ベルセルク21

『ベルセルク 21』読了。おもしろすぎ。モズクス様最高。タイムマシンで未来に飛んで続き読みたいっす。次巻からは,ドリキャスのゲームになったエピソードに突入する模様。むー。『大江戸からくり考』読了。江戸時代の手品や奇術やからくりについて,古書をもとに解説したもの。現代でも演じられている奇術が出てくるのには驚きですな。『新・魔獣狩り 7』読了。夢枕獏の多くの作品に共通しているのだけど,魅力的なキャラをたくさん出しすぎて,そのためにプロットを複雑にせざるを得ないという本末転倒なことなっている。いや,おもしろいけどさ,「混沌の城」のようにプロットがシンプルなやつの方がもっと面白いもんね。
2001年05月31日(木)

巨人がプロ野球を駄目にした

『巨人がプロ野球を駄目にした』読了。相変わらず海老沢泰久のスポーツエッセイは面白い。日本のプロ野球がいかに駄目かの論調も論理的で説得力があるけど,いくら海老沢泰久が主張しても,巨人ファンが巨人を支持しているからこれは直らないよね。アンフェアに鈍感で,たかり好き(つまり自分さえよければいい)巨人ファンの姿はイコール日本人の姿なのだなあなどと考える私であった。
2001年05月30日(水)

文庫本を狙え!

『文庫本を狙え!』読了。いやー時間がかかったなあ。別に理由は無いけれど,眞言をあやすときに読む本となっていたので,やたらと時間がかかったのであった。文庫本はすぐに入手できなくなるので,文庫本だけを紹介するブックレビューというのは価値があると思う。こういう本を読むと紹介された本が読みたくなってしかたないんだけど,けっこう妙な本が多く紹介されていて,すぐに読みてーとはならなかった。
2001年05月28日(月)

プレイフルワールド

『プレイフルワールド』読了。本の紹介からするに,ファービーとかアイボとかプーチとかのいまどきのおもちゃと子供たちの関係を書いたものかと思ったけど,後半話はどんどん脱線?していって,筆者がwwwと出会った頃のエピソードが中心になる。この人ってVRML作った人なんだね。知らなかった。テクノロジー全般に対して楽観的過ぎるような気もするけど,非常に楽しくかつ刺激的な本でした。はい。
2001年05月24日(木)

車内で平気で化粧する脳

『車内で平気で化粧する脳』(正確な題名忘れた)は,脳の研究者に南伸坊がいろいろ聞くというスタイルの本で,新しい発見があって面白かった。ヒトはネオテニー(幼児化)を進めることで進化した。幼児化が進んだため,ヒトは生まれたときは何にもできない。魚は生まれたときから泳げるけど,ヒトは訓練しないとダメ。なんでこうな風になっているかというと「生まれてからの学習による環境適応」に主眼が置かれているからなのであーる。生まれたときは何もでけんが,学習すると何でも出来るようになる。この戦略でヒトは生物の頂点に立ったのであった。電車の中で平気で化粧するようなヤツラは,生まれてから学習すべき期間に学習しなかった"脳に欠陥のあるヒト"であーる。オモロイ。
2001年05月18日(金)

中継ステーション

『中継ステーション』読了。アメリカのど田舎にある家が実は宇宙人たちの中継ステーションで,星から星へと転移してくる宇宙人はみなここを通って別の星に移っていく。中継ステーションの管理人は心やさしい地球人で,通過する宇宙人たちからプレゼントをもらったりしている(しかしほとんど使い方分からず)。アイデアは奇抜なのだけど,全体は実にのどかな小説。バリントン・ベイリーあたりが同じ着想で書いたらめちゃくちゃな話になりそうっす。ただ翻訳が古いよなあ。「科学」「自然」じゃなくて,「サイエンス」と「ネイチャー」だよね。雑誌は。
2001年05月17日(木)

bk1第一弾到着

『キャッチワールド』『バーサーカー』のハヤカワ復刊フェアもの。『虚数』『レキオス』『フォーチュンテラー』。あと架空書評モノがもう1つ。題名忘れた。
2001年05月15日(火)

bk1

けいに頼まれた育児書を含めてbk1に色々と本を注文したら15000円にもなってしまった。どうもオンラインだとまとめて買ってしまう。個々の本については到着してから書こう。
2001年05月11日(金)

銀河帝国の弘法も筆の誤り

『銀河帝国の弘法も筆の誤り』読了。くだらねー。短編はどれもくだらないが,短編の間に入っているいろんな作家による田中啓文けなしエッセイとか,「私たちはこの作品を推薦しません」というコピーの下にずらっと作家や評論家の名前が並ぶ帯とか,素晴らしいイラストとか,本全体の作りが楽しいからまあ許すか。『中継ステーション』を通勤本として採用する。新百合にできたブックオフのパチモン本屋(ブックブックとかいう)で,ベルセルクの1-6を買う。豪面白い。ムー編集による『日本ミステリースポット』みたいな本を買う。こういうのは古本でもないと買う気が起きない。
2001年05月09日(水)

バベル-17

用賀駅の近くに本屋を発見。チェックすると『バベル-17』があったので購入する。アナクロな表紙がニントモ。ブルーバックスの石原藤夫の著作を探し始めるが,全滅であることが分かり愕然。オンライン書店でも見つかりません。そういうもの?
2001年05月07日(月)

ヒカルの碁

『ヒカルの碁』買う。読む。うーむオモロ。この人絵がうまいよなあ。倉田プロが笑える。並木電波により『仮面ライダーSpirits』買う。読む。熱いぜ。1号も2号もV3も出てくるのであった。泡坂妻夫の新書を買う。なんか江戸時代のカラクリとか記述に関する本。『新SFハンドブック』読了。うーむ。こういう本を読むとまたSFを読みたくなるんだよなあ。と思い本屋に出かけるが,SFってあまり置いていないことを認識する。悲しい。
2001年05月04日(金)

ま2の本日記 / ま2