ひぽこんコラム

2004年11月30日(火) 喉に巨大血豆!

 11月29日、昨日は大変な日でした。
 昨日は朝から「おみくじたまご」@日テレが「凶」だったので歯医者に行った午前中からビクビク過ごしていたのですが、午後になってREMの事務所@アセンズからお手紙が着たりして(フフフ)ワアキャア過ごしていたのです。
 で。やれやれ〜などと6時過ぎ。ご飯をモグモグしていたら突然!突然ですよ、突然、喉がウグググと詰って来て、何かが喉にハッついてる感覚!息をするのもぐるじぐで、アアアウウウウウウアアアアグウウウダガギグゲゴオオオ〜〜〜!ひっさびさの大、大、大、大パニック!!!「死ぬ〜〜〜〜〜〜!息できなああああああああああああああああい」と叫び、財布ひっつかんでドワアアアアアアアアアアアアアアアとすぐ近所にある耳鼻科に走りこみました。死ぬ、息できないと言いつつも走れるのだから、本当は息出来て、生きてるのは無論です。
 で。涙目で「の、喉になんかある。喉になんかある〜〜」と医者の前で陳情すると「口大きく開けて舌べろをグウウと出して」と言う。で、出すと和田の舌を医者はグイイイッと引っ張るではないか!「エグウウェエエエゲエエエ」(←読むに耐えない擬音多いね)となってしまってダメダメ。口なんて開けてらんない。そこで鼻から細い管のようなカメラを差し込むことになったんです。その間もちろんずっと苦しいまま…。
 で、鼻からカメラは大して苦しくもなくスルスルッと入って行きました。すると喉の奥にあったものは「巨大な血豆」。医者は「あれえれれ、血かな?血豆かな?とりあえずうがいしてみて」と言って和田にうがいさせました。そして再度カメラを突っ込むとやっぱり血豆。「これはあまりに奥にあるからどうにも出来ないね。潰すには麻酔しないと出来ないし。耐えなさい。でも万が一、夜中に喉が腫れたりして息苦しくなったりしたらすぐに救急車呼びなさい。なんでこんなん出来たのか分からないね〜〜」などとまったくもって無責任かつ和田を脅しまくることばかり言う。そして原因もわからないってのに処方箋だけ山ほど書いて「はい、これ飲んで。で、1週間位したらまた見せて。これだけじゃなくてもしかしたら奥に病巣があるかもしれないしね」などとまた駄目出しの脅し…。
 和田は和田は和田は〜〜〜〜。ただただまだまだ苦しいまま、どうすることもできず、ハアハアしながら処方箋を手に調剤薬局に行き、処方箋を出して待ってました。したらそこのテレビが「本当にあった怖い話」だかなんだかやってて、霊が出た〜〜とか映ってる。くそぉ〜、霊より血豆だああああ!ともう怒りの気分にもなってきて。でもまた悲しみと不安も襲って来て。隣にいたガキをぶん殴りたい感じがしました。意味不明ですが。
 そしてお薬が山ほど出たのですが、あまりに山ほどで疑問に感じて、パッと見妖しげで信用度ゼロっぽい薬剤師に症状を言うと「いやぁ、正直言ってその症状でこの薬は、一応全方向で対応しようとしてますが、出しすぎですよねぇ。耳鼻科って結局外科みたいなもんなんですよ。だからこうなっちゃう。あの先生もねえ、最初の頃はあんまり薬出さずに頑張るとか言ってたのに今はこうなんだよねぇ。まぁ、僕の家族が万が一その症状だったら、ぶっちゃけこの薬とこの薬だけ飲ませますね」なんて実に的確に親切に教えてくれた。人は見かけによらないもんだ。
 で。トボトボ帰ってきたものの症状かわらず。薬飲んで沈んでいたらそのうち息苦しさが少し軽減…と思ったら、今度は焼け付くように喉が痛い!どうやら血豆が破けたらしい。唾を飲み込むのも痛くてウウウウウググググアアアギャドウェアオ。あまりに悲しい&不安で友達中にメールを送りまくる!(すげええ迷惑な女っす…でもみんな心配してすぐにお返事くれて。ありがとう。号泣)それでもどうにもならず、喉腫れ〜救急車?の不安に怯え、夜間救急病院もとりあえず調べ上げ、和田は憔悴の夜を過ごしたのでした。
 そして今日はとりあえずまだ痛いですが、どうにか過ごしてます。さっきフワフワ卵焼きとうどんも冷まして少し食べました。それにしてもどうしてこうも和田には「ワケわからん謎の、しかしとてもパニクる症状」が次々に襲って来るのでしょうか?もう、悲しいです。本当に。ああでも。ネットで血豆ちゃんを調べたら、実にたくさんの人が口腔内や喉の血豆にヤられて苦しんでいるんです。和田だけじゃなく。結構ポピュラー?そう言えば口の中には和田もよく血豆できます。鍼の先生によると「胃腸の反応だよ」だそうですが、西洋医学では「原因不明」とされてるようです。血豆、やめてくれ。でも奥になんかいるのかな?ぞおお。ぐすんぐすん。

2004年11月28日(日) 卵のお家

 一昨日、NHK教育テレビの「世界美術館紀行」だかなんだかって番組でダリの特集をやったのを見ました。ダリ。お髭の可愛いダリ。目をいつもカッと見開いて岡本タロウちゃんのお手本?とか思うダリ。スーパーリアリズムなタッチでありえない世界を描くダリ。大好きです。
 で、そんなダリの人生について私は何もしらなかったのですが、番組はそれを教えてくれました。ダリは10才年上のガラという女性を一途に愛して、でもガラは意外とハスッぱな女で金は使うは、パーティーざんまいだは、ダリの才能を利用して画商を騙して逮捕されかけるは、あげくの果ては愛人の元に走るは、すごいんです。でもダリは自分を最初に認めてくれたガラをずっとずっと愛していて、ガラを描き続けて、死ぬ間際に戻ってきたガラを看取る。看取った後は突っ走るようにダリ美術館を自ら作って、そして死んで行く。すっげえええ人生でした。愛が深くて。孤独も深くて。そして信じられないくらいに誠実で、でもちっちゃいちっちゃい少年がいつも真ん中にいる。もう〜〜、ギュウウウウウとしてあげたくなるダリちゃんでした。
 ああ、やっぱり。芸術家はその作品そのものだけじゃなくて、その生き様でも私らを魅了してくれるとつくづく思いました。なんてステキ。ちっちゃい少年ハートの孤独にして愛の深いダリだからこそ芸術が生まれたのだなぁ〜とホワンとしました。そしてダリとガラが住んでいた「卵の家」というお家(注:名前はそんなんだが、ステキなお家)の目の前の海がまたステキで。とってもいいムードで、芸術家を産む環境というか、育てる環境だな、うん、それも大切だと思いました。やっぱり中野区新井じゃなくて(笑)スペイン、カタルーニャの海だからダリなんすよね。
 それにしてもガラ。すげえええ女。ダリの側から見たらとんでもない女だが、でもカッコエエ女。齢70にして愛人の元へと走った女っす。話してみたい女です。人生満喫派ですな。

2004年11月25日(木) 本当に悲しいこと

 私を1番悲しませるものの中に「固定観念」というか、「常識にしばられた考え方」というのがあります。自分もそういうものに縛られたくないし、それに縛られていると感じたらイケナイイケナイと反省し、解き放ち、自由な心を取り戻すように努力します。
 でも友達がそれに縛られているのを見ると、どうにも出来ません。ただただ悲しいだけです。いや、もちろん「それって…」と言ってもいいのですが、常識というものや固定観念に縛られている人に「それって…」などと言おうものなら、こちらが狂ってる扱いされるだけで聞き入る隙など見せてはくれません。そしてサヨナラ…と去って行くという感じです。
 だから言いません。何も。そうだねそうだね、とだけ答えます。でも心は悲しいです。常識という枠の中で生きて行くことを選んで、それ故に世の中のハミだし者や弱者を疎ましいような目で見つめるようになった友達を、遠くに見ます。もうじきこの友達とも離れて行くであろうことを知ります。
 そして年々というか、段々、そういうことも増えて来ます。年と共に人は常識の枠の中で生きることを選ぶから。その方がずっとラクチンだもん。常識と言うのは、この世をラクチンに生きて行くための免罪符みたいなものだし。
 でもありがたいことに、私の廻りには常識なんてなんのこと?というような友達もたくさんいます。50才を過ぎても「ありえないっ!」というくらいな勢いで生きてる友達を見ると、すがすがしい気持になります。70才間近なのにピンヒール履いて野心ムラムラで生きてる私の元・上司とかスゲエエエと最近は尊敬してます。世の中から「おかしい」と言われる生き方、本当に素晴らしいです。もちろん中にはとんでもなく人に迷惑をかけちゃうような「オカシイ」人もいます。完全に後ろ指を指されちゃうようなタイプも。でも最近思うんですよね。そうでもしないと生きて行けなかったその人の人生を私が生きられるか?っとか。そう思うと、とんでもない後ろ指人生もまた、素晴らしいと誉めたいのです。
 そして私はどんどん「狂ってる」と言われたい。とんでもないことをやり続けたい。とりあえず「和田は本当にハゲちゃんに狂ってるね」とは言われておりまする。ハイ。

2004年11月22日(月) 質問募集中

BLENDERっていう、アメリカのフザけた音楽雑誌知ってまっか? かつて音楽雑誌っていうと、ローリングストーンだのNMEだのが王道で人気だったけど、ぶっちゃけそういうのは凋落して、今じゃ見てすぐ分かる、ワハハハ〜な企画もりだくさんなこういう新興のBLENDERみたいな雑誌の方が勢いあるし売れ行きもいいみたいだ。で、それに釣られてその路線に走ったのがNME…。バカだなぁと思う。
 で。そのBLENDERの「スーパースターに聞こう!」というコーナーで、今、マイケル・スタイプさんへの質問を絶賛募集中!(笑)
http://blender.com/talk_blender
/superstar/
ワ〜イワ〜イ。バカだバカだ大バカだ〜〜〜♪ 
 マイケル、マヌケっぽくていいなぁ〜〜、こんな所に出てきちゃって。で。どんな質問をしたいですかね、たった1問、マイケルに。と思うと、う〜む。和田はね〜〜、本当に聞きたいが本当の取材では聞けないことってことで。ふふふ。そうだな〜〜。「あんたさぁ〜、ナルシストっすか?」かな。「今でも、44才の今でも自分のことイケてるとかおもっちゃってるんすか?」かな。さらには「ゲソゲソに痩せてる自分をイケてると思えるのか?」かな。「妙チクリンな化粧してる自分をイケてると思ってるのか?」かな。
 と。ある意味、バリゾウゴンな質問ではありますが、そんなことですね、もっとも実は聞きたい事は。でも実際にインタビューになると「このアルバムは〜〜という心情に基づいて〜したらこ〜したら」とか結構どうでもいいおはなししか出来なくて、正直さみしいワダです(笑)。おもうんだけど、世の中にあふれている大半のミュージシャンのインタビューは果てしなく面白くない。って。私が言ってはいけないが、でも音楽以上に饒舌に音楽をしゃべられても困るし、ここにある音楽がすべてなのだからそれ以上の言葉もないだろう。だからミュージシャンには音楽意外のところからアプローチした方が意外と楽しくて、赤ちゃん雑誌で会った@エディ・リーダーとかぁ、不動産雑誌で会った@デヴィッド・グレイ(だっけ?)とか、そういう時のお話は意外と聞いていても面白かった気がする。子育ての話をするエディ・リーダーに現実生活に向かい合う時の厳しさが見えて、この人の真面目さとか完璧主義を知りました。それからデヴィッドさんの家へのこだわり、光りへのこだわりから、彼の美のこだわりも知りましたし。
 そんなだから〜。そうやね〜〜。マイケルにもし楽しいインタビューをするのなら、「エコノミスト」とかそういう雑誌がいいのかも?バンド経営からハゲの本音を探る?いや、違う。犬好きだから「月刊犬」(あるのか?)みたいのがいいかも?いや、全然ちがう、分かった!『VIVI』とか、さらにもっと年下ギャル系の雑誌だわっ。キャ〜〜ンイヤ〜〜ンキャピキャピッっ光りモノ好き〜ドレス可愛い〜〜王子様ほしい〜〜〜って感じで。うん。それが似合ってる。恐ろしいほど…。
PS:ところでタモさんは「タモリのTOKYO坂道美学入門」なんて本を10月に出されていたのですね。あんなにお忙しい方なのに、本まで。1600円です。読みたいのですが、今貧しいので我慢してる(涙)。誰か和田にクリスマス・プレゼントしてください(笑)。タモさん、大好きです、もちろん。生涯に1度インタビューしたい方です。あと、假屋崎省吾先生も(うふっ)。

2004年11月21日(日) 動かない動かない動かない

 今夜はジョス・ストーンの業界向けショーケース@クラブクアトロに行きました。で。まぁ〜、その帰り、セッチャン@和田をエクソシスト呼ばわりする、たおやか系美人なのにラウド系熱愛者(長い説明)とうどんをズルズルすすり、ジャアアネエエと別れて、和田は電車に乗る気分じゃなかったので@乗ったらゾゥッとしそうだった…バスで中野まで帰る事にしました。
 渋谷から中野のバスは甲州街道を廻るルートのと中野坂上を廻るルートのと2本走ってて、両方共かなりの本数があり、和田はよく中野坂上を廻るルートのを利用します。電車に乗りたくないとき、階段を上り下りしたくない時、考えことをしたいとき、音楽を聴きたい時などに乗ります。大体片道40分くらいでしょうか?駅から駅で。だから電車よりはずっと時間はかかります。
 が。今日は夜だってのに、さらにかかってひまいまひた。NHKを過ぎて富ヶ谷に行くたったの、歩いても5分もないところを10数分!!もう〜ちっともバスは動かず、後ろのカップルの若い兄チャンも「動かない動かない動かない」とうわごとのように繰り返し、カノジョォに「もぉおお。子供じゃないんだからっ!」とたしなめられていました。しかし和田も(うごかないうごかないうごかない)と心で一緒に言ってました。
 そしてどうにかこうにか動き出し、やっとこ富ヶ谷の交さ点も過ぎてどうにか普通より少し遅いです〜くらいの感じで中野まで動き出しました。
 どうしてそんなことに?と思ったら、それは山手通りの工事のせい、やっぱり。昼よりも夜に大規模にやってるから道路が1車線しかないんすよ!そりゃ渋滞するっての。
 しかしね〜〜。この山手通りの工事、もう何年やってんだ?和田はかつてそのすぐ近く@東中野に住んでいて、夜中のド〜〜ンド〜〜ンという騒音に気が狂いそうになり、トットと中野の山奥地帯に引っ越して来ました♪えがった。東中野の辺りは行き付けの病院があるから今もよく足を運ぶけど、「山手通り沿いの環境を守ろう」なんて立て看板をよく見かけます。でも守れないだろう?そりゃ…と思う。 
 大体あの工事、前は地下鉄だったけど、今は下に高速道路作ってるんだよね?なんだってあんな所の地下に高速道路作らなければいけないのだろうか?誰が嬉しいのか?誰がそんなに急いでるのか?不思議。今日、渋滞してる道路をバスで上から眺めながら、すごく不思議な気持になりました。こんなもん、こんなにワーワー作ってどうしたいんだろう?って。すごく傲慢な景色に見えてしまい、あ〜あとすごくすごく強く思いました。作るってことの虚しさを。

2004年11月19日(金) 罪深い私

 東京新聞でファルージャで実際に起こってることを読みました。米軍はまず最初に病院に乗り込んで、お医者さんやら病院にいる人達を縛り上げたそうです。なぜなら、前の攻撃の時に病院から情報が……どれだけ市民が死んだとか…外に流れたからだそうで、これは明らかに国際法にも違反しているそうです。と言うか、そんな法律を持ち出さなくても、そんな狂ったことが出来るなんて、神経が完全にイッてしまっていますね。戦場では兵隊さんたちはとても正気ではいられないのでヤク漬けで、だからこそベトナム戦争の後にみんなドラッグ中毒から抜けられなかったわけですが、せめてその狂った行為をした人達が、ドラッグのせいでどうなってしまったと思いたいです。そうでなければ、もう、完全に。あの国はおかしすぎるから。そんな命令出してるなんて…。
 でももっと恐ろしいのは、本当に無差別に破壊力の大きな爆弾で攻撃をしてて、妊婦さんの体から胎児が飛び出てしまった死体もあったそうです。それを(妊婦さんの)妹さんが見てしまって、今も彼女は頭からその光景が離れなくて悲しみと狂気の中にいるようです。きっとそれは1例ではなく、たくさんたくさん同じような光景があるのでしょう。想像しましょう。砂にまみれて目をカッと見開き、血だらけで死んでる女性。まるで人形のようにおかしな形に曲がってしまった手足。髪の毛は血でベッタリと顔にヘバリつき。その顔もベコンと凹んで苦痛に歪んでいる。そして横には血となんだか分からない体液にまみれ、それに砂がついて泥人形のようになって、白眼剥いて死んでいる赤ん坊。まだ十分に大きくなっていなくて、でもこの世に出てきた赤ん坊。もちろんヘソでお母さんと結び付いたまま。そんな凄惨な光景を。肉の腐った臭いが鼻について、とにかくおぞましいばかりの光景を。
 でもそんな爆弾をおとしているアメリカは浮かれていました。NYで、ハゲちゃんが行き付け〜というダウンタウンの「今1番イケてるカフェ」ちゅ〜〜のに行きました。@ブッシュ当選の夜。新聞ではNYは泣いている!ブラックチューズデーだった!とか書いてあったけど、大嘘。女たちはブランド物で全身覆い尽くしてオシャレで表情はパリス・ヒルトンみたいな下品さで、でも可愛くて…。男達はみんなアントニオ・バンデラスみたいで、イヤらしくてゲヒゲヒしてて…。ハゲちゃん、なんでこんな馬鹿な店で、しかも飯もクソまずくて、こんな所にゲヒゲヒいるのかしら?と思いました(ああでも。翌々日に行った別のハゲちゃん行き付け茶店はよかったけど…ってハゲちゃん詣でしてるのかって?ああううう)みんな楽しそうに生きてて、そしてファルージャでの戦闘なんて私が見ていた時もチョッとして報道されてなかったTVとか。アメリカ軍の人達が勇ましく撃ってる姿のみでした。
 でも私自身もそんな傍観者の一人に過ぎず。等しく罪深い人間。大バカ者です。お母さんの体から胎児が飛び出てしまったそのときに、おそらくゲラゲラ笑っていた馬鹿者です。どうやってこれの罪滅ぼしができるのでしょうか?まったく分かりません。

2004年11月17日(水) すごく心配

 ぐおおおおおおおお。和田はまた病院大王になりそうです。
 ちゅ〜〜のも。今日、ダルダルの体をひきずりながらも『フェスティバル・エクスプレス』っていう映画の試写会に行こうとフンフンフンと化粧などしてました(あまりしないが、ちょっとだけする。オバさんだし。外出るのに申し訳ないし)。
 して。チョコッと右ホホを触ったら。ガアアアアアアアアン。なんか。なんかぁ。知らない間に「しこり」がある!!明らかにプコラ〜ンと「しこり」があるっ。ガアアアアアアアアアン。和田はまた、また、また、いつものようにパニックな気持になり、そして「ど、ど、ど、どうしよう?」と思い、とりあえずいつものように母に電話。んで「しこりがあるうううううう!」と叫びました。
 が。母は当然いつものように「んで?」みたいなノリで。全然たいして相手にもしてくれません。仕方ないので電話を切って、もう出かけないといけないのに、ネットに「しこり ガン 頬」と入れて(←すぐにガン)。検索@グーグル。いくつか出て来て読んでみると「コリコリして動くようなのはガングリオン。でも痛みもなく、ベタリと貼り付くようなのはガン」ってあった…。和田はもう一度触ってみると、痛みもなく、しかもベタリと貼りつく様…。ガアアアアアアアアアアアアン!!
 が、ガンだ!!ガンだっ!!最近すぐに「もう死んじゃってもいい」とかほざいていたけど。でもでもでも!やっぱりイヤ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
 もう。和田はすっかりすっかり号泣モードになってしまいました。いますぐ病院に行こうか?でもどこへ?
 と。思い悩みました@一瞬。が、どうしても今日、その試写会に行かなければ、次がずっと先で。致し方なく、心は超ブルー、ガンガンガンのまま試写会に行きました。
 映画は、ジャニス・ジョプリンだのザ・バンドだのグレイトフル・デッドなどが出て来て歌っちゃうもので、「あら、ジェリー・ガルシアって熊さんみたいで可愛いし、いい人そうなんだ」なんて思いましたが、が、とにかく頭の中はガ〜〜ンガ〜〜ンガ〜〜ン。ガルシアもジャニスもダンコ(リック。ザ・バンドっす)も死んだよな。ガンだっけ?とか思うばかり。ガンガンガンの女で、さっぱりでした。
 んで。いてもたってもいられず。帰りにタッタッタッと落合から歩くこと20分。いつも行く内科に行ってしまいまひた。いやまぁ、ワイパックス君をもらいに行ったのですが、でも帰り際に、なるべくさりげな〜〜く。「またいつものかぁあ?」と呆れられないように。さりげな〜〜く先生に「なんかここにできてる…」とポツリと言ってみました。したら先生は両方をゴリゴリ触って「何か出来てる?」と言う。えっ?だって出来てるじゃん!!と焦って「これ、これ、これです!}と先生の指をギュッとつかんで、しこりにあてさせちゃいました。自ら。すると先生は「ふ〜〜ん。なんでもないんじゃない?」
 …。……。………。そうは言われても!!!和田は和田は和田は超〜〜〜〜〜〜心配。とにかく心配っ。だからだからだから。きっと和田は1週間後くらいに耳鼻科もしくは、どっかの皮膚科@大きな病院の待合室にいることでしょう。
 あ。そうだ。DCでお友達になった「和田が思うに日本で1番優しいお医者さん」のSさん…ふふふ。そんな素晴らしい方とDCでお友達になったのさ!!今回の旅での最高のいいことさっ。ふふふふ……に「こういうときは何科に行ったらいいでしょうかぁあ?」とメールで聞いてみようっと♪ルンルンルン…。って。このページをSさんも読んでくださっているようなので、もしや今ごろ「げっ?オレ?オレか?いやだなぁ〜〜もう〜〜。隠れちゃおう。コソコソコソ」と思われてるかも〜〜。和田の迫力にタジタジかも〜〜〜。いや〜〜ん!逃げないで〜〜〜!先生〜〜〜、待って〜〜〜〜!!バタバタバタバタ(←追いかける音)

PS:金曜日深夜12時 FMヨコハマ ロッキングルーヴ 聴いてね!

2004年11月16日(火) 宣伝とオタク道

 今度は宣伝です。今度の金曜日の深夜12時、だから時計変って土曜日になった瞬間ですが、FM横浜の「ロッキングルーヴ」に出させてもらいますぅ。そこでREMのツアーを見てきちゃったもんね♪話をする予定です。よろしかったら聴いてください。番組のHPはコレです。
http://www.fmyokohama.co.jp/
onair/program/RockinGroove/index.html
 こんな番組に出させていただけるのは、ひとえにその番組のDJの大貫憲章先生のおかげです。大貫さんは、2月にも、REMのDVDの発売にあわせて和田を出させてくれて、マイケルのインタビューをオンエアさせてくださいました。大貫先生、実はREM応援隊???ありがてぇありがてぇ。ペコリペコリとしまくって、デコが土にのめり込みそうな勢いですわぁ。ちなみに相方を務めているのが、和田をエクソシスト呼ばわりするDJ節っちゃん。節っちゃん&和田の、恐怖のトークも聴いてね〜〜♪

 ところで。きのうEZ−TVで、また秋葉原のオタク君たちを取り上げていた。そういうのって良く特集やるよね?で、いつも「夢の中に生きる人達」→現実逃避の人達→早く目覚めさせて上げなきゃ!!みたいな流れになりますが。バ〜〜カバ〜〜カと言いたい。こんな荒れ果てた世の中で、幸せに過ごせる空間を見付けた賢い人達だと思う、彼らは。現実の荒れ果てた世界で、金儲けとか、金儲けのためなら手段を選ばない人達とか、人を殺してでもお金を儲けようとする人達とか、自分の職業をカサに来て金儲けばかりする人達とかがあふれているけれど、そんなヤツラの数億倍もすばらしい、誰にも迷惑をかけずに、己の人生を楽しむことを知ってる素晴らしい人達だと思う、彼らは。夢の中で生きて何がいけないの?夢を忘れている人よりずっといいじゃん?見ていて、ムカつきました。オタクたちよ!万歳。どんどん夢の中に生きて人生を楽しんでください!!

ps:前回書いた「アメリカCBSテレビの人気番組にアラファト死去のニュース速報』ですが、その後、その「ニュース速報」を割り込ませた報道プロデューサーはクビになったそうです。アラファト死去のニュースの重要性を分かっていた賢き人はクビです。CBS…いと、おろかなり。

2004年11月13日(土) 間違いを訂正&驚いたニュース

 こないだユニバーサルミュージックからリリースされたトム・ジョーンズのグレイテスト・ヒッツ盤のライナーノーツを和田が書いたのですが(んなこともしてました)が、和田は愚かにもそこでたくさんの誤りを犯していたようで、ファンの方からご指摘を頂きました。ので。ライナーは今から直せないので、ここでその指摘を頂いた部分を書いておきます。ペコリ。ごめんなさい。
 まず大ヒット曲の「恋はメキ・メキ」の邦題を和田はみうらじゅんがつけた、と書いたのですが、どうやら当時のレコ社の人がつけたもののようです。今となるとイーストウエストがないので、それにワーナーからはたくさんの人がサヨナラしちゃってて謎なのですが、そうだそうです。みうじゅんの話は、その後尾ひれがついて、広まった模様。
 さらに「サンダーボール」って曲は映画「サンダーボール作戦」のテーマ曲です。その映画のタイトルさえ間違っていた(アホか、和田)。
 またトムさんはかつて「This is Tom Jones」というTVショーをやっていたのですが、それを日本でも放映していたという記述を抜かしておりました。というか、知りませんでした。そうなんだ、やっていたのかぁああと驚きました。すいません。
 そして「ボーイ・フロム・ノーホエア」という曲はミュージカル「マタドール」で使われたように書きましたが、結局このミュージカルは上演されずに曲だけが1987年に全英2位の大ヒットになってるそうです。
 と。間違い盛りだくさん。さらに足りない記述ももりだくさんで、お恥ずかしいです〜。ファンの方からすればかなりイラつくライナーを書いてしまったと反省しきり。レコ社には「バアアアンと迫力あるのを1つよろしく」などと言われて、調子乗って書いてましたが。恥ずかしいです。反省。反省。
 ああでも。過去のライナーとか今、目の前に並べられたらもおおおおおおおおおおお、超恥ずかしいものばっかりだわぁ〜。1番恥ずかしいの?う〜む。REMかな?(笑)
 ところで。ロイターでこんなニュースを発見。アラファト書記長の死より、探偵ドラマが大切なアメリカ人に心底驚き、彼らにとってパレスチナなんてどうだっていいことを再確認。そりゃブッシュが勝つよ、この国は。でもそんなにずっと勝手なこと言って、してて、エブリシングオールライトになると思ったら大間違いだぞ!と言いたい。
〔ロサンゼルス 11日 ロイター] 米CBSは11日、人気探偵ドラマの終了前5分間に番組を中断し、アラファト議長死去のニュースを挿入したことについて視聴者に謝罪した。
 CBSは声明で、アラファト議長のニュースは「CSI: NY」の変更を正当化するものではないとの認識を示し、「強引な報道担当のプロデューサーが、ローカル局で深夜に放映すべきレポートを、早とちりして流してしまった。このミスに対し、深く謝罪したい」と説明した。
 「CSI: NY」は同局の人気ドラマシリーズ。毎週の平均視聴者数は1670万人で、プライムタイムの番組全体でも8位を記録している。
 議長死去のニュースで番組が中断したことで、多くの視聴者や系列局の一部から苦情が殺到していた

2004年11月12日(金) 出川との旅でした

 みんなにガガッと一斉メールで帰国報告とかしてたら「楽しい旅でヨカッタね」と言われております。いや、その通りに楽しかったのではありますが、実は行く日に出川がやってきてしまい。それなのに途中で台風に遭ってしまったり。も〜文字通りの「台風」に…(詳しくは話せないほどの強力台風)。そんなこんなで和田は実は「お薬漬け」でもありました…。
 そんな中で最も役立ったのが、行く前にもらっていたが飲んではいなかった「ワイパックス」君でした。これは効く〜〜。友達に言ったら「私には効かなかった」と言っていたが、私には効く〜〜。バクバクドキドキグアグアが飲んでからたったの15分くらいでスワ〜〜ンと消え去る。それはもう恐ろしいくらいに。どれだけオレの神経は今、潰されてるんだろう?と思うくらい、すごかったです、効き目。安定剤のパワー、恐るべし!!
 でも。寝るにはワイパックスだけでも、強力なはずのマイスリーちゃんだけでも効かず。両方いっぺんにグワアアとか飲んでいて、その合間にもデパスとかまで飲んじゃって。もうラリラリな和田(笑)。旅の前半は飯もあまり食わず。寝れず。薬だけ飲んでて…。あと、家から持っていったオセンベくらいで…。ラリるってこういうことか?と感じました。寝てても寝てるというよりは、幻覚見てる!みたいで。目の前がグルグルグルグル・サイケデリック・ドリームなんですぅ。ずっと。なんかもおおおお。なんかもおおおおおお。薬の乱用はいけないですね。オホホホホホ。
 そんなわけで。しかし旅の間にいい人達に恵まれ、助けられ。日本のお友達からの電話にも励まされ。最後はニコニコ帰って来た和田でしたぁ。前半のピークに調子悪い時に電話した友達:節には、帰って来てから「あんたの声が異常だった。エクソシスト入ってる声だった」と恐ろしがられましたが(笑)。ゾンビィってたんだよね、マジに。そういやぁ、エクソシスト、エクソシズカ、なんか似てる…。
 そんなわけで教訓。「酒に飲まれるな」じゃなく、「薬に飲まれるな」ですね。適量を守りましょう♪そして「苦しい人にはワイパックス」です。ワハハハ。

2004年11月10日(水) ブッシュの国からこんにちは

 帰ってきました、ブッシュの国アメリカから。
 あ〜あ。本当に再選されちゃったんだね。ショボン。最初に行ったDCはマジにケリー一色で、イヴ@選挙にホワイトハウスの隣(本当に隣だった)であったREMのショーもまるで「政治集会」みたいなノリでケリー万歳〜〜〜!だったから、一瞬でも「イケるかも?」と思ってしまいました。が。ガ〜〜ン。負けちゃいました。それを知ったのは、いざ飛行機でNYに移動しましょうという搭乗ゲートででした。アナウンスされました。
 そしてそのアナウンスを聞いてうなだれて9・11に使われた航路を飛ぶ飛行機にちょっとビクビクして乗りました。
 ああでも。その私のビクビク。行く前も色々ビクビクしていたけど、そのビクビクこそがブッシュ再選の鍵だったんだよね。何か来るぞ何か来るぞ何か来るぞ!と脅かして脅かして。それに不安になって不安になって不安になって、さぁブッシュだったんだよね。@ボウリングフォーコロンバインもそれが主張だったけど。あの選挙直前のビン・ラディンちゃんの声明もすげええ怪しいと思う。あれは…ブッシュとビンちゃんのつながりを、逆に明確にしたと思ったり。
 でもブッシュ勝って、ケリー支援者が多いとされるNYはドップリと暗かったか?ノ〜ノ〜。みんな着飾って高いもの飲み食いして、女性はなぜかみんなパリス・ヒルトンみたいなメイクしてキラキラして大騒ぎしてました。能天気でした。アッパパパ〜でした。だから和田もついつい買物とかに興じてしまったり…。バカでしゅ〜。
 アメリカは変らず。ファルージャではたくさん人が死に。アラファトももうじき死ぬ。世界はどうなるのかな?ハゲちゃんは「イッツジエンドオブザワールドアズウィノウイット、アイフィールファイン〜〜」といきなりコンサートの冒頭で歌っていました。そしてその次に「レッツビギンザビギン」と歌いました。また始めよう!って。@NYのショー11月4日に。うんだ。希望を失っちゃ〜いけないってことだよね。まず、できることはソレだよね、ソレ。
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