モダンなカフェに入った。
白い壁に大きな開口。
天井からは丸いモンがぶら下がっていて
棚にはこじゃれた雑誌が並べてある。
これが都会的と言えるもんだろうか。
清潔感のある第一印象とは違って
１０分も座ってたら、あまりの薄っぺらさに
吐き気すら覚えた。
てか、吐いた。
罵声を。
着飾ったモノって厚みが感じないなぁ。
ダメだこりゃ。
次イってみよー。
家に帰ってくると
家の二階からノソノソと降りてきて
冷蔵庫の扉を開けて
中を覗き見た瞬間に扉を閉める弟を見て
「何で今冷蔵庫開けたの？」と聴いたら
「別に。」って言われた。
きっと無意識に開けてしまったんだろうな。
あれが本能ってヤツなんだろーな。
と、いう事は何か探してる？
いや、欲求不満でしょ。
とか考えてた事を思い出してたら
神泉駅のホームのエッジと
組んだ足の先っちょを
スレスレに合わせて見つめている
自分に気付く。
何だか初めて休日が来たな。って思う
肉体疲労は溜まるけど
近頃の楽しみは
Ｔシャツにジャケット羽織って
ＫＩＤＳな気持ちは忘れない様に
BEATLES だか ROLLINGSTONES だかわかんない
バッジを付けて
濃いブルーのジーンズはいて仕事行くかな？
なんて春めいた事をするのが心地良い感じで。
ついこの間凹んでた事なんて忘れてしまって
ヒシヒシとせまる未来に向けて
密かにココロ踊る様になりました。
明日の楽しみは茶色いふざけた感じの珈琲カップで
薄い珈琲に文句を言う事なんです。
ネクタイ締めて革靴履いて
社会に身をささげる人生よりも
ココロの帯をギュッと締めて
自分のために時間を注いだ人生が
最高です。
アドバイスをくれたアナタに感謝。
迷うとロクな事にならないのはわかっているから
覚悟を決めた。
当たり触りのない生活はもうゴメン。
俺、飛躍するわ。
宇宙当たりまで。
やりたい事、貫き通す事にした。
３ヶ月のタイムリミットで得たのは
迷いを振り払う覚悟を決める時間だったのかも。
やってみろ。の一言は
何より強い力でモヤを吹っ飛ばした。
と、ゆう事で就活じゃなくて
夢の追いかけっこスタート！
サクラ満開
ココロ踊る季節に早くも大きな壁
社会に放り出された実感が湧いてこなくて
今何をしたらいいのかイマイチつかみづらくて
だけど我武者羅に。
ただ我武者羅に。
きっとサクラが散る頃には
満開だった事なんて忘れて
緑色の葉を見て
そう言えば・・・
今が過去になる。
サクラの咲く事を誰もが待ち望んで
「もうそろそろ咲くんじゃないかな。」
って言葉を何度も聞くと
毎年、毎年よくもまぁ、同じ事ばかり言えたもんだと
言う割りには、
「お前も花粉性？今年多いよねぇ？」
って答えがわかった質問を繰り返す自分に納得。
変わらない言葉とは裏腹に
僕のいる本厚木は変わっていく。
カラオケ、居酒屋、ゲームセンター、カラオケ。
そんな中でも、アリガタイ事に僕の習慣は邪魔されず。
不味い珈琲を口に雑誌を読む。
ここが居場所だって最近知った。
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