例の事故だけれども、車掌はどうなったんだろう。 入院したとは聞いたけれども、その後のことがわからない。
某新聞に拠れば 「鉄道は事故はゼロでなければならない」という信念を持った人だそうだ。 それだけに、今回の事故は堪えただろう。
彼に対して、多くを語ることはできない。 なんといっていいものやら・・・と思うからだ。 ただ、事故後妻に電話をかけているという。そんな時に、思わず電話をかけてしまうくらいだから、夫婦仲はよいのだろうと思う。 私が言うのもおこがましいが、奥様にはどうか、支えになってあげてほしいと思う。
そして、やはり運転士の家族と同様、「被害者」の中に入れない彼らを、どうか世間の荒波が飲み込んでしまいませんように。 人的な「二次被害」もどうかおこりませんように。
昨日ひるう嬢に「(日記に)ずーっと脱線事故のこと書いてたよね」と言われ、更新止まってるなぁ・・・と反省。 だって・・・疲れたのよ。 でも、ここでこうやって自説ぶちまけてるだけのわたしがこんなに疲れるってことは、当事者の方はもっと疲れてるんだろうな・・・
しかし・・・ ぶっちゃけた話しネタより先にわたしの気力が切れたわけなんですが、ネタの切れないJR西日本がある意味すごい。間違った意味で、だけど。
えーと、運転士の件ですが、うーん、最終的に出勤しちゃったのは黒だけど、事故後にとりあえず職場に向かったのは白だと思ってます。 事故ってのは当然ながら「非日常」なわけで、そこから「日常」に戻るために、「いつも」と「同じ」行動をするってのは普通じゃないですかねぇ。動転しちゃってるならなおさら。どうしよう、って思って、ああ、そうだ会社に行かなくちゃって。 これが、全然関係ない会社の事故ならともかく、鉄道関係者、しかも自分の会社って所が、波乱を巻き起こしちゃったわけで。どうなんでしょうねぇ。 ここで救助にあたってたら、JR西日本もまだ捨てたもんじゃない、こんな職員がいるなら期待してもいいかも、って思う人がいなかったとも限らないんですけどね・・・どうなんでしょ。 ただ、運転士とその上司(当直明けって寝惚けてたんかねぇ)、単純計算して 4人が同じように救助じゃなくて出勤を選んじゃう辺りが、やっぱりもはや会社の体質であって、個人云々じゃないでしょうねぇ。18人全員が滑走路の閉鎖を失念していた某管制官’Sのように。
一連のニュースを見ていると、JR西日本の体質には、まず決まりありきなんじゃないかと。で、決まり、その中で「時間」を守ることに関して特に厳しいと。定時運行しかり、定時出勤しかり。「定時」ということにものすごいこだわり(ここまでくるともはや誇りとは言えないでしょうねぇ)を持ってるように思うんですよ。 何事もなければ、それはもちろん長所になるんでしょうけどね。時間にきっちりしているというのは、ビジネスの場面では必須みたいなものですし。 けど、今回は、裏目に出たというか何というか・・・ 個人の名誉も、会社の名誉も、信頼も、全部地に落としたあげく、穴掘って埋めて上からぐりぐりと踏みにじっちゃった感じですね。 とどめをさしたのは、例のボーリング大会ですけど。 微妙ですね、あれはもっと。 管轄の運転区間じゃなかったことと、休みだったということを考慮すると同情の余地ありかと。ただ、事故発生ですぐ止めろとまでは言わないけれど、大きい事故だというのはわりと早くから言われてたわけで、自粛した方がよかったんだろうなぁ、というのが結果論ですね。
という感じで。 気を取り直して、このネタまだ続けるつもりらしいです。
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