Daily Talk

2003年07月29日(火) 泣けない夜も 泣かない朝も

もうすぐ7月も終わり。
就職して4ヶ月が過ぎようとしている。
色々あったけど、最初の頃と比べると、随分居心地もよくなった・・・と思う。

それでも、「ここには長くはいられない」という気持ちは入社前から変わらない。
念願の企業に就職できたのに、変かな。

別に贅沢を言ってるわけじゃない。
(そりゃ給料はめちゃくちゃ低いけど!!!)
私の"目的"と、会社の"目的"が違う。 それだけのこと。

会社の売上に貢献するのが嫌なわけではもちろんないけれど、
会社のためにお金を稼ごうとは思えないし。
自分のお金には興味あるけど、会社のお金には興味ない(爆)

クライアントからどれだけお金を取れるか。

ビジネスって結局そういうことだと思う。
だから会社の"目的"は、最終的にそこになるんだと思う。
それを否定する気はないし、むしろ社会において重要なことだと思ってる。

でも私が仕事をする上で、どうしてもその目的を意識することができない。
まだ社会経験が足りないからかもしれないけど。

過程が大事なのであって、目的は違ってもいいじゃないか、という人もいるだろう。
それはそれで一理あるんだけど、結局、
目的が違うと優先順位のつけ方とかも違ってくるので、
なんだかんだ言ってそれがすごいストレスやジレンマになったりするのよ。

だから私は、お金にならないこと、どうでもいいことに興味を持ってしまうし、
時間をかけてしまう(から仕事の効率が悪くなる)。

まぁもともと仕事人間じゃないから、仕事を生活の中心する気はあまりない。
でも、めまぐるしく変化するマーケットの中に身を置いていると、
そんな"ビジネスワールド"(もう少し的確な表現があるだろ・・・)に慣れてしまいそうで、
ちょっと(いやかなり)怖くなる。 

何度も言うけど、私は別に"ビジネス"という言葉に嫌悪感を抱いてるわけじゃないし、
そーゆーのを目的とする人を否定する気もない。
ただやはり人間には向き不向きというものがあって、私は不向きなんだ、ということ。

だいたいさ、お金や時間に縛られるのって嫌いなんだもん。
金銭感覚も時間の感覚もないし・・・。(欠けているという自覚はあるので許して!)
それとこれとは別問題? そうでもない気がするけど。

でも、ずっと気になってることがある。
賢くも器用でもなく、仕事人間でもなく、本能に従って生きるしかないタイプの私を、
何故この会社が選んだのかってこと。

しかも私はこう見えて(どう見える?)、かなり口下手だ(と自分では思ってる)。
ものすごくよく喋るけど、それは自分の考えや気持ちをうまく言葉にできないから、
なんとか伝えようと言葉をたくさん並べてるのであって、
物事を的確に表現したり、相手を説得したり、つまりうまくコミュニケーションをとることは苦手だ。
つまり、無駄によく喋るから、そういう不器用さというか、要領の悪さが相手にすぐばれる。
普段でもそうだし、面接とかでもそうだと思う。

だから、なんで私を雇ってくれたんだろう?という疑問がずっとある。
自分でいうのもなんだけど、もし私が選ぶ立場なら、
私なんかより会社にとって使い物になりそうな人がたくさんいる。
どうしてそういう優秀(そう)な人たちでなくて、自分だったのか。
いや、「なんで雇ってくれたんですか?」と一言聞けばいいんだけど、ほらやっぱり怖いじゃん(笑)
謎のままにしておいた方がいいことも世の中にはあるのよ。

・・・とまぁそういうわけで、
色々あるけど、頑張ろうと思います。(どんなまとめだよ)

自分に向けられたもの、求められたものにはちゃんと応えていきたいから。
優しくしてくれた人には自分も優しくしたいし。
助けを求めてくる人にはできる限りのことをしてあげたいし。
期待してくれた人にもちゃんと応えたいし。

愛には愛を。 優しさには優しさを。 誠意には誠意を。
目には目を。 歯には歯を。 ・・・・あれ?



2003年07月05日(土) 変わらないもの。

高校の仲間が、アメリカに行くことになった。
Georgetown大学でmasters degreeを取って、
その後はNYの法律事務所で就職が決まっているという。
年末には戻ってくるとはいえ、少なくとも2・3年は向こうで生活することになる。
すごく寂しく・・・はないかな。
私達にとって距離や時間なんてあまり関係ないこと、今日また実感できたから。

2日前に急遽決まった送別会なのに、パーティールームに集まった人数は20人近く。
いつものごとく、集まるとみんなあの頃に戻ってしまう。
近況報告なんて必要ない。 お互いが毎日一生懸命頑張ってることは、言わなくてもわかってる。

彼女がずっと努力してきたこと。
すごく悩んで、アメリカ行きを決めたこと。
説明なんてなくても、そんなことはわかってる。

そろそろお開きの時間が近付いて、花束と色紙と、
今日ポラで撮った写真を集めて入れたアルバムをプレゼントした。
そしてその時、流れてきたのは「Tomorrow Never Knows」。
(もちろん演出。 誰かがカラオケで入れた。)

誰からでもなく、気付いたらみんな肩を組んで、歌っていた。
23、4歳のいい大人がよ(笑)
高校の卒業旅行最後の夜、みんなでキャンプファイアーを囲んで、
「Stand By Me」を歌ったあの頃と、何も変わっていない。

私が他人ならきっと引くけど(笑)、
自分がその一員でいられることを、何より幸せに思った。

こんな状態がいつまで続くかは、わからない。
いつか変わってしまうのかもしれないし、
永遠に変わらないかもしれない。

でもそんなことを考えても仕方がないし。
今はただ、この幸せを噛みしめよう。

言葉にならない感謝の気持ちと、形にならない愛情。
ちゃんと伝わってるよね?

ユミもわかってるよね?
みんないつも側にいるから。
DCにもNYにも遊びに行くぞ!
See ya soon! Good luck!!

"何かに つまづいた時は
空に手をかざしてみよう
この風は きっとどこかで君と
つながっているから"
          〜Mr.Children "星になれたら"〜


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英美