NORI-☆
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春告花
冬から春へ… 風が柔らかくなってきたり日が長くなってきたりで、 少しづつ少しづつ、“春の息吹”を感じてはいたけれど、 毎年決定的に「おお!春の到来!」と感じるのは、 あの香りにふと接したとき。 あの香り…… そう、沈丁花の香りです! ある日突然ふと香りに気がつき、はっとした瞬間って、 毎年とても幸せな気分になります。 桜みたいに、蕾が膨らんできてるのを 今か今かと待ち焦がれるのも楽しいけれど、 どこに咲いてたか覚えてなくて、 香りに気づいて見まわして木をみつけるっていうのも なかなかいいものです。 五感全部で季節を感じるみたいな気分で。 だから、金木犀も大好き。 今日、保育園帰りの夕闇の中で 懐かしくかぐわしい沈丁花の香りを感じて、 ふと見たら今その前に自転車をとめた生垣がそれでした。 明日で2月も終りです。 春はほんとに、すぐそこまで来ています。
2001年02月27日(火)
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「なっ、なんスかそれっ!?(^^;)」
「子供たちが手足口病でね…」 職場のグループのメンバーでお昼を食べに出た帰り、 何かの拍子に子供のことを聞かれて、ちらりと口にしたとたん、 後輩のB君(25歳独身)が思わず叫んだのが、表題の台詞。 だよね〜(^^;) 普通知らないよ、子供のいない人は。 私だって、独身の頃先輩の甥っ子がかかったっていう話を聞いて、 「えーっ、そんな病気あるんですかぁ?」 ってきいた覚えがあるもん。 はしかや水ぼうそうみたいな伝統的なのはともかく、 自分が子供の頃に流行らなかった(認知されてなかった?)病気は、 それにかかる年代の子供の親にならない限り、 日常の話題にのぼることはない。 親になってからだって、周囲でかかった子がいなければ 知らずに済んでしまうかもしれない。 育児書で名前を聞いたことがあっても、 症状をみてピンとくるほどはわからないのが現状。 以前に育児雑誌のアンケートで、 育児用語の意味を答えさせてるのがあって、 その珍回答として、 「ヘルパンギーナ:ラテン系の女の子の名前」 「手足口病:手や足に口のような形のおできができる病気。 (やだ〜気持ちわるい〜!)」 とかいうのが紹介されてて、めちゃくちゃ笑ったけど 知らなくて字面で想像したらそうなるよね(^^;)。 で、私と同期の2児の父とで、 「手足口病」と「りんご病」について、 若いモンたちに丁寧に説明してあげたのでした。 でも、この知識って彼らの現在の生活には 何の利益ももたらさないことは明らかだよね……(笑)
2001年02月26日(月)
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お母さん、ありがとう m(__)m
今週は子供たちが手足口病で一週間保育園をお休みした。 いつもよく食べる下の子が、前週から食欲が落ちなんとなく不機嫌で、 しかも妙によだれが多いので心配していたのだが、 どうやら口の中の水泡が痛かったらしい。 保育園で手足の水泡を指摘され、医者に駆け込んで診断されたのだけれど、 病気の心配より「そっか〜!謎が解けた〜(^^)」という感じで 妙に納得してしまった。 病気というやつは、症状だけで原因がわからないときは不安だが、 病名がわかると何となく安心である。 治療法や治癒の見込みなどが見えてくるからだろうか。 もっと重篤な病気のときはそうも言ってられないだろうけど、 少なくとも、子供の定番流行病はそんな感じである。 「なるほど〜、これが噂の手足口病かぁ」と妙に感心してしまったりして(笑) とはいえ、やっぱり病気で本人が辛いことには変わりなく、 はたで見ていても可哀想だし、食べ物や生活環境など、 気を配らなければいけないことも多いので、 世話する身としてはそう楽天的にばかりはしていられない。 特に続いて罹った上の子は症状が重かったので、 「代われるものなら代わってあげたい〜(TT)」と心底思った。 しかし、そんな子供たちの状況とはうらはらに、今週のママは 大きな会議や仕事のリミットが連日予定されている“休めない”週だったので、 一週間連続で実家の母に来てもらい、子どもたちを見てもらってしまった。 病気の子どもたちの世話ももちろんだが、 立派な主婦である母から見て(いや、私自身も思ってるくらいだから(^^;)) 乱雑きわまりない我が家での主婦活動は、さぞやストレスのたまるものだっただろう。 本当に申し訳なく、またありがたかった。 ばあばの手厚い看護ですっかり元気になった子どもたち、 そして一週間主婦業をお任せしてラクチン生活をさせてもらった私、 ともに、母への感謝でいっぱいである。 ここに書いても本人は見ることもないけど、心から言いたい。 「ばあば、ほんとにありがとうございました! m(__)m」
2001年02月23日(金)
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火花ぐるぐる
半年ぶりの会社の宴会参加。 単純に「仕事帰りに飲みに行く」という 普段めったにないイベントに臨むウキウキ感とは別に、 久し振りだからなんか浮いてしまうのでは? という不安と憂鬱もあって、落ち着かない。 …でも、そんな心配をよそに、比較的気楽な宴会が始まった。 結局、知ってる人がかたまって座ったのでそんなに会話に困ることもなく、 隣に座った先輩と、昔(若い頃ってやつ?) 一緒に遊びに行った思い出話で盛り上がったり、 ちょっとオタクなプログラマたちの趣味の話をきいたりしながら、 楽しく時間が過ぎていった。 そんなにお酒が飲めるほうではないのだけれど、 部屋が暑かったせいか、冷えたビールがとってもおいしくて、 その後出てきた〆張鶴の冷酒がおいしくて、 つがれるままに、いや最後は自分でついで飲んじゃって……… 例によって頭ははっきりしていてちゃんと受け答えしてるんだけど、 なんだか目の前をチラチラと星が飛び交っている。 ときどき、ふっ、と視界が白くなる。 ……まずい、これは、貧血昏倒の前兆だ……! この状態で電車に乗って帰る、というようなことをすると その途中で倒れたことが過去数回…それだけは避けなければ。 「…先輩、ちょっと危ないかも…」ととりあえず隣にSOSすると 「タク券あるから、呼んでやるよ」とありがたいお言葉。 そうこうするうちに宴会はお開きになり、 試しに立ち上がってみると、なんとかいけそうだ。 同方向に帰る同僚の女の子にがっちり腕をつかまれて、 「だいじょうぶですよぉ〜」と 典型的な無自覚酔っ払いの台詞を口にしている。 でも、でもね!とにかく頭はハッキリしてるんですよ。 だってタクシーの中では彼女とまじめな仕事の話をしたし、 彼女が先に降りたあと、ちゃんと行く先指示できたし。 …ただ、足跡が左右一直線上に並んじゃうのね。 これってつまりは「千鳥足」。 どうやら今日の酔いは三半規管と足にきているらしい。 家に着くとなんだかその場でくるくる回っちゃって、 そのまま竜巻のさかさま状に床に着地してしまったり、 立ち上がろうとするとまたくるっと回ってしまったり。 とにかくくるくるしてどうしようもない。 「もう寝なさい」と呆れ顔のパパに、 「でも気持ち悪いから寝られないよぉ」と訴えると、 「これで少しは俺の気持ちがわかったか」といいながら、 二日酔いのとき飲む薬を分けてくれた。 持つべきものは酒のみの旦那…か。
2001年02月21日(水)
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たまの飲み会とそこに至る葛藤
もともとそんなに頻度が高い方ではなかったけれど、 母親になってから、めっきり飲み会等夜のイベントに参加する機会が減った。 夜でかけるためには、夫か実家の母に保育園のお迎えや夕食など 夕方から夜の子供の世話を頼むことになるので、 自分が遊ぶために彼らの日常を犠牲にしてくれとはなかなか言えない。 したがって、飲み会に参加するのは、会社関係でいえば 歓送迎会とか忘年会など参加必須の公式行事のとき、 プライベートなら、特別なお祝いや地方に住む友人の上京とか、 ごく重要と判断するイベントに限られてくる。 結局、年に数回(実質3〜4回というところか)というところかな。 それが淋しいと感じることもあるけれど、 参加するために色々下準備をしたり気を遣ったりするのも それはそれでかなりパワーのいることなので、 今はこのくらいの頻度でちょうどいいのかも知れない。 結局、そのもろもろの「面倒くささと後ろめたさ」を 乗り越えて余りある楽しみを得られるイベントを厳選している ということなのかも知れない。 (というのはもちろんプライベートの方だけど) 会社関係は、逆に公式行事より 仕事帰りから飲みに流れるようなときの方が 盛り上がるし楽しいにきまってるけれど、 これはもう、しょうがない。 ここで仕事の裏話や同僚のプライベートに踏み込んで楽しむかわりに、 私は子供たちと楽しい時間を過ごしているのだと 納得するしかないし、事実そうだからまあいいでしょう。 …ところで、明後日は会社の歓送迎会。 職場復帰して初の飲み会参加である。 休業中にだいぶ顔ぶれが入れ替わっているので、楽しみでもあり、 また共通の話題ってあるかしら?とちょっと不安でもある。 最近、とみに会社的世間話に疎い自分を感じるので、 飲み会に来てまでママネタ、主婦ネタしかない 困ったおばさんだと思われないように、気をつけなくちゃ(^^;) でもま、今回はとりあえず顔を出して、 私もここの一員であるということを覚えといてもらえれば それでよしとするかな。
2001年02月19日(月)
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バレンタイン後日談
昨日バレンタインデーにからんで、 「バレンタインデーを忘れてた」と書いたけれど、 厳密に言うと、すっかり忘れていたというわけではない。 会社での義理チョコ配りのイベントが忘れ去られていた というだけのこと。 今の職場にはもともとそういう習慣がないらしく、 私を含めて3人しかいない女性たちも全く気にしてなかったし、 その10倍はいる男性たちの誰も、期待すらしていなかったようだ。 しかし、私と夫は、実は大いに盛り上がっていたのだった! #…念のため、お互いの間で、ということではない(^^;) #結婚8年目でそんなにラブラブしてるわけがない。 #日頃の感謝を込めて、チョコレートは用意したけどね… もちろん、それは 「息子が初めて女の子からチョコをもらうかもしれない!!」 という期待である。 というのは、前日の保育園の帰り、上の息子が 「明日、チョコレートもらうんだよ!」と嬉しそうに話したからである。 「誰に?」 「○○○ちゃんに〜♪」 ○○○ちゃんとは、かねてからお互いに婚約中と公言している 保育園で同じクラスの仲良しの女の子である。 「へえ、よかったねぇ(あー、やっぱり女の子はおませね〜(^^))」 とママはあっさり聞き流したのだが、パパの反応は強烈だった。 「おおっ!!5歳にして初チョコレートか!!すごいなっ!!」 翌日、会社でやり取りしたメールでも、 「ちゃんとチョコもらえたかな?」なんて書いている始末である。 父親としては、息子が自分より早くチョコをもらう身になるということに かくも反応するものなのだろうか。(笑) …そんなわけで、ママも昨日はちょっぴりワクワクして 保育園のお迎えに行ったのだが、 通園バッグをのぞいても、それらしい包みは入っていない! もしや、○○○ちゃん心変わりかっ!?…ていうのは大げさだけど、 本人がっかりしてないかな?とちょっと気になった。 しかし、本人はいたってご機嫌で、 意を決したママがさりげなさを装いつつ 「サト、今日チョコもらった?」と聞くと、 「ううん、もらわなかったよ〜」とあっさりしている。 別に気にしてないようである。 帰りに○○○ちゃんのママと会うと、 「どうしてもサトくんにチョコ持ってきたいって行ったんだけど、 止めたのよ。気持ちだけにしなさいって言ったの」とのこと。 私も、保育園でやりとりするのは、先生や他の子の手前どうかな、 とちょっと危ぶんでいたので、未来の義母(笑)のこの配慮は 大いに理解できるし、ありがたいと思った。 ただ、そういう常識的な頭とは別に、 初チョコ記録が来年以降に持ち越されたことに、 ちょっと残念な気がした。 しかし、そこは記念すべき21世紀初のバレンタインデーである! (なんのこっちゃ) 今日、息子の通園バッグには、ハートマークのいっぱいついた 黄色い封筒が入っていたのだった!! 中身は○○○ちゃんが心をこめて描いてくれた絵と 彼女が得意な折り紙作品(^^) 我が家のハンサムボーイの初めてのバレンタイン・プレゼントは、 「気持ち」がいっぱいこもった かわいいかわいいラブレターだったのである(^^)
2001年02月15日(木)
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バレンタイン雑感
今日はバレンタインデー。 と言っても、もう個人的にあんまり関係ない感じだし、 だいだい、世間的にも最近バレンタインって、 下火なイベントなんじゃないかな? あまり騒がれないような気がします。 午後、部署で一番若い同僚の女性が、「お一つどうぞ!」と 箱入りのチョコレートを配っていたので、ああそうか今日は…と気付いた。 「そういうわけじゃないですよ〜ただのお茶菓子!」と 彼女は言ってたけれど。 そういえば、以前同年代・既婚の同僚(女性)と 「最近義理チョコ配りってやんないよね〜」という話を したことがあった。 そう、私たちが新人〜5年目くらいのころは、 毎年2月13日には社内便にたくさんの義理チョコを乗せて 社内の男性に愛想をふりまいていたものだった。 …っていうのはちょっと誤解を招く表現かな(^^;) ここで言う「社内の男性」というのは、決して、 個人的なターゲットではないのである。 あくまでも「仕事でお世話になる人たち」 「仕事で味方につけときたい人たち」のことであり、 それはほとんどの場合、ターゲット外の「おじさん」たちなのである。 女性比率が少なかった当時の社内(今でも少ないけど)で、 更に数少ない大卒女子、いわゆる雇均法n期生として総合職入社して、 「男子と同等」(といいつつ実際はお茶汲みも給湯室の掃除もある) というプレッシャーを感じながら仕事に励み、かつ、 髪振り乱して「女」を捨てて…ではないやり方を模索していた私たち。 「若い」「女の子」と仕事の上でのマイナスポイントを コミュニケーションの面でプラスポイントに変換すべく、 日々心を砕いてきた集大成ともいうべきものが この「義理チョコ配り」だったのだ。(違うかなぁ?(^^;)) なぁんていうと、すごく「女」を売り物にして ずるく立ち回ってきたみたいだけど、 当時はそんな計算が働いていたわけではないし、 そんなことでごまかされるほど会社は甘くない! ただ「女はダメだ」と言わないで暖かく見守ってくれる人たちに 少しでも感謝の気持ちを表したかっただけなのである。 「なんか、あたしたちって、いじらしかったよねぇ〜」 いいかげんトウの立った「旧女の子」たちは、 当時を懐かしんでいるわけであるが、 最近はそういう「気持ち」の見せ方は流行らないらしいし、 そもそもドライな現代っ娘たちにはそんな「気持ち」もないらしい。 それほど社内での自分の立場というものに、 危機感がないのかもしれない。 それはそれでけっこうなことだよね。 結局、そんなことにお金とエネルギーを使って、 しかもその「無駄」を心中密かに楽しんでいた私たちって、 やっぱり結構「バブルな」世代だったのかも知れない……
2001年02月14日(水)
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ちょっと一言…な気持ちの置き場所?
家族のホームページを開設して、3ヶ月。 子供たちの成長を中心に…と言いつつ、 けっこう自分の趣味に走って楽しんできましたが、 それでも、まだ自分としてはいま一つ物足りない。 なぜかと言うと、HPでやってみたかった 「日々思っているちょっとしたことを書き留める」 というのが実現していないから。 そのために作ったスペースは……一応ある。 書こうと思っているテーマもいくつもリストアップされている。 …にもかかわらず、ちっともアップできないんですよね…(^^;) なんか気負っちゃって、なかなか一つのテーマが完結しない。 職場復帰して1ヶ月半、 想像以上に自分の時間というものがない生活の中で、 「あれも書きたい、これも言いたい…!」という思いばかりが むなしく積み重なっていく今日この頃。 これじゃいけない、希望がストレスになったら楽しくない! そこで、ちょっと発想の転換。 まとまって書こうとするからまとまらないのだ! 断片でもいいから思いついたとき、書けばいいのだ! …というわけで、とりあえず 「日記」という名のメモスペースを作ってみました。 毎日必ずとか、面白いことをとか思わず、 のんびり気ままに自分本意に、 日々の思いを書いていけたらな、と思っています。
2001年02月10日(土)
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