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■ 葛藤
オフィスから地下鉄に乗って40分、北の最終駅であるFinchでTakaと待ち合わせ。そこから更に北へ行くこと30分。目指すはLet's~のスポンサーとなるべく会社。
突入まえに、コーヒーを飲みながら最終的な確認を済ませる。何といっても大口のスポンサーとはこれが初めての交渉となるので自然と俺もTakaも無口になる。
社長は、電話で話した印象よりもずっと貫禄がある。喋り口は気さくだが、鎧を数枚纏ってる感じ。用意した資料は10ページの公式ステイトメントと、同じく10ページの企画書。それにHYPE TOKYOの掲載記事やArtfocusの編集長をはじめ、数人が書いてくれた俺あての推薦状。
本題に入る前に、世間話をちょっと。その中から数々のパイプラインが見え隠れする。同時にこちらの話題の中から、俺がどの位のものかチェックされているのだろう。ここで熱っぽい演説は不要。相手の目を見ながらゆっくりと言葉を選び出す。
2時間に及んだ交渉は可も無く、不可も無いといった具合に幕を閉じた。こっちも一度の交渉で話がまとまるとは思っていない。ただ次の、次への課題が増えたのは確か。今俺が迷うのは、主催者としてのtomolennonよりもアーティストとしてのtomolennonを連れていくべきかということだ。
2002年08月28日(水)
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