ふらりふらり帖
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2005年05月31日(火)  億万長者になったなら

先日、見ていたテレビが
いわゆる「億万長者マダムの生活」といった内容で
衣装部屋にシャネルのお洋服、総額一億円だとか
それはそれは、想像もつかないようなリッチな暮らしが
繰り広げられていました。

「これだけお金があったら、アナタはどうする? 何に使う?」

そうねぇ…と、しばし考えたけれど
正直、わたしにはしあわせや成功というものが
物質的な側面からは見えてきません。
なので、こういう質問は実は困ってしまう。
長いこと考えて、
1. 不動産を購入する
2. 旅に出る
この二つかな、と答えました。

自分の土台となる場所を固めておきたいことと、
旅は、それに代表される無形のものが
大きな財産だと信じているから。
見た目は豪勢だけど中身はペラペラという
状況になるのを極端に恐れているふしもあります。
そのため、ただ与えられるだけはあまり興味が持てず
参加することではじめて手応えや喜びを感じます。

わたしの返答を聞いた人は、
「あなたは億万長者の男性とは縁がなさそうね」
と、すぱっと言い放ちました。
うーん、確かにそうかも。
彼らはもっとお金のかけがいのある女性を選ぶでしょう。

わたしが大事にしているものは、大抵お金では買えないもの。
そして、何が大切で何を守るべきか
それをきちんとわかっている人が
男女問わず、わたしにとっての魅力的な人です。



2005年05月30日(月) *フラワー・ジャングル

文字通り、花盛りのわが家のお庭。
ガーデニング隊長のお手入れと栄養と日当たりが良いので
日々大きく茂っています。わさわさわさ。
わたしの肩ほどの高さのお花たちがたくさんで
春と比べてお庭が手狭に感じます。

 今いちばんのお気に入り。可憐でやさしい。

 枝もの。かわいいお花。
 葉もの。これは何だろ?
 巨大化したユリ。

紫陽花はこれからね。今はピンク色です。

 6月が楽しみ。

バラが好きな母のために、父が丹誠込めて育てているバラたち。
何種類植えてあるのかしら? 次々と咲きます。
お庭で育つバラは、切り花とは違って
豪華でありつつ素朴さや力強さもあるのです。
わたしはこちらの方が親しみが持てて好きかな。
(でも、ムラサキのバラを一抱えいただいたのは、やっぱり嬉しかった!)

 あちらにも
 こちらにも

お庭の片隅には、イタリアンパセリも。
収穫してもしてもたっぷりあって、食べきれないくらい!
トマトスープや新玉ねぎのサラダなど、何にでもふりかけます。
育てやすいので、ベランダ菜園にも向くのでは。

もうすぐ梅雨入りかなぁ。



2005年05月29日(日)  美しい本の楽しみ方

佐々木美穂さんのサイン会へ、行ってきました。
終了時間間際だというのに、会場は長蛇の列。

サインとちいさなイラストを描いていただく間
美穂さんの手元を見つめていました。
ここから、線や文字が生みだされている。
さらさらと動く鉛筆とのコントラストが焼きつきました。

美しい装幀と内容の本には
すぐさま薄い紙でカヴァーをかけたくなります。
時折カヴァーを外して紙の質感やデザインを眺める。
そしてまた、ページへと戻る。
そんな本の読み方もまた、格別なのです。



2005年05月28日(土) *飛んだり跳ねたり

昨夜の『タモリ倶楽部』(←はじめて観た)に
ブーメラン日本チャンピオンの飯塚さんが出ていました。
親しい人の先輩で、以前からお話を聞いていたので
テレビの中にいる人が身近に思えました。

東大宇宙科学研究所に在籍しているブーメランのチャンピオンとは。
きっと根底で何かがつながっているんだろうな。
面白くて素敵な人が、いるのですねぇ。

友人に誘われて、昼間から
大森のスケボーショップ兼カフェへ行ってきました。
バナナジュースを飲みながら、お喋りする昼下がり。
公園に寄り道してブランコに乗ってはしゃぐ。
はしゃぎつつ「これで今年三十路かぁ」と軽く凹む友人。
そんなミもフタもないこと、言わないで!

 コアラ。かわいい。
 パンダ。筋トレ中。



2005年05月27日(金) *恋しくて

数ヶ月前に、雑誌のバックナンバーで
これだぁ! というテーブルを見つけました。
スタイリングで使われていて、きっと古いもの。

 *spurより転載

テーブルって、どうしてどれも
大がかりなつくりなのかなってずっと思っていました。
ひとつ持つことで身動きが取れなくなって 、
所有者のはずが、逆にモノに支配される。
だから、これくらいシンプルで仰々しくないものがすき。
なんといっても、脚がかわいいの。畳めそうだしね。

……という感想を抱いて以来、どうしても忘れられなくて
でも、どの雑誌で見たか忘れてしまったので
掲載号を調べていただいて、国会図書館に行ってきました。

ただの古いテーブルかと思っていたら(失礼!)、なんとまぁ。
イームズのデザインで、サラリーマンの初任給を遥かに越えたお値段でした。
はぁ〜。やっぱりただ者ではなかったのですね。

家具にこだわる男の子ならともかく、
この金額を家具に費やすことは、今の私にはリアリティがない。
なによりまず、こんな大きな買い物(家、家具、車etc.)を
自分がするということが考えられないのです。
大きなお買い物は、ぜひパートナーにお任せしたい。
と、非常にかたよった考え方でゴメンナサイ。

将来、ダンナ様に「このテーブルが欲しいのです」
なんて言ったら、怒られちゃうかしら。
……フラれちゃったりして。



2005年05月26日(木)  ごはんダイアリー

ごはんについての日記をつけ始めました。

1. 献立を決める
2. 買い物メモを作る
3. お買い出しに行く
4. 作る
5. 反省点をまとめる

作ったお料理については常に手帳に書き込んでいるので、
「お料理するぞ」と意識的に作った時のみが対象。
流れとしてはこの5ステップ。
次にはこんなものが作りたいなとか
レシピの改善点なども書き込みます。

大好物や苦手な食材、好評だったメニューをメモしたり
レシートや写真なども貼っておけば
張り合いも出てやりくり上手にもなれるかも
という目論みです。



2005年05月25日(水) *『チョコレートな夜』

憧れのイラストレーター佐々木美穂さんの新刊
『チョコレートな夜』のサイン会が、開催されるそうです。
美穂さんHP >> nilo
整理券について >> リブロHP

美穂さんの原画を一度だけ観たことがあります。
それは、オープン当初の「Reading finerefine」で。
ここは銀座の松坂屋の地下二階にあるブックススペース。
ユトレヒトの江口さんとTSUTAYA TOKYO ROPPONGIの
ディレクターの幅さんが手がけた洗練された空間です。

しなやかで愛らしいセレクトは
自分の本棚との重なりを楽しみつつ、
さらに先の一歩を提示してくれる、さすがの品揃え。
透明感のある感性の、素敵な写真集が沢山ありました。

飾られていた原画は『そら色の窓』で発表されていたもの。
本で見るだけでもじゅうぶんに素敵なのに
やっぱり原画は力強さや繊細さが印刷とは全然違う。
紙という平面の上で構成されているのに、ふわりと奥行きがあって
色合わせの美しさやバランス、質感の面白さにひかれました。

『チョコレートな夜』……なんてお喋りなタイトルでしょう!
週末の渋谷リブロは、きっと大混雑ですね。

 『そら色の窓』

 『チョコレートな夜』



2005年05月24日(火)  北↑、南↓

タイトルは 「北上、はたまた、南下」。

春先からずっと何処へ行こうか悩んでいた夏旅。
タイ〜マレーシア〜シンガポールを
鉄道で移動するプランを提案していただいて
マレー半島に決めました。

カンボジアとヨーロッパは次回に取っておいて、
夏は暑い国で子供に戻っていっぱい遊んできます。

ビキニを持って、乙女系(←いつだって)アジア。
ジャングルと遺跡はカーゴパンツとスニーカーで果敢に歩き回り、
誰もいないビーチではdosaのワンピースで海辺を歩く。
(もちろんその後は海へとダイブ!)
カゴや手工芸品を探し、その土地ならではのお料理や果物を食べる。
どんな夏がすごせるのか、今から楽しみでなりません。

アクティブと乙女。
これらが混在する旅は、はじめてです。
雑貨探しももちろんしたいし、
波の満ち引きや月の動きも見つめたい。
そんなよくばりな思いが、形になりそうです。

バンコクからアユタヤ遺跡に寄り道して南下、
もしくはシンガポールでマーライオンに会ってから北上。
そして、間には無数のビーチと島。

行程を決めるのに一苦労しそう。
何日あっても、足りないわ。



2005年05月23日(月) *雨もへっちゃら

お出かけ中に雨が降ってきた際に、
これから梅雨にも入るし…と
思いきって新しい傘を買いました。
鮮やかなロイヤルブルーで、骨は多めの16本。

留めるヒモに青いお花の柄のボタンをつけたら
ぐーんとお育ちの良さそうな傘に変身。
雨降りの日はあまり好きではないけれど、
こうすれば少しは楽しく乗りきれる、かもしれない。
いえ、乗りきってみせますとも。
だって雨も大事だから。



そうこうしているうちに、雨が降ってきた。
最初はポツポツ、次第に強く冷たくなっていく。
早速青い傘にご登場いただきました。

傘と靴とタオルさえあれば。
お花柄のレインコートに、今年も活躍してもらおう。



2005年05月22日(日) *アジアンキッチン - その2 -

日曜日昼、フォー。
前日の鶏のだし汁にお湯+調味料を足して
もやし、紫蘇餃子の具をお団子にしたものを投入。
ゆで上がったフォー(太麺)にスープをかけて、
パクチーとアサツキをたっぷりのせレモンを絞る。
現地の屋台っぽいと褒められました。

 ラーメンどんぶり…。(笑)

足りない栄養素を補い
食材を残さないように献立を組み合わせる。
お料理は奥が深いなぁと感心しつつ、
アジアンキッチンは無事に閉店。

午後から自由が丘をぶらぶら。

おやつは「日本一美味しい」シュークリームの
お店に連れていっていただきました。
カスタードと抹茶の二種類あって、
わたしはさっぱりした抹茶味をチョイス。

 シューがさくさく。

お夕食は和食のコース。
品数がとにかく多く、季節の旬菜が7品ほど。
ロケーションや店内のインテリアも素敵でした。

 デザートは抹茶のムース



2005年05月21日(土) *アジアンキッチン - その1 -

土曜日夜。紫蘇餃子と鶏乗せ炊き込みゴハン。
鶏肉を茹で、お米をニンニクで炒め、
だし汁+調味料で炊き、茹で鶏を乗せる。
紫蘇餃子を作り、余った具はタッパーで冷凍。

デザートは、メロン味のゼリエース+ミカン缶のポンチ。
「わーい!」と大喜びしながらサイダーを投入してゼリーと混ぜ、
ボウルのまま大はしゃぎで食べる。
子供の夢を実現した、大人のお行儀の悪さ。
でも、子供ができてもぜーったいにさせません。

『一休さん』の中で、和尚さんが水飴をこっそりなめていて
子供達には「毒だから食べてはいけない」と言い聞かせていた。
まさにそんなかんじのデザートです。

 パクチーもたっぷりと

日曜日につづく。



2005年05月20日(金) *いただきもの

箱根の富士屋ホテルのクッキーをいただきました。
やさしいメイプル味。
か・わ・い・い。そして、おいしい。



なくなっちゃイヤ〜〜、という思いに反して
次々と減っていくクッキーたち。
おいしいものは、正直なのです。



2005年05月19日(木) *きょうのネコ

ずっと前から知っているような。
これまでのどこかで出会っていても不思議でない。
そんな方とお話していると、すぅっと馴染む。
心の奥のなにかが呼び合っているのかしら。
女の子同士って、やっぱり、いい。



ご近所にて、ニューフェイスと遭遇。
あっちむいてる。ぷい。

東京地方に青空がひろがって
春なのに25度を超えていこうとするようなときもあるさ
なんだかそれはデート日和なんだ
            fishmans『WEATHER REPORT』

まさにそんな一日!



2005年05月18日(水)  夜ふかし

強い強い風の夜に、fishmansを、聴いている。
わざわざ夜ふかしをして、
ベッドに横になって、部屋の明かりを小さくして。

君が連れていってくれるのならば
何処でも良いと思った。
口うつしで、そっと聞かせてよ、メロディー。



2005年05月17日(火) *ていねいの重版

おかげさまで、一冊目の単行本『ていねいな暮らし』の
重版が決定し、四刷となります。
が、使われている紙が生産終了になっているため、
デザイナーさんと一緒に
(株)竹尾のショールーム、青山見本帖へ行ってきます。

『ていねい〜』が出たのは二年前の四月。
でも、相変わらずあたふた、ドギマギしながら
毎日すごしています。

読んでくださったみなさま、ありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

今日のゴハン。青山にて。
・厚焼きタマゴ
・ウナギとキュウリの三杯酢和え
・鶏ささみ(ミディアムレア)のおひつ丼



2005年05月16日(月)  心を飛ばして

レイアウトが変わったわたしの部屋には
壁一面に、腰までの高さの本棚がある。
そこには仕事と暮らしのためのヒントがずらり。
時間を見つけて取り出して
新しい世界の扉を開くのも、日課のうち。

一週間の最初の一日は
その週のスケジュールを確認して読書の日とする。
そんな時間をもつのが理想です。
特に、裏の大木が風に揺れる、
今日みたいな晴れた日は、ことさらに。

夏の旅は何処へ行こうか。
電車でつり革につかまって、ゆるりと旅の相談。
二人で巡る数日間は、お相手の行きたいところへ。
その後わたしは、他の国へと足を伸ばすのでしょう。

さんざん一人で旅をしてきて学んだことは
一人で行きたいところは一人で行き、
二人で行きたいところへ二人で行く
ということ。
自分だけが興味のあることに、他の誰かを巻き込まない。
もしくは、興味をもつように洗脳(笑)する。
これがわかるようになっただけでも
ちょっとは成長したのかしら。

雑誌の特集の美しい写真を眺めて
もうしばらく、世界の国々に思いを馳せよう。



2005年05月15日(日)  暮らしの歯車

一人暮らしで外食続きのキッチンは
もう久しく使われた形跡がない。
時間がぱたりと止まっている、静かな空間。

マーケットで食べ切れる分だけお野菜を買って
友人にいただいた山形のおうどんを茹で、
炙ったかつおと水菜を合わせたサラダを添えた。
ごくごく簡単な、健康的な昼ご飯。

フライパンやお皿などの
忘れられた道具たちが、ゆっくり息を吹き返す。
洗い、切り、炒め、食べ、片づける。
その、なんでもない一連の動作が
暮らしの歯車を動かし始める。

眠っていたキッチンに、
少しずつ、人の気配が入り込んでいった。



2005年05月14日(土) *呑牛 〜nombecot〜

やったぁ。待ちに待った週末だ!

日曜日はnombecotによる、
フード+DJの、美味しいイベントに行きます。
前回もとても満足度が高かったので
お腹をすかせて行こうっと。

あとはのんびりする予定。
お片づけ?
お散歩?
お買物?

しばし、さらば!

後日談。
nombecotのイベント、テーマは「こどもの日」。
どれも美味でした。お料理教室、開いてほしいな。



いただいたnombecot折り紙でカブトを折った。



2005年05月12日(木)  欲望のままに

引き続きアンニュイ期&ネムネム病。

体が言うことを聞かないので
諦めて、一日ぐっすり眠ることにした。
昨日夕方からのトータル睡眠時間は、確実に15時間以上。

ずるずると悪循環の中に身を置いていても
解決にならないので、
シャワーを浴びて身支度して、
気怠さを振り払うようにいざ出動。

下北沢にて、 中華。
バランスよくいろいろ食べたかったけれど
二人だったので、お互いに欲望のおもむくまま
組み合わせなど完全に無視で、怒濤のように注文する。

で、食後にドーナッツ食べながらお茶。
たくさん食べてとても元気になった。←単純
そして、次回は銀座のチョウシ屋を襲撃しようと約束する。

明日は朝から撮影。
タクシーを手配して、荷物を準備したら
なんと、大きなカゴ三つ分もあった。
楽しみだな。



2005年05月11日(水)  さぁぁぁぁ〜〜

なんだかここ数日、体調がよろしくなく
今日は「自分史上最悪冷や汗」の瞬間を迎えた。
ダブルブッキング…。
バイク便が解決してくれたからいいものの、
ホントわたし、どうかしてる。
(スミマセン。陳謝)

六月発売のムックの撮影。
憧れていたカメラマンの方とのお仕事で
スタイリングをやらせていただきました。

西表島の話を撮影中にしていて、
「にしおもてじま」って言ったら
みんなの動きが止まって、爆笑されました。

わたし、いりおもてじまと別に、
にしおもてじまっていうものが
あるんだとずーっと思っていたの。

にちじょうちゃめしごと! って、からかわれた。
はずかしぃ。。。

撮影は無事終わり、出来も素晴らしく、感無量でした。
担当のNさんと文学話に花が咲いて、帰り道もあっという間。
本の話は尽きないなぁ。

夜の電話で、どうして沖縄では西が「いり」なのかを教えてもらった。
太陽が東から登り、西に沈むからなんですって。
ほほぅ。そういうことだったんだ。
こうやってわたしは、ひとつひとつ
知らないことを知っていくのです。



2005年05月10日(火) *ザリガニカフェで

ある夜のザリガニカフェ。
年下の友人と、趣味の話から、恋の話まで。
プラスティックの水筒のような容器に入って
サーブされるジャスミンティーが
アジアのどこかの国に紛れ込んだような錯覚をもたらす。



女の子は意地っぱりで、寂しがりや。
どれだけ会っていても、
つないだ手のぬくもりだけじゃ、足りないの。
甘い言葉をささやいて。
夜の闇にまぎれて、だきしめて。

そんな会話が聞こえてきそうな、夜でした。



2005年05月08日(日)  お金で買えないもの

空港の到着ロビー、連休最終日の22:00。

日本でいちばん最後の夕焼け
マングローブの種
マンゴーの紅茶
南の島のやんちゃ話、日焼けした顔

お金で買えないものは、心にしみ入る。
素敵なお土産をもらいました。



2005年05月07日(土)  折り返し地点の中そうじ

お部屋改造計画、または、シンプル和室化計画。

不要な家具を取り払い、天井の照明を外し、
脚立に登って、日焼けしていない天井部分に色を塗った。
水性の塗料を水で薄めて、何度も何度も、少しずつ。

失敗しないようにとこわごわ進めているので
ゆっくりではあるけれど、まずまず順調に進んでいます。

電気屋さんが工事に来てくれて
5分ほどでちょちょいと天井に器具をつけてくれた。
あまりにもあっけない。これで¥3500かぁ。(高く感じる!)
自分でやれば良かったかな… でも感電は怖いし…
まぁ、結果オーライ。良しとしましょう。

買ってきた布でカーテンを作り、
クッションカバーとエプロンを作った。
ブルーのリネンのキッチンクロスをエプロンにして、
裏側からレースを、ちくちくとまつり縫い。
手をかけた分だけ、ちゃんとかわいくできてうれしい!
(↑次号の「Pure Days」にてご紹介の予定)

明日は連休最終日。
午前中に棚の最後のひとつが届き、午後は障子をはりかえます。
古いおうちだけど、手をかけてあげてお部屋も喜んでいるみたい。

家具は、資料棚と、ベッド、柳宗理さんの椅子&鏡だけとなり、
食器や雑貨もほとんどが棚に収まった。

われながら、とてもGWらしいすごし方だな。
そして、お友達を招きたくなるのです。

美味しいお茶を、いれますよ。



2005年05月06日(金)  スイッチ

目の前にあることを、その時に、考える。
その他のことについては、スイッチをOFFにする。
たとえば今いる部屋にだけ電気をつけて、
いない部屋の電気をつけっぱなしにしない。

わたしの身近にいる頭の良い人やサバサバしている人は
このスイッチの使い方が上手。
ポイントを押さえて集中するから、無駄がなくて、効率がいい。
気力と体力を省エネして
ここぞというときに、どーんとチカラを発揮する。

わかってはいるけれど、なかなか難しいんだな
と、連休の後半にさしかかったところで
途方に暮れているワタシであった。

何の解決にもならないけれど、夜中にシーツ等一式を替えてみた。
買ったばかりのピローケースはリネン。
使いはじめのごわごわした手ざわりもいい。
シーツからはアメリカの洗剤のにおいがする。

朝起きたら、やることをリストにして、
ひとつずつ順番に消していこう。
きっと、ちゃんとできるはず。



2005年05月05日(木) *羊のマーチ

 ひつじがいっぴき…

妹からの神戸のお土産、羊のクッキー。
ピスタチオの生地にホワイトチョコレートのコーティング。
食べるのがもったいなくて、パシャパシャ写真をたくさん撮りました。

他に、ヤギとウサギももらいました。
かわいい☆
久しぶりにクッキー、焼きたいな。

 お手紙食べちゃった?



2005年05月02日(月) *そちらはいかが?

旅先からメールで届く、小さな写真。
それぞれの人がそれぞれの楽しい時間をすごしていて
受け取った方もなんだか嬉しくなる。

京都の永観堂はもみじの名所。
秋の紅葉も美しいけれど、新緑の頃の
若々しい緑のもみじの重なりも美しくて見飽きない。
お池を眺めながら、のーんびりとお茶をいただきます。
どんなカフェよりも豊かで穏やかなひととき。
はぁ、贅沢…。

そして、酒粕の辛味噌味ラーメンをいただきました。
好奇心に勝てず、電車を乗り継いでわざわざ並んでしまった。
我ながら、ミーハーだなぁ。
途中通ったアーケードで京野菜が売られていて
幾度も買おうかという衝動にかられたけれど
旅の途中だったので泣く泣く諦めました。
あぁ、残念だ。次回こそはゼヒ。


ちょうど同じ頃、母と妹は神戸にいました。
中華まんと、カフェの写真。
写真の色合いも淡くゆらめいていて、
女の子っぽくてかわいらしい。


南の島、広い広い空と海。
はぁぁぁ〜〜、きれーい。言葉にならない。
右は「アフリカ巻き。ミンチ肉を春巻の皮で包んで揚げたものに
ピリ辛トマトソースをかけたもの。」ですって。
いいな、いいな。わたしも行きたいな。


同じ5月の連休なのに、土地ごとに様々な表情。
日本の持つ数多くの側面に魅了されつづけています。



2005年05月01日(日)  緑深き、恋の里

はやる気持ちをなだめながら、向かった先は新緑の京都。
晴天はありがたいけれど、まだ5月になったばかりというのに
夏と錯覚するような執拗な暑さは体にこたえる。
涼やかさを求めて自然遺産、文化遺産、国宝を見てまわり
川沿いの夜歩きや、自然の中で深呼吸します。

永観堂、天竜寺、京都タワー、六角堂で鳩みくじ。
宇治上神社(日本最古の神社)や夢浮橋など
ひとりで源氏物語散歩をしたり、古本屋に行ったりも。

旅先では、いつものペースを守りつつも
心がピリリと冴え渡っている。
こんな風に背筋を伸ばして毎日をすごせたらいいのに。
二度と同じ日は巡ってこないと言い聞かせてはいるけれど
緩くてなんでもない時もしみじみと愛おしかったりする。

特に恋愛においては、旅に出ている間のような
ささやかなことも見逃さないようにする
ちょっとの努力がとても大事なのかもしれません。

人と人が出会い、愛することについて
恋愛小説の傑作「源氏物語」のゆかりの地で、
霧雨の中を歩きながら考えました。

・いちにちめ
B+L カレーとパンのセット/進々堂
豆大福、ミソ餡の柏餅/出町ふたば
ジャスミンティーのプリン、ミルフィーユ/パティスリー・オ・グルニエ・ドール
百合根と湯葉の練り物/錦市場
D うどん/名代おめん

・ふつかめ
B ホットケーキ、フレンチトースト/スマート珈琲店
L コース/祇園京柿
D う巻き、うなむすび、おから、焼き茄子とミョウガetc、生麩田楽、
 汲み上げ湯葉、柚子シャーベット……/祇園の歌舞伎役者御用達のお店

・みっかめ
B 地方名産のヨーグルト、コーヒー牛乳、お豆入り抹茶ブレッド
L 酒粕ラーメン辛味噌味/玄屋
D うどん/名代おめん(二度も通ってしまった)

・お土産
あんずジュース
柿大福
いもっ娘(おまんじゅう)
カステラ、お豆のすはま/大極殿本舗
ぶぶうなぎ、ぶぶ用あられ/大國
かりがねほうじ茶/柳桜園
乾燥湯葉、練り胡麻/祇園の乾物屋
煎茶/お茶のかんばやし

なんとも幸せな数日間でした。



furarifurari