目次過去未来


2005年10月13日(木)  傷つけるなら

アレをやめたいっていう子どもの作文に、
過剰に反応してしまった自分。
ほんとヘヴィー&ヘヴィー&ヘヴィーな内容でヘコむ。
つか、使い果たした。
次の仕事行くまでがちょーしんどかった。
こんなにとらわれてる自分にも嫌気がさす。
でもやっぱ、

あんたになんか出会わなきゃよかった。




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結局、夜の仕事が終わってみたらすっかり元気になってた。

いつまでもぐちゃぐちゃ思い悩んでる馬鹿みたいな自分のこと、
実は嫌いじゃないんじゃないの?とか思うと、またヘコむ。
もう、どうしていいかわからない。
こうやってこの先ずっと、古い思い出のせいで、
時折頭を抱えながら生きてかなきゃいけないのかなぁ。
ほんと、うんざりする。

ずいぶん楽になったと思えるときもある。
朝起きて、手を洗いながら、もう大したことないじゃないか、って。
そんなに深刻に考えることないんじゃない?って。

それは、油断なんだろうか。
やっぱり、一生、何も変わらないままなんだろうか。

一生なんて、あと何年あるかもわからないのに、
こんなこと考えて落ち込むなんて、馬鹿げてる。
時間の無駄。
でも、本当に時間の無駄なのは、
時間の流れを倍にしてでも全部忘れようとすることかもしれない。
努力なんて、何の役にも立たない。



後ろ向きな自分。
後ろ向きな言葉しか十分に発することができない自分。
後ろ向きな言葉にしか満足できない自分。



今日は、死んでも死にきれない。


2005年10月10日(月)  若者たち/豊川悦司のいい仕事/攻略法なんて自力で探せ

NHK全国学校音楽コンクール高校の部をBGMに仕事してたら、
どっかの高校のバスパートの男子生徒たちが
「♪マイアヒ〜」
って歌ってた。
(もちろん学校PRのためだけに。念のため。)
一瞬耳を疑ったけど、そんな青春もありだなぁと思った。



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豊川悦司の太宰治はなかなか良かった。
とは言え、太宰に格別の思い入れがあるわけではないので、
これ以上の大した感想は述べられない。

太宰の生き方とか考え方とか過去への囚われ方とか、
いろいろな点でとても興味深くはあるけれど、
僕はもうああいう人生は目指さないことにしたので、
つられて揺さぶられて寝付けなくなるなんてことはない。

酒と煙草と愛人と、生家と子ども達と奥さんと、小説。
戦争に追い立てられて、都会の生活に溺れて、金があったりなかったり。

人生のために家族や友人や小説があったのか、
それとも小説のために他の一切のことがあったのか、
そもそも、彼の許には何もなかったのか、
それは本当は彼自身が決めることだけれど、彼には答えが出せなかったかもしれない、とも思う。

と、いうのは、ドラマを見ての感想。
彼の実際の生き方や死に方がどんなものだったのか、
詳しいことはほとんど知らない。
知らないほうが幸せに生きていける気もする。

こうやっていろいろなことから目を逸らしていることで、
多分、かなり楽に生きていられるのだし、
それなりに幸せになれるのだと思う。
そう信じている、信じたがっている自分がいる。







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<お断り>
こんなとこ来てもMyDiamondBaby攻略法は一つも載ってません。悪しからず。


2005年10月08日(土)  いも掘り/明日は我が身

松戸でさつまいもを掘らせてもらった。こんなふうに、たまに季節を感じさせる行事があると、ちょっと感動する。

めったに踏めないようなやわらかい土の上を歩いた。掘り返した土があまりにいいにおいで、思い切り息を吸い込む。出てきたさつまいもはしっとりとして鮮やかな赤紫色で、ずっしりとした感じがまた僕をしあわせにする。

そのうえ、掘りたてのさつまいもをその場で焼いて、大勢でわいわいやりながら食べるなんて、本当に、なんて贅沢なんだろう。

だいぶ遅れて参加したから、焼かれたいもをちょっともらえればいいやと考えていたのだけれど、掘らせてもらえて本当によかった。めちゃくちゃよかった。それに、呼びかけ人ファミリー以外にほとんど知った人はいなくて、心の中ではだいぶ人見知りする自分としては結構どきどきしながら現地入りしたのだけれど、なんだか楽しくやらせてもらえてすごく嬉しかった。

とても貴重な、健康的な、ありがたい時間だった。






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親戚の間で、結婚より妊娠が先ってのが流行っている。


2005年10月07日(金)  「存在する意味や理由」のない存在はすべて奇跡なのか?

こんな複雑なことは、モノの本でも読まないことには思いつかないんだが。

宇宙がどのようにして生まれたか というようなことは説明できても、
宇宙がなぜ存在するのか は説明できない。
宇宙の一部に存在する人間も同様で、
自分がなぜ存在するのか は、やはり説明できない、
それは、その「存在」が「存在すること」に意味や理由がないからだ。

たまたま課題文にこんなタイムリーなネタがあって、つい読み耽ってしまった。

どこがおかしいというわけではないのだけれど、どこかしらで騙されているような気がする。
そのうえに「奇跡」なんて言葉を使われてしまうと、胡散臭さ倍増である。

課題文は当然、一部抜粋だから、筆者の本来の主張を十分理解することができない。
そういうわけで、ちゃんと読んでみたいと思った。
そのうち読んで面白かったら、書名も明らかにするつもり。


真 |MAIL