| ユキマークブック。...ゆき |
深夜に携帯が鳴る。 - 2005年03月30日(水)
♪重なって少し楽になって〜
見つかってはここに逃げ込んで〜♪
・・・と歌っている場合じゃないです。Missingは電話着信です。
朝までにコンサルに送らねばならぬ文書を
目を通さずに飲みに行った上司の携帯からだ。
「今どこにいるの？」
「もうおうちです」
「そう、じゃあかけ直すわね」
もう明後日には新年度。
私の上司ではなくなってしまうひと。
表沙汰にはなっていないけれど
上の人たちが今どんな状況で何を動こうとしてるのか
そして彼女自身は、
それに対してどう考えていて
どう動こうとしているのかを話してくれるための電話。
今日私を置いて飲みに行ったのは
彼女自身が限界だったからだと分かってる。
「戻ってくるかも」と言っていたけれど
戻ってこないだろうことは経験知で予測できたし
だから彼女が出かけた後の
来客も電話もすべて断った。
飲んで話して、考えて。
私がきぃぃぃぃ！と言っていることは
大人の事情的には相容れないことなのだけど
なんでそう思ってるのか、
聞いてやらねば話してやらねばと
思ってくれたに違いない。
「あなたの言っていることは分かるし、
誰も今の状況がいいとも思っていないのよ。
できればあなたの希望をかなえてあげたいとは思う。
部長も私もあなたのやりたいことも
できるとしたらあなただろうとも思っているから。
でも約束は出来ないけどね（笑）」
明後日からの上司からは
絶対かかってこないんだこんな電話。
「私は新しいところで
あなたたちが仕事をやりやすいように頑張るから
・・・一緒に頑張っていこう」
電話を切って涙がこぼれた。
明日の朝、にっこり「おはようございます！」って言おう。
もうちょっと、もうちょっとだけ。
キャパ広げられるようトライしてみる。
...
なみだがでてくる。 - 2005年03月12日(土)
いろいろと書きたいことがあって
それなのになかなか時間が取れなくて
久々にどうしても書かずに居られないことが
自分のなかにしまっておけずに
先輩たちにメールをしても
せっかくの週末を台無しにするだけだし
今日出勤なんかじゃなければよかった
どうせ有休どころか所定休日を繰り越してる身で
更に繰越分が増えるだけなのだし
昨日、課長に来週末に繰越分を使って
お休みさせてくださいね
しかも連休明けは午後から来ますね と
呑気に申請したところだったのに
今日だって どこに行くの？ と聞かれて
福岡に行きます生まれて初めて
太宰府天満宮に行きたいなあ と言ったら
参道の端の素敵な喫茶店を教えてくれたり
かと思えば今日やんなきゃいけない仕事の合間に
ねえねえこれどうやってナンバリングするのー
FAXするだけでいいのーTELもするのー と
ひとしきり邪魔してくれちゃったり
この人が上司だったから
どんなに仕事が遅くたって
クライアントやセンターに
どんなに理不尽なことを言われたって
なんだかんだ言いながらやり切って来たのに
意地悪で冷たくて勝手な人だけど
大好きなのに
たまに気が向いたらやさしくしてくれるの知ってる
嘘
ほんとはいつだって気にかけてくれてるの知ってる
この人しかできない仕事を取り上げて
あっちもこっちも回らなくしてどうするんだ
会社なんてそんなもんだなんて
分かりきったこと言わなくてもいいよ
そんなもんだと思ってるなら
そんなもんじゃなくすればいいじゃないか
大体私なんて会社員らしいことなにもしてないから
余計そんなので納得いくわけないじゃん
電車の中から涙が止まらないし
今だって泣けて泣けて仕方ないし
私がいやだいやだと言ってた向いてない仕事
引き継げる相手を呼んであげたから って
だからあなたがいなくていいってことにはならない
行きたくて行くわけじゃないんだ って
そう言われたら送れなかった
あなたの下でないと働けないなんてメールは
ただでさえ会社員としては失格の内容
それでもほんとの気持ちなんだもの
みんなが知らないしばらくの間
どうしたら普通にしていられるだろう
連れてってください と言えない先なのがなあ
行っても役に立たないからなあ
もうなんにもする気にならない
これはさすがにひどすぎるひどすぎるよ
この１年の うちのセクションの大変さを
会社はどこに目つけてみてたんだばかー！
...
|
