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■ 【TAAFI】オープニングGALA
【Toronto Alternative Art Fair International(以下TAAFI)】なるイベントが、トロントで古い歴史をもつDrakeとGladstone両ホテルを使って行なわれる。これはタイトルに【Alternative〜】とあるように、慣習に囚われないスタイルでアートを提示するという、同時期にコンヴェンションセンターで世界中からギャラリーを集めて大々的に開かれている【Toronto International Art Fair(以下TIAF)】と対極をなすもの。
 そこで興味深いのは、【TIAF】にも参加しているギャラリー群、例えばMoccaやAngel、Christopher Cutsなどの名だたるギャラリーまでもが、この【TAAFI】に参加し、展示していることだ。両方の会場を見比べて、どちらが前衛的で刺激的かは火を見るより明らかである。
関係者向けのプレビューに参加させてもらえる事になり、夕方4時にDrakeに集合。丁度時間が空いたクミも参加することに。オーガナイザーのSelenaから「まだ準備が終わってないから、適当に見て周ってくれる?」と、いきなり予定外。とりあえずGladstoneから見て周る。
普段は客室として使われている部屋から、家具類一切を取り払い、どのギャラリーも大胆な展示に成功していた。中でも、Catherine Heardの【Sleep】を持ってきたMoccaの展示は凄かった。作品が内包する孤独さや絶望感が、Gladstoneの伝統ある古さと佇まいで更に強調されたようだった。
他にも、敏腕ギャラリストとして頭角を現してきたCLINT ROENISCHや、KATHARINE MULHERIN など【TIAF】より、こっちを選んだ組の心意気が感じられた。一旦、Drakeへ戻りホテルのスタッフ、Dinaの案内で準備の終わってない部屋も見て周る。前にアラーキーのショーをやったLEE KA-SING GALLERY のオーナーとは、初対面だがじっくり話す事ができて、Photo Artに対するオイラの認識も少し変わった。
オープン前に、ほとんど全ての部屋を訪れ、ギャラリスト達と言葉を交わせたことは大きな収穫だった。ショーゴとクミの友達Miniが来たので、スカイデッキで軽くお茶する。何しろ今夜はオープニングGALAが控えてるので、一体何時までここに滞在するか分からない。いい気分転換だ。
Parkdaleのタイレストランで夕食を済ませ、Drakeに戻ると既に観客がパンパンに入っていた。それでまた各部屋を周ったのだが、昼間の静けさとはうって変わり、すし詰めのビジターで軽いカオス状態だった。あちこちでパフォーマンスも行なわれていた。
一階のラウンジで飲んでから、またGladstoneへ行ったり、戻ったり。そして10時過ぎに地下にあるライブスペースへ移動。GALAの打ち上げと、オーガナイザーらのスピーチ、それにライブパフォーマンスが待っていた。かなり際どいパフォーマー達に、オイラの連れはちょっと引き気味(笑)。 いや、何でもアリなんですよ、アートって。と言いたい衝動に駆られる。
結局、閉館間近の深夜2時までそこでカオスを堪能。帰り道、「腹減った」と言ってホットドッグを買うショーゴを見て【腹が減ってはアートも見れん】と結論。
2004年09月30日(木)
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