今日もお仕事してきたのですが。

お客様を国内線にお送りするお仕事だったのですが。




朝の９時５０分に、雨の中お客様を迎えにホテルに行ったあたし。

９時５０分にチェックアウトを済ませた形で

ホテルロビーでお待ちいただくよう

初日のガイドがご案内することになっているのですが、

時間になっても、まだお客様の気配なし。




そしたら、ホント時間ギリギリにお客様が

エレベーターから降りてこられたのです。





時間どおりなので



『良かったあ。』



と思いながら

早速チェックアウトを促すあたし。




そうしたら、お客様




『１０時４５分にホテルロビーって案内されたんですよ』


と・・・・・。





『はいっ？』



かなり動揺してしまったあたし。

なんで１時間も遅れて案内してるの？

んで、１時間も遅くに案内してるにも関わらず、

どうして、このお客様お２人は時間どおりにやってきたの？




いっきに色々な考えが頭の中を駆け巡ります。




でも、この１０時４５分という時間

なんとなく覚えがあります。

お客様の詳細を書いてある紙に

日本に帰国されるため、再びケアンズにやってくることが

かかれてあったのですが、

そのブリスベンから到着される時間が



【１０時４５分】


だったハズ。





どうやら初日のガイドが

間違えてこの時間を案内してしまった模様。




それにも関わらず、時間どおりに現れたお客さま。

チェックアウト時間が１０時だったため

早めにチェックアウトを済ませ

時間までゆっくり待っていようと思われたらしいのです。





ほんっとーに、出来たお客様で良かったよ☆




この間違いをしてしまったガイドは

新人さんなのですが、

たった１時間のミスじゃ済まされません。




もっと遅い時間で案内していたら

お客様はチェックアウトを済ませた形で

市内とかに遊びに行っちゃって

連絡が取れない状態になっていたかもしれない。





あぁ、恐い。

他人のミスで、ミスをすることが

どれほど恐ろしいことなのかを知らされます。





しかも、このガイドさん

他にもミスがあったみたいで

お客様の信頼を得られなかった模様。




幸い、良い方たちだったので

苦情にならずに済みそうだと感じたあたし。

そのガイドさんに電話して注意はしたけれど

会社の上司には報告するのは止めておきました。



この判断は正しいのかどうか分からないけれど

またあたしが会ったときに再度注意しようと思います。

なんだか上にはよほどの大事じゃない限り報告したくないのよね。




幸い国内線が出発するまで

ずっとそのお客様と話していたのですが

笑顔・笑顔で楽しくお話して

搭乗ゲートに消えてゆくまで

お見送りしたのでした。




あぁ、本当に良いお客様で良かった。

でもみんながみんな、このように良いお客様とは限らない。

自分にとっては小さなミスも、その人にとっては重大なミスかもしれないし。




自分で防げるミスは、ホントしてはいけないということを、

あたし自身も再度確認出来た新人さんのミスだったのでした。

前回、書いたガイドさん。

そう、お父さんが亡くなったガイドさん。



昨日、日本からケアンズに戻ってきました。

思いがけず早かった。

反対に早すぎて、お家は本当に大丈夫？？

って心配しちゃいましたさ。



『大丈夫ですよ。』



なーんて軽く答えてるけど、

大丈夫じゃないんだろうなぁ。


お土産にお菓子の『ホームパイ』とか買ってきてくれて、

そんな気遣いいらないのに。

こっちが気遣いたいくらいなのに。

って思っちゃいました。



でも、オフィスもすごいね。

そんなにガイド足りてないんだろうか。

もう早速明日からお仕事入れてるしね。

帰ってきたばかりなのに、お仕事３本。




だけど、暇より忙しいほうが嫌な事を忘れられていいのかもしれない。

あたしも親が亡くなったとき、

丁度自動車学校通ってたから予約のキャンセルもせずに

次の日も自動車学校行ったしね。




今でもその時自動車の免許を取っておいて

良かったなぁって思ってます。