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■ Dear John
Happy Birthday,John!62歳ですよ、生きてたら。新聞では何やら犯人のマーク・チャップマンの仮釈申請が却下になったり、元使用人との裁判にも完全勝訴したりで、世の中が全部味方になったような気がするね。
そのヨーコさんは「Lennon,Ono助成金」というのを立ち上げて、紛争地で活動するアーティストを支援する活動に出ていますね。それに加え、アルバム”Double Fantasy"に入ってた「Kiss Kiss Kiss」がリバイバルでCLUBでガンガン掛かってて、そのチャートの6位だとか!乗ってますねぇ。
ここ最近、個人的な追悼も含めて"レノン・リメンバース”を読んだり、”マイク・ダグラス・ショー”を見返したりしました。人生に”もし”という言葉は無いけど、生きていたら・・・と考えずにはいられない。
俺にとってJohnとは、歌手は歌うだけ。画家は絵を描くだけ。作家は本を書くだけ・・・という壁を初めて破った先駆者。今では常識かもしれないけどJohnが生きてた時代は、職業と役割がすごく限定されてた時代だと思うんだ。Beatles時代のJohnも当てはまる。まぁ当時にしては意表を突く”In his own write"という本を出したりして十分そのアーティストとしての片鱗は伺わせるんだけど。とにかく最初に壁をぶち破って、世界中に見本を見せてくれたのはJohnだと思ってる。
ヨーコさんと出会って以後、解き放たれたようにアーティストとしての”John Lennon"を確立していく様は感嘆に値する。絵の発表や異文化のアーティストとの交流、一連の平和活動、みるみるうちに”ミュージシャン”という肩書きではくくれない存在になっていった。音楽で表現したい時はそうするし、絵でやりたい時は絵でやる。アーティストという定義は広いけれども、俺にとってはJohnがその定義である。「ミュージシャン」とか「画家」とか「彫刻家」という枠がある前に、まず表現者であるということ。
表現手段の一つとして音楽があり、絵があり、文章がある。いつまでも見上げてばかりの存在じゃなく、おこがましく言えば同志と言えるくらいになりたい。
2002年10月09日(水)
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