-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 あぁぁぁぁ・・・

時間が無いのです!!HPの更新も何も出来ずに、とりあえずこれから日本へ出発します!

2002年07月29日(月)



 え、俺も日本へ!?

人生何が起こるか分からない。ものすご〜く急な話だけど、日本へ行くことになった!しかも明後日!!

経緯を説明すると難解なんで省くけど、俺が今カナダで活動できているのは、様々な法律や規定の中で綱渡りすることによって維持されている。その歯車がちょっとでもズレると手に負えないのだ。

その調節は、個人が出来る範囲じゃないので2人の弁護士に任せている訳だが、今回は彼らの決断が「一度日本で手続きをするべき」というもの。

個人的には日本へ行くのは最高に嬉しい事なんだけど、あらかじめ準備をして行くのと、今回のように不意打ちに決まるのでは心の余裕が違う。

まして、HYPEの後処理が山のようにある中で、それを今日、明日中に終わらせ、尚且つ残ったスタッフに引継ぎをし、”Let's Have A Dream"の進行を指示するのははっきり言って無理がある。でも行かなきゃならない・・・。

緊急にスタッフを集め、それぞれに今後の指示をして、同時に航空券の手配。それから深夜まで事務処理が続いた。

やっぱり行くからには、それなりに日本でしか出来ない事をしようと思う訳で、それ用の書類なども作らなきゃいけないなぁ。むむむむ・・・。

2002年07月27日(土)



 作品達、日本へ帰る。

HYPE TOKYOが終わったからか、緊張の糸がプツーンと切れたみたいで、マジ体がだるいです・・・。でも仕事はまだまだ残ってる。今日は11時にAcadia Galleryへ行き、一人で荷物の最終チェック。

昨夜はスタッフ、ボランティアの人中心でパッキングしてもらっていたから、自分の目の届かない部分でミスが無いかが不安だった。結局、4〜5個の荷物をほどき、再びパッキングし直すことにした。作家にとっては命といえる作品達が無事に日本に帰るまでは責任がある。同じアーティストとしてそれが気になるのだ。

午後3時、宅配会社が到着。ひとつひとつの行き先を確認しながらトラックへ積み込む。この業者とは事前に詳細を打ち合わせていたのだが、やっぱり条件の食い違いなどが発生してしまう。結局ここで「規定外」となった作品を引き受けてもらうために他の宅配会社へ急遽連絡して、何とか引き受けてもらった。

日本から送る時には「規定内」でも、カナダから送り返す時には「規定外」になるのはおかしい!が、次回は輸送基準などももっと細かく設定しなければ、と実感しました。

午後6時、2日ぶりにオフィスへ戻ってメールのチェックと残務処理。HYPEの作家それぞれにもメールを書き始めるも、とても今日一日では終わらなそう・・・。皆さん、も少し待ってくだされ・・・。



2002年07月25日(木)



 余韻

耳の早い人達から、「昨日PUFFYが来たんだって!?」という電話がガンガン入る。そんな余韻に浸る間もなく、今日はHYPE TOKYO 2002最終日です!!!

朝から気合を入れてオープン!続々とお客さんが訪れて、今日が最終日と知ってか知らずか、作品の販売がここに来てグッと伸びた。コモリマユコさんが8枚中5枚を売ってトップ。続いて亀田絢さんも7枚中4枚が売れた。これに続いて、これまで反響はあったもののまだ売れていなかった作家の作品も動き始める。

夕方5時からは、作品の引渡しも始まり、徐々に撤去作業にはいる。今日はスタッフ、ボランティア総勢7人でテキパキと作業をこなす。搬入の日の悪夢を描いてた俺は、この様子を見てホッとしました(笑)全てのパッキングが終わったのが夜9時30分。明日、業者が引き取りにくるので、箱と住所をチェックして終了!

全員でNew護送車(笑)に乗り、タイ・レストランで食事。みな疲労が溜まっていたので、かる〜く乾杯した程度で解散。また体調を整えて打ち上げをしたいものです。皆が帰った後、スタッフのYumiとHYPEビデオの打ち合わせのためLeeくんのアパートへお邪魔する。昨日のPUFFYのビデオもおまけとして挿入できるか検討しないといけない。

と、流れをザッと書いてきましたが、まだ振り返って総括する余裕がありません。明日の作品の発送や、事務処理が終わらないとダメだね、きっと。

最後に余談ですが、今日の来客者の中に「トロントニアン・クラブ」というWEBを主宰しているHarumiさんが来てくれました。節目となる展覧会には必ず足を運んでくれてて、今回はワインを頂きました。「じゃあ、これで最後にスタッフ一同で乾杯してください」という意味かと思ったら、「tomoさん一人で飲んでください。ショウが終わって、”俺は頑張ったな”という余韻に浸って一人でしみじみ飲んでください。」と言われて、思わずジーンときてしまいました。

思えば、これまで振り返る余裕もなく走ってきたから、余韻に浸る間も持たずにいた気がする。たまには自分へのご褒美があってもいいかな?最後までキッチリ仕事して、早くこれを開けたいですな。



2002年07月24日(水)



 パ、パ、パ、パ、パフィ〜!!

朝10時、昨日のMTVの人間から再び電話があった。「HYPE TOKYOは今日もオープンしてるか?」とか、「スタッフは日本人が多いのか?」といった内容。薄々インタビューに来そうなそぶりを見せながらも、こちらが「HYPEを取材する予定ですか?」と聞くと「NO」と答える。何なんだ、一体お前らは!?

11時、HYPE TOKYOの開店準備をしていると、オーナーのカルロスがやってきて「昨日MTVから電話が入っただろう?凄いじゃん、PUFFYがインタビューに来るんだって?」。一瞬「へ!?」と思った。そういう事だったのか!MTVはHYPE TOKYOを取材したいのではなく、あくまでもPUFFYを取材する会場としてウチを選んだという事だ!

実は、秋に開催する”Let's Have A Dream!"の絡みで多少PUFFYの日本側の事務所とコンタクトがあって、「もし、トロントで時間があったらHYPEの会場へ足を運んでください」という話はしてたので「もしや」と思ったが、こちらが招待するまでもなく、向こうから会場に指定してくれるとは思わなかった!

という訳で、午後2時にMTVが到着。本当に簡単な打ち合わせのみで、午後3時にPUFFYが到着。ドア前にピッタリ車が止まり、セキュリティの黒人達がサッとドアの周りをガードする。う〜ん、ものものしいぜ。

実際の2人はとても小柄&かなりお疲れの様子。すぐにインタビューが始まり、およそ1時間。場所を少しずつ移動しながらもPUFFYの後ろにはHYPE参加者達の作品がバッチリ映っている。インタビュー内容も、HYPE TOKYOを例に出して、「日本のカルチャーが北米でも浸透しているけど、あなた達は音楽面でそれを見せてますね?」といった内容。これはかなり貴重だ。

tomolennon T-シャツをプレゼントした時に、マネージャーに「今日のコンサートで、アンコールとかで着てもらえませんかね?」と聞いたら「すいません、衣装は全部スポンサーが決まっててダメなんですよ〜」とあっけなく却下・・・。

この時のビデオを後日送ってもらう約束をして、この日の撮影は終了。そして、今晩のコンサートへも行けることになった。ラッキー。

とにかく、HYPEとPUFFYがセットになって日本のカルチャーを象徴する存在として、この映像は全米にオンエアされる訳で、HYPEにとってはこの上ない宣伝となった(はず)。まぁ、会期は明日までだけどね(笑)



2002年07月23日(火)



 不審な電話

HYPE休館日。朝から弁護士さんと各種の相談事。やっぱ日本語の弁護士探そうかな・・・。用件は伝えられるけど、日本人独特の感情とかはやっぱり伝えにくいし。

弁護士事務所を出たら外は大雨$雷。おかげで湿度が急上昇で、日本を思い出してしまった(笑)。イートンセンターのチケット売り場へ行き、コンサートのチケットを受け取る。そうです、8月にOASISが来るんです。ちなみに前座はカナダのSLOANなんで、何とも縁深い組み合わせ。

オフィスへ戻ると、MTVカナダからHYPE TOKYOを取材したいとの留守電が残っており、早速掛け直す。とりあえずFAXでHYPEのプレスリリースを送ってくれと言うので送信したのだが、何やら怪しい雰囲気。

最初はHYPEが話題になってるから取材したいと言っていたのだが、「PUFFYが明日トロントに来るのは知ってるか?」とか「HYPEの会場には日本人客が多いか?」と聞いてきた所で”ん!?”と思った。

そう、日本の”PUFFY"が北米ツアーのファイナルとして、明日トロントでコンサートがあるのだ。当然我々も情報は得ているし、コンタクトを試みていたところである。ここで、HYPEとPUFFYのカナダでの共通点が浮かび上がってきた。

トロントではHYPEが一つの「日本のカルチャー」の象徴として展覧会を行なった。そして明日、PUFFYが音楽面でもう一つの「日本のカルチャー」を運んでくる。こういった現象を彼らMTVのインタビューの質問の内に加えたいというニュアンスの会話が続く。

彼は最後まで歯切れが悪く、「一体HYPEの事をどうやって取り上げたいの?」という疑問は解決されないまま電話を切った。この日はこれが最後の連絡だったのだが、明日、驚くべき展開になるとは俺自身思いもよらなかった・・・。つづく



2002年07月22日(月)



 どうなる?!HYPEビデオ

何度も書きますが、HYPE TOKYO残り数日!ほ〜んとに早かった!2週間とは短いですな・・・。それにもっと頻繁にHPの更新をするべき!と自分に怒りを向けています。

次回はもっと準備期間が必要で、携わるスタッフも含めてパワーアップしないとイカンなぁ。

トロントに来た作家を含めて、久々に参加者のサイトを巡ってみました。時間が無くて足跡は残さなかったけど、それぞれがHYPEをどう感じてくれたのかが非常に興味深かったです。

今日はギャラリーにてスタッフのYUMIとHYPEビデオについて打ち合わせ。1時間30分あるテープを編集して3〜40分くらいの枠に収めようと思ってます。ただネックなのが英語と日本語が混じっているので、テロップを入れるにもどっちの言語で入れるか!?に思案中です。

しかも、トロントに日本語のテロップを持っている編集所というのが皆無!という状態。日系TV局を含めて問い合わせの範囲を広げることにした。

その後、ギャラリーを離れて”Let's〜”の会場であるSPIN GALLERYへ。契約書にサインと会場図面を受け取る。オーナーのスチュアートが「今晩、裏庭でプライベート・パーティがあるからおいで!」というので、HYPE閉店後に行ってみた。

一応、今日一日”Let's〜”の営業三昧だったTakaとYumi,Leeくんなどと8時頃にSPINへ行った。パーティ自体はあんま面白く無かったんで、ギャラリーの下見に徹して、早めに退散。

2002年07月20日(土)



 楽しめる事が一番大事じゃない?

HYPE TOKYO。金曜日ということもあり、客足は好調。足を運ぶのは2回目!という方々も混じる。

ここ数日は、積極的にお客さんから意見を聞くように心がけてて、作品についてやイベント自体のあり方についてもっと考えていこうと思ってます。

カナダ、というか北米では「イラストレーター」と「アーティスト」というのが完璧に区分けされているので、いわゆる雑誌や紙媒体を活動の場としているイラストレーターがギャラリーで展示を行なうことがほとんどありません。

ギャラリーで展示する=「アーティスト宣言!」と捉えられるわけですね。日本ではアーティストもイラストレーターも活動の場がクロスオーバーしている気がしますが、こっちではまだまだアーティストはギャラリーで展示、イラストレーターは紙面で。というのが暗黙の了解です。

例えばギャラリー展開しているアーティストが何かの雑誌にカットを依頼されたとしたら「僕はアーティストで、イラストレーターじゃないから断ります。」という(信じられん!!)のがほとんど。

一昔前に、横尾忠則さんがまだグラフィック・デザイナーとして君臨していた時に、わざわざ「アーティストになります!」と宣言して、活動の場をギャラリーに移していったのは、日本ではなく外国へ向けての宣言だったことに気付かされます。

ある意味で、アーティストが上で、その下にイラストレーター達のような職業があるといった偏見みたいのがあります。はっきり言ってくだらないんですが、ギャラリーでも「アートは展示するけど、イラストは展示しません。」なんてのもあったりして、「どっからどこがアートとイラストの境界なんだよ!!」と叫びたくなります(笑)

HYPEではこの辺もブチ壊していきたい部分だったんですよ。だからこのHYPEはこっちのギャラリーに対しての宣戦布告であったりもします。結果としてアートもイラストも区別なく展示したことがプラスに作用し、今までギャラリーに足を運ばなかった層を呼び込むポイントとなりました。

近所のギャラリーのオーナーは、さぞ悔しかったでしょう(笑)彼らだって普段から「どうやって一般客を呼び込むか!?」に躍起になってる訳で、今回いとも簡単にHYPEがそれを成し遂げたのを見て、その区分けがいかに意味の無いことなのかに気付いてくれれば良いのにな。

一番大切なのは、何の予備知識もなく訪れても”楽しめる”ことじゃないですか!?

2002年07月19日(金)



 まずはお礼から

朝11時にギャラリーへ出向いて開店準備。Haruらスタッフにその後を任せてオフィスで事務作業。

まずHYPE TOKYOでお世話になった方々への礼状の準備や、電話で挨拶するなど”人間”として最低限の常識。それから滞っていた”LET'S HAVE A DREAM"関係の作業を行なう。

Nikka Times社へ行った後、”LET'S〜”の会場予定地のSPIN GALLERYへ。オーナーのスチュアートとの最終交渉となり、目出度く会場が確定!よって開催日時も10月28,29,30日に決定となりました!!!

一時間程度スチュアートと交渉を続けている間に、HYPEの会場から「作品を3点買ったお客がいる!」とのTELが入る。しかし、その方は今週末にカナダを出国するので閉会前に作品が欲しいとの事だ。ギリギリまで延ばしてもらい、最善を尽くす。

また、既に販売済みの作品にも購入希望者が現れ、急遽作家と連絡を取らなければいけない状況となった。嬉しい悲鳴。

深夜12時。”Let's〜”の参加者である日本側の著名人の方々へ「開催日時、場所が確定した」と連絡。国際電話だから時差を考えないといかんので、この時間となった。暫く連絡が滞っていたことをお詫びしつつ決意を新たにご挨拶。

2002年07月18日(木)



 やる価値のある展覧会をやる人間の価値

早いもので、もうHYPE TOKYO折り返し地点です。今日は35℃という暑さもあって、来客数はダウン。それでもポストカードと作品の購入者が出ました。しかしね、会場にクーラーが無かったのは痛い!照明の熱で更に室温が上がるし。次はこの辺も考慮しなきゃ・・・。

会場には久々にJulieさんも来て、色々とお話できた。また、トロントへ来ていた日本からの作家達も順次「帰国しました!」というメールをもらい一安心。

今日は個人的に地元のギャラリストを招待していたんで、彼らに色々と批評してもらった。グループ展自体はこちらでも頻繁に行なわれているが、こういったアートフェア式のものは少ない。さらにテーマを絞って「日本」という意味ではカナダで初のチャレンジとなる。

アートに地域性を持たせることは余り好ましくないのは事実。どこのアーティストであろうと一個の人格であり、それを縛り付けるものは無いからだ。ましてや日本国内でなら単一民族なので、ハナからその必要はない。しかし、コト外国となるとまた事情は異なる部分もある。

ましてやカナダは世界一他民族な国家である。その中で、全ての人種に見てもらいたいという欲張りな意図をもって、人種も作風も主旨もバラバラな展覧会を開いた場合どうなるか?というと、「誰も見に来ない」という結果となる。これは大げさかもしれないけど、ある一部のアート好きを除いては、ターゲットが広すぎて誰にも伝わらない展覧会となる危険性があるのだ。

そこに「トーキョー」とか「ジャパン」などのキーワードを入れる事によって、少なくとも日本のアートや文化に興味を持っている人々には「そこに行ってみる」価値が生まれる。つまり、そこじゃないと見れないという特異性を打ち出す事によって、逆に様々な人種にアクセスするチャンスを得られるのだ。

今回来てもらったギャラリスト達も、出身国はバラバラ。だけど、日本のアート界や、カルチャーに興味があったり、これから注目したいと思っていた連中。更に、「友達に日本人がいるから」という理由だけの奴もいたりで、全然バラバラ。しかし、「トーキョー」というキーワードひとつで、これだけ様々な人種を集めることが出来るのだ。

今日の議題は、「やる価値のある展覧会をやる人間の価値」というややっこしいものになった(笑)

2002年07月17日(水)



 最後の晩餐

HYPE TOKYO引き続き好評です。昨日は日曜日で、ギャラリー周辺は閑静なのですが、道行く人はギャラリーへ向かう人か、浮浪者かと言うくらいの割合で来場者がありました。

また、順調に作品も売れています。作家には直接メールしているのでここでは名前は挙げませんが、今回の出展者は皆、海外でも十分通用することが照明された気がします。

今日は夕方より、日本から来たアーティスト達と最後の晩餐をしました。明日帰国するHy-phenのまちぞうさん、亀田絢さんとバンクーバーからの山橋美穂さん、HaruちゃんにスタッフのTakaという面々。

思えばアッという間の滞在でしたね。もっとゆっくり話せる時間が持てると思ったのですが・・・。その分、今日はHYPEに関してや日本のアート界なども含めて熱く対話してきました。皆真剣に取り組んでるのは勿論承知してましたが、勉強になる意見が多かったです。

特に、日本ではデザインフェスタや村上さんのGeisaiなどが盛り上がってるという話から、これからHYPEがどういう独自な道を作っていくか?についても考えさせられる一夜でした。

とにかく、まちぞうさん、亀田さん、河野さん、山橋さんら出展者の方々と直接話せる機会が持てたことに感謝すると共に、日本で見守ってくれてる出展者の方々とも今後何らかの繋がりが持てればと思います。



2002年07月15日(月)



 地元の作家たち

今日はギャラリーをTakaとHaruが開けてくれたので、久々に数時間の睡眠が取れた。オフィスで事務処理をした後、夕方ギャラリーに顔を出した。まちぞうさんと山橋みほさんも来てて、明日ナイアガラへ行く相談をしてた。

そうだねぇ、せっかくトロント来たんだからナイアガラくらい行かないと!で、案内役はTakaです。お疲れ!(笑)

地元のアーティスト達も何人か顔を出してくれて、アレコレ批評してくれた。カナダの作家が少ない事に「どうして?」と聞かれたが、「クオリティの問題!応募してきた作家が全然良くないんだもん。」と言ってやった(笑)。

事実、彼らにしてもHYPEの作家の技術の高さや斬新さに驚いていて、「これはどうやったの?」とか「この紙は日本じゃないと手に入らないの?」とか質問ばかり。異国の先鋭アートに触れて、明らかに影響を受けた様子だった。

今日は作品の販売は無かったものの、ポストカードの売れ行きは依然好調で、品切れの作家も出てきた。定時にギャラリーを閉めたあと、少し残って整理していたらまた数人お客さんが来た。せっかくなんでまた照明を付けて見てもらった。営業時間延長しようかな?

2002年07月13日(土)



 一夜明けて

昨日のオープニング・パーティは本当に盛り上がったなぁ。今日は個人的感想を書こうかな。

会場前の数時間は、マジで血管切れる!と思ったくらいに張り詰めちゃった。展示作品の調整や販売ブースの設営も未完成のままだったし、寿司や食事の用意、スタッフへの販売時の注意等のミーティングも出来てない状態だったから、マジで開場遅らせようか?と思ったくらい。

でも、もう会場の周りには人だかりが出来てたし、それは無理!俺なんて服は前日のままで泥だらけだしさ(笑)予定ではオープン前に一度オフィスへ戻ってスーツに着替える予定だったのに、もうそんなのもどうでも良くなってしまった(笑)

せっかく来賓の方々や、取材の記者にもバッチリと威厳をもって対応しようと思ったのに、いきなり泥だらけで、髭も剃ってない頭寝グセの奴が「どうも、キュレーターのtomolennonです。」なんてやってるもんだから、ある意味開き直ってしまった。

当初「オープニング来場者200人!」なんて豪語してたんだけど、正直「そんな来るかいな!?」という思いもあった。しかし、フタを開けてみれば200人なんて軽く超えてしまっていて、酒は無くなるわ、寿司は一人1個ずつくらいしか当たらないわ、作家の配布カードは品切れになるわ、で大盛況だった。

さらに、ただ客が入ったから嬉しいのではなく、作品のクオリティの高さに皆驚いていたことが嬉しい。そして、今まで日本の作家に興味があるものの、直接目にする機会が無いために、待ちに待った!という感じで来場してくれたお客さんが沢山いたこと。このHYPE TOKYOの面目躍如といったところ。

ギャラリーのオーナーであるカルロス氏も数点を購入してくれて、今後もHYPE TOKYOを続けるなら場所を提供するよ、という話をしてくれた。非常に嬉しかったけど、もっと大きい所でやる価値があるイベントであることに気付いてしまったので難しいかもしれない。

今日2日目の会場も、オープン時間の12時から人が待ってて盛況でした。たまたま通りかかって入った人もいたし、宣伝の効果もあって、本物の日本の先端アートを見にわざわざ車で2時間掛けて来た人もいた。

中には「一気に20人も展示しないで、毎月5人くらいずつ小出しにすればもっと儲かるんじゃないか?」という人もいたけど、俺は商売人じゃないし、アーティスト同士によるやり取りだから成立したイベントだという自負もある。これがどこかの儲け主義に走ったイベンターの仕事だったら、作家たちも安心して作品を出せないと思うしさ。アーティストの立場でやることに拘りがある!

さて、話は変わって、今日の営業を終えたあと日本から来てた、まちぞうさんと河野まさひろさん、亀田あやさん達とスタッフでミニ打ち上げをやりました。場所は俺の個展会場でもあるCollege Street Bar。

それぞれから日本のアート界の現状を聞き、飽和状態なんだなぁ・・・と改めて思った。前に村上隆さんと話した時も同じような話題になったけど、村上さんはあえて”日本の中で”マーケットを整備する重要性を指摘していたけど、やっぱり俺は”日本が一杯なら、何で海外へ来ないの?”という考えがある。このHYPEを基盤として早くそのルートを開拓して、日本の作家の海外進出を手助けしたいと思う。場所ややり方は違っても、目指すものは村上さんと相違は無い気がする。

深夜12時を過ぎて、場所を変えてTempoという店に行った。昨日DJをしてくれたShingoくんが回してる店だ。皆酔いが廻っていい感じになってきたところでお開き。河野さんは明日の朝のフライトで日本へ帰るからだ。

車で亀田さんとかを送っている途中、スタッフのTakaを中心に男性陣が密談をはじめる。そしてTaka,まちぞうさん、河野さんは夜の繁華街へと消えていった・・・。何処とは言えないが、男の楽しみがあるらしい。河野さんフライト大丈夫か!?(笑)


2002年07月12日(金)



 HYPE TOKYO大爆発!

たった今、HYPETOKYO初日を終え、家に帰ってきました。心地よい疲労感と脱力感により、すぐにでも寝てしまいそうだけど、頑張って報告します!

前日の昨日は、正にギャラリーが戦場と化して、スタッフ、ボランティア総勢で設営に当たりました。日本からトロントに到着したばかりのHy−phenのまちぞうさんも加わり、それは早朝7時にまで及びました。

何とか目標である作品の展示を終えたものの、グッズやパーティ用の会場整備は今日のオープニング直前まで続きました。正直、あともう一日準備期間が欲しいと嘆く間もなく会場前からお客さんが押し寄せ、そのままパーティへと突入しました。

オープン2時間で、予想を上回る200人以上が来場。中にはトロント総領事や大企業の重役らの顔ぶれも混ざり、非常に華々しいものになりました。割合的には地元のカナダ人が圧倒的に多く、事前のプロモーションの成果がここに現れたと言えます。

HYPEのHPにて詳細を明日にでもお伝えしますが、取り急ぎ速報性のあるこの日記にて報告すると、初日で最も売れた金丸ゆうじさんの3枚に続き、亀田アヤさんが2枚、小高ヒロシさん、長尾明さんらの作品が一枚ずつと、好調な売り上げを記録しました。またその他にもポストカードなどのグッズも非常に良く出ました。

これは良い意味で予想を覆す結果と言え、保守的なカナダ人からこのような絶大なアテンションを獲られるとは正直思いませんでした。また、TVや新聞、雑誌の取材も入り、日本から来場した作家へのインタビューなども行われました。

急遽トロント入りした河野まさひろさんもArtfocusマガジンの編集長から熱心に質問され、長旅の疲れどころでは無かったみたいです。まちぞうさんは、何とウチのスタッフであるTakaの家に滞在中(笑)今日も飲み明かすと言ってました。山橋美穂さんも、すでにトロントに友達が出来て、パーティ中はその対応に大忙しでしたね。

キュレーターとして、このイベントの成功を確信するに値する一日でした。中でも一番多かった声は、「次はいつやるの?」という質問でした。これを今回だけでなく、またやって欲しいという要望があちこちで聞かれました。観客が何を求めてギャラリーに足を運ぶのか。その一端が見えた気がします。ドキドキ感やワクワク感を彼らは欲しているんですね。今まで触れることの出来なかった、生の日本の先鋭作家達を目の当たりにして、明らかに皆興奮していましたね。

HYPE TOKYOという展覧会には、いくつもの観点や複線を引いておきました。あらゆる見方ができる多面性を持つことで、人種や文化の違いをポジティブに消化することが目標の一つでした。反省や失敗点など数え出せばきりがありませんが、間違いなく今夜ひとつの種を植え付けることが出来たと思います。

まだスタートしたばかりですので、終了まで手を抜かずに頑張りたいと思います。

2002年07月11日(木)



 激動の搬入日

1時間仮眠を取ってから、9時にレンタカーをピックアップ。10時にオフィスでHaruと2人で全24名分の作品を車に積み込む。そっから2,3軒買出しに寄ってからギャラリーへ。

会場に着き、他のスタッフ、ボランティアと合流して早速配置図を確認する。雑誌”Bingo!"からYukoさんがヘルプに来てくれたので、強引にウィンドウ・ディスプレイをお願いする(笑)和紙を使ってシンプル&キュートな感じにして!と言いたい放題。

作品の展示はHaruへ監督を任せておいたが、どうしても展示スペースに無理が出てきた。会場の壁面に幾つかの柱があり、それがデッド・スペースを作ってしまうのだ。とりあえずイケる所からスタートしてもらって、その間に俺が20通りくらいの変更案を作成。上手くいくか?

夕方4時になって、スタッフは遅い昼食。その間に俺はビールの買出しと文書類の作成の為、オフィスへ戻る。DJのシンゴくんと連絡を取って、機材の搬入の打ち合わせ。結局、今日のうちに運び込むことになった。

夜10時を過ぎてもまだ半分の展示しか終わってない。これはヤバイなぁ、と思い始めたね。Takaの携帯に作家のまちぞうさんがトロントに到着したと連絡が入る。結構混乱してる様子で心配だ。

そして12時を過ぎたころにようやくギャラリーへ到着した。何でも、予約していたホステルに行ったら「部屋は満室!」と言われ、仕方なく別のホステルを紹介されたようだ。初の海外旅行で一人旅。ましてや右も左もわからない土地で「他のホテルへ行ってくれ!」と言われれば、誰だって参るよな(笑)

そんで紹介されたホテルに行ったら、全然話が通じてなくてまた混乱したらしい。それでも無事に歩いてギャラリーに到着したので、まずはメデタシ!途中の道で浮浪者に声掛けられて相当怖かったらしい(笑)色んなお土産をもらって、俺も大喜び。

まちぞうさんも加わり、展示作業再開。疲れが溜まった数人を帰したので、俺とTaka,Yumi,まちぞうさんの4人で黙々と作業をこなす。皆、疲労が限界に達した朝7時にようやく全ての作品の展示が終了!とりあえず仮眠を取るために一旦帰宅。

まちぞうさんはホステルを引き払い、今日からTakaの家に泊まりこむ事になった。

2002年07月10日(水)



 Collegeでの展示スタート!!

完成した作品を包装し、プライスリストなどを制作し終えたのが朝の8時。それから搬入用のレンタカーをピックアップしに行ったんだけど、あわや大乱闘という寸前の大喧嘩を店員とした(怒)。

詳細は、怒りがこみ上げて来るので書かないけど、あまりの理不尽さにホトホトこの国が嫌になった。特に時間に迫られてる場合にこれをやられると参る・・・ってやつをやられてさ。あぁ、ストレスかも。

気を取り直して会場であるCollege Street Barへ向かい、Takaに手伝ってもらって20点以上の作品を2時間かけてセットアップ。普段なら、ここでオーナーと茶でも飲むのだが、HYPEが気がかりでしょうがなく、スタッフのHaruを途中で拾ってAcadia Galleryへ向かう。

最終的な打ち合わせをディレクターのカルロスと終え、明日から会場設営に入ります。

それからスーパーへ行って、パーティ用の食材や備品を買い込み、オフィスへ戻ったのが夕方5時。TakaとHaruは参加者のプロフィールとネームボードなどの文書関係を深夜までこなす。ホントお疲れ様。

近くの韓国料理店で食事をして解散。一人でオフィスへ戻って、メールの返信などをしてたんだけど、やっぱりキツくなって帰ってちょっと寝ることにした。かなり沢山の励ましのメールをもらってるんだけど、全てに返信できなくてゴメンなさい。その代わりに、この日記をなるべく書いて、状況を知らせていきたいと思います。



2002年07月08日(月)



 HYPEのビデオが出る!?

たった今、明日から始まるCollege Street Bar用の絵が完成しました!「Sky Lounge」と名付けられたこの作品は昼の風景を、夜に変更したりして、非常に難産でしたが、無事に完成に至りました。はぁ〜、お疲れ。

勢いに乗って、もう一枚仕上げようと思う。一年前に一度完成してた「Rainy Tuesday」という作品を手直ししようと思うのだ。これも難産で、一般に2度ほど公開してるんだけど、まだ何か違うんだよねぇ。それを何とか仕上げたい!

他の展示作品は、合わせて20枚ほど。はっきり言ってミニ回顧展みたいになりそう。既に売れてしまって、手元にない作品で人気が高いやつをGicreeプリントなど複製品として販売もするし、パステル、アクリル、ドローイングと全てのマテリアルの作品が展示される。これは俺にとっては初の試み。

明日は8時に車をピックアップして、12時に会場入り。早めに展示を切り上げて、HYPE用の資材を買出しに行く予定。そうです、もうオープニングまで4日と迫っているのだ!

当日のケータリングである、寿司の注文はジョバンニ君の協力によって格安で仕入れることが決定!あとDJ用の機材のレンタルや、外壁の塗装剤などまだまだやることが沢山あるし、何より俺が初めて販売するT-シャツのデザインがまだ仕上がってないのだ!!!マジ、間に合うのだろうか?

昨日はスタッフのYumiちゃんが、当日のビデオ・カメラマンであるLee君を連れてきた。そうです、HYPE TOKYOのドキュメントビデオを制作するのです!会場の様子や、作家へのインタビュー、お客さんのコメントなどを収録予定。その打ち合わせをしました。問題なのが、会場ではDJがプレイしているのでインタビューなどは一旦外へ連れ出して撮らなければいけないこと。これはどうしようもない。ピンマイクも試してみたが、やはり外へ出るのが一番クリアに撮れると思う。

このビデオは、来場できない日本の作家へ届けたいのが第一と、一般への販売用が第二。盛り上がりつつあるトロントのアートシーンを伝える宣伝材料としても期待している。編集機材の都合で日本語のテロップが入れられるか分からないので、基本的には英語圏向けだが、日本の作家へは日本語でインタビューするつもり。どうにか二ヶ国語仕様にしたいなぁ。ちょっと予算が厳しいんで分からないけど。

2002年07月07日(日)



 今日はこんな一日

昨夜は結局、寝たのか寝てないのか分かんないまま朝になった。描き直し中の絵はだいぶ完成には近付いたものの、まだ7割。

夕方にHYPEの出展者である山橋美穂さんがオフィスへ遊びにきた。せっかくなんで近所の画材店やギャラリーを案内してまわる。彼女はかなり良いキャラクター。写真付きで紹介したいくらい。

で、またオフィスへ戻って絵の続き。その合間に、過去の作品のレプリカであるGicreeプリントのミニュチュアを作った。せっかく締め切りが延びたので、以前から作りたかった複製品にチャレンジしてみたのだ。

原画を高画質カメラで撮って、デジタル加工したものをネガフィルムに焼き、○千万の業界用プリンターでキャンバスに出力したもの。よく美術館で売ってる複製品がこの手法。これが中々良い出来で、値段も結構安く出せそう。

夜10時にリトル・イタリーのBarへ行き、HYPEでDJをやってくれるシンゴくんと打ち合わせ。そしたら偶然に雑誌”Bits"の編集長であるKenくんが登場。実はこれが初対面。電話でしか喋ってなかったんで。やっぱトロントって狭いねぇ〜。ちょっとだけ一緒に飲んで、絵を仕上げるためにオフィスへ戻ってきました。

あーーー!レンタカーを予約するの忘れた。土、日は休みなのに・・・。
月曜日の搬入大丈夫だろうか!?絵の完成プラス、車も・・・。


2002年07月05日(金)



 完徹はいけませんよ

う〜、眠い。レンタカーを返却して、朝6時に布団に入ったものの、9時にはオフィスへ戻らなきゃいけない。昔なら、そのまま徹夜でもイケたのだが、今は1時間でも睡眠とるのと、全く寝ないのでは疲れ方が違ってきているから、完徹はしないように心がけてる。

最近はコーヒーを淹れる時間も勿体無いので、もっぱらスタバのお世話になってる。今日もLarge Darkを買ってオフィスへ出勤。昼までにはポスター用のデーターを印刷所に持っていかなければならない。早速作業に入る。

しかーし!12時にBitsのジョバンニ君が原稿を取りに来たときに、昨夜作ったデータのミスが発覚!急遽HYPE参加者の作品をデジカメで撮りなおさなければいけない羽目に!!これで1時間のロス!でもBitsの締め切りはこれでクリア!

と、喜ぶのもつかの間、既に午後2時。ポスターを昼までに印刷所に入れなければいけないはずなのに・・・。おまけにパソコンのHDが調子悪く、画像のセーブが効かなくなる。参った・・・。修理屋のSくんも不在で、仕方なく原始的に分割保存でやってみる。普通なら10分で出来るものが1時間掛かるとは・・・。

Takaにメッセンジャーになってもらい、印刷所に辛うじて5時前に届けてもらった。ふぅ〜、死んだ。

続けてHYPEの招待客へのフォローアップ。電話をかけまくる。トロント総領事官と副領事もご夫妻で出席できると返事をもらった。凄いぜ。はっきり言って、日系の大物がほとんど来場する予定なんだから。気は抜けない。

秋のLet's Have a Dreamの注目の高さが、ここHYPEの来場者の顔ぶれに現れてきてる。政治に関して、何だかんだ日記にも書いたが、「ちゃんと政治してんじゃん、俺」って感じ(笑)

それだけに、HYPEも異様なまでに気合を入れている。このままの勢いでオープニングまで突っ走りたいところだ。

Takaが7時に帰ったところで、再び絵の制作に入る。俺には珍しく、昼間のシーンを描いてるのだが、これが仇となった。どうも気に入らない。80%まで完成に近づいてるのに、これでは納得できない気がした。と、同時に背景を真っ黒に塗りつぶしてしまった・・・。そう、昼の風景を夜に変えようと思ったのだ。

パソコンと違って「戻る」というボタンはない。少し後悔しつつも、このまま塗り続けるしかないのだ!寝不足で顔と手はパンパン。このキーボード打つのもしんどいなぁ。さて、今日は何時に寝れるか・・・

2002年07月04日(木)



 神の助けか?いたずらか?

昨日はひたすら絵を描いた!朝9時から夜10時くらいまでヘロヘロになる寸前だった。しかし、まだ完成してない。明日が搬入の日なので今日もこれから描かなきゃいけないんだけど、今日はレンタカーを借りて、今開催してるショウの撤去をしなければならない!

とりあえず午後2時まで絵を描いて、それからレンタカーをピックアップ。まずCasa Cafeで、わずか10分で飾ってあった絵を撤去。続いてBeaches地区の”Peppino's”へ行き、ここも10分で撤去。

これらの回収した絵は、一度きれいにメンテナンスしてから明日の会場へそのまま運び入れる予定。工具店で展示用フックを買い足してからオフィスへ戻った。とにかく急いで絵の続きを仕上げなければいけないから。

TakaとHaruの2人には、HYPE用のプロフィール作りと展示用の机づくりを頼んで、留守番をしててもらったのだが、俺が留守の間に明日の会場であるCollege Street Barのマリアンから電話があったらしい。

何と、明日の搬入がキャンセル!!実はオーナーのポールのお父さんが急に倒れて病院に運ばれたらしい。それで明日は休むので搬入は8日の月曜日に延期になった。気の毒だが、俺にとっては延期が神の助けのように思えた。

ここで、一旦絵の制作は中断する。なぜなら、それ以外に明日が締め切りなのが2つもあるのだ!一つはHYPE会場用のポスター・デザイン。WEBページで公開してるのとは別バージョンの新作である。これは全く手を付けていないので、ヤバイ。

もう一つは雑誌”Bits"のHYPE TOKYO特集用の記事。すでにインタビューの原稿は上がってるので、校正と作品画像の加工をして、CDに焼く。

TakaとHaruも夜10時くらいまで残って作業をしてもらったが、俺の仕事の方は一向に仕上がる気配はない。結局、夜が明けて4日の朝5時。BitsのCDが仕上がったところでストップ。

これからレンタカーを返却にBloorまで行って、寝ます。

2002年07月03日(水)



 Canada Day

昨日のゲイ・パレードに続き、今日はカナダの建国記念日で祝日です。それもあって街にゴミが散乱し、異様に汚いのかな?と思ったら、ゴミ清掃組合がストに入ったからだった!

こっちは本当によくストがある。先日もトロント市内の電車やバスがストに入るか回避かで相当揉めてたし、市営のプールもストやって猛暑のトロント市民の大非難を受けてたっけ。

ゴミのストなら、前にバンクーバーで経験したことがある。観光客が「カナダは綺麗な国」というイメージで来たら、ショック死するくらい汚い。街角に設置されてるゴミ箱にガムテープが貼られ、入れられないようにしてあるんだけど、こっちの奴らは容赦なくブチ込んでいくから、ゴミが溢れて道に散乱してる。

おまけに33度(体感気温42度)という猛暑で、悪臭を放っている。明日は35度に上がるというが、日本に比べて直射日光が8倍もあるカナダはそれ以上の気温に感じてしまう。

そんな訳で(どんな訳だ?)スタジオ用にエアコンを購入しました!もちろん中古ですけどね。本当、暑いの大嫌いだから、ここ数日絵の制作も全然進まなくて一大決心しました。

今週は、まず4日から始まる展覧会の絵の締め切りと、HYPE用のポスター制作データの入稿と、某雑誌のHYPE特集への記事の寄稿と、展覧会終了の会場2箇所から絵の撤去という”毎日が締め切り日”な日程!

これを猛暑の中でやり遂げる自信がなかったんでね。そんで、スタジオはビルの2階にあるんだけど他と比べて熱がこもり易いらしく、異常な暑さだったからスタッフの健康を心配して・・・という名目もありますが(笑)

2002年07月01日(月)
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