No Problem

2003年02月28日(金) ありがとう すてきなはっぴょう会

 月末で振込などやらで忙しい日。
今日は2時から学校で子供たちの発表会があるので、その前にkimkim&kankanとランチしがてら、クラスのお別れ会の企画を話し合うことに。
2年続いたクラスも、これでばらばらになるので、3月中に一度好評だった大人&子ども一緒の公民館でのお別れ会をやろうという事になったのだ。

 公民館だと、飲み物やお菓子の準備全部学級委員でしなくてはならないので、大変なんだけど、500円くらいの安い会費でできるし、小さい子も一緒に騒げるのでとっても喜んでもらえるのだ。

 それから、学校へ。
「受付」が作ってあり子どもたちが自作のプログラムや保護者の名札などを渡してくれる。
会の名前は「ありがとう すてきなはっぴょう会」。
企画からなにから全て子どもたちだけで考えたんだそうだ。
2週間ほど前から「今までの自分や周りの人を振り返って、あらためてこれまで大きく成長できたことに感謝しよう」ということで、自分の小さかった時の写真や話をおうちの人に聞くということをやっていた。
別室にはその写真などが貼ってあって、きれいな飾りつけもしてある。

 発表では、まず「できるようになったこと」というので「縄跳び」「九九」「けんばんハーモニカ」など1人1人が頑張ってできるようになったこと、得意なことを披露するようになっている。
息子は、最後のお家の人への作文を代表で読むということで、楽しみにしていた。
こういう読んだり書いたりというのは、得意なんだけど、「できるようになったこと」ではなんと「縄跳び」のグループにいるではないか。
うそ〜!大丈夫〜?(~_~;)

 さすがに女の子は上手い。「あやとびの2重とびが20回できるようになりました」とか言ってやっていく。
それでも、普段はできるんだろうけれど、教室ということや保護者がたくさん見ている本番ということで、失敗してしまう子が多い。
 運動オンチの息子のことだから普通の飛び方で10回もできればすごいんじゃないかな?と思っていたら、元気に名前を言った後、
「前回し飛びが100回できるようになりました。前回し飛びをやります。」と宣言した。
 息子は決して太ってはいないが、軽やかな飛び方というよりはドタッドタッという迫力のある飛び方だ。
それでも、ちゃんと飛べている。26、27とまわりのみんなが声を出して数える。
心の中で「うそ〜ええ〜っ??」と思いつつ、41、42とかまでくると「あ〜50回まで飛べますように!」と祈るような気持ちになった。
50回で飛ぶのをやめて、何事もなかったように元の席に戻っていった。

 すごいすごいすごい!!
息子が縄跳びで50回飛べるなんて!
な〜んか、あたしの方が勝手に「この子は運動のセンスない」と決め付けてしまって(あたしにくらべてって事なんだけど)いたことを、本当に申し訳なく思った。
考えたら、彼はかけっこでも、持久走でも、なんでもいつも一生懸命頑張っているじゃないか。もちろん一番になれることはないけれど、本当に真剣にやっている。
心から自分の考えを反省するとともに、本番でちゃんとできた息子を誇りに思った。

 それから、この1年間の思い出を振り返った劇を見せてもらい、最後に子どもたちが「どうしてもこの歌を歌いたい」と言って選んだという「世界に一つだけの花」を合唱。
これって、SMAPの歌なんだね。知らなかった・・・。おばさん化。

 あたしは、この子どもたちの合唱てのにとても弱くて、すでに涙腺が・・・。この学年は「世界が一つになるまで」も手話入りでいつも歌うんだけど、こういう愛と勇気と希望系の歌を1人1人がまっすぐ前を見つめて大きな声で体を揺らしながら歌うのを見ると。
 みんな1年生の時に比べて本当に大きくなった。
みんな素直な良い子ばかりだ。ご両親の離婚で来年からは別の小学校に行ってしまう子もいる、おうちの人がこの2年間いちどもこういった参観に来られない子もいる、お母さんが1人で育てている子もいる。こういった子達ほどあたしなんかが学校に行った時にうれしそうに声をかけてくる。

 こんなまっすぐな瞳で見つめられると、クズな大人であることが恥ずかしくなるような気が・・(-_-;)
歌の歌詞じゃないけれど、どの子もみんな世界に1人だけ、自分だけの花を咲かせられる大事な種を持っているんだねと思う。
そして、どの子もみんな愛されたいと思っているんだなって思う。
 あたしたち大人はもっともっと子どもの気持ちにしっかりこたえていかなくてはいけないんだな、と改めて思った。それは子どものわがままをきくとか、言いなりになる、というのではなくて、「自分を認めて欲しい」という気持ち。
自分の子だけではなくて、地域の子全部そうだ。
 昔のように大人同士がもっともっと知り合って、地域がひとつの共同体としてまとまる必要があると思う。
そうすれば、コンビニの前に9時ぐらいに座ってる子を見ても「どこの子かしら、親は何も注意しないのかしら。」なんていぶかって通り過ぎる前に「○○君じゃん!お母さん心配してるよ、もう帰りなさい!」って言えるんだろうな。

 息子の作文にはあたしたち両親への感謝の言葉が書いてあった。
しっかり読むことができて一安心。
 今日は幼稚園や保育園の先生たちもご招待したので、あたしたち学級委員はお茶を出して接待。
その間に、息子はshu君とウチで遊んでいるというので先に帰した。
終わって、kimkimと一緒に家へ。
2時間ほどお茶飲みながらいろいろしゃべった後、泊まりたい〜というshu君をひきずって帰って行った。

 本当に、今日はすてきな発表会だったよ、みんなすごかったけど、やっぱりお母さんはあなたの縄跳びが一番驚いたよ〜♪と抱きしめて、ご飯を食べてる時は「発表会どうだった?」と珍しく夫からも電話があったりして、ディズニー映画みたいな愛の溢れる我が家〜という夜だった。
 お風呂に入ってから着替えを出しに息子の部屋に入ると、ランドセルがない。
あれ?ランドセルは?

 持って帰ってきたよ、と言うので家中探す。ないじゃん。
先に帰ってカギがなかったから庭で遊んでたんで庭じゃないの?と探しに行かせる。やっぱりない。
おどりゃ〜、ランドセルどこやったんじゃ〜!!と夢と魔法のディズニーファミリーは突然寺内貫太郎一家へと変身。
「ど〜せ、あんたの事だから○○○××で***なんか絶対に@@@なんだから、んも〜っっ!き〜っっ!!!」と罵詈雑言を浴びせちまいました・・・。
 校庭か教室に置きっぱなしなんだろうな〜と思い、明日の朝取りにいかせようと思ったが、今夜雨振りそうなんだよね。
時刻は9時半。
思いっきりイヤミを言いながら、さすがにこの時間1人で行かせるわけにいかないので、一緒に学校へ歩いていく。
もう、誰もいなくて(校門って夜も開いてるのね)、夜の学校はこわい〜。
あたしも1人なら絶対だめだわ。

 「帰る前に鉄棒で遊んでたから鉄棒のところにあるかも」と言う息子の後をついてくと・・・、はい、ありましたよ。(;´Д`)
 帰りも「ど〜してアンタはそういう風に自分の物を大事にしないの!以下同文」
「世界にはランドセルなんて買ってもらえない子がたくさんいるんだよ。ここが日本じゃなかったらもうこのランドセルなんか売られちゃってるよ!以下同文」

 今日は怒りたくなかったわ〜。でも、ま、息子らしいな。



2003年02月27日(木) うちの子にかぎって

 今日、少林寺が終わったあとに車に乗り込んできた息子が「先生に『なんばしょっとか!』って頭ポカって殴られて、目の前がホワホワホワワワワ〜ンってなったよ。」とちょっとバツが悪そうに言ってきた。
せ、先生!ありがとうございます!!
わたくし、いつも「少林寺の先生なのになんて優しいんだろう。もっとガツンと怒って欲しいのに」と子どもたちを見ながら思っておりました。
 「どーせ、アンタまた、おふざけしてたんでしょう。武道はねぇ、ふざけてやったらいかんのよ。ケガするんよ、真剣にやらないと。」というと「ブドウ?ブドウって食べるブドウ?」などと言っていたのだが。
 
 だいたい、今まで息子は他人にガツンと怒られたことが無い。
身内には結構怒られてるが、毎日毎日怒られてるので、もう効き目なし(-_-;)
幼稚園から今までとっても優しい女の先生ばかりなので、あたしとしては「こら〜っ!!廊下に立っとれ〜!」とか「校庭50周!!」なんて先生がいいなぁなんて思うんだけど、まぁ保護者からクレームの嵐になっちゃうんでしょうね、そんなことしたら。

 で、思い出したのがあゆあゆさんの日記にあった「K君」。
もしも、K君のお母さんなら、少林寺の先生に対して「うちの子が何をしたっていうのかしら。殴るなんてひどいっ!!」って事になるんだろう。
あたしは、真剣な場面でつい調子に乗ってしまう(照れ隠しで)息子の性格をよくわかってるつもりなので、多分息子がへらへらおちゃらけてやっていた、と想像できるから、「うちの子にかぎって」とは思わない。
 「友達とケンカして殴られた」という時も、うちはかっとなって自分から手が出るタイプではないけれど、コンチクショーとぶん殴りたくなるような、人をバカにした態度をとる事がある。だから「アナタが相手を怒らせるようなひどい事言ったんじゃないの?」とまず聞いてみる。
 
 多分K君の母親は、本当にK君の事をとっても良い子と思っているし、K君も家ではすごく良い子なんだろう。
キャンディ・キャンディのイライザとかのタイプ。
人に見えないところで、キャンディにいじわるしておいて、ママが来ると「ママ〜キャンディが私のことぶったのよ〜」と言う。
前も日記に書いたことがあるんだけど、「外づらがいい子は大丈夫」なんだそうだ。
懇談会で「ウチの子は、親の言うことも聞かずにマンガばかり読んで、小言を言ってもまったく無視でもうほとほと困ってます。」と先生に言うと「いやいや、クラスではリーダーシップを発揮しているし、友達の信頼もあるし何でも頑張ってますよ。」などと答えが返ってきて「え?そうなんですか??」というパターン。こういう子は心配ない。

 逆に、先生のほうが「お母さん、○○君が執拗に××君のことをいじめているんですよね。クラスでも孤立しているようですし・・・。」と言うと「ええっ??信じられません。家では親の言うことはよく聞くし優しいいい子なんですよ。それって、××君がうちの子になにかしたんじゃないんですか?クラスのみんなでよってたかってウチの子をいじめてるんじゃないですか?」というパターン。
 これが危ないんだな。
 
 もちろん、子どもは悪知恵を働かせて、家の中では良い子でいるようにしているんだけど、最初からそんな悪い子だったわけじゃない。何らかの原因で「ウチの親は、オレがいい子のフリさえしてたら、ころっと騙されるし何でも言うこと聞いてくれる」という味しめパターンを知ってしまったんだろう。
母親が意識するしないにかかわらず「あなたの全部が愛しい」と子どもに伝えずに、「良い子(の時だけの)あなたが大好きよ」という愛情表現をしてしまったのかもしれない。
子どもは、母親が大好きだから、母親が喜ぶことならいくらでも良い子になれる。
でも、そこは子ども。してはいけませんってことだってついしてしまうだろう。
その、「してはいけません」を母親にばれるところでして、ガンガン怒られても愛されてると感じるか、「してはいけません」の事は徹底的に母親の目の届かないところで隠れてやるか。
 それは持って生まれた性格もあるし環境もあるだろう。

 でも、K君は多分お母さんに「こら!」って怒ってもらいたくていたずらを繰り返しているような気がする。
「ウチの子がほんと、すみません・・・」って電話口で頭を下げるお母さんを見たくて悪いことをしているんじゃないかな。
そう考えると、K君がなんだかかわいそうだ。

 少林寺から家に帰って、夕飯の片付けをしていると、茶の間から息子のケラケラ笑う声が聞こえてきた。
どうせまたマンガ読んでるんだ、寝っころがって。
もう時計見れば10時近いのに。歯みがきして寝る時間なのに。
毎度毎度おんなじこと言われても、まったく学習しない(-_-;)
 あまりにも、キャッキャと笑うので、もしかしてもう夫が帰ってきてくすぐったりしてんのかな?って思うほどだった。
K君が、こんな風にお家でのびのびと笑うことってあるのかな〜なんて、複雑な気分になってしまった。

 そして、息子には雷を落として延々と寝る前に小言を言ったのだが、この幸せそうな寝顔じゃ、まったくこたえてないわな。(´-`)



2003年02月26日(水) あててください

 ゆうべは夫の誕生日だったため、息子は夜更かししてお祝いに参加した。
「バイオリンの演奏をプレゼントする」ということで、今練習している曲をご披露。なんとか前よりは聞けるようになったんじゃない?
それから、夫のリクエストに答えて「ハッピーバースデーツーユー」を。
こういうの楽譜見ずにすらすら弾けるとこなんか、やっぱ血か?

 息子は、この前夫実家に行ったときに義父が買っておいてくれたコロコロコミックに、ゲームボーイのポケモンのなんたらチケットが300名にあたるというのを読んで、応募するのであたしに「ハガキを書いて」と言ってきた。
宛名と、こちらの住所氏名だけ書いてあげて、余白には自分で書くように言って渡したら、えらい小さくこんなのが書いてあった。
 夫に見せると「いじらしいなぁ。これじゃあててあげたくなっちゃうよな。」
いやいやそりゃ単なる親バカよ。
多分、激ウマのイラストとか書いたりする子もいるんだからさ〜。




2003年02月25日(火) おかいもの

 しばわんこ「レオン」を迎える準備を整えつつある毎日。
いわゆるケージというやつを家の中に入れてしばらくは飼おうと思っていたのだが、これ結構場所とるし、高いな〜と思っていた。
 うちは、昔風の家で縁側があるので、置くなら縁側かな〜と思っていたのだが、先週の話だが、いろいろ考えてたら大名案が浮かんだ!

 茶の間の横に、以前は納戸だった1畳ほどのスペースがある。
天井も高く窓もついている。納戸と言うにはもったいない小部屋って感じ。
取り付けてあったふすまが古かったのでリフォームの時に取り外してしまって、今は和風のロールスクリーンで目隠しして、中にキャンプ道具一式を入れている。
 ここって、わんこ部屋にいいじゃん!
みんなのいる部屋だけど、ちょっと奥まっていて自分だけの落ち着くスペースって感じだし、日当たりはいいし風通しもばっちりじゃないけどまずまず。
ケージがなくても、入り口だけフェンスをつければ中にベッドもトイレもゆっくり置ける。ナイスアイディア♪

 てわけで、キャンプ道具は押入れを整理して(整理すればたっくさんの収納スペースがある我が家(^o^;)移動して、ここをレオンの部屋にすること決定。
わんこ社会では「クレートトレーニング」という言葉があって、クレート(キャリーのようなもの)に入る習慣がついているとお出かけの時や病院に行く時とってもラクらしい。
 まずはベッドぽいのを寝床にするつもりだけど、クレートも置いておいて、抵抗なく入るようになってくれるといいなぁ。ある程度の狭さと暗さがあったほうが、犬にとっては「巣穴」感覚で落ち着けるらしい。

 クレートはもう先週にネットで頼んである。
ホームセンターで見た「バリケンネル」というやつはちょっと大きすぎなんだけど、同じ柴犬適応サイズでも「ペットボイジャー」ってやつはもうちょっとコンパクトなつくりになっている。ネット価格は5,250円でホームセンターより安かった。
 柴犬でも雄だし、お父さん犬が割と大きめサイズだったから、どうかな〜と思うけど、この値段なら成犬になってから買い換えてもいいかな。

 などと考えていた先週。
今日は、その入り口のフェンスを買うためにホームセンターへ。
とりあえず、試験的に90センチ幅のラティスフェンスが980円だったので買ってみる。蝶番も一緒に。おお久々に大工魂に火がつきそう。

 頼んでいた迷子札も届いたし、首輪も発注済み。
ネットってほんと便利だわ〜。
 食器はステンレスにするか陶器にするか迷ったけど、ぽってりしたココット器みたいなのが見つからないんだよな〜。あるにはあるんだけど、気に入ったデザインのがない・・・・。なんかメルヘンチックなイラスト書いてあるし・・・。
 ぶらぶらしていると、ふと一番下の棚の見えにくいところに白っぽい器発見。
「信楽焼 窯元三彩」と書いてある。おしゃれなのがないなら、こっちの渋いので行くか〜と購入。
それと、キャンプ用にステンレスのも(^o^)
 あと、リードも買った。
だいぶ揃ってきたな〜。わくわく。
まさに和の心(笑)



2003年02月23日(日) 良い天気

 ゆっくりめに起きて朝食。
仕事が終わらなかったけれど熊本へ戻る。
今日は、息子のバイオリンの先生がコンサートマスターをつとめるオーケストラの定期演奏会なのだ。
 途中、運転してるとkimkimからメールが。
「今すれ違ったよ!」と。簿記2級の試験の帰りで市電の中からみかけたらしい。
あたしの車って派手な色だから目立つんよね〜。
よく、「見かけたよ」情報をもらいます。
 あたしは、あまり人を見かけないんだけど・・・。これって注意力散漫って事なのかな。
運転中、意識ないことよくあるし(怖)

 だいぶ遅れてしまって、ちょうど休憩だったのでこそこそと中に入る。
最後30分だけ聞けた。
え〜、クラシックのことはまったくわかりません。
でも、やっぱり単純に「素敵だな〜」と思う。
 外に出てから、学生っぽい男の子が連れの女の子に向かって「主題がね・・・」などと話していた。
あたしらが、ライブの後に「あのギターソロかっこよかったよね〜」なんて言ってるのと同じなんだろうね。

 お昼ごはんをあたしは食べてなかったので、近くのレストランでピザを食べる。
息子にはデザートで付き合わせる。
家に帰ると、宮崎から夫が帰ってきた。
「腹へった腹へった」と騒ぐ。なんだ〜、ご飯食べてきてないんだ。
「あたしも今帰ってきたところだよ〜」と言い、もうご飯を炊くのも面倒なので、冷蔵庫にあった3食入り焼きそばに野菜と肉をたくさん加えてホットプレートで作って「こち亀」見ながら食べる。
 息子は夫がいるとハイになる。
そういえば、今年のお正月はこち亀の映画なかったな〜。もうやらないのかな。



2003年02月22日(土) 会社へ

 なんで、NHKの朝ドラは土曜日もやるんだろう。
学校や会社が週休2日になってるんだから、朝ドラも月〜金にしてほしいよ。
土曜日はいっつも寝過ごしてしまう。
 で、忘れないように「12時45分!12時45分!」ってとなえているんだけど、「は!」と気がつくといっつも終了5分前なのだ。今日も見られんかった。
この辺が「時計がわりの朝ドラ」と言われてる所以かな。

 あんまりといえばあんまりのヒロイン、設定、脚本に、かつてないほど夢中になっているドラマだが、もう来月で終わり。さびしい。
じゃ〜ばって、1話でも見逃したくなかとじゃけん、がんばっど〜。
永井流奈の「じゃ〜ばって」はなんとも思わないけどまんてんが「じゃ〜ばって」と、目と歯をむき出して反論すると、「じゃ〜ばってなんや。え?なんや、ゆうてみいコラ」とブラウン管のこっちで戦闘モードになりつつも毎朝見ているので、疲れます。

 夫は今日明日一泊で宮崎でセミナー。
あたしは20日締めの請求書チェックのために会社へ。
髪がだいぶ伸びた息子を、義父は待ちかねていて早速床屋さんへ連れて行った。
毎度毎度助かります。
「黄帯に昇級したお祝い何がいい?」
「お祝いに何買ってあげようかしら♪」
と、心にかけていただくのは、とおおってもうれしいのですが。
少しこの子の周りから、モノを減らさないと、ほんとにモノの大切さがわからない人間になってしまいます。
どうしても、というなら、わんこ関係で何かと物入りなので、あたしに現金をください。(爆)

 それでも、あたしの目を気にしながらも、おじいちゃんは息子に「コロコロコミック」の新刊と、忍たま乱太郎のコミックス、ベイブレードのシューターを買ってあげ(てしまっ)たようでした。



2003年02月21日(金) 春だなぁ

 今日は庭木の消毒の日なので、すっごく良いお天気なのに洗濯物が外に干せない。残念〜。しかも、出張帰りの洗濯物たくさんなのに。

 庭のカイドウのつぼみがどんどん膨らんできている。
この家を買って、駐車スペースをもう1台分確保するために、塀を壊して、たくさんの樹木を処分しなくてはならなかった。
 お金をかけたくない!と思ったあたしは、地域の新聞の「上げます下さい」みたいな欄に「庭木差し上げます。ただしご自分で掘って行かれる方」という内容を掲載してもらったのだが、がんがん電話が来て、あっという間にみんななくなってしまった。
 ほとんど業者?と思えるような2tトラックで男性3人で来た人もいて、ツゲとか松(細かったけど)とか掘って持っていった。
 
 でも、カイドウとサルスベリは残したかったので、移動するつもりでいたら、話を聞いてその3人の男性がきちんと掘りあげて移植していってくれたのだ。
ラッキーだった。おかげでかかったお金はゼロ♪

 今年で5回目のカイドウの季節。
なぜか、2回目の時だけまったく一つも花が咲かなかったのだが、それ以外は濃いピンクのかわいい花をたくさん咲かせてくれる。
花見ができるのは、いつくらいだろう?


 夕方、息子と家の前で野球もどきをする。
息子が打ったボールが大当たりでフェンスを越えて近所の家の庭に入ってしまった。
恥ずかしがり屋の息子は、取りに行けないからもういい、などと言っている。
ボールは大切にしなくてはいけないこと、知らないボールがあったらその家の人もどうしていいか困ることを言って、取りに行かせる。
 どうしても足が向かないので仕方なくチャイムを鳴らしてあいさつだけはあたしがしてあげるから、「ボール取らせて下さい」ってのは自分でちゃんと言うんだよ、と言ってやらせた。

 どうも、あまりおつきあいの無い家なので、行きづらかったようだ。
それとも、ドラえもんの読みすぎで、和服のハゲ親父が頭から湯気を出して「こら〜!!この悪ガキャ〜!」みたいに出てくるとでも思ってるんやろか。

 小学生の時、空き地で誰が一番遠くまで石を投げられるか競争して、最遠投したあげく、停まっていた車のリアウインドウ割ってしまって、そのまま逃げたあたしも、立派な親になったもんだわ〜。



2003年02月20日(木) 寝ても寝ても・・・

 最近眠くて眠くてたまらない。
だいたい、あたしは「寝るのが一番の幸せ〜」ってタイプなのだが、ゆうべ10時には寝たのにかかわらず、午前中も寝てしまったし、息子のバイオリン待ってる間の30分も車の中で爆睡。少林寺待ってる間も車の中で爆睡状態。大丈夫か?

 先週の木曜日に続き、今日はお向かいの弟君がカギ無しのため我が家へ帰宅。
お父さんに電話をすると、「外で待たせてて下さい」との事だが、今日は雪になりそうなひどい天気。おまけに彼は靭帯を切ってやっと松葉杖がとれた所なのだ。
 この寒空に1人外に置くのはかわいそうだし、物騒。
(息子曰く、今日は校門にパトカーが何台も停まってたそうだ。おばさん犯人捕まったのかしら)てわけで、バイオリンに一緒に連れて行く。
あたしが寝てる間は、後部座席で息子のゲームボーイをさせておいた。
こういう時にこれっていいわな。

 息子がもどってきて
「何でやったと?」
「キノピオ」
「あぁ、キノピオやりやすいもんね。」
「お、キノコカップできるようになってるじゃん。すげえ。」
などと、ゲームの話をしてるのを聞くと、なんか大人になったな〜なんて思う。

 月曜日から東京〜京都と出張している夫は、空港からそのまま街へ入り会食。
夜中の1時半ころ帰ってきたが、とりあえず玄関だけ開けてあげて即寝た。



2003年02月19日(水) 風邪?

 昨日、息子が帰ってきてから鼻水たらしていたのだが、夜は少し汗をかいたくらいで熱は出なかった。
 ところが今朝はどんなに起こしてもまったく起きない。
眠くて起きないってのとは違う。まぁ、無理をしないでちょっと遅刻させようか、と思い放っておいたが、そのうち自分で起きてきて20分ほど遅れて登校した。
 最近、近所に強盗が入りおばあさんが怪我をしたので集団下校したり、なんだか中年のおばさんがハイヒール子どもを殴ったとかいろいろ変な話を聞くので、校門まで一緒に歩いて送っていく。

 10時から12時までkankanとミニバレー。
2時間みっちりゲームするんで、今日みたいに寒い日でも汗をかくほど。
お昼ごはん一緒に食べてから帰る。
kankanもkimkimも以前飼っていたということで、犬が大好き。
みんな今から、レオンが来る日を楽しみにしている。
kimkimはペット不可のマンションなんだけど、kankanは「何かあったらウチが預かるからね。預からせてね。勝手にセカンドハウスはウチって決めてるからね!」と家中で盛り上っているらしい。心強いわ。

 それからホームセンターへ。
とりあえず日曜日にも来て、おもちゃなんかを数点買ったんだけど、ケージとか食器、首輪などの必需品をこれからだんだんそろえていかねば。
このごろ「食器 選び方」「首輪 選び方」「柴犬 室内 トイレ」なんてのを入力しては検索して、いろんな人の柴サイトを読み耽っている毎日。
 レオンが来るまでに、まだまだ家の危険箇所のチェック、庭掃除、そしてたまっている仕事をできるだけ片付けておかなくては!
 やることリスト発動だな。

 息子が帰ってきたのだが、耳まで真っ赤になっていてすごい鼻声。
スイミングは休ませる。お風呂もやめてネギたっぷり入りうどん、リンゴ、野菜ジュースを飲ませる。
 学校の生活発表で「小さい時の自分」というのを家の人に話を聞いて、写真や絵をつけてエピソードを披露する、というのを今度するらしく、昨日、今日と久しぶりに2歳くらいまでの時の写真を見てみる。
 基本的に今とまったく顔は変わってないんだけど、子犬と一緒で「むっちり度」が全然違う。
 前にあるある大事典で「母性本能」についてやってたけど、女性にはむちむち、ぷよぷよした小さいものを「かわいい!」「守ってあげたい!」と思う本能が備わっているらしい。(人により強弱はあるが)
 
 むちむち、ぷよぷよした30後半の女性を「かわいい!」って思うなんとか本能ってのはないんだろうか。

 
 



2003年02月16日(日) レオンママ

 息子がアニメ見たさに7時に起きるので、あたしも一緒に起きてみた。
夫は10時近くまで寝ている。
う〜ん。休みの日の早起きというのもいいもんだなぁ。
ところで、わんこが来たら、我が家のこのめちゃくちゃの生活リズムもどうにか正せるのだろうか?

 今日は、阿蘇にある柴犬専門のブリーダーさんの所に仔犬を見に行く約束になっている。
メールでのやりとりでは、とっても感じの良い方だ。
珍しく夫の車で夫の運転で行く。途中、峠を越える時ものすごい霧で(こんなの初めて)視界2Mてな感じだったので、ゆっくり走って行ったのだが、思ったより近くてちゃんと時間通りに到着することができた。

 あいにく今日はものすごく悪い天気。
午前中は犬舎を掃除しつつ、犬たちを運動させるとのことで、ゆっくり犬が見れて話ができるのは午後1時頃ということで、犬たちはみんなケージに入っていた。
あたし達のほかに、とても若いカップルが1組。

 息子より、夫よりなにより最後まで面倒を見るのは結局あたしなんだから、あたしが気に入ったのにすればいいと、夫は言っていた。もちろんその通り。
キャバリア、コーギー、柴犬とだいたい好みは決まってはいたが、最終的に「とっても人懐っこくて飼いやすく愛くるしい、まさに家族の一員キャバリア」と「頑固だけど飼い主には忠誠を誓い、地味だが日本人の生活様式にあっている柴犬」のどちらか、ということで考えていた。
 結局は、息子と一緒にいて絵になるのはどっちか、と思うとこれはもう柴犬しかないわけだ。そして、今まで貯めたお年玉の中から自分で5万円出すという息子の心意気も少しはかってあげないといけないだろう。
 それよりなにより、「柴犬の雄」以外を飼って何かトラブルがあったときに、絶対このわがままな1人息子は「だから僕は柴犬の雄がいいって言ったのに〜」と逃げをかますに決まっている。
 それを封じ込めるためにも、彼の当初からの希望である「柴犬の雄」が一番いいのかもしれない。これなら夫もあたしも最初の選択肢に入っているし。
 単純にやっぱ、茶色くて靴下はいた柴犬はかわいいし〜♪

 この「茶色」、柴犬界では「赤」というらしい。
赤に割と黒が混ざったのが「胡麻」、それと「黒」、そして「白」。
ホームページの仔犬情報でチェックしたところによると、1月11日生まれの赤雄3兄弟と1月19日生まれの赤の雄2兄弟雌2姉妹がいるらしいので、その子達を見るという目的で行ったのであった。

 11日生まれと19日生まれ、たった8日違いでも全然大きさが違う。
子どもたちはよくわからないが、お母さんは19日の方が断然かわいい。
4人にお乳をあげているので、お腹周りはほっそりしているが、女性らしい優しそうな小顔のママだ。大人しく、それでいて、母親らしい落ち着きが感じられる。
11日のママの方は、なんだか冴えない感じがした。
 この時点で、あたしは雄と雌の体格が全然違うことで、「雌のほうがいいんじゃないか・・・」と思い始める。
ブリーダーさんも、「雌は優しいけれど、雄はある程度怒る時はびしっと厳しく怒らないと」と言っていた。
 

 それから今度はお父さんを見せてもらう。
11日の方のお父さんはきれいな赤。19日のほうはどちらかというと胡麻っぽい。でも、子どもたちは11日のほうが黒々してて、19日のほうが薄い茶色だ。
あたしは11日のお父さんみたいな色がいい。
でも、この子はなぜかちょっと怯えていて、ケージの奥でびくびくしていた。
細面の、人間で言うと「しょうゆ顔」
 逆に19日のお父さんは、黒っぽい体毛もあいまって、丸顔の「たぬき顔」。
そして、とっても落ち着いている。
尻尾さえふらないが、きちんとお座りしてあたし達をじいいっと見つめている。
か、かわいい・・・・・。
 
 ブリーダーさんは、お父さんは黒っぽいけど、19日の子達のほうが明るい赤になりますよ、という。
そして、19日の4人のうち、男の子2人を出して見せてもらう。
「こっちは、お母さん似で細面。こっちは黒マスクが濃くて顔が横に張っててお父さん似でしょ。どちらかというと、私らはこういう黒マスクが濃いほうを薦めるんですよ。黒が薄いと、大きくなって鼻のところが白っぽくなって、早く年をとった感じに見えちゃうんです。」なんだそうだ。
 
 息子もあたしも「こっちがいい!」と言う。もちろん黒マスクが濃くて顔が張ってて無骨な感じの子の方。もう片方の母親似のぽよよんとした優しそうな目のハンサム系の男の子に比べて、いかにもやんちゃそうできかん坊っぽい真っ黒な目のこの子だ。

 そして引渡しの日にちを決めたり、家の近くの獣医さんを教えていただいたりしながら、柴犬についての話をいろいろ伺う。
この犬舎で同じ食事をして同じ運動をして同じ躾けをされていても、ガウガウ吼える犬、尻尾を振って手を伸ばしてくる犬、こちらの手をペロペロなめて親愛の情を表してくる犬、おりこうで小首をかしげて座っている犬、さまざまだ。
 本当に、人間と同じく生まれ持った性格というのが一番大切なんだなぁ。

 すでに息子が決めている名前は「レオン」。
あたし的には「サスケ」とか「ヤマト」とか純日本的な名前が良かったんだけど。
なぜ「レオン」なのかは、本人も説明できない(笑)
 でも、ふと考えたら・・・。
陽気で社交的なキャバリアを、抱っこしておしゃれに散歩するあたし♪の図が・・・・・。
シャイで頑固な九州男児がもう1人増えるんかいっっ!!
面倒見きれるかしら・・・・・。

 でも、この子がお家に来る日が待ち遠しい、レオンママですう〜(≧∇≦)
(○○ママってのがどうも苦手で、自分の子の時は絶対言わなかったんですがね。ええ。すでにママでちゅ〜状態ですわ。はぁ、(*´Д`)躾だいじょぶなんやろか・・)
正面が僕、レオン。目つきがきっついって?ほっとけ!奥は弟(お兄ちゃん?)後ろは本当のママだよ。



2003年02月15日(土) 宇宙とデパートとベイブ2

 ラストあと2回の市民宇宙講座。
思ったよりつまらんかったな〜。適当な時間に大遅刻してでかける。
それにしても、60代のお年寄りの(とは言えないか、まだ。)の多いこと。
 義父母など見ててもそうだが、この世代は「知的なこと」に対する欲求がものすごく強いと思う。
 今、時間にも経済的にも余裕があるというのも、もちろんだけど、戦争やモノの無い時代に青春時代を送ったことで、「知」に対する強烈な餓えのようなものを抱えているのかもしれない。
 働き盛りは余暇を楽しむ暇もなく経済大国日本の立国に貢献したこの世代。
やっと子どもも独立し、家のローンも終え、だいたいが退職金と年金を手にし、さぁ人生これから!という方たちが多いのではないだろうか。

 逆にいえば、この人たち以降の世代の日本人のほとんどは「餓え」を経験しないまま人生を送っている人が多い。モノに対する飢餓感、食べ物に対する飢餓感、知に対する飢餓感、愛情に対する飢餓感、トップになりたい、金持ちになってやる、有名になりたい、そういった本能的な欲を強く感じることなく生きることができてきた世代。

 こうやって「さあ、やるぞっ!!」と腕まくりをしている、自分の倍ほど生きている方たちを目の前にすると、何かこう、いたたまれない気分になる。
「偉いな〜」でもなく「よくやるよ」でもなく「頑張って!」でもなく「見習わなくちゃ」でもなく、なにかもやもやとした感情。これは何なんだろう。

 

 今日は、息子が割引券をもらって来た「とべ!くじらのピーク」という映画を見にデパートへ。せっかくなので、宇宙講座に来ているまなちゃんも誘う。
昨日のバレンタインに続いて二日連チャンデート。
 まなちゃんとあたしと息子でまずは昼食。
「パリパリやきそばが食べたい」というまなちゃんの希望で中華に。
 お腹一杯になったあと、デパートの7階の催し物ホールに2人を押し込んで、久しぶりに買い物をする。
 
 そういえば、明日は義母の誕生日。
プレゼント、何がいいだろう?
バッグ、スカーフ、お財布、帽子・・・。
定番的なのをいろいろ見て悩んだ結果、とってもいい事考えた♪
いつまでも若々しくありたいと願う義母が一番喜ぶであろうものは、「口紅」だ。
シャネルのカウンターに行き、義母の年齢を告げて、春の新色の中から選んでもらう。
 それにしても・・・・。
自分の母には絶対に贈らないであろう、シャネルの口紅なんて(笑)
うちのおかんだったら、氷川きよしのファンクラブ入会金用として5,000円(らしい。迷ってるんだと)現金か、吟醸純米酒とか、かな。
 こんなに「品」の格差がある、義母と母なのに、なぜかとっても仲良しで、毎日メール交換しているのだから人間というのはおもしろい。
そして、ありがたい。
 時々、義母の少女趣味には「う」と引くこともあるが(笑)、茫洋とした我が夫の性格はまぎれもなく彼女の血だと思う。
 彼女が姑でなかったら、あたしの結婚生活は今のように幸せなものではなかったと思う。絶対に。

 

 夜は、夫が家にいたので、3人で「ベイブ2」を見る。
前作では目立たなかった、奥さんのエズメが主役(絶対に)だ。
めちゃくちゃになる医師会の懇親パーティーでのエズメと、ホテルの女主人の活躍がカッコよすぎ。
 夫と「クイーンだ!クイーンだ!」と大爆笑する。
映像が、まるでクイーンのプロモーション・ビデオの世界なんだもの。
「不思議の国のアリス」の世界の匂いもする。
こういうの、なんていうんだっけ。イギリスの中世のファンタジーの世界のこと。

 「バグダッド・カフェ」のあの太った女性をもっとキュートにした感じのエズメは本当に魅力的だ。あたしも、年取ったらあんな風なおばさんになりたい。
あんなにかわいい太ももなら、太ってもいいかも♪

 エンドロールが流れると、夫が「この声、ピーター・ガブリエルじゃん。まさか!?」と言って、チェックしたらやっぱりそうだったらしい。
いやいや、ただの動物映画とあなどれません。ベイブ。



2003年02月14日(金) バレンタイン・デー

 午前中、ちょっと昼寝してしまったのだが、ものすごく怖い夢を見た。

 例の如く、昼寝中のあたし。
ふと気付くと、夫が帰って来ている。
庭には黒塗りの車が停まり、夫と、取引先の元福岡支店長ともう1人(思い出せない)のお客さん。
家に上がってきている。
客間(二間続きの20畳くらいのすごい和室)を覗くと、夫が怖い顔であたしを睨んでいる。
 それもそのはず、あたしはパジャマ姿で髪はぼさぼさ、化粧もしていない。

 とりあえず、お茶を入れようとするのだが、いつまでたってもお湯が全然沸かない。しかも、戸棚にある湯飲み茶碗が、全部欠けていたり、茶渋がこびりついている。(多分、このとき昼寝しながらうんうんうなってたかも(-_-;)
 夫はひどい姿のあたしを時折ちらりと見ている。
やばい〜!お客さん帰ったら絶対こっぴどく怒られる。

 そんな事をしているうちに、あたしはまたこたつで昼寝してしまう。
ぐっすり寝て目が覚める。あれ?あたし夢見てたんだ。良かった〜。
夢か〜、しっかし怖い夢だったなぁ。
 と、起き上がって客間を覗くと、お客様は20人くらいに増えてて、瓶ビールが何本も開けられている。夢じゃなかったの・・・・?ものすごい絶望感。
お客様の顔は、今まで何度か会った実在の仕事関係の方ばかり。(((( ;゚Д゚)))
 
 大変だ!とにかく、シャワーを浴びよう!と思ってお風呂に行く。
お風呂に行く前にトイレに行きたいんだけど、うちのお風呂は屋上にあって、しかもたくさんの人が入っていて、どのトイレも人から見られるようになっているので、とてもじゃないけど恥ずかしくて入れない。

 うう〜うう〜苦しいよ〜、怖いよ〜、離婚されちゃうよ〜!!
と、恐ろしさが限界に達した時に目が覚めた。

 こたつの中で汗びっしょりかいてました。
「仕事しないで昼寝してたら、夫に絶対怒られる」という強迫観念から、こんな夢を見たものと思われます。
いや〜、怖かった。こんな思いするくらいなら、仕事してるほうがよっぽどマシです。夢でよかったとまじで思いました。

 息子が帰ってきたので、あたしからのチョコと、実家の母から送られてきたチョコを渡す。
 ガールフレンドまなちゃんのお母さんから電話。
まなちゃんとは、市民宇宙講座で明日会うので、きっとその時にチョコレートもらえるだろうな、とあたしは踏んでいたのだが、そこは女の子。
どうしても、今日渡したいんだそうだ。
 で、これから来ることに。

 チョコレートをもらって、まなちゃんだけ夕方まで遊んでいくことになったのだが、2人とも一言もしゃべらない。
なんかこっちが緊張してしまう。「まなちゃん、風邪ひかない?」「何して遊ぶの?」なんて声をかけたくてたまらないのをぐっと我慢する。
 何かしゃべれ〜、なんなんだこの沈黙は!!
耐え切れずに、ついに口出してしまった。
「ゴー君(近所のG・ピレニーズ)とこ行ってくれば?」
そうだね、と2人は外に出て行った。
ほどなく、外からきゃっきゃとふざける声が聞こえてきて一安心。
 あとでわかったのだが、このふたりの気まずい沈黙は、まなちゃんからのチョコに添えられていた、超熱烈なラブレターが原因だったと思う。多分。
 なに??あたし、ピエロ?(爆)

 それから、shu君が遊びに来て3人で外で遊んだり、macの英語のゲームをしたりしていた。
しばらくして、kankanに連れられ3歳のお嬢様が来訪。
なんと息子、今日4個目のチョコゲット。
渡すとき、kankanがまなちゃんの姿をちらっと見ながらあたしに小声で「ごめん〜?いいのかな?」と。

 そして、kimkimがshu君を迎えに来て、shu君の妹(6歳)からも手作りチョコをいただく。
同じく、kimkimもまなちゃんを見ながら小声で「ごめん、悪かったかな?」と。(笑)

 最後にまなちゃんを家まで送っていく。
まなちゃんのお母さんが息子にむかって「たくさんチョコレートもらったんじゃないの〜?」とふざけて聞くと、まなちゃん真剣な顔になって「そうなの・・・ショックだった〜」と言うではないか。
え?やっぱり気にしてたの。
「やだ〜、みんなお友達の妹だよ。義理チョコだよ〜。」とフォローするあたしであった。

 もらったチョコは全部で5個。(うち本命1個?)
パパよりすごいじゃん。


 



2003年02月13日(木) 黄帯に昇級

 ここ数日本当に暖かい。そろそろ薄着をしたいけれど、その前に冬の間に蓄えた脂肪を脱ぎ捨てないと。
今日は、ネットで探した柴犬のブリーダーさんにメールをしてみた。
ちょうど、1月11日と19日生まれの茶色の雄がいるようなので、日曜日に見に行きたい旨を伝える。

 夕方バイオリンへ。
曲を通して最後までなんとか弾ける様になった。3月中には新しいテキストに進めるかな?
帰り道でラーメンを食べてから家へ。
出かける準備をしていると、チャイムが鳴るので出てみると、お向かいのお兄ちゃん。
家の鍵を持って出るのを忘れたらしく、電話をかして欲しいとの事。
連絡してみると、お母さんは仕事が立て込んでいて通常通りの時間に帰れないとのこと。
お父さんは、今怪我をして松葉杖をついている弟を病院に連れて行っていて、まだ帰れそうにない、
ということで、うちに上がって待たせることにした。

 息子は喜んで、コロコロコミック持ってきて「見る?」と渡すが、さすがお兄ちゃん4年生。
「宿題してからね。」と。えらい!
少林寺には、20分ほど遅刻してしまったが、うちもよく頼むのでこういうのは持ちつ持たれつ。
仕事を持っている母親は、こうやって近所同士で助け合っていかないとね。

 少林寺が終わるまで、近くの本屋で犬の本立ち読み。
やっぱり、育てやすさやいろいろ考えると柴犬かな〜。
息子はとにかく「絶対柴犬の雄」と言っている。そしてなんとお年玉貯金から5万円出すらしい。
やはりスポンサーの意見は尊重せねば。(笑)
まぁ、最初から柴犬は候補に上がっていたので、決めてもいいんじゃないかな。

 今読んでいる本に、こんな一節があった。
 『欧米では、犬という動物が、それぞれの国の文化の重要な一面を示すものと考えられている。
  シェパードとドイツ人、プードルとフランス人、テリアとイギリス人というように、その国固有の犬種は、その民族の精神生活の一つの表現なのである。』
 
 なんか、ちょっと感動してしまった。
と、同時にあたしの頭の中に浮かんだのが
「プードルを抱くフランソワーズ・モレシャン」
こんなに絵になる絵が他にあるだろうか!
それと同時に、浮かんだ夫と息子の顔。
この2人の傍らに、おしゃれな洋犬がいる絵はどうしても想像できない。(上野の西郷さんの銅像を想像しないよう)

 終わりの時間に近くなったので、迎えに行くと、息子が手に何か持っている。
黄色い帯と賞状だ!
この前の昇級試験には受かっていたのだ。良かった〜!
本人は、絶対に落ちたと思っていたようで、すごく喜んでいる。
やっと、見習から8級へ。おめでとう(^o^)

 夜、ブリーダーさんからメールの返事が届く。
とても感じの良い文面だった。
日曜日、ぜひ見に来て下さい、とのこと。楽しみ〜。



2003年02月12日(水) ミニバレーでびゅ

 kimkim&kankanと一緒にミニバレーへ。
とりあえずメンツが揃うまで3人でやろう、と始めたのだが、何しろ1対2に分れて1人3役やるのは大変。
でも、結構な運動量で、だんだんボールにも慣れてきて、足がヘロヘロになるにつれて、ハイテンションになっていき、ゲラゲラ笑いながらボールを打っていた。
 そこに、近くのコートの奥様が。
「今日は、もう誰も来ませんか?うち、人数が足りないんで、入っていただけるとありがたいんですけど!」とお誘いであった。
 喜んで参加させてもらう。
年齢はあたし達くらいから、50代前半?くらいまで。
格好もばっちりで、いかにも高校バレー部出身って方もいるし、普段着で初心者です〜にこにこって方もいる。
 仲間に入れてもらって何試合かしたが、みんなとっても気さくでさっぱりしている感じですごく楽しかった。
帰り際に、そこのチームはフルメンバーで7人しかいないので、よかったら毎週ここでやってるんでまた一緒にやりましょう!と誘われる。
 やっぱり1人3役よりは試合形式のほうが楽しいので、喜んで仲間に入れてもらうことにした。

 自分たちのチームに誘うとなると、その後のお茶やランチなど気があう人じゃないとやっぱりしんどい。しかも、昼間時間の取れる人、となるとなかなか誰に声をかけていいかわからなかったのだ。
 こちらのチームは、ランチもなさそうでさっぱり解散していたので、やりやすいかも。
 その後は、3人でご飯食べてお茶飲んで解散。

 家に帰ってから、夫に頼まれた決算処理を済ませる。
今日は息子はスイミングなのだが、バス停まで迎えに行く。
月曜日は、この近所に強盗が出て逃走中ということで、児童全員が集団下校してきた。今日はまた50代の女性が、ハイヒールだかなんだかで通行人(子ども?)を殴ったとかなんとか、お向かいの奥さんが言っていたし、なにかと物騒なのである。

 今日は、なんとなく食べたくてカレーにしました。



2003年02月11日(火) 楽しいね

 今日も夫の仕事の無い祝日。いえい。
頼まれているS団体の仮決算をしてくれと、夫に言われたため、休日だというのに7時半に起きる。
夫と、息子は9時近くまで寝ていた。
いつもは息子が学校に行ってからまんてんを見るのに、集中して仕事していたら、気がついたら見逃していた。

 今日は、こうぞう君が顧客につきあいでもらった「新垣 勉」というテノール歌手のコンサートを見に行くのだ。
沖縄の在日米軍の父と日本人の母の間に生まれ、生後間もなく看護婦の手違いで家畜用の消毒薬を点眼され失明してしまったという人。
 両親にも捨てられ、親とその看護婦に対する殺意だけで生きてきた彼が、ある牧師さんに知り合って歌の道に進んだ、というだけあって、張りがあるというより深く柔らかな声は、傷ついている人を優しく癒す何かがあるようだ。
 最近、うちの顧問税理士さんが(あたしとあまり変わらない年齢の女性でとても良い方)、体調が思わしくなく自宅療養をしていると聞いて、非常にショックをうけていたのだが、会場でCDを販売しているというので、お見舞いの手紙とともに彼女に贈りたいと思って、買ってみた。
 たまには、こういうのもいいものだ。
それにしても、主催のライオンズクラブのオープニングセレモニー(?)みたいなの初めて見たが、目が点になってしまった。
 あの〜、ライオンズクラブって本当にライオンなんですね。
いや〜。知りませんでしたわ。名字を呼ぶときに頭にライオンってつくんだけど、
60過ぎの男の人が「ライオン 斎藤 峰雄」とかなんとか呼ばれて「ガオー」って、え?え?何これ(@_@)?? ですわ。

 それから街へ行き、まずは夫が行きたがっている新しくできた「ラーメン城下町」へ。彼は「なにわ食いしん坊横丁」もそうだけど、こういうのに弱い。
昭和30年代の様子を模した街並みに7店舗が入っているというラーメン好きにはたまらない場所である。
横浜ラーメン博物館は遠くていけないもんね。
今日は「長浜屋台 やまちゃん」に行く。
麺はあたしの大好きなタイプだけど、スープがちょっと甘いかなぁ。
でも、他の長浜ラーメンに比べると合格点だと思う。
あとは「北海道 むつみ屋」「尾道 柿岡や」「博多 一黒丸」「日向拉麺 一心不乱」「東京 麺屋黒船」「横浜家系 西村家」があるが、次はどこに行こうかしら。元ラーメン屋の娘の好みはうるさいぞ。

 次に、息子お待ちかねのボーリング。
家族全員でやるのは初めてである。
やっぱり息子は大ハシャギで、ほとんど「多動」状態。
危ないので何度も座っているように注意するのだが、夫やあたしが投げるたびに興奮して立ち上がって躍っている。ほんとに、今度3年生かね。
 それにしても、ボーリングってのは単純で楽しくてみんなが笑顔になれるのがいいね。

 最後は、中華を食べてバスで帰る。
息子は「まだ遊びたい〜!」と騒いでいたが、明日また学校なので先に寝させる。
今、夫は目の前で見積を書いている。あたしもこれから仕事します。



2003年02月10日(月) まだわんこネタ

 朝、ごみ出しの時にご近所のMさんとお話。
こちらは、柴のリキ君とグレート・ピレニーズのゴー君とを飼っていらっしゃる。
ゴー君はまだ1歳になるかならないか。
その前に、秋田犬のハチ君がいたのだが、老衰で死んでしまった。
しばらくは、Mさんは落ち込んでいたり、初孫さんのお世話で忙しかったようなんだけど、やっぱり大きな犬がまた欲しい!ということで、ゴー君を飼うことになった、との事。

 この、今は亡きハチ君(あたしたちははっちゃんと呼んでいた)。
とにかくおりこう。大人しい。賢い。
あたしが越してきた5年前から亡くなるまで、一度もはっちゃんのほえ声を聞いた事はなかった。
 いつも、クールでそれでいて優しい目で、子どもたちやおしゃべりする大人たちを見ていた。真っ白でふさふさのきれいな体だった。
 それに比べてゴー君。
まだ、小さいからってのもあるんだろうけど、とにかくいつも、真っ黒(笑)
毛もよれよれしてる。
Mさんは、犬のお手入れも、お庭もいつもきちんとしているのに、ゴー君が来てからは庭がなんだか荒れてる(びりびり新聞紙とか散乱)(~_~;
 夫に、「ゴー君ははっちゃんにくらべて手がかかってると思うよ。だって、全然雰囲気ちがうもん。」なんてよく話していた。 

 「今度犬飼おうと思うんですよ〜。なにしろ初めてなんでいろいろ教えて下さい。」と言うと、「あ〜、言ってた言ってた。『僕、犬飼うんだよ!柴犬がいいんだ』って。柴はいいわよ〜。日本犬がいいわよ!も〜初めて洋犬飼ったけど、大変大変。ハチに比べるとゴーは・・・・こらっ!!ゴー!(怒)」
 てな、会話をしました。
でも、はっちゃんに比べられるとは、ゴー君もかわいそうだなぁ(笑)

 うちのわんこが来たら、ゴー先輩、リキ先輩にいろいろこの辺のルールを教えてもらわなきゃです。

 夜は、珍しく夫が9時前に帰ってきたので、3人でトランプしたりウノしたり。
息子がきゃっきゃとはしゃぐ姿を久しぶりに見ることができた。



2003年02月09日(日) わんわん王国

 久しぶりに夫の仕事のない日曜日。
しかも、11日の祝日も仕事なし。11日は、友達からコンサートのチケットをもらってるので、わんわん王国に行くなら今日しかない。いろんな犬を見に行こう、とあたしと息子で決定し、あまり気乗りしない夫を連れ出す。

 この「わんわん王国」ってのは日本でも滋賀と熊本しかない、犬のテーマパークらしい。
「全員血統書のついた世界の名犬80種360頭がいる」というのがウリなのだ。
目的は実際のキャバリアを見ること。 
だって、近所を散歩してるのって柴ばっかりなんだもん(笑)

 入り口には、ゴールデン・レトリバーがいてお迎えしてくれる。
ところで、最近にわか犬博士になったわたくし。
Retrieverというのは、飼い主の借りにつきあい、しとめた獲物を傷つかないように優しく加えて回収してくる性質からついた名前らしい。
 「ふれあい広場」(これ以外の名称考えつかんのか)では、わんちゃんたちがたくさん自由に歩き回っていて、抱っこしたりなでたりすることができる。

 優雅なボルゾイや、かわいいヨークシャー・テリア、見た目怖い〜のダルメシアン、人懐っこいラブラドール・レトリバーなどなど。
1ヶ月前なら名前も全然わからなかったと思うけど、ずっと犬関係調べてるんで、よくわかって面白い。
 驚いたのは、大型犬ほど甘えん坊でかわいい、って事。
病気や年を取ってから50キロ以上の体重を支えてあげる覚悟があれば、飼ってみたいとさえ思ってしまう。

 お目当てのキャバリアは5頭ほどいたが、なんだか想像してたのと違う。
全然なついてこないし、ネットの写真とちょっと違うよ(~_~;
これは、おじいさんなのかしら(笑)
 あたしの所におおいかぶさるようにしてやってきた、グレート・ピレニーズ。
この犬は、うちのご近所さんも飼っているんだけど、大きな体に似合わず子どもみたいに甘えてくる。
 夫は、こんなふうにベタベタはしてこないけれど、なぜか黙ってずっとそばに座っていたハスキーに気に入られていたようだ。
 息子は、もっぱらビーグルやキャバリアを追いかけていた。
(自分は柴犬がいいんだけど、ママが好きだと言うキャバリアをなんとか好きになろう、と努力しているのがうかがえる)
 柴は小柄で賢そうで大人しいのが1頭だけいた。

 今日、思ったことはやっぱり○○犬だから絶対にこうだ!と言うことはないんだな〜ってこと。
そういう傾向はあるがやっぱり最終的には個体差なんだってことに気がついた。
人間だって、整理整頓の苦手なドイツ人もいるし、ウオッカのまったく飲めないロシア人もいる、みたいなもんか。
だって、キャバリアわんわんほえてたもん。(笑)

 「僕は絶対絶対やっぱり柴犬に決めた」と息子。
 「なんかキャバリア熱がちょっと冷めたな〜。柴かわいかったね。」とあたし。
 「あぁ、お前が奥様趣味から戻ってきてくれてよかった。」と夫。
彼の頭の中は「洋犬を飼う=優雅な奥様」となっているようで。
てか、あたし奥様なんですが、一応。

 夜は、定番の焼き鳥屋に行く。
1ヶ月ぶりかな。焼酎のお湯割を飲んで、家まで1キロほどを散歩しながら帰る。
楽しい一日だった。



2003年02月08日(土) 実のある会議

 1月は、社長の多忙、社員の交通事故、インフルエンザなどで会議の時間がとれなかったので、今年初めての会議である。
 あたしは、東京の大きな会社に就職したが、今考えたらまぁよく会議があったもんだ。
だいたい、平日の5時から、とかが多かった。
だから外回りを4時くらいには切り上げて帰社していたが、週に2〜3回はあったなぁ。議題は、どうやって売上をあげるかだ。

 現在、うちの会社では全員が集る会議というのは、月に1度土曜日に時間をとるのがやっとだ。平日の5時なんてとんでもない。
うちは、歯科医師・歯科技工所を相手に材料や器械を扱う卸売業だ。
夫は数年前から、モノの流通だけじゃこの業界はもうだめだ、と、学術的な仕事にシフトしてきている。著名な先生を招聘しての、学術セミナーや実習会を企画・運営する仕事だ。

 だいたい、そういったセミナーは土日にある。
ほぼ3〜4つのスタディグループのセミナー企画を請負っているので、毎週土日は何らかの勉強会があることになる。その他にも、歯科医師会主催の一般向けのイベントなどにも、材料商として手伝いに顔を出さなくてはならない。
 また、治療機器の取り付けなどは歯科医院の営業時間外に行われる。
これらは、すべて土日か平日の夜7時過ぎ〜深夜に及ぶ。

 小さな会社なので、ほんとに全員が1人で3人分くらいの仕事量で頑張っている。
まだ、小さな子どもがいる社員もいて、きちんと休みがとれず申しわけない気がする。
しかも、残業代はつかないし休日出勤手当てもあげられないし、有給だって病気の時以外はとれないのが現実だ。
労働基準局がなんだ、じゃ、うちの子達がやってるくらいの仕事あんたできる?などと、逆ギレしたりして。(笑)
 
 何でも扱える卸売業ということは、言い換えれば、サービスが低下すれば、いつでも別の会社(通販含む)から、その欲しいものが手に入るということだ。
別に顧客はうちからじゃなくても、いくらでも安く買える会社がある。
この辺がメーカーじゃなく卸のつらいところ。
 仕方なくどんどん価格を下げ、低価格競争は白熱化し、言われればいつでも配達します、土日の取り付けだって喜んで、ってことになりみんなが一日の仕事時間13時間なんて状況に陥ってしまったり。

 それでも、熱意溢れる若社長である夫は、企画力や人脈を駆使して、この業界の常識を変えようと努力している。
今日の会議は、久しぶりに全員で新しい会社の方向性について、熱く語り合えた有意義なものだった。
小さな会社ならではの、「みんなで創る」おもしろみが感じられる仕事を増やしていく事ができれば、今の長時間労働も報われるようになるのかもしれない。

 全国の個人事業主、零細企業のみなさん。
自分たちこそが、この今の日本経済の破綻を、体を張って阻止しているのだと、堂々と胸を張って頑張りましょう。

 でも、息子は大手か公務員目指してほしいな。(´-`)



2003年02月05日(水) のろけ夫

 久しぶりに、午前中一杯昼寝してしまった。(ほんと、久しぶりだって)
グガーとこたつで寝ていたらチャイム。う〜ん・・・、どうせ布団とか屋根屋とかだから居留守〜と思って寝ていると、がちゃっとドアがあき夫が帰ってきた。
 妻「あ!寝ちゃったよ〜(^^ゞゆうべ遅かったもんだからさ〜(ネット見てた)」
 夫「絶対寝てると思った。今Yさん車の中にいるんだ。」
 Yさんは、大阪の取引先で、いつも「奥さんに」ってお土産を下さる。
あたしはまだパジャマだったため、「妻は具合が悪くて寝てます〜って言っといて、この格好じゃ挨拶できん〜」というと、夫は何食わぬ顔で「あ、絶対嫁さん昼寝してますから、って言ってある。」
・・・・・・ぬわにお〜っ!!何故にオマエはいつも、わざわざ自分の妻の立場をおとしめるような事を言うのだ!

 夫はよく飲み屋に行っても、あたしをネタにして笑いをとるらしい。
「なんかつまんな〜い。いっつも奥様のノロケばっかり〜。」とか言われるそうだ。
「飲みにいってさぁ、おねえちゃんに嫁さんの話するのってサイテーじゃない?」と言うと、「そうかなぁ。でも、ノロケとかじゃなくて、いかにオマエが悪妻かって事を愚痴ってるだけなんだけどなぁ。」とへらへらしている。
 ほっんと、愛されすぎちゃうってつらいわ〜。
 
 さて、今月は夫の38歳の誕生日。
4月に福岡にキング・クリムゾンが来る、いきてーっと言っていたので、ローソンでチケットをとってあげた。あたしは全然興味ないし、かもなべに「行く?」と聞いてみても顔をふるふるしながら「あ〜(^^ゞ」と遠まわしに断られたんで、夫の分1枚だけ。
 きっとまた「いや〜、妻が誕生日プレゼントに、キンクリのチケット贈ってくれたんすよ〜」と、のろけまくるのであろうな。



2003年02月04日(火) 料理ができる男

 会社から、封書と一緒に商品を持って帰ってきてしまったため、配達の女の子と待ち合わせて渡す。
しっかし、こういう時、携帯のありがたさを痛感する。
「何時ごろになる?」「あと2件寄って行くんで多分3時過ぎると思うんですが・・・」「じゃ、その頃、そのへんうろうろしてるよ。携帯にメール入れて」「そうですね。」・・・・で、会えちゃうんだもんね。

 そのまま総合体育館と県立図書館へ。
体育館で12日のバレーのコートを予約する。
 図書館でワンコ関係の本を借りる。
家へ戻って、昼寝をしていると、息子がキウイを持ってきて「ね〜、皮のむき方教えて〜。」と言ってきた。
ぐうたら母のあたしは、果物をむいて食べるって事をあまりしない。
だって〜面倒くさいんだもの〜(笑)
子どもの時からばあちゃんがむいてくれたから、自分ではなかなかできないのよね〜。
実家からはりんごがたくさん送られてくる。
 近所におすそわけしても余るほど。
そして、あたしの性格をよくわかってる母や伯母は、息子に電話して「ママがむいてくれなくても、自分で洗って丸かじりしなさいね」と言っている様子。

 そうだそうだ、自分でむけるようにしよう、と早速教える。
右手の親指をガイドにして、刃で切るんじゃなくて、親指を動かすことで自然と刃がついてくるように・・・・・と、やらせてみると、おお。上手にできるじゃん。
息子のいい所は、こういう時に「はい」とあたしに最初の作品をくれるところだ。
こういう気持ちの優しいところが夫に良く似ている。
ちなみに、あたしはまったくそういう傾向はない。

 最近、一緒に料理してないなぁ、と思い立ち、誘ってみる。
幼稚園の時は「僕も僕も」と専用包丁を持って、ピーマンのへたをとって種を取り出したりしていたのに、やりたがらなくなったのをいい事に、家の手伝いもあまりしなくなってしまった。
 うちの夫は、義母がきちんとした母親のため、料理が一切できない。
義母は、仕事を持っていたが、どんなに忙しくても子ども3人のご飯とお弁当はきちんと作ってあげた人。(そのせいで夫は家事オンチになったのだとあたしは密かに思っている)
うちの母親も働いていたが、きつい肉体労働だったので、お母さんしんどいから自分でできることは自分でやってね。と言われていたしそういうもんだと思っていた。ご飯は最初の1杯だけは母がよそってくれるが、おかわりする人は自分で。そのほうが量も自分で決められるし合理的だと思うんだけど。

 今でも、夫が食卓に座ると実家では、さっとお茶とご飯が出てくる。(あたしにも)
 あたしは、家で夫が「おかわりちょうだい」とか「箸は?」というと、心の中で「ったく、自分でやれよ〜。」「箸のある場所知ってるでしょ。」とつぶやく。
ま、はっきりと顔に出てるらしいけどね(笑)

 あたしは、もちろん二日酔いだと朝ご飯は作れず、夜は何かと理由をつけて外食したいと思っているC級主婦だ。
だから、息子には「自分で食べたいものは自分で作れる人間」になってほしいんだよね。(←だから、って繋げていいのか(-_-;))
 夫はまぁ一応結婚したからあたしが作ってあげることができるけど、息子は結婚しないかもしれないし、あたしよりもっとひどいお嫁さんもらうかもしれない。
そう思って、結構お風呂掃除なんかもさせている。
もし、あたしに何かあっても、息子はお米を研いで炊くことまでできるので、夫の面倒をみてくれるだろう。
 そろそろ、もっと料理させてもいいなぁ、と久々に思った。

 でも、夫は男尊女卑の九州男児、あたしはかかあ天下とからっ風の女。
お互い、譲歩しつつ、我慢しつつ、折り合いをつけています。
「我慢してるんはオレばっかりや〜」と夫の声が聞こえてきそうですが。



2003年02月03日(月) ワンちゃんモード

 夫はゆうべ家で1人で寝たので「寒かったよ〜、寂しかったよ〜」と言っている。
ふん。いつもはあたし達がそうなんじゃ。
 今日はゆっくり出社するようで、ひさびさに一緒にランチでもすっか〜と誘われて、近所に新しくできたチャイニーズ・レストランへ。
 な〜んか、きどってるけど、そこ、ほんとおしゃれで「中華料理屋」っていうより「チャイニーズ・レストラン」なのよ〜。

 1時間ほどゆっくり食事して、しゃべって、解散。
彼は高速に乗って会社へ。あたしは、銀行に寄ってから、S先生の所へお届け物。
 息子が帰ってきてから、一緒に総合体育館へ。
kimkim&kankanと今度ミニバレーをやることになっているので、コートの予約に。
が・・・行ってみたら休み。
いや〜、図書館とかは月曜日休みって思ってたけど、体育館も休みなの??
善良な市民の健康増進のために、交替でいいから、常駐しとってよ〜。
職員たくさんいるんだからさ。
公共機関に休みはいらない、と思ってるのは、あたしだけだろうか。

 帰りに近所のホームセンターに熱帯魚の水槽の蛍光灯を買いに寄る。
隣りの犬コーナーも見てみる。

 年明けすぐに、夫が「犬飼うかな〜」とぼそりと言った。
目的は、一緒に散歩して少しやせねば、と思ったらしい。
ていうか、家人ともろくに会えないのに、犬の散歩なんて無理でしょ(-_-;)
 我が家は全員、犬がいたら駆け寄っていってなでる「超犬好き」ではない。
かといって「犬なんか大嫌い。そばによらないで。」ってのでもない。
近所の慣れた犬や、公園でかわいい犬が寄ってくれば、よしよしする、って感じである。
 それよりなにより、生活パターンからして、「動物を飼うのは絶対無理。熱帯魚がいいとこ。」なのだ。

 でも、この前から息子のことで悩んでいることでもあり、ちょっと考えてみた。
まぁ、夫はさておき、基本的に世話をするのはあたしだ。
毎日ちょこちょこ外出はするが、2〜3時間ほど。
時々会社に行くが、5〜6時間ほど。
基本的には、家にいることができる。
家族3人そろえば、おでかけするけれど、それはほとんどキャンプ。
ワンコも一緒に行けるキャンプ場なら問題ない。
逆にワンコも一緒なら、キャンプの楽しみが倍になりそうだ。
1〜2年に一度の海外旅行は、ホテルか夫の実家に預ければなんとかなるだろう。
問題なのは、あたしと息子が夏休み長く実家に帰るときだ。
利用するフェリーには、ペットルームがあるので、大型犬じゃなければ、連れて行けるかも。

 ここまでは、ネガティブな原因を書き連ねて、それの対処法を考え出してみた。
逆に、いいところ。
確かに、お散歩に行くのは健康のためにとっても良さそうだ。
それに、もう1人家族が増えることで、息子の遊び相手というか、相棒ができるのはとっても良いことだ。
親に叱られた時、兄弟姉妹でけんかしたり、仲良くしたりできない分、自分の弟分の犬がいる、というのは良いかも。
 それに、いつも夫がいない我が家に、ワンコがいれば、頼りになる。
もう息子が手がかからなくなってしまったので、忘れていた「お母さん」として頼られる喜びが、また味わえそう。

 てなことを考えているうちに、「犬を飼おう」モードになっている我が家(特にあたし)です。
ただ、命あるものだし、あたしは犬を飼った事が無い。
今の生活パターンで犬を飼うことができるのか、今、ネットと本で調べまくっているところ。
ところが、調べれば調べるほど、もう「絶対犬を飼うべきだ」という気になってしいまっている。

 おりこうでお留守番ができて、家の外で飼えて、性格が良くて、子どもとよく遊んでくれる犬。
あたしは、顔がきつねみたいで、色は絶対茶色が好き。
「犬!」って感じの犬が好きだ。白い靴下はいてたらなお良し。
ってことで、柴犬かコーギー。
外で飼えるかどうか疑問だけど、一緒にいたら楽しいだろうなぁって思うのが、キャバリアだ。
キャバリアなら家の中で飼ってもいいかなぁ。

 息子は「コリーみたいな顔が好きなんだよ」と言っていたように、すっきりしたハンサム(美人)系が好きらしく、店の中でパピヨンを指差し「こういうのがいい!」と言っていた。

 夫はもちろん、「ニッポン人なら柴犬じゃ」。

 ブリーダーから買うか、新聞によく出ている、普通の家庭で生まれた赤ちゃんにするか、いろいろいろいろ悩み中。
ここ2週間ほど、ネットで犬関係ばかり見ています。
でも、犬のいる生活って、すごく楽しそう。
大変なことも多いだろうけれど、あたしには、家の中がにぎやかになるってのが一番の魅力だ。あ〜、そうなると室内飼いの方がいいのかなぁ・・・。
一戸建てなんで、犬を飼うというと、昔ながらのイメージ(庭に犬小屋があって「ポチのいえ」とか書いてある)・・・・なんてのがいいんだけど。

 超かわいいキャバリアとコーギーがいた。
ビーグルもいいな〜と息子は言っていたけれど、あたし、ああいうやせてて毛がすっごく短いのってあまり好きじゃないんだよな〜。
毛がすっごく長いのも苦手だし。
それにしても、キャバリアは顔も、毛並みも好みのタイプじゃないのに、なんでこんなに気になるんだろう。

 ワンちゃんに詳しい方。アドバイスお願いします(^o^)

 寝る前に息子と一緒に豆まき。
今年も2人だけで。
夫から「ゴメン。パパは外〜、ってやらないで。」とメールあり。ばれたか(笑)



2003年02月02日(日) 反抗期

 ここ最近あたしの言うこと全てに反抗する息子。
自分のことは何一つ自分でできないくせに、やりなさい、と言われると、むくれる。
そりゃ、確かにあたしの育て方が間違ってたかもしれません。
でも、やっぱり一人っ子ってこうなってしまうと思う。
甘やかしてるつもりはないけど、一人しかいないから、目が届きすぎるのだ。
で、結局クチうるさくなってしまう。
息子も親の視線を1人で一身に背負って息苦しいのかもしれない。

 会社にいる間は、義父母が息子の相手をしてくれる。
それにしても、もう大きくなったので、息子も物足りないし、義父母も大変そうだ。休みのたびに会社に来ていては、息子も学校の友達とも遊べずつまらないだろう。
 仕事が一段落ついたら帰るから、寝ててねと言って、ご飯もお風呂も済ませてもらう。だいたい遅くなるときはこのパターンが多い。
夜中の12時ごろ、まだまだあと2時間くらいかかりそうだから、今夜は泊まって行って明日朝、学校に間に合うように帰ります、と義母に言いに行った。
 息子は、ベイブレードを握り締めたままぐっすり寝ていた。
素直に「かわいいなぁ」と思えた。

 子どもが「言うこと聞かなくて困る!!も〜っ!!」と気持ちがなっている時は、結局は子どもが悪いんではない。親が悪いんだ。
息子がもっと小さい時に、「どうして最近こんなに泣いてばかりいるんだろう。まったく。」と思ったとき、良く考えてみるとあたしが気持ちが浮ついてて、子どもをしっかり受け止めてあげる余裕がないのが原因だった。
 
 3時過ぎまで仕事してようやく一段落。
朝、起きると義母が「起きてすぐに『僕待ってたけど、ママ来なかったよ』って言ってたわよ。かわいいわね〜。」と教えてくれた。
 くす。一度起きたら朝までぐっすり〜なのに、気持ちの中ではずっと待っててくれたんだな、と思ったら、また愛おしさがこみ上げてきて、ひさびさにぎゅううっと抱きしめた。

 いつもは、学校から帰ってくると、「おかえり〜(≧∇≦)」と抱っこするのだが、最近は玄関でてぐすねひいて待っていて、鬼のような形相で「連絡帳出した?!出してないじゃない!なんで着てったコート忘れてくるのっ!筆箱の中も、ああああ〜っ!!またからっぽじゃない!はい、もいっかい学校行く!!」
と叫んでばっかだった。

 とりあえず、「おかえり〜!今日も学校楽しかった?」のハグのあとに、鬼に化けようかな。
 



2003年02月01日(土) 宇宙

 2月だ。
寒い冬が大嫌いだけど、もうあと1ヶ月の辛抱。
そう思うだけでうれしくなる。

 毎朝「まんてん」を見ているのだが、今日は起きられなかったので、昼に見ればいいや〜と寝ていた。
あたしのあまりの文句の言いように、仕事に出かける前の夫も今日は見てみたらしく、階下から「すごい!すごいぞ、まんてんの横顔!」「ちょっと信じられない展開になってるぞ」とリポートが入る。
 このドラマ、もう何でもアリなんで、うつうつしながら、すごい展開って何だろ。毛利さんが柴田さんの後輩だからコネでもう一度試験が受けられるようになるとか、そんなとこだろと思ってたら、いやいや・・・。
 すごい、すごいよこのドラマ。
正しいNHK視聴者である義父母や、実家の母たちも、朝ドラ史上初めて「あまりにもつまらないから見るのやめちゃった」と言う状況になっているのに、それとは逆にもうあたしは毎日まんてんを見ないと一日が始まらなくなってしまっている。

 今日は、「七輪倶楽部」の七輪開きがあるので、午後2時ごろ会場となっている付人michyの家の前の公園へ。
今ごろ、盛り上ってるだろな〜と思いつつ行ってみると、寒そうに片付けをしている付人michyとさんきちどんが。
 あまりの寒さに10分ほど前にお開きになったとのこと。
お茶でも、と誘ってもらったので久しぶりにmichy宅へ。
かもなべ&michyと3人で、NHKの描く「夢を追い求める女性像」が決定的に間違っている、てな事について大いに盛り上る。

 ほんとに、今日は寒い。
会社の寒さを思うと、足が向かず、夫の実家で1時ごろまで請求書を見ていたら、夫からメールでコロンビアの事故を知る。
1時間ほどテレビを見ていて、久しぶりにテッシーを見て(やせてた)すでに9/11のテロが自分の記憶の彼方に行っていたことに気付く。
ちょっと不謹慎だけど、暴走するブッシュ政権に対する神の警告だったりして、などと思ってみたり。


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