-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 【TAAFI】オープニングGALA

【Toronto Alternative Art Fair International(以下TAAFI)】なるイベントが、トロントで古い歴史をもつDrakeとGladstone両ホテルを使って行なわれる。これはタイトルに【Alternative〜】とあるように、慣習に囚われないスタイルでアートを提示するという、同時期にコンヴェンションセンターで世界中からギャラリーを集めて大々的に開かれている【Toronto International Art Fair(以下TIAF)】と対極をなすもの。

そこで興味深いのは、【TIAF】にも参加しているギャラリー群、例えばMoccaやAngel、Christopher Cutsなどの名だたるギャラリーまでもが、この【TAAFI】に参加し、展示していることだ。両方の会場を見比べて、どちらが前衛的で刺激的かは火を見るより明らかである。

関係者向けのプレビューに参加させてもらえる事になり、夕方4時にDrakeに集合。丁度時間が空いたクミも参加することに。オーガナイザーのSelenaから「まだ準備が終わってないから、適当に見て周ってくれる?」と、いきなり予定外。とりあえずGladstoneから見て周る。

普段は客室として使われている部屋から、家具類一切を取り払い、どのギャラリーも大胆な展示に成功していた。中でも、Catherine Heardの【Sleep】を持ってきたMoccaの展示は凄かった。作品が内包する孤独さや絶望感が、Gladstoneの伝統ある古さと佇まいで更に強調されたようだった。



他にも、敏腕ギャラリストとして頭角を現してきたCLINT ROENISCHや、KATHARINE MULHERIN など【TIAF】より、こっちを選んだ組の心意気が感じられた。一旦、Drakeへ戻りホテルのスタッフ、Dinaの案内で準備の終わってない部屋も見て周る。前にアラーキーのショーをやったLEE KA-SING GALLERY のオーナーとは、初対面だがじっくり話す事ができて、Photo Artに対するオイラの認識も少し変わった。

オープン前に、ほとんど全ての部屋を訪れ、ギャラリスト達と言葉を交わせたことは大きな収穫だった。ショーゴとクミの友達Miniが来たので、スカイデッキで軽くお茶する。何しろ今夜はオープニングGALAが控えてるので、一体何時までここに滞在するか分からない。いい気分転換だ。

Parkdaleのタイレストランで夕食を済ませ、Drakeに戻ると既に観客がパンパンに入っていた。それでまた各部屋を周ったのだが、昼間の静けさとはうって変わり、すし詰めのビジターで軽いカオス状態だった。あちこちでパフォーマンスも行なわれていた。

一階のラウンジで飲んでから、またGladstoneへ行ったり、戻ったり。そして10時過ぎに地下にあるライブスペースへ移動。GALAの打ち上げと、オーガナイザーらのスピーチ、それにライブパフォーマンスが待っていた。かなり際どいパフォーマー達に、オイラの連れはちょっと引き気味(笑)。 いや、何でもアリなんですよ、アートって。と言いたい衝動に駆られる。

結局、閉館間近の深夜2時までそこでカオスを堪能。帰り道、「腹減った」と言ってホットドッグを買うショーゴを見て【腹が減ってはアートも見れん】と結論。


2004年09月30日(木)



 カナディアン・フットボール観戦

眠いったら、ありゃしない。
朝9時起きで、ショーゴのアパート探しに付き添う。
Ossignton駅近くの一軒家。
あまり気に入らなかった様子。
そこの住人の男の子に
「トモレノンさんですよね?前に一度飲んだことあります」
と言われるが、全く思い出せず。
最近、こういうのが多い。
痴呆だ。

帰り道、Queen Westにある和紙専門店
【Japanese Paper Place】に寄って
昨晩作ったマケットに使用できそうな素材を探す。
しかし、こっちで買う和紙は高い!
折り紙セットなんかも売ってるが
日本で100円くらいのものが$6くらいする!

夜、Bitsの連中全員とスカイドームにて
カナディアン・フットボール観戦。
そんなの初めてですよ。
っていうか、フットボールなんて全然興味ないんだけど。









案の定、開始直後からビールを煽りはじめ
隣に座ったイオリンに、ルールの説明から基本まで
解説をお願いしながら適当に観戦。
観客は2万人くらい入っていて、ちょっと驚き。
え、これって人気あるんだ!?
日本人にはあまり人気がないようだが
カナダ4大スポーツの一つだ
周りではカナディアンが熱くなって応援していた。

第二ピリオド以降は、相当ダルくなってきて
「早く終わらないかなー」感をかもし出す。
長いんだよ、試合が。
ストップウォッチが頻繁に止まるので
残り時間2分って言っても、20分くらいやってた(笑)

そんなダルダルの中、ありました
唯一のオアシス、 チアガール隊の登場。
会場は試合中よりも、ガ然もりあがる。
やっぱりそうなのね〜、男ってアホだから。









あと一つ興味深かったのが、プレーとプレーの間に
必ず音楽が挿入されてたこと。
例えば、反則とかでレフェリーが笛を吹いた瞬間から
ドカドカ♪っとRockやらヒット曲が鳴って、
プレイ再開までの5秒とか10秒とかの間つなぎをするわけ。
飽きさせない為の演出なんだけど
最初は「なんだよ、うるせーな」と、耳障りだったのが
終わる頃には、この音楽が楽しみになった。
やっぱ、スポーツの世界といえども
エンターテイメントの要素は必須だからね。
長年、試行錯誤の上で、こういう演出になったんだろう。

試合そのものよりも、そういった部分に気を取られて
何が何だか分からないうちに試合終了!
ドームの屋根が開いてたから、寒い寒い。
皆でベトナム料理店へ流れる。

食べ終わって解散後、パリ帰りの酒豪M子だけが
ウチに立ち寄った。
風邪ぎみだったので、酒豪らしからぬ
ノン・アルコールで過ごす。



2004年09月29日(水)



 プロモーション・パッケージ

昼からDrake Hotelにてミーティング。
Halloweenのことから来年の展覧会まで
幅広く雑談って感じだったけど。
それにしても、ここに併設してあるカフェは忙しい。












界隈にあるギャラリーや、関係者が続々と
お茶をしに現れるので
30分置きに「やぁ、元気!?」と挨拶を繰り返さねばならない。
ホテルのマネージャーから
29日から10月4日まで開催されるという
【Toronto Alternative Art Fair International】の
オーガナイザー、Selenaを紹介された。
話の流れでGuestリストに載せてくれるという。
$20もチャージする初日のオープニングに招待され
内心「ラッキー!」と小躍り。

ミーティング終了後、一人カフェに残って
JazzExのポスター案を練る。
スケッチを何枚も繰り返し、人物の配置や構図を固めた。

午後3時よりBitsの編集会議に出席。
最近、みんなテンパってるなぁ。
セクションごとの関係がギクシャクしてるような気がする。

深夜帰宅で、ショーゴと共にJazzExの
プロモーション・パッケージのアイデアを練る。
これは通常のプロモーション用じゃなく
V.I.Pというか、特別な人に配布するためにもの。
予算がないので手作りになるが
気の利いたデザインにしたいと思ってる。
とりあえず2つの案がまとまり
それぞれのマケット(試作品)を作る。
ウチにある画材の残りから、適当な素材を見つけ
何とか仕上がりが予想できるマケットが出来た。
学校の図画工作みたいに
遊びながら作ったので楽しかった。



2004年09月28日(火)



 ポスター案

昼前に起きて、隣の部屋にあるスタジオへ行くと
もうJazzExのノブさんとショーゴがミーティングをしていた。
「早いねぇ〜、何事ですか?」
とは言ったものの、世間は既に動いてる時間。
オイラの時計が完全にズレているだけだ。

話の流れで、今後制作するポスターの話になった。
まだ印刷するサイズも決まっておらず
どうしようか?と思案の結果
【Let's〜】の時にお世話になった
【United Graphic】さんに再び印刷をお願いする事となり
早速、オーナーのRandyに電話。
が、不在のため奥さんのMinaさんと商談。
やはり、一度使ったところだと色々と融通が利くし
何より安心感がある。
見積もりの金額次第で、印刷はここに決定するだろう。

ポスターのイメージもだいぶ固まってきたんだけど
肝心のMusicianの写真素材が未だ手に入らず。
それが無い事には、何も進められない。
テーマは【ネオ・ジャパネスク】って感じ。
最近、かなり浮世絵の研究をしてます。

2004年09月27日(月)



 Nanaさんの新作Video

シンガーのNanaさんが新作Videoクリップを発表。
今夜はその試写会&ライブに出掛ける。
場所はBathurstを北に上がった【The Trane】という
スタジオ風のBar。
ここがなかなか快適な空間で
壁にアート作品なんかあったりして気に入った。











Nanaさんには悪いが
オイラはバックでギターを弾いているケヴィンの
プレイが大好きだ。
彼のギターを聴くために毎回足繁く通っているようなもの。
パーカッシヴなカッティングから
リリックなパッセージまで
本当に痺れる演奏を聴かせてくれる。

観客として来ていたNanaさんの友達
アンドレアと知り合う。
彼女のバンドが来月DrakeでCDリリースGIGをする
というので、興味本位でチケットを買った。
後で聞いたら、そのCDはあの【PRINCE】の新作を
プロデュースした人が手掛けたらしい。
あらあら、そうかい。
そりゃ、本当に行かねば。
ちょっとずつミュージシャンの知り合いが増えて
嬉しい今日この頃。



2004年09月26日(日)



 さらばBBQよ


今夜は【ショーゴ来加記念BBQパーティー】朝から住人総出でテーブルとイス作り。隣人アツシが大工なので電動ノコギリやら機材は万全。拾い集めてきた材木、ブロックを駆使してかなり素晴らしいパティオ・セットが仕上がった。

午後2時に手伝いのアヤヤとクミが来てチャイナタウンへ買い出しに。スブラキは昨日購入済みなのでハンバーグ用の材料とビールを仕入れる。女の子に料理はまかせて炭火おこしに取り掛かる。人が点けてるのを見たことあるけど実際にやるのは初めてでなかなか炭に着火しないのにムカつく。これって、やっぱり経験と年季かねぇ?

第一号クリスが、4時ごろやってきて以後、続々と友達がやってきた。バイトで遅くなる人達もいるので来た順からBBQでもてなす。ショーゴは炭番として早くもスモーキーな臭いを発散していた(笑)

日が暮れて、キャンドルを灯す頃にはさすがに肌寒くなってきた。しかし、そんなの関係ない!とばかりに宴は続き、オイラとクリスのセッション、ノブモーリーの弾き語りなどを交えて深夜3時まで盛り上がった。が、主役のショーゴがいつのまにか消え、部屋で撃沈していた・・・。

最終的には20人(?)くらい集まったのかな。かなり酔っ払ってしまったので、よく覚えてない。次の日の、後片付けが最悪だなぁ・・・と思いつつ
とっくに過ぎてしまった夏を愛しく思った。さらばBBQよ、また来年!


2004年09月25日(土)



 【kozyndan】個展

明日、ショーゴの【Welcomeバーベキュー・パーティー】
を開催するので、その下準備に追われる。
ケンジントンのいつもの肉屋でスブラキという
グリークの串焼き肉を仕入れ
【Honest Eds】で先日見つけたBBQプレートを購入。
これで、明日チャイナタウンで買出しをすれば
ほぼ完了だ。

夜7時、ショーゴとR子を連れて
【Magic Pony】のオープニングへ行く。
kozyndanというLA在住アーティストの
カナダ初個展だ。
メジャーどころのサブカル雑誌で活躍しているだけあって
注目度もかなり高く
店は大勢の若者でごったがえしていた。
オーナーのSteveとKristinがオイラの所へ来て
「Tomo、アーティストの一人は日本人なんだよ」
と教えてくれた。
え!?てか、2人組みなのも知らなかったオイラは
導かれるままに奥のパティオでサイン会をしていた
kozyndanのお二人に御対面。
日本人の「こずえ」さんと、アメリカンの「Dan」さんで
kozyndanなんだって!
へぇ〜、なるほどね。








それから暫し、こずえさんとアート談義というか
情報交換。
L.A.は熱いらしい。色んな意味で。
それからSteveにもらったkozyndanカタログに
丁寧に直筆ドローイングを描いてくれた。
メイン・ルームの壁には、大きな白黒のドローイングが
貼られてて、それが塗り絵になっていた。
皆楽しそうに色を塗ってたので
オイラもちょっとだけ参加。
やっぱスパイラルを描いて、自己主張してしまった(笑)









Ayaが遅れて合流したので
近くの【Juice For Life】で軽い食事。
もう外のパティオだと、寒くてやばいかも。
その後【SPIN Gallery】へ行くも
オープニングは昨日だったようで、クローズしてた。
仕方なく【Drake Hotel】で飲み直し。
今夜もかなり年齢層高し。
やっとの事で席を確保して、まったりと飲む。
Drake初体験のショーゴ、Ayaも
どうやらこのホテルを気に入ったようだ。
ちょっと寒かったが、歩いて帰宅。



2004年09月24日(金)



 映画【Super Size Me】









映画【Super Size Me】を観にいく。
マクドナルドを一ヶ月食べ続けると
どれくらい体に悪いか?を実体験する
ドキュメントリー・タッチの作品。
友達からは「きもち悪い」とか
「観た後は食事できないよ」とか
散々脅されていたものの、
いざ、観てみるとそんなに過激な内容じゃなかった。
むしろ
「帰りにマック行こうか?」という気になり
ショーゴとQueenのマックへ寄ってしまった。
残念ながら、カナダではSuper Sizeは販売打ち切り
になっているので、映画のような体験はできない。
それでもショーゴは【ダブル・ビッグマック】を
セットで注文。
オイラは、通常のセットでお茶を濁す。

食後、2人で
「きもち悪ぃ〜・・・」を連発。
深夜にマックを食うと、きもち悪いことを発見。

2004年09月23日(木)



 時差ぼけのリハビリ

時差ぼけが続くショーゴを連れて
Eaton Centreを中心にショッピング。
っつっても、別に観光で遊びに来た訳じゃないので
特に買うものなし。
 
オイラは、今日発売のジム・ジャームッシュ監督の
DVD【Coffee and Cigarettes】を購入。
劇場で観たかったけど、見逃したやつだ。

Rafiから【Toronto Fashion Week】の
フィナーレを観に行こうと誘われたが
時間が合わなかったのでパス。
ちと勿体無い。
年末の【NO KIMONO】展にモントリオールから
参加するデザイナーも出るとの事だったので。

ショーゴと激安定番の【Honest Eds】へ行く。
土曜日にWelcomeバーベキュー・パーティーを
やるので、その下見を兼ねて。
そこで激安BBQセットを発見!
いかにも即日で潰れそうな代物だったが
BBQセット$29は安い!
迷ったが、結局買わず。

クミと3人で、韓国料理を食べる。
そこに偶然、デザイナーY子が出現。
申請していたVISAが却下され、10月には退去
しなければならないという、かなりビックリの展開。
デリケートな問題なので、軽々しく
「大丈夫だよ!」とは言えないけど、
彼女なら、必ず戻って来れると思う。
芸は身をたすく。
じゃないけど、才能ある人に国境は無いのだ。

その後、3人でルーフトップBARへ移動、で飲む。
白人率高し!のBARだったので
見事に隅っこの席に追いやられ、むかつく。
凹みつつ、飲むショーゴ↓





2004年09月22日(水)



 マスターの秘密

予想通り、時差ぼけで早起きのショーゴに合わせて
8時頃起床。
ややテンション高めのショーゴ。
とりあえず近所のカフェでモーニング・コーヒーで和む。

オイラのメイン銀行で、奴のオーストラリアン$を
カナダ$に換金。
対米比較だと、カナダ$よりちょい安めだった。
途中、某企業に立ち寄り
絵の代金を回収。

Sheraton Centreでノブさんと待ち合わせ、
昼食を食べつつ、ショーゴと初対面させる。
これからタッグを組んで頑張ってもらいます。

3時より、Bitsの会議に出て
夜7時からはJazz Exchangeのミーティングに出席。
場所は再びジャズ・バー【J】
手違いで何人かのメンバーは出席できず
最小人数で開催。
アートディレクターとして、これから処理しなければ
いけない作業が山積みである。
ポスター図案、
チケット・デザイン、
ポストカード・インヴィテーション、
フライヤー、
WEBデザイン・・・etc

コンセプト・デザインとは総合(トータル)で
評価されるものなので
資料がある順とか、締め切り順とかには仕上げられない。
イベントの詳細など、全体のイメージをカッチリ掴んで
からでないと、統一したデザインを創出するのは難しい。
今の今まで、参加アーティストが二転三転してたので
これらの作業もストップしていたのだ。

今夜で、ほぼ概要が決まったので
これから瞑想…というか、イメージを膨らませて
見えてきたヴィジョンを抽出していこうと思う。
しかし、締め切りがキツイ。
頑張らねば。

ミーティング後は、【J】の激ウマ料理を堪能。
おまかせコースなので、何が出てくるか分からないが
例外なく、いつも満足できる料理を出してくれる。
その分、お値段もイイので
財布がキツイんだけどね(笑)









ところで、
マスターのTさんが、アメリカの画家
【Edward Hopper】の大ファンだと判明。
オイラも同じなんです。
「好きな画家は?」と聞かれれば
一番にホッパーを挙げます。
Tさんが、珍しいホッパーのカレンダーを
持ってるというので見せてもらうと
何と、本当に観た事もない絵が満載のカレンダーだった!
何だこれは!?
確かにレア物ですよ。
控えめに「ください」と言ってみたが
あっさり却下。

2004年09月21日(火)



 親友【ショーゴ】来る!

ついに、新宿歌舞伎町時代の親友【ショーゴ】が
トロントにやってきた。
ピアソン空港に出迎えに行く途中、色々トラブって
ギリギリで空港に到着。
ほとんど同時にゲートからショーゴが現れた。

大勢の人が注目するゲート付近、
オイラを見つけたショーゴは
荷物を床に置き、【コマネチ】!(爆)
一瞬、周りの空気が固まった・・・
周囲がア然とする中、オイラは大爆笑!
ハイ・タッチで出迎えて
周囲の冷たい視線をよそに、出口へと向かった。

いや〜、コイツは変わってない。
むしろ、オーストラリアに住むようになってから
一層ハジけたかもしれん。

昔話をしつつ、バスでダウンタウンへ戻る。
少々腹が減ったというので、隣のバーへ行き、乾杯。
4年前に一度、ショーゴがトロントへ来たときは
ピザで乾杯した記憶が蘇る。








ショーゴが注文したラザニアは
なぜか冷たく、中を割ると「シャリ」っと氷の音・・・
二人とも「有り得ない」と同意し、
ウェイターを呼んで交換してもらった。
これからのショーゴの食生活を暗示してるかのような
出来事だった。

ビールを2杯くらい飲み、この夜は帰宅。
時差ぼけもあるだろうし、早めに就寝。



2004年09月20日(月)



 【Toronto Fashion Week】

朝7時起床。
昨日の【Queen West Art Crawl】にて
絵を購入してくれたアメリカのお客さんから
「税関で必要だから、レシートが欲しい」との留守電があり
朝一で届けることになった。
国を越える場合、アートは【美術品】扱いになるので
関税を掛けられることがある。
ただし、ポスターとか何とか言ってくれれば
大抵免除らしいけど、念のため。

その後で、スタジオに絵やら荷物を降し
レンタカーの返却へ。

午後、Rafiの奥さん、Maiが出展している
【Toronto Fashion Week】という大規模なファッション
マーケットへ出掛ける。
Maiは本業、大学のプロフェッサーだが
趣味でハンドメイドの帽子を作るデザイナーでもある。
会場のCNEには、インディー・デザイナーらが200以上も
参加、出展して一大セール会場と化していた。








会場前でRafiが出迎え、パスをもらって入場。
ケンジントンの住人らも、大量に参加してるようで
あちこちで顔見知りのデザイナーに会う。

Maiの帽子は、一点ごとにデザインが異なる
手作り感溢れるもので、なかなかの人気を集めていた。
このショーの為に、ほとんど寝ずに作ったというので
Maiは少々疲れ気味。
「もう来年は出ない!」と言っていた(笑)












何か買おうと、ブラブラしてみたが
結局何も買わず、Rafiに貰った【NO KIMONO】T-シャツ
だけを持って帰宅。


2004年09月19日(日)



 【Queen West Art Crawl】

二時間弱の睡眠で朝を迎える。
今日は、【Queen West Art Crawl】という
トロント・アートシーンでも特に重要なイベント。
オイラが参加する野外セールは今日のみだが、
他にも週末にかけてオープンスタジオや
ギャラリー、レストラン、ショップも巻き込んでの
一大アート・ウィークになる。
Distilleryでも野外ショーがあるし、
雑誌【Canadian Art】主宰のGallery Hopも同時開催。
アートづくしの一日だ。










8時に慎也さんが迎えにきて、絵を積み込む。
心配された天気は【快晴】
雨の心配なし!
しかし、かなり肌寒く、慎也さんなど皮ジャンを着込んでる。
10時、セットアップ完了前からかなりの人出。
コーヒーを買う間もなく接客に追われる。
昨日に引き続き、アシスタントとしてクミが手伝ってくれ
何とかトイレに行くくらいの時間はあったが、
それでも朝10時から夕方5時までの間
ひっきりなしに忙しかった。

売れ行きの方は、なんと過去最高。
100枚近くのプリントが売れ、
最後には800枚用意した配布用のポストカードが品切れ。
予備で持っていた名刺まで全て無くなってしまった。
甘く見ていたわけではない。
今日のために、いつもの数倍の在庫を用意してきたし。
単純にその予想を上回ったとしか言いようがない。








中でも、この日最高額の買い物をしてくれたカップルは
やはり、アメリカからの旅行者。
【やはり】と言うのは、オイラの顧客の半数以上は
アメリカ在住なのだ。カナダに住んで、
アメリカで一切の展示をしてないにも関わらず。
そのカップル、二度も戻ってきて
まとめ買いをしていったのだが、
最後の最後に彼の正体が発覚。
なんと、マイアミの某誌ジャーナリストだったのだ。
将来、アメリカで展示する際は
是非記事として取り上げたいと申し出てくれた。
いや〜、思わぬところでコネが出来た。

今年最後のアウトドアショーということで
友達も大勢来てくれた。
UofTの講演を抜け出して来たDavidや
フレームショップのJohn、
勉強の合間に来てくれたR子は
最後の手伝いまでしてくれた。
それにトロントニアンクラブのHさんに
紹介された画家Tさんなど
初めてお会いする方も数人いた。

店じまいを始めても客足は止まらず
5時終了のはずが、7時過ぎまで掛かってしまった。
かなりの充実感に包まれる。

一旦、絵のデリバリーのため市内のホテルに寄ってから
慎也さんの家に荷物を降ろす。
それからクミ、R子と3人で
スペイン料理【セゴヴィア】で晩餐。
特上のパエリアとエスカルゴ。
もう何も言うことなし。

いつもなら近所のパーキングに車を止めるのだが
今日は土曜日。
クラブへ行く馬鹿者達の群れのお陰で
駐車スペースが全くない。
30分くらい彷徨ったあげく、2ブロックほど離れた
駐車場に入れることにした。
密集するクラブ街、どこも長蛇の列で歩くのもままならず。
ほんとにこの馬鹿者達には消えてほしい。

帰って速攻ベッドに潜り込む。

2004年09月18日(土)



 寝るタイミングを逃す

馴染のフレーム・ショップへ行く。
顧客からオーダーされたフレームの注文。
膨大なストックから、ひとつひとつ合わせてみるが
結局オーナーのすすめで黒檀調のワイドなやつにする。
たかが額縁、されど額縁。
お値段は$875なり!
うわっ、高っけー。
もう一枚、絵買えるじゃん。

午後、慎也さんと待ち合わせて
レンタカーのピックアップ。
そのまま慎也さん宅で絵を積み込む。

夕方、ダウンタウンに戻ったオイラは
元・居候クミの取材に付き添う形で
Union駅近くにある高級日本食【竹寿司】へ。
これで3日連続、またしても極上料理にありつく。








まさかトロントでビントロやタラバ蟹を食えるとは!
日本酒の利き酒セットとかも出てきて
かなりご満悦。
板前の大将から「こんど猫の写真を持ってきてください」
という変なオファーを受ける(爆)
寿司カウンターの奥には沢山の猫写真が!
なぜだ!
うーん、理解に苦しむ。

夜、近所のライブハウスに出演するFrog Pilotを
激励に出掛ける。
竜次にリストバンドを貰ったのでタダで入場。
今夜は【勝ち抜きバンド・バトル】らしく、
ステージ前に審査員が陣取って座ってる。
Frog〜の演奏は、今までで一番の出来。
サウンドのバランスも良かったし。
ただMCなどは、やっぱり難アリかな。
審査員も苦笑してたし。
人種の坩堝トロントなので「英語喋れません〜」
というのは通用するけど、あんま露骨だと
ちょっと引く。

深夜帰宅してから、明日の準備をちょっと。
さて、寝るぞ!という頃に隣人Aがやってきて
Photoshopなどの画像加工を相談される。
昨日は3時間しか寝てないので、ちと迷ったが
簡単な加工だったのでやってあげた。
それが早朝4時半まで掛かった。
あと2時間しか寝れないじゃん!


2004年09月17日(金)



 Drakeで飲む

今日は昼から某ジャパレスにお呼ばれ。
マグロのたたき、巻き物にビールをご馳走になる。
寝坊して出掛けたので、いきなりビールは
辛かった。

帰りがけ、DrakeHotelに寄ってミーティング。
10月末の【Tokyo Doll2】の件で。
あとBits用に建物ツアー&取材を受けてもらうよう要請。
一階のカフェで茶を飲んでいたら
SPINのスチュアートに久々に遭遇。
相変わらずホ○だった(苦笑)
Adfactorのマシューも後から現れ、
彼が今、取り掛かっている映画のコンテを見せてもらう。

何だか、久々にアート界に戻ってきた気分だ。
何しろ近頃はめっきり日系づいていたからね。
その後、ちらほら知人が増えてきて
そのまま2階のスカイデッキでパーティー。
きもち悪いほどアジア人の姿がない。
イエローは本当にオイラだけ。

深夜、スタジオに戻って
週末のショーに向けての準備に入る。
プリント関係で足りないものをリストアップして補充。
額装してない絵を一枚一枚仕上げる。
どれも自分の作品ではあるが、
こうも数が多いと、何だか工場で作業してる気分になる。

原画の値段が上がってるのに
プリントの値段設定は去年から据え置き。
例えば、レターサイズの自作プリントだと
一枚$15、二枚で$20という具合だ。
かなり激安。
ま、値段を上げれるクオリティじゃないので
しょうがないか。

週末は天気も良さそうだし
宣伝も充分されているので客足は良いだろう。
いつもより、かなり多めに在庫を持っていこう。

2004年09月16日(木)



 回転寿司

トロントで初の回転寿司を体験。












昔、バンクーバーで回転寿司へ行った時
フライドチキンやらプティーンが普通に流れてて
「これ、寿司ちゃうやん!」と突っ込みを入れた記憶があるが
今回は正真正銘【寿司】の回転寿司(当たり前か?)

しかも今夜は、オーナー直々に招待してくれたので
幾らでも食べ放題という幸運にありつけた。
板前の人の顔を、どこかで見た覚えがあるのだが
暫く思い出せずに、黙々と食べ続けること皿6枚。
あ!
思い出した!
「カラオケ・ビストロでお会いしましたよね!?」
そうだ!板前さんとは
深夜のカラオケ・バーで挨拶を交わしていたのだった。
あの時は、ただの酔っ払いかと(失礼)思い
社交辞令で済ませたのだけど
何だ、ここの板前とは・・・。

次から次へと、新鮮なネタがオイラの前に
差し出されるものの
いかんせん、人並み外れた【胃下垂】のオイラは
食べきれず、ギブアップ!
しかし、そこから更にデザート攻撃!
すいません、許してください。

いや、でも満足度【大】です。ここの回転寿司。
今度はプライベートで、ちゃんとお金を払ってきます。



2004年09月15日(水)



 日本からの手紙

日本から手紙が二通届いた。
一つは、今年5月にやったコンサート
一の蔵合唱団からで
その時の写真が大量に入っていた。
とても懐かしい気分になった。
次に日本へ帰ったら、横浜へ行って
うまい酒を飲みたい。

もう一通は、2002年に開催した【Hype Tokyo】という
グループ展に参加したアーティストから。
彼は難病にかかり、長期の入院、退院を繰り返して
ついに正式に退院。
個展を開催するという知らせだった。
03年に日本へ行った際
東京の病院までお見舞いに行った時は
不自由ながらも病室で絵を描いていた彼。
よく頑張ったと思う。
個展は行けないけど、カナダから応援しています。

何だろう、手紙というのは
こうも人の心を動かすものだろうか。
E-mailで連絡を取り合う世の中で
あえて手紙を送りたくなる気持ち。
送り手と受け手の心をしっかりと繋いでくれる。
オイラももっと手紙を書こう。

夜、【美女缶】の取材が急遽入る。
明日、日本へ帰ってしまうという美女が待つ
アパートの一室へ。
ん、どこかで会ったことがある。
でも思い出せない。
他にも、友達の友達(笑)がその場にいるなど
トロント狭し!を痛感。


2004年09月13日(月)



 9・11

今日は9・11
あれから3年も経つのか。
朝からTVをつけ、CNNの追悼番組を観る。
グランド・ゼロには今年も光の塔がアップされた。
アート的にはシンプルで美しい表現のこの光の塔、
遺族の方々にはどんな風に映っているのだろうか。

友達Aと、Queen Westに乱立する生地屋を徘徊。
オリジナルのブックカバーなどを作る彼女の
ネタ&素材探し。
先日、NY旅行をしてきた彼女、
かなり感化されて帰ってきた模様。
そう、オイラもNYへ行く度に何か熱いものを感じ、
持ち帰るのだが長続きしない・・・。

数日ぶりに暖かかったせいか、街には人が溢れていた。
ケンジントンでクミと待ち合わせ
ブルースハープのケン吉岡さんのライブへ。
【Jay Clark〜】のメンバーとのアコースティック・ギグ。
開け放った窓から、道行く人々が覗いていく。
開放感があって気持ちいい。











壁にはアーティスト手描きの壁画
ぼろぼろになった重厚なカーペット
ここ【Graffities】は狭くて小汚いのだが
それがケンジントンらしくて、とても落ち着く。
2セット終えたところで、ケンさんは次のライブへ移動。
郊外で野外ライブに出演するのだそう。
彼の活動スケジュールには本当関心するね。
週5くらいライブやってるんじゃないでしょうか?

LCBOで酒を買い、クミの新居へ。
今夜は引越し祝いパーティーだとか。
Bitsメンバー5名と、ネイルアーティストC、
ほんのちょっとだけR子も参加。
マーボー豆腐とカルビ焼肉という
中国VS韓国的メニュー。
宴は朝まで続き、5ℓ樽のビールと瓶20本を空ける。
6時、タクシーで帰宅。
またTVをつけて9・11の特番を観ながら就寝。



2004年09月11日(土)



 映画祭

トロントは今、【国際映画祭】の真っ最中。
世界中からスター俳優達がやって来ている。
オイラのスタジオの前も封鎖されて
数百人の警官による厳戒な警備の中
レッド・カーペットがCity TVへ向かって敷かれている。
夕方から人が続々と集まり出して
異様な興奮状態にあるのが分かる。
噂では、ジョニー・デップかショーン・ペンらしい。

今晩はR子と近場で食事するはずだったのだが
あまりにもQueenが混んでいるので
人ごみを抜けて裏道にあるレストランへ。

映画祭の最中だからと言うわけじゃないが
チャン・イーモウ監督の【Hero】を観にいく。
そう、日本では去年公開されてたこの映画
カナダでは今公開中なのだ。

前評判で「凄い!」と聞いていたので
期待しすぎた。
ダメじゃないですか?あれ。
過剰なワイヤーアクションと特殊効果が目につき
ぜんぜんストーリーに集中できなかった。
あれで世界(ハリウッド)レベルと言われてたんですか?
きっと5年後に観たら
「当時はあれで精一杯だったんだろう」と
軽く言えてしまうんじゃないだろうか?
とにかく、アクションや特撮がストーリーを邪魔しまくり。
けど、映像は美しかった。
それが救いか。


2004年09月10日(金)



 熱烈アプローチ

アウトドア・ショー用の作品制作と
ウェブサイトの構築作業を平行して行う。
ギャラリー・ページはやはりFlashを使用することにした。
その作業がかなり頭痛い。
軽く、綺麗に見えるように試行錯誤中。
できれば今月中にアップしたい。

近所の本屋にて、来週のアウトドア・ショーの
冊子を発見!
20ページくらいある冊子で
トロント市長からのメッセージや参加アーティストの
情報やポジションなどが書かれている。
もちろんオイラと慎也さんも載っていた。

夜、元・居候クミの新居で食事。
しかし、料理は友達のCが担当した韓国料理。
なんでやねん。
それからCの知り合いのバンドを観に
Bloorの某ライブハウスへ。
これは【アマチュア・ナイト】!?
と言うべきレベルのバンドが出てて
とても聴いてられず、度々外へ脱出。
いや〜、最近バンド観にいくとハズレが多いなぁ。
この間のパレードといい、本当に最悪な音楽ばかり。

Cの友達は最後のトリに登場。
それまでのバンドが最悪だったので
良くも悪くも(?)ちゃんと聴けた。










終わってからバンドのリーダーと談笑。
オイラが昔、バンドでギターを弾いてたと知ると
なぜか熱烈アプローチ。
「バンドに入ってくれ」と即アプローチ。
え、何で!?
プレイを聴いてもいないのに、何故アプローチできるのだ?
笑って誤魔化して、帰ろうと思ったら
「電話番号くれ」と言われ
どうやら本格的に誘われた模様。
有り得ない。


2004年09月09日(木)



 筆にまかせて

午後から夕方までは
来週のアウトドア・ショー用の作品を描く。
今までにないタッチの異様な絵になってきた(笑)
悪魔っていうか、化け猫?みたいな感じ。
自分でも「何これ?」と思いつつ、
筆にまかせて制作中。

それにしても、トロントはめっきり冷え込んで
朝晩は10℃を切る勢い。
日中も20℃いくか、いかないか。
来週のショーではジャケット着用でしょう。

夜、10月のハロウィン・パーティーに向けて
Rafiとカズとミーティング。

2004年09月08日(水)



 ミーティング4連戦

今日はミーティング4連戦。
かなり激務な一日の予感。

第1戦------------------------------
まず昼から某レストランで接待を受ける。
新メニューの試食+感想を述べるというもので
次から次へと新作料理が運ばれてきて
5品目には満腹になってしまう。
久々に食べた銀ダラが美味かった。
たまにこういう事を頼まれるけど
オイラはただ「美味いっす!」としか言えないので
全く参考にならないのでは?と想像する。

第2戦------------------------------
午後3時
Bitsの編集会議に参加。
年末号へ向けたアイデア会議で
【原点回帰】を促す。
最近のBitsは営業色が濃いので
新聞ぽい誌面になりつつあるが
本来のヴィジュアルを前面に出した
贅沢なレイアウトやデザインを期待している。

第3戦------------------------------
午後7時
Bits会議を途中退席し、オイラが
アーティスティック・ディレクターとして参加している
年末の【JazzExchange】実行委員会議に出席。
Eglinton Westの【J】にて行なわれる。
正直まだ発表できる段階でなく、問題が山積み。
これが第一回目の会議というのも遅い気がするが
とにかく方向性だけは今晩のうちに
打ち出さなければいけないと思った。
と言うのも、当初聞いていたヴィジョンから
大きく離れた企画になっていて
このままでは単にJazzファンのためのコンサート
になる気配がしていたからだ。
それではオイラのような外様が力を発揮できる場所はない。
とりあえず思った事を次々と提案して
実行委員の方々に検討してもらうことに。
またまた途中退席し、
ミーティング第4戦へ向かう。

第4戦------------------------------
午後9時半
【Tokyo Doll2】のファンドライザー・パーティーに
出演してもらう事になったノブ・モーリーのイベント
【Shobu Show】に参加。
Rafiとシャンドラにも来てもらい、一緒に鑑賞。
プレッシャーからか、ノブのギャグが冴えなく
「笑いの神は舞い降りなかったのか?」と思う。
しかし、初体験のRafi達には十分笑えたらしく
しきりに「面白い、面白い」を連発。
いつも通り怪獣が出てきてバトルになって
ドタバタのうちに終了!








それからパティオでノブとオーガナイザーの2人
アーロンとデボラとミーティング。

ビールを飲んでホッと一息。
帰宅したのは深夜2時。
いやはや長い一日だった・・・。


2004年09月07日(火)



 ミニ個展!?

今日が【Labour Day】だって忘れてたよぉ…。
日本風に言うなら「勤労感謝の日」なんだけど
朝っぱらから♪ピ〜ヒャラ、パッパリラうるせ〜んだよ!
スタジオはQueenストリートという繁華街に面しているので
お祭りとかパレードなんかは100%通過ルート。
トラックの荷台で演奏するバンドが
ほぼ100m間隔で続々とやって来る。








見た感じでは、あれは労働者のオッサンじゃなくて
雇われミュージシャンぽい。
上手い演奏してくれるんならマシだが
どのバンドも糞以下。
はっきり言ってヤバイ。
あれがカナダのミュージシャンの実態だよ。
ダサい。
下手。
センス0%
珍しく俺様、激怒です。
暫くは布団の中で寝たフリをしていたが、
どうにもハラワタが煮えくり返って起きてしまった。

朝から大音量で糞以下の音楽を聴かされるほど
疎ましいことはない。
例えて言うなら、ホテルで夜中に火災報知器が鳴って
パジャマのままロビーに大集合。→結局いたずら。
みたいなものだ(?)
あ〜腹立つ。

そもそもLabour Dayって
「労働者に祝日を!」ってのが目的だろ。
NYで労働者たちがセントラルパークに集まって
一斉ピクニックをした1882年が起源らしい。
そんならパレードなんかせずに、休めよ。
参加してる人見たら、みんな義務で参加してるような
顔してたんですけど。
それだったら会社で働いてる方が
給料もらえて良いんじゃないですか?

夜、昨日がんばって作った額入りの作品を持って
Papeの友達宅を訪問。
すぐさま部屋の飾り付けに取りかかる。
3面の壁がある、コの字型の部屋に自由に飾っていいとの
事だったので、本当に好き勝手にやらせてもらった。




今まで壁2面というのはあったけど、
さすがに3面ともなれば、ちょっとしたミニ個展会場だ。
大小合わせて全9枚、いい感じです。

ご褒美に特製パエリアを作ってくれるというので
出来上がるまでH氏と一杯やりながら待つ。
モントリオールで買ったというチーズが美味かった。
そして、噂のパエリア登場!









魚介類たっぷりで激ウマ。
マンゴーのデザートで締めて、かなり満腹。
絵を買ってもらった上に、さらに豪華な食事まで。
つくづく幸せ者です。




2004年09月06日(月)



 PC前より愛を込めて

友人に頼まれていた絵の額装を一気にやる。
大小合わせて7作品すべてを額装したら
それだけで昼まで掛かった。

午後からはウェブサイトの構築。
相変わらずノロノロ亀状態だけど
少しずつ完成に向かってます。
サイトの参考にと、数え切れないくらいのサイトを
見てみたけど、見れば見るほど迷う。
やっぱりFlash入れたいなぁ、とか。
特にギャラリーのページだね。

パスタをちょこっと食べただけで
あとは不眠不休で朝6時まで
PCの前にへばり付く。

最近、友達からのメールに全然返信してなかったので
時間を見つけて少しずつ返事を書き始めた。
友達無くしそう。

夜中に日本からTEL。
ショーゴだった。
20代前半の頃の悪友・親友。
年末に開催される【JazzExchange】の
スーパーサブとして
実は、こいつをトロントに呼び寄せているのだ。
オーストラリアで生活していたショーゴは
かなり迷った挙句、トロント行きを決意。
そして今、日本に一時帰国して
カナダ行きのチケットを購入するところ。
しかし、飛行機が満席らしく
一週間ほど上陸が遅れるとの連絡だった。
まぁいいさ。
楽しみに待ってるぜ。


2004年09月05日(日)



 ドレイクで酔い醒まし

朝からボール紙に油絵で自画像を描く。
ちょっとしたリハビリ。
ボール紙だと油の吸収がいいので
アクリルと大差ないくらいの早さで下絵が描ける。
しかし、油絵だと何故かいつも自画像なんだよな。
悪しき日本の美術教育が生きているのだろうか!?

東部カナダ〜プリンスエドワード島へ旅に出ていた
M美がトロントに戻ってきたので
近所のバーで軽く飯を食う。
某Bitsで連載してる【美女缶】の話題になった。
アレ、賛否両論だけど
好きな人はメチャクチャ好きだと言ってくれる。
昨日もファンレターをもらった。
やる気出るなぁ。
頑張らないと(何を?)















そのままドレイク・ホテルへ流れて
2階のスカイデッキで飲み。
今日は久々に暑くて、野外で飲むのは気持ちいい。
床ソファーの特等席で夜中まで飲む。
いつもどおりドレイクは超満員。
壁面スクリーンには特大のデカさで
ホッケー中継が映し出されてる。
どうやらオイラ達が座ってる席は
スクリーンを観るのに最高の席らしく
横からデカイ(女)カナディアンが幅寄せしてくるのだ。
おいおい、ちょっとは遠慮ってものを知らないのか。
デカイんだよ!お前のケツは!!
酔い、醒めた。



2004年09月04日(土)



 油絵に再挑戦

この数年、パステルとアクリルで絵を描いてきたが
久々に油で描こうと思い、画材を求めて店を巡る。
日本を出る時に多少、油絵の具を持ってきたけど
テレピンやらペインティング・オイルは重いので止めた。
絵の具もどのみち買い足さなければならない。

何年か前から【水で溶ける油絵の具】が
発売されてるけど、実際のところどうなんだろう?
店員に聞いてみたけど
あまり反応良くなかったな。
油絵は後片付けが面倒くさい。
パレットに筆、いちいちクリーナーで洗わないと。
それが水で洗えるなら超便利なのに。

結局、買ったのは下地剤のみ。
マソナイト・ボードを木枠に貼り付けたので
そこに塗る用。
そのまま木に描くと、油を吸い込んでしまうので
木と絵の具を絶縁する必要があるのだ。
帰って早速、ボードに塗る。
乾燥まで4〜5日待たなければならない。
とにかく時間が掛かるのだ。
油絵は…。

夜、元・居候クミとインド料理店でディナー。
初給料とやらで、奢ってもらう。
インド料理だからって【カレー】がメニューにあるとは限らない。
【Masala】とかいうカレーに似た、
シチューのようなものをオーダー。
予想を外れて全然辛くない。
どちらかと言うと、甘すぎるくらい。
そういえば、ここのインド料理店
4人くらいいた店員さんは皆インド人ぽくない。
多分、チベタンだろうか。
まぁ、トロントでは中国人が日本食やってるくらいだから
何でもアリなんだけど。
どうでもいいけど、その中国人経営のジャパレス
【純・日本料理】ってやめて欲しい。
純な日本食にテリヤキ・ビーフはねーぞ!


2004年09月03日(金)



 マイブームは【Bon Jovi】

マイブームって、何年か周期で巡ってくるね。
今のマイブームは【Bon Jovi】。
懐かしい〜!って感じですか?
あの80年代を風靡したロックバンド。
日本では今でもメガトン級の支持を集めてるのは
知ってますが、カナダでもそこそこの人気を維持。
これって、実は凄いことかも。

当時のバンドで、今でも人気があるのはU2くらい?
それしか思い当たらんなぁ。
ストーンズは60年代、やエアロスミスは70だし。
Bon Joviが長生きしてるのは、まず楽曲がいいこと。
Beatlesにレノン&マッカートニー、
ストーンズにミック&キースというチームがあったように
Bon Joviには、ジョンとリッチーという
稀代のソングライター・チームがバンド内にいることだね。

アルバムで言うと【Slippery When Wet】から
【Keep the Faith】辺りまでが黄金期。
その黄金期が終わって
世間の風向きがオルタナへ向いた頃、
ひっそりと発売されたアルバム【These Days】が
実はマイ・フェイバリット。










熟成されたウイスキーのような味わいのある
しっとりとした楽曲が揃ってる。
それ以降の【Crush】からは再び勢いを取り戻した
ロックを発表し続けているのだが、
やっぱ歳を取ってくると、あまりガンガンいくタイプの
曲を聴いてるのは辛くなる。
よって、最近のアルバムはあまり聴き込んでない。

個人的な希望では、
【These Days】のような大人でも聞けるアルバムを
今後も発表していって欲しいところ。
今晩は、MTVでBon Joviの特番が放送されて
11月には20周年記念BOXセットが発売されると
告知していた。
これは未発表曲を中心とした5枚のCDと、
舞台裏を収めたDVDのセットらしい。
日本では、また何度目かのBon Joviブームが
起こりそうな予感。


2004年09月02日(木)



 プレゼン と 引越し

【Tokyo Doll 2-no kimono-】展のプレゼン。
朝9時半からという、夜型泣かせの会議。
Bitsからはカズが来れないので、Yumiが代理で出席。
ウチまで迎えに来てもらい
一緒に歩いて会場であるDesign Exchangeへ。

去年のTokyo Doll以来、久々のDX。
ディレクターのElise、館長のサマンサと再会。
「痩せたんじゃない?!」
と心配される。
大丈夫。高校時代から1キロも体重変わってませんから。

ひとまずコーヒーブレイク。
元領事館のDONがいるではないか!
領事館を辞めて、今は国連の機関で働いてるという。
う〜ん、出世だな。

昨日、電話で話したハロウィンパーティーの隠し玉
デボラとアーロンと対面。
思ったよりも気さくな連中でホッとした。
NOWマガジンのディレクターとも初めて挨拶を交わす。
アートのディビジョンの人ではないが
オイラの事は知っててくれた。
今年の読者人気投票にも、すでに何票か入ってるらしい。
え、まじっすか?
今年「も」、特に活躍した憶えはないのですが…。









プレゼンが始まるとRafiはやっぱり緊張していて
昨日打ち合わせたものの半分も説明できず。
手短に打ち切って、メイン会場である2階のホールへ。
DXは、かつてトロントの株式証券取引所だった建物。
2階のホールは当時のまま残されていて
アールデコ調の内装が素晴らしい。
そして、デカイ!











オープニングはここでファッション・ショーと
レセプションパーティーが行なわれる。
いやはや、待ち遠しい限り。

プレゼンはそこで終了し、
オイラは残ってRafiとデボラと3人で
近くでコーヒーを飲むことにした。
ハロウィン・パーティーの事とか打ち合わせつつ
帰りがけにQueenのPages Bookに立ち寄り
皆で立ち読み(笑)

スタジオに戻っても、まだ昼前。
長い一日だ。
これから居候クミとR子の引越しを手伝うことになっている。
タクシーを捕まえて、2人の荷物を積み込み
それぞれの新居へ向かう。
偶然にもこの2人、5分と離れていない場所に
部屋を借りたので引越しも楽。
滞りなく終わった。

夜、久々に一人で食事をする。
止まっていたウェブサイトの構築をしつつ
冬の【Jazzexchange】の為の名刺をデザイン。
今まではクミが居たので
あまり夜遅くまで作業しないようにしていたが
一人に戻って、一気に夜型に逆戻り。
朝まで突っ走ってしまった。
さすがに眠い…。


2004年09月01日(水)
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