ちょうど1週間前の夜、布団に入ってから何時間も寝つけなかった。
たぶん、思いのほかおなかが空きすぎていたせい。
家には自分ひとり。国道4号の工事の音がかなりうるさい深夜1時過ぎ。

日頃の寝つきがよすぎて、眠れない夜なんてほとんどないから、眠たくならない自分を持て余して困る。
今思えば、つい1時間前まで聴いていたカープの延長12回引き分けの興奮のせいもあるのかもしれなかった。眠れないまま、久しぶりに深夜のラジオを聴いてみたものの、ずいぶんテンションが高く眠るのには向いていなかった。
別の局に合わせて、落ち着いた声のちょっといい話を聴いてから、それでも眠れずに、ラジオは消した。
最後に聴いたそのラジオ番組で、秦基博はこんな話をしていた。
何かが自分に向いているかどうかなんて、
何ヶ月かやって自分には向いていないと判断する人もいるだろうし
何十年も続けてやっぱり向いていなかったのかもと思う人もいる、
それは人それぞれだし、とりあえずどんなことでも続けてみなければわからない…とかなんとか。

そうそう、それで、ちょっとした気の迷いで、タブレットでこの日記をだいぶ遡って読んでみたりして。
（本当は、せっかくの機会だから、最後に書いた日記からだいたいどんなことがあったのか書き足しておこうと思ってたんだけど、もうめんどいからいいか。）

結局、朝の4時だか5時だかまで寝付けず、それでも睡眠を諦めきれず、そのままごろごろして少し眠った。

***
で、それから1週間経った、今。
眠れなかったこととは全然関係ないんだけど。

あたしはどこで間違えたんだろう、なんて、昨日の夜からぼんやり考えたりしている。

あれから1週間経ったと思えばあっという間のようにも思えるし、
その一方で、たった1週間前のことなのに、ずいぶん遠いような気もして。

あたしはいつ、どこで間違えたんだろう、本当は何を間違えているんだろう、
間違えたまま生きていれば、いつか間違いではなかったと確信したりするんだろうか。


昨日は忙しい日だった。
午前中は牧歌的に松戸でブルーベリー摘んで、
夜は初上陸の南阿佐ヶ谷まで芝居観に行って、
待ち合わせ場所でもなんでもない店で待ち合わせの人と偶然会い、
土砂降りの雨と盛大な雷に曝されながら道に迷って無駄に歩き、
ほぼアドリブの芝居で大爆笑した後ハイチュウもらって帰り、
寝る前に人生の間違いを指摘されるという盛りだくさん。
今朝は瞼がパンパンだった。

今晩はいつもどおり気持ちよく寝つけますように。
睡眠の神様、通常営業でよろしくお願いします。

真 ｜MAIL