DJ SEO's DIARY

2002年05月26日(日) >>僕は”若林源三(GSGK)”だ。

最近のSEOは・・・

「言いたいこと言い過ぎで”毒”吐きまくり」
・・・ってことで、僕の知人以外のヒトが見たら

「SEOって感じワルい奴やなあ」
・・・と思ってしまうんじゃあないでしょうか?

(毎度のことながら)ちょっと反省しています。

・・・が、単に反省するのではなく、

今日の日記では、もうちっと僕の”思い”を書こうかなあと。



先日の話に戻るが、やっぱりDJにせよ、音響設備にせよ、何にせよ、
「しょぼいモンは、しょぼい!!」
としか言い様がない。

これは本当に僕の正直な気持ちだ。
これを曲げたら
”たとえその時点でマネーが成立しても、その後に不成立となります”
って栄作にも言われる。

僕は実際かなり”へたれ”な人間だ。
辛口な発言をたまにするのも、あくまで自分自身にムチ打つためだ。
「今月ぐらいテキトーでえっかぁ〜♪」
ってのが、心の中での口癖なんだから。

でもテキト―なつなぎで認めれるのは、
僕の中ではパブリックの青山さん、中村さんだけだ。
彼らはやっぱりすごい。色んな意味で。
(わかんない人は考えましょう♪)

しかし、その影響を直に受けた”カロカロ”文化のおかげで
大阪のロック・イヴェントのレベルが恐ろしく下がった。

それにより、ロック・イヴェント(DJ)がナメられだす。


それがイヤだった(イヤすぎた)僕は2年前、
”GROOVER”を立ち上げた。
いっぱい聴いてる人から、洋楽初心者まで楽しめるような
ちょっとだけ上級な選曲と踊りやすいミックスで楽しめるイヴェント
を作る為に。


DJ技術に関して言えば、僕はかなりヘタだ。
ロック以外のジャンルのDJと比べたら、一目瞭然だろう。
でもがんばってるんですよ。

僕のDJ(論)は正に自己流なんで、MIXうんぬんに関してはサポートの
DJ SAKAKIの方が上手いと思うぐらいなんだけど・・・ね(汗)。


でも、”なー――――んにも考えてない”DJよりかはマシでしょ?
みんなもナメられないようにがんばれよ。
イヤじゃねーの?ロックDJやってたら一回ぐらいあるっしょ?


みんなにより楽しい週末を提供しようぜよ、DJさん達!


”ロック”が低迷してるから集客がわるいって話を最近よく聞くけど、
それは単にイヴェントがつまんないんだよ。
それは多分、密かに”低迷”に一役買ってるんだよ。



・・・たまにうっさいことを僕が言うのも、すべては

「みんなにもっと”ロック(音楽)”を愛してもらえるように」
ってことで

「”ロック(音楽)”への愛情が冷めやらぬように」
ってことなんです。


それが”低迷”を乗り越える力になるんですよ!


僕の心情は”キャプテン翼”のヨーロッパ編直後の
”若林源三”みたいだなあ(・・・わかるぅ??)


2002年05月24日(金) >>園長先生より一言。

「え〜昨日は遠路はるばる”ストンプ動物園”に遊びに来てくださって
誠に有り難うございます。楽しんで頂けましたでしょうか?


今回は遠い海の向こうアメリカ合衆国より、今日本でも大変人気のある
”リヴァース・クオモ (哺乳類・ヒト科)”さんの登場、ということでした。


みなさん大変物珍しそうに”観賞”なされてましたね。


でもあまりにもきっちり計ったように”約1メートル”空けて、
輪のように観賞してくださった方も多かったせいか、
ちょっと”リヴァース”さんのご機嫌をそこねてしまったかな?


それは仕方がないかも知れません。
だって彼は”今大変人気のある動物”である以前に
”同じ(哺乳類・ヒト科)の人間”なんですから。


・・・日本人ってバカですねー。
でも園長先生も今いきなり”カート・コバーン”が出てきたら
同じ行動するかも知れないから、似たようなモンですよ。


それにしても昨日はメインの”リヴァース”さんが、
早々に帰ってしまったにも関わらず、皆様からお代を頂戴したことについて、
大変に申し訳なく思っております。

そして今回、”園内放送”にもかなりの不備があったことにも
大変申し訳なく思っております。
機材設備等の問題や、近所の住民の方からの苦情による音量制限をはじめ、
お客様に快適に園内を楽しんで頂くための”放送技術(笑)”も
あまりいい具合ではなかったのが大変残念です。

しかも昨日は腕にある程度自身のある園長先生のプレイにも、
かなりのミスがありました。ですが他の”園内放送士”のプレイがお粗末
すぎたために、私のプレイが”まだまし”になってしまった・・・・
という非常に低いクオリティーのものになってしまったことについても
大変申し訳なかったです。

園長先生としてはお代を頂戴したくはなかったです。
”お金”というものはもっと価値があるって事を、他の”園内放送士”の方々
にも早く気づいて欲しいと思いました。


そのお詫びといってはなんですが、昨日の園長先生のSETを公開します。
2月以来の”オルタナ”強めの内容で、私自身も燃えましたよ(笑)


0:00 〜 2:10
TAHITI 80 - HEARTBEAT (CORNELIUS REMIX)
THE MUSIC - THE PEOPLE
THE SMASHING PUMPKINS - JELLYBELLY
KULA SHAKER - HEY DUDE
THE CARS - MY BEST FRIEND'S GIRL
GUIDED BY VOICES - TEENAGE FBI
LEMONHEADS - CONFETTI
PIXIES - HERE COMES YOUR MAN
GRANDADDY - THE CRYSTAL LAKE
NIRVANA - HERE SHE COMES NOW
HOGGBOY - URGH !!!
FOOFIGHTERS - I'LL STICK AROUND
BLUR - SONG 2
VERUCA SALT - VOLCANO GIRLS
THE POSIES - FLAVOR OF THE MONTH
XTC - THE MAYOR OF SIMPLETON
THE BLUETONES - BLUETONIC
THE BALDWIN BROTHERS - DREAM GIRL (feat,MIHO HATORI)
THE FUTURE SOUND OF LONDON - PAPUA NEW GUINEA
THE CHEMICAL BROTHERS - STARGUITAR
UNDERWORLD - JUMBO (FUTURE SHOCK WORLDS APART MIX)
THE NOTWIST - PILOT
NEW ORDER - HERE TO STAY
UNDERWORLD - BORN SLIPPY NUXX (LIVE)
CAPITOL K - PILLOW
MANIC STREET PREACHERS - THE MASSES AGAINST THE CLASSES
O.S.T./HEDWIG AND THE ANGRY INCH - ANGRY INCH
STONE TEMPLE PILOTS - UNGLUED
FRANK BLACK - MEN IN BLACK
J MASCIS + THE FOG - ALL THE GIRLS
BLIND MELON - NO RAIN
NIRVANA - RADIO FRIENDLY UNIT SHIFTER (LIVE)
THE BREEDERS - HUFFER
TEENAGE FUNCLUB - RADIO
BEN FOLDS FIVE - ARMY
MATTHEW JAY - LET YOUR SHOULDER FALL
OASIS - THE HINDUTIMES


以上です。



踊り疲れすぎた皆さんゴメンなさい。
そしてアリガトウ。

園長先生も現在根城としている”CAFE BLUE”でなら
もうちっとは上手いハズなので、次回6月1日(土)も宜しくお願いします!」


2002年05月14日(火) >>オモシロイ対応

23日のストンプの話なんですが、
”GROOVER”でというわけでは、なくなってしまいました。
楽しみにしていた人(僕含む)、本当にごめんなさい。


去年はストンプでイヴェントしてたから、
昔からこの”オモシロイ対応”は、何べんも受けてきて
いたんですけどねぇ・・・・!!!!!!!!!


んまあ、忘れる僕も僕なんですが・・・ね。



今回の話が僕のところにきたのは、今年の2月末だった。
その時はまだ全く話は不安定なものではあったが、
去年の来日の際に「来年は是非セオさんに回してもらいたいです」
とも言ってくれていたのもあって、
「今回のDJはセオさん一人でお願いします」
とのことであった。

そして4月末、だんだん話が進んできていたが、
あくまで”DJ”は”僕一人”という話であった。
そしてその時に僕は
「ほんならウチのDJ2人も連れてって
イヴェント名はグルーバーではないにしろ、そんなカンジの内容に
してもいいですかねぇ?」
とも、しっかり聞いておいたし、その返事も”OK”だった。

もうこの時期には一ヶ月前になるので、ウチのDJの
DJ YAMASHITA と SAKAMOTO
には「(DJの)用意しておいてください。」
とは、伝えておかなきゃならない。

もちろん、僕自身も用意を進めなくてはならない。
今回はギリギリの所で連絡を取らなくて良くなったが、
今回の僕はかなりロングプレイする予定だったので、
レコード箱を運ぶ車を出してくれる人も探さなきゃならなかった。


だが、今日の電話で
「DJは他に・・・とか、・・・とかも出ることになりました。
セオさんの持ち時間はだいだい一時間半ぐらいですね」
と、いきなり宣告される。


セオ「いやあ・・そんな話はちょっと聞いてないんですけど」
****「やっぱり他の人も出たがっているみたいでねぇー」
セオ「そうですか・・・・!!」


”他の人も出たがっている”

そんなことは百も承知だ。当たり前だ。
WEEZERの前で回すんだ。出たくない奴なんていないだろう。

それでもあえて”僕一人”にDJを依頼してくれたんではなかったのか?


いや、別に”他人が入るからイヤ”なわけじゃなくて、
”こっちも予定を立ててるんだから、急に言わないで”
ってことなんだよ。


正直、初めから”それならそれ”で話を持ってきて欲しかった。


んまあ、今回仕込んだ”おびただしい数の”ネタは
今後少しずつ出していきますよ・・。


というか、今回の件で数名の方に非常に迷惑をかけることに
なってしまったのが本当に申し訳ないです。ごめんなさい。


イヴェントの日程をずらした件に関しては、
DJ YAMASHITA がドラゴンアッシュをわざわざ東京まで
観に行くらしいんで、ちょうどよかったんですが(笑)


23日は一応90分間枠をもらえてますが、
この様子だともうどーなるかわかりません。
もう一週間前になろうとしているのに、
まだ”入場料”すら決まってませんし(笑)


今回のSETも考え直しかぁ〜・・・どーしよ。
そういえば、これは”DJ SEOの日記”なんだから、
たまには、日記らしいことも書かないと・・・。


ほんなら今日の感想を一言で!









「あ――――――――――――――――――オモシロかった♪」







・・・おやすみなさい。


2002年05月04日(土) >>ヘドウィッグ・アンド・アングリー・インチ

ふう、やっぱり素晴らしすぎる映画だった。


今年頭からずっとこの映画(サントラ含む)を押している僕なんですが、
GROOVERでもだんだん盛り上がるようになってきたことだし、
1人でも多くの人にこの映画を見て、感動を覚えて欲しいものです。

実は4月初旬に一度、映画の方は見てました。
ですが、少し複雑な展開ゆえに話しの深い部分まで理解すること
ができませんでした。
それですぐに感想を書くことは、映画に対しても失礼だと思ったし、
この映画に関しては、僕自身もかなりの下調べをしていたのもあって、
一般的な批評と、どうしてもかぶってしまうような感想しか述べれない
と思ったからでした。

今日、2回目を見てきてようやく細かい流れを理解し、
やっと自分の中で何かをつかめた感じがしました。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

結局、映画全編を通じてヘドウィッグが探しつづけ、
そして見つけたものは「自分の片割れ」であり、「自分の片割れ」とは
「自分」であった。

でも、それは「結局、頼れるのは自分自身」・・という意味ではなくて、
「そんなものはもともとないものなんだ」
「自分自身の上っ面を剥いで、”真”を見つめろ」
「それが”愛”なんだよ」
「一つになる(片割れが見つかる)んだよ」
・・・ということ。

ヘドウィッグには、もう性別も人種も何も存在しなかった。


「息をしろ」
「愛を感じろ」
「自由を与えろ」
「魂で知れ」
「すべてのはみだし者、負け犬よ」
「あなたたちは正しい」

これがロックン・ロールの”快感””素晴らしさ”なんだよ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
う〜ん・・・ヤバっ。


今のこのご時世で、「リアルなロック」ってそうそうお目にかかれるモン
でもありません。超奇抜なステージ衣装でロックの中の”異質”な面を
強調した、「グラム・ロック」を感じれるとても良い機会です。

つーか、サントラ・・というか曲が素晴らしすぎるんだよね。
「ロックン・ロール」を「ロック」と訳されるのが
ちょっとキツイけどね・・。
今の時代には、この言葉の使い分けが結構大事そうだしね・・・。


さあ、CDを買ってLIVEに行く気分ですよっ!


「愛の起源」なんか、映画を見ないと始まりませんよっ!


絶対、映画館から出る時口づさんで耳から離れないんだからっ!


「I PUT ON SOME MAKE UP ♪」!!!





――――――――――――――――――――――――――――――――

とにかく、映画見てください。
5月上旬は梅田ガーデンシネマにて、労働者に嬉しい”レイト・ショー”
(21:00〜22:50)で上映中。下旬からは動物園前の映画館で。
早いうちに見ておかないと終わっちゃいますよ。

見て感動した人は、BBSに感想とか書いてくれたら嬉しいです。




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