コピペ

 やっぱり間違っていなかったんだ。以前使っていたパソコンを久しぶりに起動して、1年のときに書いたレポートなんかを読んでいた。当時のことをいろいろと思い出した。当時考えていたことは、こういうこと。「世の中バカばっかり!なんでこんなにバカしかいないんだろう?俺って天才なのかな?」という文字にするとお前の方がバカなんだよ、と言われそうなことだ。

 で、4年間かけて(意識的に、無意識的に)この考えを否定してきたし、また否定されてもきた。だから最近は自分は最低のクズで、言ったこともやらない使えないヤツなんだと思うようになって来さえもした。
 特にこの1年、大学院に入ってからその傾向が強まったような気がする。授業ではいまいち分からないことを大仰に真剣に議論しているのに、それを理解できていないことで「俺ってアホだな、勉強しなきゃ」と思っていた。しかし、勉強しなきゃしなきゃと言いつつも一時の快楽に身をまかせてダラダラと何もしない日々が続いた。そのために、今度は勉強ができないだけではなく自分でやろうと言っていたこともやらない人間、つまり自分で自分の約束さえ守れないクズなのだと思うようになってきた。

 で、さらに勉強時間を削ってなんだかんだと騒いだりした夏インターンも全然だった(準備をしていないんだから当たり前なんだけど)ため、ますます自己否定が。まだある。夏インターンがだめだったから夏休みは本選考に向けて筆記試験を頑張ろうと決めた。でも何もしなかった。本当に何もしなかった。そのため当然本選考でも筆記落ち。ガンガン筆記落ち。ますます自己否定。

 でも、ここで一度立ち止まって考えてみるべきだ。「まるで人生が終わったように、そして自分にはほとんど存在価値がないかのように感じている原因、勉強不足やインターン、本選考は努力した上でダメだったのか?」
 答えは簡単だ。努力すらしていない
 となると、まあ当たり前の結果だと思う。なんでこんなに当たり前のことでこんなにへこまなきゃいけないんだ?それこそ本当のアホじゃないか?
 「俺って天才じゃないかな?」という考えを否定する根拠だった、それらの失敗(?)が当たり前すぎる下らないことことなら、そもそもの考えは否定できないのかもしれない。つまり、間違っていないのかもしれない(もちろん限りなく黒には近いんだろうけど)。

 1年の段階であれだけのレポートを書けたんだから、結構イケてたはずだよ。あまりにバカが多すぎて、もういやになっちゃって手を抜いたから今こんなことになっているんだ。それってもったいないよ。どうしてバカに合わせて、バカにならなきゃいけなかったんだ?これがこの4年間で犯した最大のミスだ。バカは放っとけ。そして、自分を判断judgeできるのは、全力で何かをやったときの成果だけだ。手を抜いたせいでした失敗は失敗じゃないから、何もへこむ必要がない。それは宝くじが当たらなかった程度のミスだ。

 だから、俺は間違ってなかったし、へこむ必要もない。
2009年01月26日(月)

無題 / 未定