目次過去未来


2004年05月26日(水)  先取りの日記に過去を書く気持ち

いや、気持ちでなくて現に。

あ・・・日記に過去を書くのは当たり前か。
じゃ「明日の日付で数日前の日記を書く気持ち」。
よし、これでいこう(謎)

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とりあえず、まだ25日22時。

「指先を切った」をキーワードにYahoo!サーチからおいでの方が。(23日。)
一体何を思ってこんな言葉で検索を、と思ったが、
検索結果一覧を見ていてちょっと面白かったのは、‘指を切るもの’。
定番は皆さん、「包丁」、「のこぎり」系、「紙」などなど。
番外の癖に意外と多いのが「指先を切った手袋」。なるほどね。
日本中が盛大に指先を切ってらっしゃる。

しかし、123件中83件目にあった僕の日記に来たこの方は、
まさか123件すべてに目を通したのだろうか。まさかね。

*
時は金なり。

自分のルーズさのために、往復の速達郵便料金540円?を払う羽目になった。
小学校の5・6年のときの担任が僕に教えたかったことは、こういうことなのかもしれない。違うかもしれないけど。

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24日。
AERAが創刊16周年記念号を出しているが、なぜかいつものコピーがない。
僕はAERA読者ではないが、AERA中吊りコピー愛読者である。

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21日。
常に目薬を持ち歩いてるのは、いいトシの大人が突然、都バスの中で泣き出しても怪しまれないため。

タイミングが良いのか悪いのか、天気はまさに台風一過。

今日はバイクに乗らなくて良かった。
乗ってたら、きっと死んでた。

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18日。

もう死んだ方がましなんだ
という若い女の絶叫が頭の中に響いた。
幼い頃、兄は言ったんです、
「僕にはお前も母さんもいらないんだよ」と。
寂しさとも諦めとも軽蔑ともつかない表情で。
…もう死んだ方がましなんだ!!

*
渋谷で見かけた広告。

東京。 → 凍京。
この映画の、僕が見たコピーの中では、いちばん巧い。


2004年05月25日(火)

本人はそれほど自分のことを負け組だと思っていないが、
どうやら周囲は僕を負け組だと認識しているらしい。完全に。

わんわん。それは負け犬。


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夕立、いかにも夏の匂い。
折り畳み傘を勧めた声に感謝しつつ、ジーンズの裾を濡らして歩く。
雨の日の歩き方は、いつまでたっても上達しない。

夜には、朝と同じはずのその声を疎ましく思う以外、どうすることもできず。
苛立ちと情けなさとを、抑えたつもりが抑えきれなかった。

心配してくれるつもりなら今すぐその口を閉じてくれ。


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自分が負け組かどうかくらい、せめて自分で決めたいが、
それこそ世間様が判断してくださるものらしいので僕はいましおしおだ。


2004年05月24日(月)  仕事で疲れて力が出ないよー

助けてー!アーンパーンマーン!

何をするにも時間がない。
来週中には1日くらい休みをとろう。


2004年05月19日(水)  初出勤につき

書きたいことがたまってしまった。
時間がない。相変わらず金もないが。

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18日
ドラムライン
対談
本買いすぎた@book1st
電話予約?
一瞬見た夢のこと

19日
石井@はなまる
初出勤



ちなみに、
『言いまつがい』はぎりぎりで買わなかったが、
『広告批評(5・6月合併号)』を買ってしまった。


2004年05月17日(月)  雇われ /除湿機万歳

<‘She said that....’ あるいは ‘ONLY x x x’>

彼女曰く、

抱きしめてほしい時と抱かれたい時とは違うのよ?
あたしを抱きしめるのはあなたの役目じゃない。

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人間、あたま使って生きたほうがいいよ。
と唐突に思ったりした今日は湿度が異様に高く、疲れた。

***
明日は午前中にシネクイントに行き、「ドラムライン」を観る。
その後、友人と会う予定。どちらも楽しみ。


2004年05月16日(日)  真面目と不真面目の競演

ロボットを戦争に使うな。
そんな技術開発なら、やらないほうがマシ。


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スイカップのアナウンサーが記者会見でスイカを持たされそうになって、
露骨に嫌がっている様子を見た。(「アッコにおまかせ」で。)
もしかして本人は、あくまでも乳をウリにするつもりはないのか。
もったいないと言うべきか、わかってないと言うべきか。
(追記:本当にうんざりしているようなので、同情はするが。)
彼女の未来のためにも、スイカップファンの未来のためにも、あれは単なる演技だと考えたい。

ところで、第1変換候補が「吸いカップ」なのは危険だ。
これでは気分的に、言葉のセクハラを超えてしまう。


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本当に気が向いたときにしか読まない、新書なるものを読んでいる。
数年に1、2度しか気が向かないので、いつになっても読み慣れない。
読み慣れない文章を読むのはただでさえ疲れる上、
読み進むのが遅いため内容の理解に時間が掛かり、さらに疲れる。
それでも、ここで放り投げるわけにはいかないし、
こんなふうに自分と闘うのも嫌いではない。


******
15日の続き。

内職に長時間ぶっ続けで取り組むと、
「・・・八割に満たないと・・・」と書きたいのに手が勝手に
「・・・八割に溝」などと書いてしまう現象が起きる。恐ろしい。
恐ろしいが、興味深くもある。
これは一体、どこが疲れているのか。手(筋肉)か、頭(脳)か、あるいは両方なのか。

まいってるまいってるー という声が一瞬鮮やかに蘇った。
適度な休憩が必要です。


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ローザンヌ国際バレエコンクールの一部をテレビで観た。
僕が気づくと、いつもコンテンポラリーダンスの時間になっているのが悔しい。
こてこてのクラシカルなやつを、たまには観させてくれ。

実はこの話題は、申し訳ないがエセ表現論に繋がってしまう。

先日、さいばらりえこの『毎日かあさん』を本屋で立ち読みしていて思ったことがある。
(個人的には西原理恵子が毎日新聞に連載しているのが不思議だがそれはさておき、)
簡単に言うと、表現者に必要なのは技術よりもまず感性なのだなぁ、ということ。
(単行本を読めば、たぶん僕の言いたいことがわかってもらえると思う。)
で。
その後に、バレエの国際コンクールで賞を取るような表現をいくつも目にすると、
技術に裏付けられた表現というのはこれほど人を魅了するものか、と思ったりするのだ。
もちろん、若い彼らの感性はとても優れたものだと思うし、
1位に輝いた少年は、素人目にも、技術だけが秀でているのではないように感じられた。

結論を簡単に。
・表現には、技術と感性のバランスが必要。どちらも、磨くには努力が要る。
・よく「子どもの個性を育てる」などと耳にするけれども、はじめに育てるべきなのは「感性の個性」なのかも。
 その後で、技術的な得意/不得意を見極めて、表現手段の面での個性を伸ばせると良い。


2004年05月15日(土)  毒があるやつもいるらしい

ピクミン2のCMを見た。釘付けの状態で。
やってみたくて仕方がないが‘2’より先に前作をやりなさい。あぁ。

そして、毒があるヤツは明らかに違う。顔が宇宙人。


2004年05月14日(金)  お前もかよ!とテレビの前で何人がツッコミをいれたことか。

将来、政界で名前が売れると困るから、とりあえず年金だけは払っとく?

・・・とりあえず、政界には打って出ないから大丈夫。
もし何かの拍子に名前が売れても、
その頃にはもう話題にならないから大丈夫。
あるいは、年金制度が変わってるから大丈夫。な はず。

任意加入だったなら、許してやれ。ちょっと騒ぎ過ぎ。

いや、僕は納めてますよ。前払いで。

***
こっちのニュースのほうが、僕にとっては深刻。


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13日
内職の状態からは抜け出しそうだ。


2004年05月12日(水)  ざっくり

研いだばかりの包丁で、左の薬指の指先を切った。
包丁で怪我をするなんて久しぶりのことだった上、
切れ味の良さも加わり、思わず「あ、切れた」と言ってしまった。
指先の怪我には絆創膏が貼りにくい。おかげで、今まさに「s」が非常に打ちにくい。
実はけっこう働いている、左手の薬指。


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このまま時が止まってしまえばいいのに、などと思うのは、ここから出て行きたくないと思っている証拠。
一歩でも外に出れば粉々になってしまうほどの、脆弱な幸せだから。

こんな時間がずっと続けばいいのに、と最後に願ったのは、いつのことだろう。

いま、ここで、幸せじゃないわけじゃない。むしろ、十分に幸せだと言える。
けれども、この部屋の中だけで生きていくことはできないから。

自分から招いたつもりはないのに、なぜか繰り返してしまっている。
閉じた空間に限定された甘い甘い時間。

*
これじゃぁまるで引きこもりだ。


2004年05月09日(日)  牡丹を見たときから考え続けていること

旬の貴重さ。
タイミングの重要さ。

どんなものにも「真っ盛り」の時がある。
たとえば季節の盛りのようにそれが巡って繰り返されることは、少ない。

『恋愛適齢期』を観ようと思うだけでは、きっと結論が単純すぎるのだろう。



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大学の授業で自分が作成した目も当てられないページに出会ってしまったので、
さっさと消して逃げてきたのだけれど、
全て消してしまうのもなんだか惜しく、課題だった交通事故のグラフだけ残してきた。
もう一度更新しようとでも思わなければ、自分でもその存在を忘れてしまうだろう。

*
そんなこんなでもう午前4時。困った。


2004年05月08日(土)  今日のこと/偽黄金週間のまとめ

サーチエンジンからこの日記にやってくる人とは、たいてい、面識もわずかな繋がりさえもない。
そのキーワードに関わっているという、ただ一点を除いては。
「万年筆の使い方」然り、「たびともバスツアー」然り。
けれども今回のキーワードからすれば、きっと何かで繋がっている人がここに辿り着いたに違いない。
キーワードは「令嬢山賊」。おそらく遠い関係者だ。友人の知人くらい。
こういうの、なんだかワクワクする。
気軽に足跡を残してもらうためのものを設置していないのが、ほんの少し悔やまれる。

***
緩めっぱなしが続くと、ちょっと締めたくなる。
16歳の女の子だって気づいていることだ。
身につまされる思い、という言葉がこういうときに使えるのかどうか。
とにかく、話を聴きながら、今の自分がどんなに駄目人間かよく考えろと言われている気がした。
ごめんなさい、本当は、今の僕に教えられることなど何もないのです。
だから一緒に考えようよ、そう彼女に言ってしまえるほどの度胸も若さも、僕にはない。


***
午前中。
家からいちばん近いプールに行った。
世間は土曜日だったらしく、子どもたちが楽しげに泳いでいたので邪魔するのも悪いと思い、
というのは真っ赤な嘘で、邪魔されるのがめんどくさかったので、泳ぐのはやめた。
せっかくの良い天気だったので、買い物だけして帰ってきた。
平日にぷらぷらしている人間は、平日に遊べばいいのだ。

しばらくパソコンを開かない日が続いた。
遊んだり、遊ぶために慌てて内職をしたりしていた。
せっかく時間ができたので、今日の午後は外の爽やかさを無視してネットに興じよう。

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ゴールデンウィークとは名ばかりの1週間だった。
仕事を休めなかった人とは逆で、平日が休みのようなものだから。
とりあえず、新しいほうから書き連ねることにする。

7日
区役所&リクルートに世話になろうかと、わざわざ東武線で梅島くんだり(笑)まで行ったのに、
その後になって内職先から「内勤やらない?(←本当はもっと丁寧)」というお誘いを受けた。
望むところだー。でももうちょっと早く言ってくれれば交通費が節約できたのにー。

夜、シアターアプルで母と『ヒトミ』を観た。
午前中に国際フォーラムまで行って、当日半額鑑賞券を手に入れたかいがあった。
9年前の初演で小沢を演じた上川隆也が、この日、誕生日とのこと。
前説(マエセツ)でも終演後の挨拶でも、明治座のことで散々言われていた。
「今頃は風間杜夫さんに祝ってもらってるんでしょーねー。私たちには関係ないけど。」笑。
キャラメルは相変わらず熱い。もちろん十分面白かったけれど、次は西川さんを観に行こうと思った。


6日
仕事帰りの昔の職場の先輩と、鈴本演芸場の夜の部に行く。
「昔の職場の先輩」は名前が長いが、他に何と呼んだらいいのかわからない。
落語とかラジオとか、そんな線で僕と話が合うのは意外だろうか。
結構、僕の青春時代を支えているのだけれども。
ラジオはまぁ許すけど落語って、と思った人は人生を甘く見過ぎだ!!(謎)
落語は面白い。紙切りも曲芸も、間近で見たほうが「技」が感じられる気がする。
この日あんまり笑ったために、夢までおもしろおかしかった。


5日
勤め人になってしまった(というかそれで当然の)元・同居人と、下北でぶらぶらする。
スタディールームでつい買い物。このようにして部屋に雑貨が増えていく。
タラートでランチ。辛いものには「辛い」とメニューに表示しやがれくそったれ。
いや、タラートは悪くない。これ、辛いですか?ちょっとでも辛いもの入ってませんか?ほんとに?これっぽっちも?と店員に訊かなかった自分の責任だ。

睡眠不足の身体を引きずって後楽園のラクーアへ。天然温泉は塩辛かった。
朝の9時まで営業ってのがすごい。稼いだらまた行きたい、今度はぜひオールナイトで。
ラクーアに一緒に行った友人の家に、何年かぶりでお邪魔する。フランスでも世話になった。ありがたい。
お母さんは相変わらずフランス人で、お父さんはやっぱり谷村新二にちょっと似ていた。
キャンティ(愛犬)も相変わらずマンションの11階で走り回っていた。かわいい。
その家にホームステイしている、愛称が‘社長’の留学生と会えた。
噂には聞いていたが、確かに人が良さそうだ。テコンドーが強そうには見えなかった。


4日
忘れた。
と思ったが、思い出した。

ノートパソコンがこんなにたくさんの部品からできているなんて。
S社のパソコンにT社やM社のドライブが入っているなんて。
本当にインテルが入ってるなんて。ん、これは知ってた。

昼下がりから家族で麻雀。惨敗する。
遊んでしまったため終わらなかった内職をほぼ徹夜で終わらせる。
3時半から7時半までかかった。完徹はあとが恐ろしいと思い、1時間ほど寝る。


3日
忘れた。何もしなかった可能性が高い。


2004年05月02日(日)  自分で蒔いた悩みの種/『ヒトミ』

未整理の写真と手紙が多すぎる。
いちいち思い出だらけで捨てられないからだ。
ばかー。
捨てられないばかりか、片付けの手も止まる。
ばかばかー。どっか行けー。

写真を撮るのがけっこう好きだが、整理できない性格なのだ。
アルバムが多いならまだしも、現像されてきたままの状態だったりする。ひどい。

***
先日は、片付けていたら台本が山と出てきた。
ページの端が擦り切れそうなわら半紙の束、束、束。

高校1年のとき、‘一発屋’名義で、演劇集団キャラメルボックスの『ヒトミ』を演った。
憧れの先輩との舞台だった。物覚えの悪さを努力でカバー・・・できてたかな・・・。
そのキャラメルはいま何を上演中だろうかと検索したら、偶然にも、まさに『ヒトミ』の公演期間中だった。
観たい映画を何本か我慢して、連休明けに行ってみようかという気にもなる。


2004年05月01日(土)  余波/エンドレスバッグ

昨日に引き続き
優雅に筋肉痛。

僕の5月は全身の筋肉痛から始まった。

***
王様のブランチを見ている。姫のお買い物のコーナーで、
ヴィレッジヴァンガードが新たに展開したnew styleという店が出た。
そこで、僕がひそかに狙っている‘エンドレスバッグ’がとりあげられたが、
そのとき流れていたのがネバーエンディングストーリーのテーマだったのが笑えた。

エンドレスバッグ。まさにネバーエンディング(予算内で)。
ファスナーで布地をどんどんどんどんどんどん繋げられる。
六本木ヒルズ辺りで最初に出会った。かなり惹かれている。
誰か買って。


真 |MAIL