ひとりびっち・R...びーち

 

 

孤独 - 2001年06月25日(月)

「そういえば、パピコって一人じゃ食べないよね〜」

・・・TVではCMオンエア中・・・

「おかーさんは食べたことある。2本、一人で」


...

課題漂流 - 2001年06月22日(金)

 23文字×28行、文字にしてたったの644文字。
 中央仏教学院通信教育部入門過程、卒業認定課題レポート提出用原稿用紙である。(長い)

 これが今、私の半分以上壊れている脳味噌を苦しめているひとひらの紙なのだ。

 実はまだ一文字も書けていない。

 親鸞聖人が歩まれた「生死出づべき道」(しょうじいづべきみち)について簡単に明記しなさいと言われてもなぁ・・・。

 たぶん、現代国語の長文読解のように、送られてきたテキストの「ココ」と思う部分を抜粋してまとめればいいのだろうけど(もちろんテキストはそうしてくださいといわんばかりの構成になっている)、何だかそういう「作業」はしたくない気持ちで、ずーっとぐずぐずしている。

 そして、書留郵便で返送しなければいけない期間が残りわずかになった昨日も、明惠(みょうえ)という高僧の見た夢のことを考えていたりする。
 このお坊さんは、親鸞聖人の師である法然上人の『選択集』(せんじゃくしゅう)を徹底的にこきおろした『催邪輪』(さいじゃりん)という書物を書いた人だから、関係あるといえばあるけれど、当面書かなければならない644文字からの距離は遥かに遠い。

 そして、航路を外れた私はとめどなく漂いはじめ、上田三四二(うえだみよじ)が西行・良寛・明惠・道元について書いた『この世この生』という新潮文庫をぱらぱらとめくり、ついには、岩波短歌辞典に載っていた上田三四二の短歌に漂着する。

 夏至の日の長き日暮にゆく道の額紫陽花は雨に鮮らし
(げしのひのながきひぐれにゆくみちのがくあぢさゐはあめにあたらし)

 だって、昨日は夏至だったんだもん。

 公民館でお世話になっている短歌会にしろ、京都タワーの西で大きな屋根を葺き替えている教団の通信教育にしろ、何となく学ぶ方角が微妙にズレているような気がする今日この頃である。

 ・・・・・・・

 「ねぇ、おかーさん、環境問題と経済についてなんだけどさー」
 「京都議定書かい?」
 「そう、それ。ニュースであっちがこうだとこっちがああで・・・って、ぐちゃぐちゃやってたんだけどね」
 「ふーん、それで?」

 「アレって、“仕事とあたしとどっちが大事なのっ!?” っていうのと似てるよね」

 むむう、おぬし、なかなかヤルな。
 返す刀で、かーさんのレポートも一刀両断にしてくれないかなぁ。

 これがホントの他力本願、な〜んちゃって・・・
 全国の門徒さんの顰蹙を買い占めてしまいそうなので、本日はこのへんで退場いたします。ごめんなさい。

 ・・・・・・・

 ※「他力本願」の本来の意味は、一般に使われている上記のような例とはまったく異なるものです。念のため。



...




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