際立たせて画面の中の彼女に走りよって行って抱き締めてあげたいような気持ちに駆られた。それは多分,裏を返せば似たような経験があるような気がする自分への自己愛なんだとも思うのだけど。

ボブとシャーロットのやりとりは普通の恋愛映画よりもロマンチックでドキドキしてしまった。あんな風に素敵な大人の男とパークハイアットで升酒飲みながら『甘い生活』観たいなぁ。下心無しで。あぁヤバイなぁ。おじさんと仲良くしたくなってきた。



東京って私たち日本人から見ても不思議な街。
渋谷や新宿の雑踏を歩く時いつでも自分が異邦人になった気分になる。
今回の失敗は渋谷で観なかったこと。
終って映画館を出てから渋谷の街をフラフラと歩いてみたかったなぁ。


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