はなぢ！　ヘイ　ハナヂ！　ヘイ　ＨＡＮＡＤＩ！
ああもう！　出しまくればいいさ！


…私も父と兄と弟と叔父と黒さん（仮名）のために
近所のデパートに赴いてチョッコレイツなんぞを
買いに行って来ました。

それにアレです。女子高生とか、女の子の
キャピルン☆
なオーラを浴びてくるのも良いかな、と思ったのです。


のですが。


扉が開くとそこは戦場でした。
１フロアの殆どがバレンタインチョコで埋め尽くされています。
しかしそれ以上に人がいっぱいです。もの凄いです。
いや当たり前なんですけど。
キャピルン☆な空気はどこにも無く、
どちらかというと

「どぅるぁあぁぁぁぁぁあぁあ」

という声にならない声が聞こえてきそうな感じです。


コ、コミケのスタッフさんを呼んで………。

と思いつつ、
いや負けていらんねぇぞと１歩足を踏み出してはみたのですが
歩けません。歩き方がわかりません。
それに値札が読めません。
たまに読めても「5000円」とか書いてあります。
どこの国の王様に送るチョコなんでしょうかそれは。

私は300円くらいので良かったのです。
去年は確かにあったのに。

もう帰ろうかな、
チョコなんてちょこっとした気持ちだけのモンなんだし。
チョコだけに。


と、地下に続くエスカレーターが目につきました。

そう言えばこのデパートの地下には海外から輸入された
珍しい雑貨だのお菓子だのが並んでる売場があったっけなー…

お菓子…　　　　ハッ！



そうです、お菓子と言えばチョコです。

お菓子売場に直行です。
人が殆どいません。

「裏アルカトラズへようこそ！　
　なっはっは！」

アホ丸出しで得意げになりながら探索。

しかしアレです、確かに外国の珍しいチョコは多いんですが、
外国のものだから珍しいのであって、普通のチョコばかりです。
（説明が下手ですねすみません）
そりゃ地上のバレンタインフェスタの方へ行くよね、
そりゃそうだよねそりゃそうさ♪

それが〜まさに〜♪　と歌いそうになりつつ、
ドイツのチョコを発見しました。

「ハインリヒと思って食べてネ！」
と黒にでもあげようかな〜喜ぶかな〜どうだろな〜。

目の前に〜安いチョコ発見したので〜や〜め〜ました〜。

300円で約25個入り。
これを２種類買い、５人でわければ良い感じ。
見た目もかわいいです。
ミルクandホワイトとミルクandモカ。
美味しそうです。
オーストラリアのチョコなのでサイボーグで言うと
0016くらいで出てきそうな感じでしょうか。





完璧です。

ラッピングのことを完璧に忘れていました。


とっさに思いつき。

＊用意するもの

（１）便せんを作ったときに入れようと思って買ったＡ５サイズの袋
（２）小為替や切手を留めるのに普通のクリップではつまらない
　　　かなと思って買った色とりどりのクリップ
（３）コピック
（４）コピー本の遊び紙用に買ったピンクの色上質


＊作ってみよう

・Ａ５サイズの袋にチョコを入れる
・色上質にコピックでバレンタインっぽいメッセージを書く
・鼻歌を歌いながら
・その紙を星形だのハート型だのに切る
・失敗しても気にせずに
・クリップをいくつか使って袋を留め、ついでにカードも留める
・出来上がり


同人女で良かった。



ちょっとつまんで食べてみたら微妙にまずかったです。
終わり。

福