DJ SEO's DIARY

2006年09月30日(土) >>あら?

NEWS23見てたのに、眠気に負けてオシムくらいまでしか
覚えてない・・・。

でもやらなかったみたいやな。
関西では放送しないっちゅーウワサはマジだったか。
これはやっぱりトムの意向かしら?
関西って嫌われてる?
サマソニでもクリープ入れてくれんかったし。

これなら、昨晩のレイザーナイトに行けば良かった・・・
とか思いつつも、今日はナゼか今から仕事なのだ(現在朝7時)

昨日、鳥貴族で飲んだ端麗2杯で完璧に酔っ払った
(体調悪め・・もともと酒弱いケド)僕ですが、
朝の強さは驚異的やな。
2日酔いなのに目覚ましナシで起きれるなんて・・・。

今週末は久しぶりにかなりヒマだ。
今日は仕事終わったら神戸にでもレコ掘りに行こっかな。

でも昨日はHMVが以前からやってた、
”DVD3枚以上買ったらオール30%オフセール”が
10/2で終了ってことで、慌ててまとめ買い。
予約商品にも適用されるってことで、
ニルヴァーナやらレディングやらも混ぜて注文。
計6枚で15000円也。う〜む、それでも高いな。


ってなワケで珍しく日々的な日記でした。



2006年09月06日(水) >>9.2.GROOVER

今月も遊びに来てくれて有難うございました!


フェス特集最終章となるパート3。
今回はパート1,2と比べると少しサマソニ勢を
強くした感じ・・・でしたが、メタリカをかけそびれてマジ残念↓
(もう少しリクエストが集まれば・・!って感じでした)

あとはサマソニでの個人的ハイライトだったアグリーを
FASTMIXで4連続つないだり。

今回はリクエストも多くて嬉しかったんですが、
もっともっとお待ちしてます!
マニアックなアーティストは確かになかなかPLAYされにくい
ですが、根気強く書いてくれれば・・・!と思います。


そうそう、
今月ラストらへんでかけたOMDのエノラ・ゲイ。

本来の意味的には先月のグルバの日(8/5→広島原爆投下日の前日)
にプレイするべき(?・・・べきとか言いたくないけど)
なんでしょーが、曲は聴いてのとおり、
激キラキラ・エレクトロ・ポップなんで、かけてる当の本人が、
どうしてもハシャギ倒してしまうんですよ(汗)

・・・んまぁ、実は先月も持ってきてたけど
単にかけそびれただけってウワサもありますが。。。

今月かけれたのは、まだその後にジョン・レノンが
あったから、そしてフジのLOVE&PEACEな感じがちょっとでも
リアルに感じられたら、という思いも込めてね。



さあて、フェス特集も終わったってことで
いわゆるロック・シーン的にはこっから新たな一年が始まります。

それに伴ってグルバの選曲基準も移り変わるワケで、
だいたい例年3、4月〜からその年のフェス出演バンドを
頻繁にプレーしだすんだけど、フェス後の9、10月〜からは
翌年ブレイクしそうなバンドは抑えつつも、
ふり幅の大きい、より自由度の高い選曲が期待できると思います。

僕自身もここ数ヶ月は似たような曲をプレイすることが多くて、
(んまぁ・・それでも他のDJよりかは多様やと思ってますが)
ちょっと飽き気味だったので、下半期は個人的にも毎年楽しみに
してたりします。

来月のパワープレイはPRIMAL SCREAMってことで、
ボビーが敬愛するバンド・・・
(サイケ〜NW〜PUNKからストーンズにいたるまで)
を踏まえつつ、`90〜`00のロックでダンスなグルーヴ・ナンバー、
そして最新ヒット・ナンバーを混ぜてお送りします。

プライマルはおそらく20〜30曲くらい流れるんじゃないかな?
どうしても聴きたい曲があれば、BBSにカキコするか
グルバ当日にリクエスト用紙に記入して頂戴!

それでは、お楽しみに!!



あ、18(月・祝)は『POPSTANDARD』の
スペシャル版、『HAPPY MONDAY』に
僕とサカモトで出演します。

今のトコロ、趣旨に合わせてマンチェ/インディダンス多めで
挑む予定・・・こちらもお楽しみに!!


2006年09月04日(月) >>さらば、黒沢!!

ビッグコミック・オリジナルで連載していた、
『最強伝説、黒沢』が終了した。

まさかとは思ったが、ここ数週間の説きっぷりは
それを匂わせる節も確かにあった。

福本漫画の中でも最高齢にあたる40代半ばの
独身土木作業員が主人公だった本作。

連載当初の怒涛の超ゆるゆるペースで長く引っ張る
ダメ中年っぷりは、全てはラストへの布石。


戦う40代。

いや、戦わなきゃいけない事に気づいた40代。


人生には決して諦めちゃいけないんだって!

自分の器量の無さを自覚した上でも、
それでも戦う心、挑戦する心、
は決して失っちゃいけない。


福本先生がこの漫画で伝えたかったのは、

『敗者の美学』


自分の力だけじゃ、結局どうにもならないことはいくらでもある。

でも、それに立ち向かうこと。
たとえ、負けるのがわかっていても「NO!」と言う勇気。

粉々になろうと、俺が俺であることを忘れちゃいけない。
それは、とても大事な事なのだ。


ロックンロールは僕らが生きていく上での聖歌なのだ。


今更だが、福本先生のロック魂は極めてアツい。

ロックンロールという教科書をわかりやすく漫画に
してくれたよーなモンじゃないか。


あぁ・・・それにしても残念だ。
やはりファンとしては、こっからドンドン連戦連勝の
”最強伝説”を期待していたんだが・・・↓

でも福本先生的には、
黒沢という人物を読者にリアル(現実的)に伝えるには
ここ(戦う気を捨てたホームレスたちと組んで暴走族を倒すこと)
がリミット・・・だと考えたんだろう。

これがいたって平凡で普通の何もトリエの無かった男の
可能性の限界。意味のある死。
さすがにこれ以上の金星は、ただのスーパーマン。
読者の感情移入が薄れてしまうのだ。そりゃそうだ。


だから終えた。


福本先生が黒沢という男を使って伝えたいことは、
これにて完結したのだ。


これで黒沢先生の連載はアカギとカイジのみ。
おそらくアカギは、今の戦いが終われば終了するだろう。

アカギは後に「天」にも出るわけで、
この闘牌でも絶対に負けないことが決まってるわけで、
これ以上引っ張っても、特に意味はないのだから。


やはり福本先生的に一番愛着があるのはカイジなのか?


カイジだけは本当に平凡でダラしなく、
いつ負けてもおかしくない雰囲気が常にある。
閃くことは閃くが、それでもボロが出たりするという
”天才”と”凡人”のちょうど境目スレスレを
行き来してる感がいい。

ここ最近に福本漫画の主人公の中で、唯一とも言える
自分を捨てれない=ギャンブルに不向きな男、カイジ。
読んでて一番ドキドキしますよ。
勝負の途中で、気抜いちゃうトコとかバリ素人(笑)
そりゃ愛着沸きますわな。



さて、僕のヒーロー”森田”はいつ復活するんでしょーか?
強くて、ヘタ踏まなくて、命も張れて、そしてピュア!

景気も徐々に上向いてるみたいだし・・・
そろそろ連載再開するべき!

最近コンビ二で『銀と金』の兼価本をよく目にするし、
これは再開への布石と思っておいて、いーんでしょーか!?




2006年09月01日(金) >>単なるここ最近の生活と思いきや・・・気づいたら結構昔らしい文章に(笑)

あぁ・・酔っ払った。

最近は僕の収入の9割以上を占める
(モチベーション上の)サイドビジネスがエラく好景気で、
先週土曜の高級フレンチ(後で聞いたらコース2万以上らしい?)、
を頂いたにも関わらず、今日も木曽路でしゃぶしゃぶ食って
カラオケ行ってのバブリーな生活。

んまぁ・・これもやる気ない僕に代わって他の人が頑張って
くれてるからですよ(笑)ごちそうサマ。

でもカラオケは超久しぶりに一般の人
(僕的にはJ-POP中心に歌う人のことを指す)と混じって歌った
んだけども、めっちゃ新鮮やね!

もうそれこそ、B'ZやらGLAYやら木村カエラやらやねんけど・・・
ビートが新鮮!マジでね、音鳴ってたら体が動いてしまうんよね。
どんなにシャバイ音のキックでも!

ここが他の人と全く違うっていうか、
DJ業的に無意識に”ドラム聴き”してしまうのか・・・
気づいたらステップ踏んでるねんな。
どんな曲であろーと。

ってな感じで、音楽好き過ぎる自分に引きながらも
4曲を熱唱。もちろん周り東大阪系社員と比べたら
言うまでもなく僕が一番上手いです。

その選曲もいろいろ悩んだ結果・・・
GREENDAY"BASKETCASE""AMERICAN IDIOT"
BEATLES"MEDLEY"と皆の比較的知ってそうな曲を歌った後に、
久々の日本人ナンバー、ミスチル”星になれたら”で〆!!

歌うの何年ぶり?でしたが、単純な曲なのでバッチリ。
いい曲やわ、やっぱ。歌うとスッキリするしね。


・・・とか言ってるからって、
リクエストに書いてもムダ(×100)ですから!!

いくら愛着があっても、クラブでは聴きたくないからね。
やっぱね、J-POPはカラオケで歌いましょうよ。

僕もクラブでJを全くかけたことないワケじゃないけど、
やっぱクラブで聴いてもロマンを感じないねんな。

それは日本人独特の海外への憧れからかもしれないけど・・・

でも僕は海外の音楽事情をいち早く体験できるトコが
クラブであって欲しいね。

お客さんのウケがいいからって、プレイするDJは
激ファッック!
他にも踊らせれる曲、伝えなきゃいけない曲、
いっぱいあるやん!

そうしなきゃ進まないよ、マジで。



当たり前だが、
ロックは保守的であってはならないんだよ。

もちろん、自分のDJプレイにも言えなくはないのだが。
ただ、”基本を知り、深きを知る”。
これは、とても大事なことだ。

僕自身も少しずつ大人になってきたのかもしれない。
ただ表の選曲の影には、常に裏がいるのだ。

昔から若いDJには言ってきてることは、
「一晩でかける曲の中で一番大事なのは、1〜2曲だ」
ということ。


この1曲の為に1000枚規模のバックグラウンドが必要だということ。


んまぁ、僕も大貫憲章さんに比べたら足元にも及ばないが・・・
そういったスピリットは決して失ってはならないのだ。


だが、それでも最近の僕は(自分で言うのもなんだが)キャッチーだ。

それでいいのかどうか、今の自分にはよくわからないが
取りあえず進んで行こう。窓口を広げてナンボやねんから。


昔は難解だったオルタナ・バンドが、キャリアを重ねるごとに
キャッチーなメロディーを乗せ出した心境に酷似している・・・
のかもしれない。


そうだ、リップスやマーキュリー・レヴ、
そしてバットホール・サーファーズのように。



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