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2005年12月27日(火) 愛し君



これはまさに恋なのだと気づいてしまった  


脳裏に焼きつけた記憶を
まぶたの裏に映し出す



普段の毎日の積み重ねのなかで


たった一回のチャンスを逃さなかっただけ



彼を追う視線にもう気づき始めていた  

そして、視線が絡み合うということは




飲みに行こうなんて、絶対に言えない




2005年12月08日(木) 温度差



全身で、右半分に人の気配を感じて
いてもたってもいられないくらい、そわそわした

顔を見たいのに
すこしでも視界のなかに入れたいのに
体の向きを変えることさえ不自然な気がして
なかなかできなかった



やばいよー
やばいよー


気づかれたくないから
トイレで深呼吸




韓国ドラマみたいな
絶妙なすれちがい




皮ふ表面は寒くて冷たいのに
筋肉とか血液はあつくなっていた


ruriko