2004年08月29日(日) |
"How in one night have we come so far" |
ミュージカル「ミス・サイゴン」を見てきました。 何年ぶりだろう・・・・・・ブロードウェーで6回見た、大好きな作品。 (ちなみに「レ・ミゼラブル」は7回、「オペラ座の怪人」は5回見た(笑)) もちろん日本で見るのは初めて。
実は、今まで日本人がミュージカルをやるのはちょっと・・・と斜めに構えていたんだけど、 同じく大好きな「Into the Woods」(宮本亜門バージョン)をこの間見てから、 ミュージカル熱が再発して・・・ 一番好きな「ミス・サイゴン」、しかも松たか子!筧さん!知念ちゃん!となれば、 もう鼻息荒くしてチケット取りましたよ(汗) 今回は彼氏と筧・松・石井バージョン見て、 10月には家族で市村・知念・井上バージョンを見に行くことになってます。 (でも橋本さんのエンジニアも見てみたいんだよなぁ・・・凄く色気のあるエンジニアになりそう・・・)
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今日見て思ったこと。 キムが死を選ぶのは、 それがタムをアメリカで生活させる唯一の方法だと思ったから。 その気持ちに嘘はないと思うんだけど、 最終的に彼女を死なせたのは、やはりクリスの裏切りじゃないかと思う。 あれほど会いたがっていたクリスに会う前に銃を撃ったのは、 「真実」をクリスの口から聞かされたくなかったからじゃないかな。 エレンには「彼の口から言うべき」と言ったけれど、 彼女がここまで生きてこれたのは、クリスが戻ってくることを信じていたからでもある。 "I know as long as I can keep believing, I'll live"(オリジナルCDより) という台詞もあった。 信じることは、強さにつながる。
中学時代に初めて見た時、とにかくクリスが嫌いだった。 酷いと思ったし、キムはなんて可哀想なんだと、そんな気持ちが残った。 回数を重ねるごとに、キムの強さが印象に残るようになった。 愛した人を信じる強さ。 愛する息子を守る逞しさ。
でも。 彼女は、強い人ではなかったのかもしれないと今日感じた。 キムが生きていくためには、クリスを信じ続けるしかなかったんだ、と。 すがるような気持ちでクリスを待っていたんだもんね。 そして、信じ続けることができなかった時、キムはこの世を去ることを決意した。 彼女の夢見た未来を、すべてタムに託して。
違うかな。
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キャストについて。
松たか子は期待通り(予想通り?)だった。 やっぱり舞台での彼女はTVで見る以上に光ってるんだな・・・と。 "すごみ"のある演技を見せてました。 さすが女優。 でも・・・個人的には、彼女にはやはりもっと激しい女性の役の方が似合ってると思う。 歌声は優しいんだけどね。 年齢的なものもあるのかな・・・と思うけど、"少女らしさ"には欠けてたかな。
ちなみにキム役の4人の中で、(私の)イメージ的には知念ちゃんが一番キムに近い。 声が(4人の中では)一番Lea Salonga(オリジナルキャストのキム役)に似てるのもあるかも。 知念キムは10月まで見れないけど、楽しみ。
筧さんは・・・素だな(をい) もともとユーモアのある人で、あーゆー胡散臭い役は任せろって印象(失礼?) イメージ通りのエンジニアを演じられてました。 やっぱり楽しくて好きだな〜、筧さん。
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気になったこと。
オリジナル(ロンドン)キャストのCDを聴くと、 歌詞カードでは「Now that I've seen her」となってる部分を、 「It's her or me」と歌ってる。 日本語でも「今、彼女にあった」になってるんだけど、 個人的には、「It's her or me」の方が好き。 それをリピートすることで、「これは戦いなんだ」と自分に言い聞かせるエレンの気持ちが強調される。 穏やかな性格のエレンが、夫との関係を守るために闘うことを決意する時の曲だから、 「It's her or me」というのはとっても重要な台詞だと思う。 日本語に訳して歌うのは難しいかもしれないけど・・・。
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あーーーやっぱり好きだな、「ミス・サイゴン」。 一番大好きなミュージカル。 何度見てもやっぱりいい。 最初の「Movie in my mind」の時点ですでに涙目だったからね、私(笑)
これからも何度も通っちゃいそう・・・。
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"ミス・サイゴン" 2004.8.29(日) 帝国劇場 17:15〜
作詞: アラン・ブーブリル 作曲: クロード・ミッシェル・シェーンベルグ キャスト: エンジニア 筧利夫 キム 松たか子 クリス 石井一孝 ジョン 今井清隆 エレン 石川ちひろ トゥイ 泉見洋平 ジジ 平澤由美
2004年08月28日(土) |
手を伸ばせば届くはずだったのに |
"ムーンライト・ジェリーフィッシュ"を見てきた。 タイトルと藤原竜也に惹かれて(笑)
藤原竜也扮する"寺沢セイジ"の生きがいは、 紫外線を浴びると皮膚癌になってしまう色素性乾皮症という難病に加え知的傷害を患う弟、 "ミチオ"(木村了)の世話をし、一緒にひっそりと夜の世界に生きていくこと。 その生活を守るために、"セイジ"は新宿歌舞伎町のヤクザの元、暴力団員として働いている。 そこに太陽のような女性"ケイコ"(岡本綾)が現れ・・・
とまぁ、なんともありがちな設定・・・。 もともとヤクザものは好きじゃないので、 藤原竜也が主演でなければ間違いなくスルーしていただろうな・・・。 脚本も薄っぺらくて「う〜ん・・・・・・」という感じだったので、その場合スルーして正解だったはず・・・。
でも。 やっぱり藤原竜也はよかった。 あーゆー切ない表情とか苦しむ表情はヤバイ・・・。←私が
藤原・木村の両主役の演技はよかった。 木村了という新人はドラマ「ウォーターボーイズ2」に出演中と聞いてたんだけど、 どの子かまったくわからず、家に帰って調べてびっくりした。 「えぇ、あの子?!」と。
役どころが違うからキャラクターが違うのは当たり前なんだけど、 事実を知ってからもあれが同一人物とは信じられない・・・。 映画デビューとのことですが、難しい役柄をしっかり演じきってたと思います。
それと、主題歌の「月」(天野月子)が本当にぴったりで、そこで一番泣けたかも。 この曲ほんと好きなんだよね・・・。 天野月子の曲で一番のヒット。
ちなみに「ムーンライト・ジェリーフィッシュ」とは、 もちろん「月明かりに浮かぶクラゲ」です。 「海月」とかいて「クラゲ」と読むくらいだからね。 暗闇に浮かぶ月、暗い海を漂うクラゲ。 どちらも"セイジ"と"ミチオ"の象徴として使われてるようです。
まぁ、私的には満足でした。 相方は、「要は藤原竜也なんでしょ」と。 ま、そういうことだな(笑)
2004年08月08日(日) |
un après-midi |
今日のライブ会場はVenus Fort。 もう見飽きてしまった(・・・)アクアシティーとは違い、Venus Fortは久々。 お店も多いし、広いし、オシャレだし・・・張り切って朝からお台場へ!!
・・・のはずが、起きたら13時前(お約束)。 慌てて支度してお台場へ。
東京テレポート駅に着いたら、時計はもう14:47。 エスカレーターを駆け上がり、Venus Fortへ。 そして一番奥の教会広場を目指してひたすらダッシュ。
・・・間に合った・・・ のはよかったけれど、とても虚しくなったのは言うまでもなく・・・。
息を整えてるうちに15時の回は終了。 走り回って疲れちゃったので、買い物に精を出す余裕はなく・・・ お店をいくつか見てまわって、それから教会広場の脇にあるオープンカフェで休憩。 そのまま第2ステージをオープンカフェから優雅に鑑賞し、 終わった瞬間またまたダッシュで東京テレポート駅へ・・・・・・。
結局、Venus Fortまで行って、買ったもの。 チーズ(笑)
専門店で試食したらあまりに美味しかった(しかもセールしてた)ので、 2種類購入。 でもいつ食べるんだ私・・・。
しかしお台場→平塚はさすがに遠かった・・・。 清野ゴールおめ。
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"Venus Fort 5th Anniversary Special Live" 2004.8.8(日) Venus Fort 教会広場
≪15:00〜 Session≫ 1.I Like It 2.Change my mind 3.Why I Cry 4.涙が落ちないように 5.君を忘れない 6.Love Letter
≪17:00〜 Session≫ 1.I Like It 2.Change my mind 3.I'll Give It All 4.Friends 5.はじめてのチュウ 6.Love Letter 7.Why I cry
2004年08月04日(水) |
君を飾る花を咲かそう |
会えてよかった。 会いに行ってよかった。 ただ、我慢できなかっただけなんだけど。
君の話を聞きながら、なんだかとても嬉しかった。 確実に、目標に向かって歩いているからか、 とてもいい表情をしてたから。
当事者じゃないけれど、来週はきっと、ずーっとそわそわしてる。 いい知らせが聞けるように、祈ってるよ。
あげたシャツ、ちゃんと役に立っててよかった。 たまたま着てるところを見れて、やっぱり嬉しかった。
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