-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 コーヒー談義

朝10時、【Tokyo Doll】スポンサー某企業の役員とコーヒーを飲む。近場にセカンド・カップというカナダのコーヒーチェーン店があったのに、彼はどうしてもスタバがいいと、わざわざ10分歩いてスターバックスへ。

カナダ人にしてはコーヒーに拘るようなので、理由を尋ねると「昔、スターバックスでコーヒー豆のバイヤーをしていた」という。へぇ!そりゃ面白い。俺もコーヒーに関してはウンチクと拘りがあるので、暫しコーヒー談義に花が咲いた。

俺はコーヒー豆の品質よりも、淹れる人の技量によって安い豆でも充分おいしくなると思っている。お湯の温度、湯を注ぐ角度、蒸らし時間、フィルターの装着方法だけでも味がガラッと変わるのだ。この話に納得しつつも、彼は「重要なのは水だ!」と言い切った。

ご存知のように、水には【硬水】と【軟水】がある。水の中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量によってそれらが分けられるのだが、ヨーロッパ・アメリカのほとんどが【硬水】。日本は【軟水】の国。

【軟水】は紅茶や緑茶の抽出に適しており、まろやかで甘みをよく引き出します。ヨーロッパの中でもイギリスだけ紅茶文化が発展したのは、イギリスは日本と良く似た【軟水】の国だからだそう。

一方【硬水】はコーヒーの抽出に適しており、カフェインを抑え、コーヒー独特の強い苦味とコクを引き出します。よって、ヨーロッパや北米で飲むコーヒーは日本で飲むより「美味い!」らしい。

でも、俺個人としてカナダ・アメリカで一度も美味いコーヒーに出会ったことがないのはどうして???やっぱり日本で育ったから【軟水】で淹れたマイルドなコーヒーが肌に合ってるからだろうか?ま、あくまで好みの問題もあるからね。

でも【軟水】と【硬水】の違いだけで、味が全く変わってくるとは初めて知った。今度ミネラル・ウォーターで試してみよう。


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12時にRafiとミーティングをこなし、午後からカーロスと庭造り。明日からラスベガスへ行くらしいので、ある程度まで庭の整備を終わらせないといけない。二人とも泥だらけになりつつ、夕方6時まで頑張る。

カーロスの脇腹に縫合の跡があったので聞くと、「25対1で喧嘩になった時に刺されたんだ」という。でも全員病院送りにして、駆けつけた警官に「お前は宇宙人か!?」と笑われたそう・・・・。確かに地球人では無い気がする。今、公開中の映画【Hulk】の主人公にそっくりだし(笑)

2003年07月31日(木)



 45万人!!!

スンゴイ事になってたよ、SARSのベネフィットで開かれた今日のローリング・ストーンズのコンサート。アート・ショーが中止になったから自宅で見てたんだけど主催者発表によると45万人(!!)もの大観衆が詰め掛けたらしい。あの伝説的なウッド・ストック・フェスティバルが3日間で40−50万人だったから、もしかしたら何かの記録を作ったかもしれない。

事前に心配されていたのは、バスや地下鉄などの許容量を越えてしまうので、コンサート終了後は「徒歩で帰宅することを薦める」という警告が出ていたこと。一時間あたり5万人の輸送量のところ、約10倍もの観衆が一気に殺到するわけだからね。けど、TVニュースを見ていた限り、大きな混乱は無かった様子。

45万人の観客がまるで地平線のように広がっている光景は、TVで見ていても鳥肌もんだった。やっぱ、音楽ってパワーあるわ。

そんな大行事の最中、俺は朝からトラブル続き。緊急のTELで目覚めてからというもの、本当に10分に一本電話が鳴るような事態が午後まで続いた。

雑誌に掲載される【Tokyo Doll】の広告ファイルが、クーリエのミスでまだ到着してなかったり、午後に〆切の別雑誌の広告に、急遽もう一つスポンサーが加わったり、そしてそのロゴを入手するのに相当苦労したり。それからまた広告をレイアウトし直したり。

俺とRafiもテンパってたけど、総合コーディネーターとして雑誌との連絡を一任しているシャンドラ嬢も相当グロッキーだった。あらゆる手段でコミュニケーションを図ってたので、ウチの電話も携帯もFaxもメールも全てフル活用。例えば、電話が繋がらなかったら携帯に、それがダメなら手書きでFaxに、それもダメならメールでという具合。こんなの通常あり得ない。

そんな状況だったので、本当は午後から友達の引越しを手伝うはずだったけどキャンセルした。でも夕方から、どうしても外せない個人的なミーティングがEglintonであったので、それまでに何とか仕事を片付けた。

夕方、クライアントであるCさんに車で拾ってもらいEglintonへ。8月初旬までに特別注文された絵を完成させないといけないので、一度本人に会ってスケッチを取らせてもらうためだ。色の好みや希望を聞いて、資料写真をたくさん撮る。

ダウンタウンに戻り、友達と合流してディナーへ。帰宅してからは【Tokyo Doll】ウェブサイトのリニューアル案の作成。これも週末までに仕上げないと・・・。

2003年07月30日(水)



 緊急ですか?緊急です!

朝から電話の洪水で窒息寸前。電話のベルで眠りから覚めるのは、あまり健康に良くないと確信したね。

だいたい朝イチで電話くれるのは、非常にマトモな生活をしてらっしゃる方々で、マトモな用件である場合がほとんどだから、オイラみたいな夜型低血圧人間が、起きぬけに気の利いた返答ができるわけがない。

今日は、緊急の予定変更が多くて、午前中は顔を洗う暇もなくPCの前に釘付け。昼に届ける予定の【Fuse Magazine】用の広告にミスが発覚して、急遽手直し。そして数日後の【Canadian Art】誌の広告にも変更が。

更に、エクスプレスのクーリエでも間に合わない郵便物が出てきて、それを401Richmondまで走って届けた。Oh...こんな忙しい午前中は久々だ。午後からカーロスと庭造りの予定だったのを遅らせてもらって、何とか全ての用件をこなした。

午後2時にようやくカーロスと合流。いきなりポルシェで現れてビックリ!新車じゃん!試運転を兼ねて、Richmond Hillまでドライブ。途中、石材屋に寄って庭に敷くブロック類を注文。

「腹減ったね」ということで、カーロスお勧めのホットドッグ・スタンド(笑)で昼食をとる。今日は二人きりだったので、お互いのプライベートの事を色々と話した。これって、普段は寡黙なカーロスだけに意外だった。

夕方まで庭の測量をして、設計図を書き直す。途中でRafiから緊急のTELが数回入ったので、早めに切り上げてもらってダウンタウンに戻った。

MoonBeanでRafiと落ち合ってミーティング。だんだん【Tokyo Doll】に関わってくれる協力者が増えてきてるので、ちょっとした連絡ミスが思わぬトラブルを生むんだな。

今日はNew YorkとL.A.から重要な電話が入ってたにも関わらず、俺もRafiもそれを取ることが出来なかった。今まで俺の携帯番号をシークレットにしておいてもらってたけど、もう限界。とうとう皆に教えることにした。それから、オフィスに常にスタッフを置くことも検討しなきゃいけない。

帰宅してからメールをチェックすると、【Bit's】次号のアートコラムで取り上げるアーティストからも「緊急で連絡を取りたい」とのメールが数回・・・。今日はそういう日なんだな、きっと。

2003年07月28日(月)



 Montreal

リンゴ最高!!

24日にCasino Ramaで観たリンゴ・スターのコンサートは、そりゃ もう生で観れただけでも感動だけどパフォーマンスも最高だったので言う事なしです。ただ、アンコールが無かったり、客の年齢層が高かったので、あまりドッカーン!という盛り上がりは無かったけど個人的にはお構いなしに終始歌いっぱなしで楽しみました。

コンサートが終わったのが夜11時。そこから車を走らせ、一路モントリオールへ!だけど、朝4時に辿り着いた首都・オタワで軽食を取ったあと、やっぱり力尽きて公園に車を止めて仮眠した(笑)

一時間ほど寝て、早朝モントリオールに着く。街並みは、イメージしてたよりもずっと古めかしくて、所々にある教会を中心に街が広がっていった様子がわかる。

早速入ったカフェで「ボンジュール」と声を掛けられ、ここはフランス語圏だということを思い出した。そんで、俺も初めてフレンチに挑戦「カフェ・モカ シュルブプレ?(カフェモカ下さい)」(爆) 何てビギナーなフレンチ!

先日のMoccaオープニングで知り合った Pierre-Francoisのギャラリーを訪れ、モントリオールのアートシーンについて色々と聞く。また、そのビルはギャラリーが数十軒も入った総合ビルだったので、他のギャラリーにも紹介してくれて交流を深めることができた。ラッキーです。

その後、Pierreに紹介してもらった街外れのギャラリーや旧市街のギャラリーを廻ったり、現代美術館へ行ったりした。ノートルダム通りも少し散策したけど、結局ノートルダム教会へは入らなかった。

その日の夜にはトロントへ帰ろうと思ったけど、予想以上に疲労がキツかったので、急遽宿を取って一泊することにした。

ほんの短い時間の滞在では、本当のモントリオールの魅力が分からないけど、それでも雰囲気やトロントとの違いを実感することが出来て良かったと思う。次は、もう少しフレンチを勉強して(笑)、長く滞在してみたいね。


2003年07月27日(日)



 RINGO!!!!!!!!!!!!!!!

突然ですが、明日からモントリオールへ行ってきます!正確に言えば、明日の夜にオンタリオ北部にあるCasino Ramaにて【リンゴ・スター】!!!のコンサートを観てからモントリオール INです。

へへへ、Ringo Starrですよ、リンゴ・スター! 残るビートルズはリンゴとポールの2人だけ。どーしても生きてる間にお会いしたかった!しかも、2001年に同所で予定されてたコンサートがキャンセルになっていたので、今回ワールド・ツアーの初日をわざわざココに指定したんだよね。くぅぅ〜!泣かせる!

ニューアルバムの『Ringo Rama』というタイトルも、今回の会場であるCasino Ramaに引っ掛けてるような気もするし、しかも世界ツアーの初日だし、これを見逃したらビートルズ・マニア失格だと思ってチケット取りました。

その会場であるCasino Ramaだけど、トロントから北部へ車で2時間という遠さ。ほとんどアルゴンキン・パークですよ。交通手段が車だけなんで、わざわざこの為にレンタカーを借りました。それだけで返すのは勿体無いし、丁度モントリオールで仕事の話もあるので思い切って行くことにしました。

トロントからモントリオールへは車で約7時間。リンゴのコンサートで燃え尽きた後に、果たして辿り着けるかどうか微妙だけど・・・。睡魔にガッツリ襲われたら、途中のオタワかどこかで一泊しようかな。戻ってくるのは26日です。

【Tokyo Doll】で忙しい最中に脱出するのでRafiは呆れてます。なので、明日・明後日の仕事を片付ける為に、今日も来てもらって片っ端から処理しました。夜に【Bit's】のカズさんがやって来て、諸々の相談。


さて、今夜は早めに寝ないと!



2003年07月23日(水)



 【Tokyo Doll】のAD展開

【Tokyo Doll】の一般公募ADが掲載された雑誌が届いた。日本では既に発売されていて、早くも問い合わせのメールが数件きてます。

この広告を掲載するにあたって、雑誌側と何度か話しをしたんだけど、心配していた色のバランスがやっぱり良くない。もし俺が日本に住んでいたなら、発売前に色校正を見ることが出来て、こういった不満もないんだろうけど、先方も海外からの注文は稀なので、どう対処すれば良いか戸惑いもあったみたい。すでに出版されてしまったので、これ以上どうしようもないけどね。

夕方、Rafiに来てもらって打ち合わせをした。今度はカナダのアート雑誌に掲載される広告について。カナダは広いので、各都市ごとに様々なアート雑誌が発行されてる中、唯一全国誌と呼べるのが【Canadian Art】誌。取り上げてくれるらしいんですよ、Tokyo Dollを!

もう一冊は、トロントのオルタナティブ雑誌【Fuse Magazine】。去年のHYPE TOKYOの時は、散々アプローチしたにも関わらず、掲載に至らなかったけど、今回見事に広告スペースGETです!

新聞や週刊紙などは、まだ先送りにしてとりあえず月刊誌・季刊誌を押さえにいってるので、どんな大きさのスペースが取れても良いように大小各種様々なADデザインを用意する必要がある。Rafiとレイアウトの重要なポイントだけ決めて、あとは色々なパターンを試してみることにした。

2003年07月22日(火)



 お盆

もうすぐお盆の時期です。いきなり「何だ!?」と思うかもしれないけど、昨年一月に父が亡くなって、早くも二度目のお盆。日本の家族は、法事を済ませるために故郷である北海道へ旅立っていて、今日も報告のメールをもらいました。

我ながら、不出来な長男です。父の葬式には出席できたものの、その後の法事には何一つ出席することなく今日まで来てしまった。俺の代わりに、義兄に代役を務めてもらったり、せいぜいインターネット注文で献花するくらいしかできないのは何とも歯がゆい。

同じように海外で暮らしてて、思うように日本へ墓参りできない人達はどうしてるのだろう?ふと、そんな事を考えてしまった。

父の遺影や簡易仏壇みたいなものは持ってるし、父への祈りはどこにいようとも関係ないが、母や姉にすべてを押し付け、長男としての責任、役割を何一つ果たせてない自分への憤りと焦りを感じる。

2003年07月21日(月)



 英語でチャット

カーロス道場の日。今日は大盛況で、新顔がずいぶん沢山いた。と言っても自分だってまだ数ヶ月しか通ってないけど。

最近は、立ち技よりも寝技の練習が楽しい。ほんの少しの角度や力の入れ具合で関節が極まるんだけど、ちょっとでもポイントがズレてると、形は決まってても全然極まらないんだ。そのコツを得る瞬間が至福だ。

寝技練習の仕上げに、カーロスとスパーリングをやって、初めて一本取った。もちろん手加減してもらってるから本気では敵わないけど、戦いの中でどうやって技を繋げていくかという感覚を少しずつ学んでる感じがする。

その後、ボクシングの練習に入るが、打って変わってどうも調子が悪い。いつもよりスタミナが切れるのが早くて、1ラウンド3分が異様に長く感じられた。みんなに「タバコ止めて、マラソンしろ」と言われた。その通り・・・。

夜、【Tokyo Doll】のFundraisingイベントのミーティングを、インターネットのチャットでやった。英語を書くのも喋るのも苦手だけど、どうやらチャットは違うらしい。単語を並べるだけでも通じるし、もしかしたら普通に会ってミーティングする時よりも意思の疎通が出来るかも!?

で、チャットをやりながら書類を手直しして、直ぐにそれを相手に送る。それを見た相手がすぐに意見を書いてくる。そんなやり取りを2時間くらい。世の中便利になったとはいえ、それを使いこなす機会はあまり無いけど、今夜はかなりお世話になった気分。


2003年07月20日(日)



 Fundraisingその後

昨夜のカフェ・トモレノン営業明けで、昼まで爆睡してしまった。彼女の部屋の改装を手伝いに、友達が来たので、仕方なく起きだして参加。壁のペンキ塗りはほとんど終了。あとは床をひたすら磨くのみ!

夕方、皆で友達の誕生パーティへ。いつも通りダラダラ過ごす。

10時過ぎに、一度抜け出してRafiと共にクラブ【Una Mas】へ顔を出す。今夜のパーティをオーガナイズしてるRosannaと打ち合わせをする為だ。8月の【Tokyo Doll】ファンド・ライジング・パーティーを彼女がオーガナイズしてくれることになったし、その旦那であるTerryが展覧会カタログのデザインを担当することも決定した。

【Una Mas】へは久々に行ったね。前のオーナーだったAkiさんが引退してからは、全く近寄ってなかったから。客にとってはオーナーが代わろうが、いい音楽と空間があれば良いのだろうけど、俺の基準ではオーナーの人柄が良いことが一番のプライオリティ。

デザイナーのTerryとはギャラリーやパーティーの場で何度も顔を合わせていたものの、ちゃんと喋るのは初めて。いくつかデザイン・アワードをもらった事は知ってたけど、よく見慣れたアノ広告も彼がやってるとは知らなかった。とてもナイスガイ。

0時に差しかかり、音が大きくなってきたので、Rosannaと8月の大まかな概要を決めて【Tokyo Doll】のレターヘッドを預けて退散。この先のオーガナイズを彼女に託す。

そっからまた誕生パーティーへ戻って飲み直し。

2003年07月18日(金)



 Moccaオープニングand More

Mocca(カナダ現代美術館)にて【Damage Control】展オープニングに出席。今注目してるアーティストであるPaul Butlerが参加してることから、雑誌【Bit's】のコラムでも取り上げさせてもらった。

Paul Butlerは写真をコラージュした上に、メッセージを追加する手法を得意としていて、一見AD広告風なスタイルの中にも強いメッセージ性を持った作品だ。左の写真ではないけど、大好きな【Heal Yourself】が展示されてた。

前記の取材にあたって、先日キュレーターのCamilla Singhにスタジオまで出向いてもらって話を聞いたことで、また新たな知人の輪が広がった。例えば来週行くモントリオールのギャラリストとか、出版関係者、9月にSPINでやるアーティストとか。

彼女はとにかく顔が広い!自身もアーティストであるから今週の【Eye】マガジンの表紙と特集を組まれてて更にビックリ。展覧会のアーティスト本人よりも彼女の存在自体がフューチャーされてたし。で、雑談の中から生まれたプロジェクトを、今後2人でやる事になるかもしれない。これは後日また詳しく。

SPINのJunoとStuも、9月にやるアーティストを引き連れて来場。そこでちょっと立ち話し。その後も予定があったので、今日は早めに退散。

ダウンタウンに戻って、Queen x Bathurstにあるクラブ【Holly Joes】へ。先日Annex Patio ShowでRyanに紹介してもらったRich Lowenbergのバンドのライブがあった。RafiとMihokoを誘って鑑賞。

彼のWebサイトで幾つか曲を聴いて、正直あんまり良いとは思わなかったけど、実際の演奏を聴いてびっくり。上手いじゃん!特にRichのギター・ワークは非凡な才能を感じさせた。チェロとバイオリン、ドラムを配したバック・バンドもユニークだし、これはひょっとしたら化けるかも!?

ライブが終わって、RafiとMihokoさんがウチに来た。朝7時までカフェ・トモレノンを営業(笑)っつーか、朝までトーク。


2003年07月17日(木)



 姉さん、キャンセルです。

な〜んと、とんでもない事が起こった!7月30日に参加予定だったOutdoor showが突然キャンセル!

あのローリング・ストーンズをはじめ、10数組のバンドが出演するトロント史上最大の野外コンサート会場にアート・マーケットが設置される事になっていた。しかし、日を追うごとに予想観客数が膨れ上がり、TVや新聞でも連日「大変なことになる」と煽るもんだから、主催者のモルソン・カナダはマーケットの設置が危険であると判断したらしい。

昨日、慎也さんにも言われてニュースを見てみたら、【交通機関は徒歩!】とか【寝袋持参】とか【徹夜組】【ペットボトルは2本まで】【病人は必ず診断書を携帯】などといった単語が乱れ飛び、尋常じゃない様相を呈していたので(笑)ある意味納得。

でも、とにかく残念!海外の野外フェスの開放感ときたら堪らないものがあるし、20万人規模のなんてそうそう無いから。まして、そこで絵を展示できるチャンスなんて今後またあるのだろうか?!

日本にいて、音楽漬けだった頃の憧れは、何と言っても海外で行われる野外フェスティバルを観ることだった。

初めて行ったのが、1997年にバンクーバーのUBCで行われた野外フェス。午前中はガラガラで、シートに寝転がって日焼け出来たのに、陽が暮れるにしたがってドンドン客足が増え、トイレに並ぶのに30分も掛かったりした。

で、大好きなシェリル・クロウやLos Lobosが出るころには8万人に増え、トリのTragically Hipが出た真夜中過ぎには10万人を越えたとのアナウンスがあったのを憶えてる。

午前中は、清々しい空気の中で寝転がって音楽を楽しみ、持ってきたランチをパクつく。沈みゆく夕焼けを背に、小高い丘へ移動して遠くからステージを眺める。最後は最前列まで突進して、真夜中過ぎのカオス状態を味わう。野外フェス独特の時間の流れに身を任せた一日だった。

今回キャンセルになったので、客として行こうかとも思うけど、何だかテンションが下がってしまってる。

来週、モントリオールへ視察に出掛けるついでに、Casino Ramaでリンゴ・スターのコンサートへ行ける事になったからかもしれない。やっぱり、こっちが野外フェス以上に大事。

残るビートルズはリンゴとポールの2人だけ。ジョンもジョージも生きてる姿を見ることが出来なかったので、この2人だけは追いかけ続けます!しかし、世界ツアーのスタート初日がトロントとは、リンゴとは縁がありますな!


2003年07月16日(水)



 マーケティング不要!

午前中Rafiと郵便局へ。スポンサーのパッケージを更新したので、各社へ発送した。

同じ業種のスポンサーでも、ターゲットはそれぞれ異なるし、ベネフィット(利益)の捉えかたも全く違う。それに対してこちらも結構神経を使うわけだ。例えばビール会社のアサヒとサッポロが協賛した場合、どちらか一方には会場で配布するビールを提供してもらうが、もう一方にはビール以外での協力を要請しなければならない。ビール会社がビールの提供以外で貢献するのは難しい。が、そこを捻ってアイデアを提示していくことが必要になる。

昨晩、それぞれのスポンサーへの手紙を書いてる時に、これが本当に頭痛の種だった。大企業ともなれば、マーケット部門もしっかりしてるし、ありきたりの提案では却下されてしまう。長い時間インターネットであれこれ彷徨っていたんだけど、ポンッ と一つのヒントが舞い降りてきた。

ある部分までは、マーケティング(市場調査)の力が必要で、確かに求めてるターゲットや年齢層に向けて撃ち込むことは必要。けれど、マーケティングという言葉に捕われすぎて、「商品とは何ぞや!?」という問いかけがスッポリ抜けている自分に気付いた。

商品の魅力なしに、マーケティングは成立しない。では、その商品の一体どこが人々に訴える力を持っているのか。そこを自分なりに解釈し、ある意味でマーケティング一切無視の方向から提案させてもらうことにした。

協力するからには、失敗は許されない企業側の考えとは、相反するところが多いけれど、逆に新しい協賛のあり方がここから生まれるかもしれない。そういう想いで手紙を書いた。うまく伝わって欲しいなと思う。

午後からカーロスと庭造り。山林まで分け入って、巨木を根っ子から掘り起こして除去。重さ100Kg以上はあると思われる巨木を、地面から引っこ抜く彼は尋常ではない・・・。

そんなパワーのない俺は、周りをスコップで掘り起こし、根っ子をナタで切断しながら丁寧にやっていると、「Hey, Bad boy. 日が暮れますよ」と言いながら強引に引っこ抜いていく。そんな芸当できるの、アンタだけだから。

最近、めっきりトレーニングづいてるので、二の腕がどんどん太くなってきてる。チビTとか着ると、腕のところがパツパツになってしまって逆に恥ずかしいんだけど。

それから、カーロスの次の【PRIDE】マッチは10月の大会に決まった様子。相手は某日本人選手とか。チャンスがあったら日本へ付いて行きたいなぁ。無理そうだけど。

2003年07月14日(月)



 今日の道場

今日は珍しく時間通りにカーロスの道場へ到着。しかし、田中郡弾腸(軍団長)をはじめ、いつものメンバーが誰もいない!

カーロスの部屋へ行くと、見慣れない3人が着替えの最中。何でも、カーロスのファンだった彼らが偶然街で彼を見かけて、サインを貰ったことが切欠で今日初参戦となったらしい。Ed, Hendricks, Floydという三兄弟。

それから俺とは初対面の、寝技の達人 ソー君との6人で練習開始。間もなくカーロスに緊急の電話が入り、練習中断。結局カーロス抜きで、ソー君に寝技を教えてもらって終了した。三兄弟と、それぞれスパーしたんだけど、全くの素人だから加減しながらやるのに疲れた。かと言って、手を抜くと向こうは本気だからこっちが怪我しちゃうし。こういうのが一番難しい。

ダウンタウンに戻って【Bool Net】へ。偶然【Bit's】のカズさんも来てて、そこから小一時間くらい立ち話し。彼は、数少ない俺が認める若者。久々にマジ・トークで盛り上がった。

2003年07月13日(日)



 SPINのOpening

S.P.I.N. Galleryでのオープニング。先日Junoから、「Benoit Saitoという日系人だから是非紹介したい」と電話をもらっていた。

会場に入ると、すぐに長身のDon Christieが目に入った。トロント総領事館の広報で、【Tokyo Doll】の交渉にも一枚噛んでくれてる人物。その隣で話してるのがアーティストのSaitoだった。

Junoに紹介されるまでもなく、その輪の中に割り込む。Saitoは、日本人の父親とフレンチ・カナディアンの母親を持つJapanese-Canadian(カナダ生まれ)。当然日本語は全く喋れない。父親は著名なアーティストで、彫刻家として知られているから、彼はサラブレッドだ。

精密で、独特の質感をもったSaitoのリトグラフ作品は、絵画と呼ぶよりオブジェと言ったほうがしっくり来るほど重さを感じさせるものだった。現在、オタワに住んでいるとの事で、オタワのアート・シーンについて盛り上がる。

で、奥のオフィスで資料とか見せてもらってたら、「日本人デスカ!?」と話しかけられた。彼はBack galleryで展示中のアーティスト Jonathan Savoieだった。「何で日本語話せるの?」と聞くと、2年ほど日本でフリーランス・カメラマンをやっていたらしい。

ここでJunoも混ざってきて、Jonathanは日本の【Pen】や【Brutus】、【Esquire】などと契約してるカメラマンということを知る。展示してる作品も、モチーフに日本の観光客を取り入れてたのも、その影響だろう。歳も近いので、今度飲みに行こう的な会話になった。

記念にSaitoとJonathanのツーショットを一枚。


2003年07月12日(土)



 どんよりした一日

最近トロントの天候が悪い。気温が低いし雨も多い。今日も午後から急に雷雨になったり、晴れたりの繰り返し。

Rafiのオフィスで【Tokyo Doll】のミーティングをやってても、今ひとつ集中できない。何度もポーチへ出て煙草を吸った。

Fundraisingパーティーを、専門のオーガナイザーに委託するかどうかで意見が分かれる。俺は多少費用が掛かっても委託するのを望んでる。会期まで2ヶ月余り、パーティーに手を焼いてる暇は無いからだ。

夕方になっても、雨→曇りの繰り返し。今夜は、お世話になっている松本社長の誕生パーティーがある。Queenのスタジオからほど近い、会社の駐車場が特設会場になっていた。とりあえずタダ飯し食いまくり。

出し物のビーチ・バレーに強制参加させられた後、こっそり抜け出してKのコンドへ向かう。こっちでも別のパーティー。夜中までダラダラくつろいでしまった。

あ〜、天気が悪いと何だかダメだ・・・。と、天気のせいにする。

2003年07月11日(金)



 Energy

午前中にRafiとミーティングして、午後からまたCarlosの庭造りの手伝い。今日は友達2人を道連れにしてみた。雨が降り出して、ドロドロになりつつも8時まで作業した。結構いい感じになってきたぞ。

去年わざわざトロントに来てもらって、作品を見てもらった事があるクラフト&アートのショップのSさんから電話があった。すっかりご無沙汰してたんだけど、「準備が整いました!」というメールが来てたので「いよいよ来たねー!」と思っていたところだ。

恐らく、ここまでの道のりは苦労の連続だったと思うけど、全くそれを出さない姿にプライドを感じました。

彼女のショップは、カナダに住むアーティストのハンドメイド作品を、日本へ向けて販売するオンライン・ショップである。ありそうで中々無い、あったとしても商業化されたものばかりのこの分野だけど、彼女の凄いところは全てのアーティストを自力で発掘したこと!

自分でアーティスト一人一人とコンタクトを取り、それこそ西から東へカナダを横断して、自ら出向いてアーティストを選んだところにあると思う。かく云う俺もその一人なんだけど。そのお陰で、実際にお会いした上で作品を預けても良いのかどうかの判断を下すことが出来た。

そういう情熱を持った人だから、彼女の周りには親身になって協力してくれる人々がいるのだろうし、俺も協力したい!と思ったんだろう。電話で話していて、いくら時間があっても足りないな、と思うくらいのエナジーをしっかりと感じた。

理屈ばっかで行動が伴ってない近頃のワーホリ君とか、若者(!?)とか、エナジー感じさせる奴って、俺の周りにほとんど居ないけど、少しは彼女を見習え!って感じだよね。だって、それが人を動かす力なんだから。

ショップには、まだ俺の作品は出てないけど是非見て下さい。
http://canadianartsandcrafts.com

後日、俺の作品が入ったらまた改めて紹介させてもらいます。

2003年07月10日(木)



 庭造り

朝6時に起きて、FinchにあるCarlosの家へ向かう。トレーニングの一環として知人の家の庭を造るというので、それを手伝うことになっている。

とにかく人手が足りないというので行ってみたら、同じく道場に通うBrianとそのお爺ちゃん、そしてCarlosと俺の4人だけ。ひと目見ただけで、庭の状態も瓦礫の山で最悪なのが分かって、ちょっとやる気なくす(笑)。



Brianと俺は、冗談を言いながらダラダラ作業してたんだけど、さすがはCarlos、黙々と瓦礫の残骸をゴミのコンテナに運び出し、しかも隙間無くキッチリ積み上げた。こういうのって性格出るよね〜。もし俺だったら、隙間だらけでもガンガン積んじゃうけど、キッチリ詰めてくれたお陰でコンテナにもまだまだ余裕があるもん。

12時にランチを買いに近くのモールへ行く。Carlosは水とアイスクリームだけ。俺とBrianは横で特大のハンバーガーをパクつく。次の【PRIDE】とか、試合も決まってないのに普段から食事を節制してるんだな。

8月の【PRIDE】ミドル級GPについて話してて、一回戦で桜庭とシウバ、吉田と田村が決まったと言ったら驚いてた。注目する選手は「UFC出身のリデルかな」だって。Carlosは次いつやるんだろう?

また作業に戻って、朝は山のようにあった残骸の90%を処分した。そんで俺はミーティングがあるので4時頃に離脱。また明日手伝いに行く予定。

Spadina x Bloorの【Bit's】マガジンのオフィスでカズさんとミーティング&その他諸々。

2003年07月09日(水)



 感動したメール

今日、感動するメールをもらった。

去年主催した【Let's Have a Dream!】という平和イベントを訪れた観客の一人が、日本へ帰った後で友達に「感動した」と伝えてくれたことが発端。

その友達は交通事故で義足生活となり、夢であったバレリーナを諦めかけていたという。友達から【Let's 〜】の話を聞いたあとで期間中の日記を全文読んでくれて、それをプリントアウトして大事にしてくれていた。それを、辛いリハビリや生活の不自由から逃げ出したくなった時に、読み返しては涙を流したというのだ。

その彼女が、ついに“最初で最後のオーディション”を受けるという知らせがあった。彼女は自分の意志で「これが最後のチャレンジ」と決めている。手紙にはこう記されている


**********************
『お会いしたこともないのに、tomolennonさんの日記の最後にあった「今日、ここに夢の一つが現実となりました。本当にありがとうございました。夢は叶う!夢をもとう!」という言葉に涙しました。夢も何もかも諦めていた私が、●●というバレエのオーディションを受けるという夢をもつことができ、それがいよいよ来週に迫り、こうして貴方にメールしています。自分が求める理想のバレリーナにはなれない体なので、これが最初で最後のオーディションと決めています。でも、私は一度でいいから貴方が日記に書いた最後の言葉を体験してみたいのです。夢が現実になること、夢は叶うこと、夢をもつこと!貴方のメッセージが私をここまで導いてくれました。一言、ありがとうと言わせてください。』
**********************


読み終えてから涙が出てしまいました。書き終えたまま、ずーっと過去に置いてきた日記が、こんな風に読まれてるとは予期もしなかったし、遠く離れた場所でも、しっかりとメッセージを受け取ってくれた人がいると、ここまで実感できたのも初めてのこと。

自分でも、改めて日記を読み返したりして【Let's Have a Dream!】のメッセージは間違ってなかったんだな、本当にやって良かったな。と、今更ながら振り返ることができました。

オーディション、楽しんでください!そして実感してください、夢が叶うということを!


2003年07月08日(火)



 インディとメジャー

毎年Bloor x Spadinaの商店街で開催され、今年で5回目になる【Annex Outdoor Patio Art Show】。以前、一度だけ出たことがあるけど、もう何年も見に出掛けてなかった。今年は知り合いが出てるので見に行くことにしました。

カフェやレストランだけでなく、一般の小売店の店頭までもが会場となって、絵や写真をディスプレイできるこの展覧会の主旨は大好き。ただ、俺が出た第2回の頃は、わりと有名なアーティストとか、前衛な奴がいっぱいいたけど、今回ざっと見た感じでは「ヌルイなぁ・・」という印象を受けたのが残念。

こういうAnnualのイベントって、面白いのは最初の2−3回までだよね。その後になると、参加者もだんだん馴れてきて、「こうすればいいんだ」みたいなマニュアル通りに事をすすめがち。そうなってくると日曜画家みたいのも参戦してきて、単なる発表会みたいな雰囲気になってくる気がする。それがダメって言うんじゃなくて、俺はイヤってだけ。

この主催者のRobinを個人的に知ってるんだけど、彼の理想とか運営のための努力とか、共感する部分も多いから尚更そう思った。元々彼は、前衛的な考えをする人で、「それはマズイだろう!?」っていうような事を平気でする、突飛な発想の持ち主。

そういう他の人にはない発想が【Annex Outdoor Patio Art Show】を生んだのは間違いない。しかし、毎年恒例の行事となると、市や商店街との軋轢もあるし、堅実に運営することを余儀なくされるのも想像に難くない。

その証拠に、以前は全くの自由だった展示方法・場所などが、店によって規制されて、決められた場所に配置するようになっていた。それに、路上販売法上の問題からか、作品の直接の販売が禁止されていた。

一見、年々イベントが整備されて秩序だっていくかのように見えるけど、初期のような無法地帯だったからこそ生まれるマジカルな雰囲気が失われていくのも事実。

来週、トロント市庁舎前で開かれる【Toronto Outdoor Art Exhibition】も毎年恒例のアーティストのオンパレードだし、目新しいものは期待できない。一度、応募して落選したので、イヤミじゃないけど去年も今年も応募してない。

先のことは分からないけど、今はまだ権威化されたものや、整備された所じゃなくて、もっとインディペンデントなパワーがあるところに惹かれる。音楽で言えば、メジャーの実力をもったインディ・バンドみたいのが理想かね。

2003年07月05日(土)



 Fundraising Party

午前中よりRafiとガッツリ【Tokyo Doll】のミーティング。ここ数日の休憩モードを脱するべく、次の展開を計画。まず一つ目として、8月下旬に“Fundraising”パーティを行うことを決めた。

“Fundraising”(資金集め)という日本では聞きなれない言葉だけど、こちらでは毎日のように様々な形のFundraising Partyが開かれている。

過去に俺が行ったことのあるFundraisingは、火事で家が焼けた友達のために行った、入場料一人$10のパーティ。立食の軽いフードがあって、ドリンクは別料金。その入場料は友達が新しい家具や部屋を借りる為の資金になるようなものだったり、映画監督志望者が、短編映画の資金をつくるため、クラブを一晩借切って開いたパーティとか。

先日のジャーナリズム・アワードも、一席$300がそのまま次期の開催費用に当てられるので、一種のFundraisingと呼んでもいいだろう。まぁ、個人や企業問わず、毎晩のようにどこかで開かれてるものだ。

【Tokyo Doll】の場合、ほとんどの資金を俺とRafiが持ち出しているので、展覧会までは常にギリギリで生活してたりする。企業からのスポンサーシップは、広告や印刷といった大口の出費へ消えてしまうし、審査員との交渉や招待の為の出費もすごい。

給料なんてものは無いし、展覧会が終わってみて、収益が出なけりゃ一円も儲からない。もちろん、損しないように考えて予算を組んだりしているけど、こればかりは終わってみないと何とも言えないんだな。

去年、【HYPE TOKYO】と【Let's Have a Dream】で100万単位の赤字を出してしまった俺としては、こういうイベントが儲かるとは到底思えない。が、しかし意味のあることだと納得してやっている。

そんな事情もあって、【Tokyo Doll】のFundraising Partyをやることにしました。日本に馴染みのあるバンドやDJも呼んで、誰が来ても楽しめるものにしたい。


2003年07月04日(金)



 Galleryは大盛況

今回の【Bit's】で取り上げた“Water Project”のオープニングが数軒あるので、久々にQueen Westのギャラリー街へ。

「おいおい、まじかよ!?」ZaZaギャラリーの前に凄い人だかり!と思ったら、近くのPropellerギャラリーも人が溢れてる!

別にどうってことない展覧会のオープニングだけど、老若男女たくさんの人がギャラリーに詰め掛けている。やっぱり夏だからかな?単なる時間つぶしの人もいれば、人だかりに興味を示して来たようなのも一杯いる。どっちにしろ、これは良いことだ。

そのまま歩いてBusギャラリーを通り掛かったら、SPINギャラリーのJunoとStewartに出会った。彼らがこうやって他のギャラリーのオープニング巡りをするのも珍しい。やっぱ夏だから?!

Deleon Whiteも凄い人だかり。知り合いに挨拶だけして、とりあえず目的のMercer Unionへ向かう。メイン・ギャラリーの【Pam Lin】の作品は、室内に木や彫刻で出来た雲を設置。なかなか面白い。

Adam Frelinの作品、ダクトテープで洗面台と便器を繋いでるのが一点と、天井からポタポタと本物の水漏れを再現してるのが一点。入り口に奇怪な人面を埋め込み、口から涎が垂れてる作品も笑えた。

ディレクターのJenifferに【Bit's】で取り上げた記事を手渡す。すると、やっぱり来た!「これ何て書いてあるか訳してもらえる?」・・・。適当に掻い摘んで伝えるが、書いてあるのと全然別のこと言ったりもした(笑)。こういうの苦手。

会場に友達は一人も居なかったけど、顔見知りの人達とビールを飲みつつ雑談。つまんないので、Roncesvallesにある【Cafe May】へ行くことにした。

先月、弾き語りをやった後もオーナーのKさんから度々電話をもらってたので、様子を伺いに。Kさんは、ずっと体調が思わしくないらしく、あまり元気がない。それでも色んな話しをして楽しませてくれた。

それに、前回の演奏を聞いたお客さんが、いまだに「tomoはいつプレーするんだ?」と聞いてくると言われて、かなり嬉しかった。次回のためにオリジナルを復習しとかないと。


2003年07月03日(木)



 サポート・レター

ロング・ウィークエンドで出来なかった雑用やミーティングを幾つかこなした一日。

【Tokyo Doll】に関して、市のウェブサイトには情報掲載される事も決まって、どうやらトロント市長からサポート・レターがもらえそうな感触。それ以上に、RafiはE-Bayでデジカメを買ってご満悦だった。E-Bayではないけど、俺もAmazonで前から欲しかった画集を注文した。

今日、発行された【Bit's】マガジンにオンタリオ州で開催されてる“Water Project”の記事を書いたんだけど、主催するOSAから「20部ほどコピーをください」と頼まれたので【Bit's】オフィスに寄ったら誰もいない。配達に忙しいのか!?鍵開きっぱなしだけど!?



2003年07月02日(水)



 犯罪者よ、さらば!

Canada Day!今日7月1日はカナダの建国記念日。お店も休みになって、皆祝日モード全開のこの日、我が家は引越し&大掃除で大変でした。

と言っても、俺が引っ越す訳じゃなくて、隣に住んでたキ●ガイ住人が退去した後の部屋を彼女が借りることになって、そこの大掃除。

住人とは、幾度となく戦いを繰り広げ、最終的に裁判までして出て行ってもらうことになったが、最後の最後まで最低な奴だった。部屋を開けたらゴミの山脈がドカーン!と出現・・・。人が一人くらい死んで埋まっててもおかしくない程のゴミ。

先日も「出て行く前に、ゴミを捨てて行けよ!」と言ったら、「アレは私のじゃない!私が入居する前からそこにあったのよ!!」・・・。この大嘘つき!!じゃあ、お前はあのゴミと共に3年間暮らしてたんかーー!?しかも、パンツやブラまで捨てていきやがって!こっちが猥褻罪で訴えてやる!

しかも、あいつは腹いせに俺や、他の住人の私物をパクっていきやがった!お前は立派な犯罪者だからね。

結局、ラチが空かないので大家と共にゴミの撤去。ホント最低・・・。あいつの残骸を全て消し去りたいので、キッチンやトイレも同時に大掃除。

朝から晩まで掛かって、ようやく一段落。夜11時過ぎからやっと絵の制作に取り掛かった。友人からオーダーされてた2枚組みの絵がついに完成!なかなかの出来栄え。デジカメをRafiに貸しっぱなしなので、画像はまた今度。

とにかく疲れた一日だった・・・。

2003年07月01日(火)
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