sasakiの日記
DiaryINDEXpastwill


2008年09月24日(水) このところ

 調子はいい。
 麻婆豆腐には大体酢をかける。ラーメンにも時と場合によって酢をかける。中華焼きそばには絶対酢をかける。それも激しくかける。スーラータンにもかける。中華は結構酢を使う。
 その調子で家で麻婆豆腐をつくったら心置きなくだぶだぶにかける。前にも書いたことがあると思うのだけど、ある意味酢ラーかもしれない。
 今日の麻婆豆腐は不思議だった。いくら酢をかけてもすっぱくならず、油っぽさがグレードアップする。口のなかがギトギト。いい加減に気づけばいいものだがこのところ、まっしぐら。
 油と酢、醤油、オリーブオイルが大体同じ格好の瓶に入っていて、普段は大体確認する。
 真ん中辺りでようやく気がついた。サラダ油まみれの麻婆豆腐。
 一日じゅう調子が悪い。
 このところ、麻婆豆腐にししとうを入れる。これがまた酢にあうのだ。
 
 それにしても気持ちが悪い。今日はもう何も食べなくてもいいくらい気持ちが悪い。オリーブオイルだったら気がついたのに残念だ。まあ、どっち満ちたいした話題ではない。日記に書く分にはのねたかもしれないので、9月24日酢とサラダオイルを間違えて使い一日じゅう気分が悪く、吐き気も少しすると書いておこう。

 コーチャンフォーに「ONE ON ONE」を買いに行ったらなかった。
 少し大量にと思って行ったら何もない。感想を述べるにも何も商品がないのでおめおめと引き下がってきた。自分のCDを注文するのも果てしなく恥ずかしい気がするので。いまのところまだそこまで大人になりきれていないののが残念だ。
 皆さんは是非激しく注文してください。百枚でも二百枚でも結構です。

 10月の土曜日からラジオをはじめます。
 HBCラジオで19時から21時、生です。
 なんでもフォークの番組らしいので、ひとつリ、クエストやメールなどをバンバン送ってください。今まで2時間の生なんてやったことないので、よく考えてみると結構大変みたいです。フリートークで結構です、みたいなことを言われているので、それはそれで無理かもしれません。前の時間で稲村さんがやってるみたいなのですが、あまり心の支えにはなりません。58歳の男は2時間一体何を話せば世間を納得させることが出来、「ウン!」と膝をたたかせることが出来るのでしょうか?普段の与太話というわけにも行かず、困惑仕切りなノダ。
 ライブが土曜日できなくなるのが少し心苦しいのですが、いい方向に回していく気持ちで一杯なので是非付き合ってください。

 気温は一気に雪崩落ちていくみたいだ。
 今日はものすごい突風が吹き、温かかった空気や季節や、軟弱な浮かれ気分を吹き飛ばして冬の枠組みを始めているみたいです。
 指は寒くなるにつれカサカサささくれ立ってきているし、胃は間抜けなサラダオイルでツルツルだし、今日に限って言えば、大凶。
 


2008年09月18日(木) わたしの指

 松茸に引っかいてもらって全面的に治癒の方向に向かうかと思い木谷、なんだかひっそりと乾き始めてきている。まだカサカサまで行ききっていないのだが非常に怪しい。後2,3回爪を立ててもらわないと完治しないのかもしれない。
 松は全面的に仰向けで寝るようになってきた。
 もうほぼ無防備。

 久しぶりに山に行ってきた。柱になる木材を運びこむ。
 まだ全然足りない。振り向けば9月。今年は無理。
 5カ年計画が更に伸び、15年計画になりそうだ。そのころにはもう今立っている柱は腐り、上に敷いた板もずたぼろ。果たして人はこんなにもノンビリと進めるのだろうか?おい!お前のことだ。すみません。
 テラスの上に椅子が2脚とテーブルが置いてあり、上にはブルーシートが覆ってあったところを見ると、稲村さんと伴さんでビールでも飲んだか?
 ここは景色がいい。風が吹く。こずえが騒ぐ。遠くで車が走る。Kさんが望遠鏡で見てる。もうじき米が取れ、作物が出回る。祭りが始まる。人は歌を唄い、酒を飲み、風が吹き、秋が終わって、しんしんと雪が降る。
 もうじき冬だ。
 わたしの小屋はまだまだ先の話になりそうだ。
 スポ太郎の墓は野草の中で窒息しそうになっていた。
 死ぬとそういう目にあうのだ。草がもう少し枯れたら今よりはましにしてあげる。もう2年経つ。

 両腕を大きく上げ振りかぶり、右の肘を地面すれすれに這わせ、体の前でボールを離す。昔サイドスローだった。何かの拍子にシャドーピッチングをする。野球がそんなに好きだったわけでもないのに架空のボールを投げる。
 おじさんが電車のホームでゴルフのスウィングやるのと似ている。
 ひっきりなしにやる。何か団体競技をやりたいらしい。今、誰かにそういった球技の参加を要請されたらなんだったら参加するんだろう?野球?たぶんやらないと思う。バスケットボール?無理。サッカー?1回くらいだったら。テニス?膝をくじきそう。卓球?以前足を痛めたことがあるので駄目。クリケット?やりたいし、なんか身体に優しそうで、それにユニホームも結構決まってるし、ただ、何度見てもルールがわからん。
 バレーボールかなあ?9人制の。あんまり過激に身体を動かさないやつ。

 相変わらずものすごい勢いで本を読んでる。
 集中力がいい感じにやってきてるウィッシュ!
 
 世のなかどうにかなりそうだって言うのに首相交代で日本は騒いでいるけど、はたしてこれでいいのだろうか?馬鹿かもしれない。

 あらら、17時50分。
 長居しすぎたので帰ります。
 


2008年09月12日(金) 君よ天に昇れ

 君よ天に昇れ
 幻を生かすもいいし
 地に堕ちて行くもいい

 今を呪うよりもまし 
 生まれた時から 行列が始まり
 人は洋々と歩き出す
 
 君よ天に昇れ
  
 ひかり輝く元(はじめ)が あるのならば
 はしたなく落ちてゆけ
 心が潜行続けるのなら
 潜望鏡を上げ 魚雷を撃ち放て

 君よ きみよ 君よ 天に昇れ


 君よ天に昇れ
 充分乱暴はたらいたなら
 恥を忍んで生きてゆく
 
 今を塞ぐよりはまし
 生まれた時から翼をもがれ
 人は粛々と地平をいざる

 君よ 天に昇れ

 ひかり輝く心があるのならば
 ふしだらに落ちてゆけ
 漆黒の闇に花咲かせて
 散り行く花なら たおやかに散り散らす

 君よ きみよ 君よ 天に昇れ


 トーーリャーーー!


 遠くまで行き過ぎて腰と足と両腕が痛い。
 スパイダーズのベスト盤とイーグルスの2枚組みと横浜の町の音が入ったCDを聞ける時間、2時間半くらいか?ガッツリ身体をいたぶらないと毒が出て行かないし、人の身体は本当にタフに出来ていて、そんなにがっくりとは来ないなどということを言うと無理が祟るらしい。季節は秋でもう少し、本当にもう少しすると冬が始まり、また身体は休眠する。このい間が曲者で、ほんのりと年をとってしまうことになっている。
 マリちゃんに久しぶりに会った。まりちゃんは世のなかにたくさんいて夫々のマリちゃんはみんな違う人なのは当たり前のことなんだけど。このまりちゃんは本当に久しぶりのまりちゃんで、随分昔から知っている。大学のころから知っている。曰く「久しぶりに札幌に帰ってきていろんな人に会ったらみんなどことなく昔と違っていて、どこがって言われても困るんだけど、年とったのかなあ?」。僕は毎日大体顔を洗う時に鏡を見る。多分、毎日じゃなく、3年に1回とか4年ぶりに鏡を見るということをしてみたら鋭く面白いだろうと思う。が、そんなに意味があることじゃないからやらんけど。口の上に髭が生えていて、その髭が大よそ白くなってしまい、それでも元気だと言うのはどこかに無理が祟ってしまっているのか?などと考えてみたんだけど、よくわからん。
 5平氏は今、かなりヘヴィーなぎっくり腰を患い家で寝ているらしいというようなことをラジオがいってたそうだけど、ぎっくり腰は基本的にあんまり人から同情を受けない。自分がやったときも爆笑の嵐だった。それでは、とりあえず笑っておこう。早く良くなるように。
 バットでも振っておこうか?

 久しぶりのバッターボックス
 旨く打てるはずもなく  何を投げるのかも
 三振して帰ろうと 思っていた
 ゆるいボールから 山なりのカーブ
 誘っているんじゃなく 打て!という
 男なら 思いっきり振り抜けと
 それでも 僕は ただ立ったまま
 打てば当たるんだろうけど

 「僕が前に進まないわけ」とタイトルが打ってあり、これ以上何も書いていないノートの端っこ。どうも歌を作ろうと思っている節はあんまり感じられない。酔っていたか?その下にパチンコの連打ボタンが書いてある。パチンコ止めて結構立つんだけど。
 PUSH CAUTION!!とも書いてある。なんだ?なんだ?

 10月からラジオやります。
 
 
 
 


2008年09月07日(日) また逢う夜には

 セプテンバーバレンタインコンサートは無事に打ちあがった。
 昼間、サンピアザ劇場にある水族館を覗き込んでから劇場に到着。
 昨日はゲネプロかねてリハーサルをやったのでPAや灯りの作業はもうすでに終了していて、あとはただランスルーをやってお終い。
 1週間前からここでバンドのリハーサルをPAのエンジニアと音を模索しながらやっていたので、多分いつもより遥かにいい状態で本番に突入できるはずだった。
 それにしても、こんな風に贅沢に練習をやっていいのだろうか?と言うくらい贅沢な練習が出来た。ローズの音が決まらなくて結構参った。古い楽器はいじればいじるほど面白くなっていく。
 今回は是非エレクトリックピアノそれもフェンダーローズを使いたいというのが希望だった。会場全体をぐるっとまわすみたいな音、それこそ深い水の中みたいな音が流れていくのが聴きたかったので都合つけてもらった。
 奥寺氏も久しぶりにフェンダーの音を聞きましたといっていた。
 いずみちゃんがピアノの前に座り、そして下手に扇柳徹、真ん中がわたしで、その後ろに町田たくや君がフェンダーを持ち、横にヴォーカルとコーラスの田野崎文ちゃん、その端っこにガットギター深川忠義の合計5人。
 モニターも念入りにチェックできたのでほぼ完璧で舞台はかなり澄んでいてなんの苦労もなかった。
 オープニングの「9月になれば」
 僕のアコギのアルペジオからスタート、4小節待って深川のガットギタースネークイン、さらに待って扇柳ニョロニョロとアルペジオ、A、A´Bまでアルペジオ合戦、ブリッジ後からエレピスタート、さらに追いかけてエレキギターのオブリでフィルイン。目黒が遠くに見える。何してるんだろう?
 曲つなぎで「ボート・ピープル」
 「ワン、ツー、スリー、ン」
 コードはCでコーラスからスタート。隣を見ると徹が見える気持ち良さそうに唄っているんだけど、やっぱり煤けたヨン様に見えてしょうがない。白いシャツが眩しい。17小節目でリズムが変わって若干のレゲエフレーバーなんだけどみんないろんなことをやっている。終わりのころのロックンロールパートではじける。前の列によくコンサートやライブに来てくれる人の顔が見える。元気そうだ。こうやって季節の折、年の折に合えると言うのは本当に嬉しいものだ。それにしても目黒、腕を組んで偉そうにしている。終わったら殴ってやろう。
 「ボート・ピープル」コーラスのカットアウトで終わる。
 ここでMCの開始。今回のコンサートの趣旨や近況などを語る。
 
 というようなコンサートを振り返るというものはどうだろうか?

 それにしてもリハーサルが祟ったのか今日は果てしなく疲れている。
 なにはともかく来てくれた人、本当にありがとうございました。

 目黒に材木の件で電話する。木曜日辺りに車の手配が着くとのこ。
 よし、角材の角で殴ってやろう。
 


2008年09月02日(火) 9月になったので

 リハーサルも滞りなく進み、あと1回で本番を迎えるだけになり候。
 ああしよう、こうしよう、ここはもっとゆるんで、テンポを大幅に落として、コーラスはもっと追い込んで、手数を少なく、四角Cはもっとスカスカにあけて緊張感を持たせよう、とかいろんなことを言ってるうちに、土台が固まり、柱もきちんと立ち、風通しも良くなり、良い景色が見えてくる。
 今回のリハーサル環境は非常によく、充分に楽しめた。後は幾分の不安材料があれば完璧。積み残しがほぼないという状況はあんまりよくない、と経験。
 「セプテンバー ヴァレンタイン コンサート」
  9月6日 新札幌 サンピアザ劇場(水族館の隣)
  スタート 6時半ころ・・だったような気がする。最近僕が出す情報は大方の人が信用していないみたいなので結構オーケーなのだ。無責任にもほどあるらしい。今これを読んで新札幌に行こうという人は多分いないと思うので、いい加減かもしれないことを書いておく。
 秋、冬のライブもぼちぼち入ってきている。

 ずっと本読んでいた。
 一時期の読書スランプを脱し、活字が目の上だけじゃなく脳みそにもきちんとはいるようになった。活字が全然入らない時期が合って、新聞も込み入ってくると結構厄介状態が続いてて難儀していた。原因ははっきりしていて、面白いと思うものにあんまり当たらなくなってきていた。年をとることの弊害はそんなに、そんなに画期的なものにぶち当たることが少なくなるということで、刺激物欠乏症。
 よし!気合を入れなおしてみよう!

 自転車のタイヤ、溝がまるでなくなった。
 雨が降ったら転ぶだろう。
 いつの間にか自転車のライトがなくなっていた。買えよなあ!高いもんじゃないんだから!また探しにいくの面倒くさいじゃないですか。そう、この面倒くさいというのが侵食し始めていてちょっとしたことをするのが面倒くさい。そんなにまめなほうじゃないけど。ね!だから!人の物を持っていくのは止めようね?最もここんところ夜走ることなくなったのでなくてもいいんだけど。面倒くさいといえば松は立派なものぐさ猫に変身中。兎に角一日じゅうゴロンと横になって動こうとしない。運動させようとするんだけど10分すると息が上がってぜーぜーーいってる。仔猫でこんなに動かないのもどうかしている。病気か?と思って病院に定期健診に連れて行ったら完全に健康だった。スポ太郎から受け継いでいるのか血を抜かれる時に観念して腕を出す。隣をひょいと見るとよその猫は悪態の限りをつき、爪を立て半狂乱でがんばってるのに半分失神状態なのかもしれないうちの猫。
 血液検査の結果、何がしかのアレルギーを持ってるとのこと。こんどそれを調べにいかなければ行かんのだ。まあ、いいか。いろいろあるのだ。
 松の爪を切らなければと思いつつ延び延びになっていた。
 遊んでいる最中に飛び上がってきてわたしに指に松に爪が通過。
 サクーーーーーと何の抵抗もなく指の中を爪が走る。医者のメスみたいだった。あんなに綺麗に切れるとは。一気に血が出て、あわてて抑えた。5センチの長さがあり、まだ残っている。どういう因果関係か知らないけど指の湿疹が消えた。こういうことってあると思うか?どうなんだろう?
 久しぶりのカムバックいってみると、どうでもいことをグダグダと綴る。
 あと3日。
 新札幌に来てください。秋の暑い日には最高の夜になると思うよ。
 この時期これを読んでじゃ言ってもようかと思う人はいないと思うけど。
 常打ちの小屋にしようと思っているので皆さんの贔屓にしてください。

  手のひらを天空に押し上げ「わたしは偉大ロックスターだ!」と言ってみよう。
 多分むなしい気持ちになれると思うから。


sasaki