tdd diary

2009年05月31日(日) あじさい

ずっと前にミニチュア帆船を何となく買ったっていうのがありましたが、なんで帆船、てよく考えたら、お店にミニチュア帆船を作っているおじさんが来るのだった。帆船のロープの部分の糸に、海外のレース糸がいいらしく、時々買いにくる。こないだはボトルシップを作っているおじさんが2人で糸を買いに来た。ボトルシップの展示を見てきた帰りで、デジカメで色々見せてくれた。

最近何となく見ているのがトロフィーです。なんでトロフィーかというと会社の近所にトロフィー屋があって、ドライバーをスイングしている、お約束のゴルフのトロフィーや、バットが3本立てかけられた上にボールが乗っている、お約束の野球のトロフィーなんかがケースに飾られています。オークションで見てみるとそういった業者による出品がほとんどですが、違うのもあります。


前にワヤマさんから貰ったのと同じタイプのスヌーピーのトロフィー。これは今も部屋に飾られています。


叩き売りされていたトロフィー、4個で3000円。ボーリングの上手な方とお見受けします。


感じのいいトロフィー。

自分が貰ったわけでもないトロフィーを買う気はありませんが、子供の頃やたらと走るのが速かったのでメダルは色々貰いました。あれみんなどこいっちゃったんだか。



2009年05月30日(土) 1000000

nin/ja用のものかどうか分かりませんが、nine inch nailsのリハーサル映像3曲分が下のサイトで見れます。リハーサルの時はさすがに大人しいんだなあと思いつつ、夏への期待が高まります。ホントに出来ることなら活動休止前に単独も観たい。コーネリアスのライヴで使われてた指で押した部分のビートをリピートして刻んでくみたいな機材使ってる。当たり前だけど全員真剣。ちょっとぼんやりしてて間違えたりしたら、主に歌を担当している格闘家みたいのが突進して来てどつかれそうな空気です。なんかもう、ロッキー・ザ・ファイナル、って感じの心持ちです。意味分かりませんが。

http://pitchfork.com/tv/#/episode/1969-nine-inch-nails-live-rehearsals


頑張れオルタナティヴロック最後の砦トレント。



2009年05月29日(金) 〜ネン

楽しみにしている「世界ふれあい街歩き」の放送がなかった。来週はフランスのマルセイユ、だそうだ。それにしてもドナウ川特集が素晴らしく自分内で大盛り上がりしたりドイツのマイスターの本見たりと、ドイツの調べものが趣味みたくなってきている。ロトも毎週2口づつ買っているのに現在の当選金額、1000円。当然赤字である。


Uと会社のもう1人の同僚が9月のゴールデンウィーク、っていうんでしょうか。大型連休を使ってフィンランドに行くそうで羨ましい。アキ・カウリスマキ、マリメッコ、アラビア、ムーミン、サウナ、キシリトールガム、ノキア、レニングラード・カウボーイズ、ヤンネ・アホネン、ミカ・ハッキネン、エアギター、の、フィンランド。



2009年05月28日(木) 玄米ごはん

朝から代官山へ散髪。独立された美容師さんの新しい美容室はとても感じのいいところで、近所で切って正直残念感が否めなかった髪もすっきり。のばす用のショートにしてもらった。終わってから渋谷まで歩く。お昼前だったのでフードショーのpariyaでお弁当買って帰る。一時期は週1くらいで食べていたんですが、変わらず美味しかった。pariyaといえば、青山にあった不思議な内装のpariyaが気づいたらつぶれていた。もともとパリヤジェラートっていうアパートを改装したようなジェラートのお店が表参道のほうにあったんですが、あれもとっくにない。今はフードショーの店だけなのだろうか。


お昼過ぎにネットの回線の業者の人が調査に来る。部屋の電話回線のとこで20分くらい色々調べた後で、最後に外を見に行って「全部調査してから言いにくいんですが」と、外壁に脚立が立てかけられないから工事が出来ないという結論を言われた。それ、最初に見とけば良かったんじゃ、、、と思ったけど「あーそうですか」と、あえて突っ込まなかったら「すいません」と何度も謝られ、「お茶まで出してもらったのにすいません」と帰っていった。そういえば来る時も「そろそろ着きます」と1度電話が来てから「車がエンコしてしまって」「あと10分で着きます」など何度も電話がかかってきて、その度に「何時でもかまいませんから」と答えていた。調査の手つきも、素人の私が見ても分かるほどに一言で言うとおっちょこちょいのそれだった。なぜか憎めない感じのおっちょこちょいだったので別にいいんだけども。いったい何だったんだ、と一息ついてから昼寝。



2009年05月27日(水) 「グラン・トリノ」

仕事後、六本木ヒルズへ。レディースデーでイーストウッドの新作「グラン・トリノ」を観る。クリント・イーストウッドの監督作品を、私は「ミスティック・リバー」以降1本も観ていなかった。それくらいに「ミスティック・リバー」の衝撃が大きく、たぶんあれがイーストウッド作品のピークなんではないかなと思って、あれだけ話題になった「硫黄島からの手紙」もなぜか観る気にならず、実際まだ観ていない。ところが今年の正月にスカパーで「ミリオンダラー・ベイビー」を観て、なんでこれを劇場で観なかったか!と心から後悔した。にもかかわらずなんとなく「チェンジ・リング」をやり過ごしてしまいつつ、それでも駆け込みで「グラン・トリノ」は観れました。役者も良かったけど、「ミスティック・リバー」や「ミリオンダラー・ベイビー」にはない秀逸なやり取りの脚本でテンポが良かったのも好きな感じだった。

エンディングの音楽でイーストウッドが最初だけ歌うんですが、そこから続くジェイミー・カラムのボーカルやらピアノやらもみんな温かいものを守る優しさに溢れて、受け継いでいく者を明るく照らしているようで泣かすのだった。クレジットを見てて、ジェイミー・カラムだと確認。加齢による脳と耳の老化で、地味な顔立ちや地味に歌うまいところや名前なんかもジェイソン・ムラーズといつも見分けがつかなくなる、などと思いつつ場内が明るくなっても座ったまま余韻に浸っていたら、隣に座っていた若い女子が一言「最初のほうで寝ちゃった」って!どこでだよ!?具体的に教えてくれ!と思ったのもつかの間、「っていうか、あの場面さー」と、今にも神様仏様クリント・イーストウッド様の作品に恐れ多くもいちゃもんつけようとしているので、これ以上耳に入れちゃダメだ!と慌てて席を立った。劇場を出ようとするところで、前を歩いていた老夫婦が「やっぱり良かったわね」と落ち着いた口調で言い合っていたのでホッとする。


カンヌ国際映画祭で黒澤明監督の『夢』の上映の際、会場に入ろうとした黒澤に対し突然群衆の中から現れ、「ミスタークロサワ」と言いながらほおにキスをし、「あなたがいなかったら、今の私はなかった」と感謝の言葉を告げたという。(イーストウッドのwikiより)

「星条旗」も「硫黄島」も「チェンジ・リング」も観ないわけにはいかないなあと思います。そういえば「星条旗」と「硫黄島」、両方の作品に1人も黒人が出て来ないと指摘したスパイク・リーを、「黙れ」の一言でスルーしたイーストウッド。どちらがナンセンスなことを言っているのか、気になるところでもあります。



2009年05月26日(火) フクロモモンガ

そういえば先週の日曜ごろごろしながら本読んでたら、部屋の壁をススーっと何かが横切り、まさかと思って見たら部屋の中にヤモリの赤ちゃんがいた。「不機嫌なジーン」以来、生きものについて色んなドキュメンタリーなんかを見るようになった。ディスカバリーチャンネルでネズミの脳の驚異的な能力を知ったばかりだったので、放っといたら入って来たところから正確な道筋をたどって出て行ってくれるかもと思い、そのままにしていた。そのあとお茶いれようと思って台所に立ったら戸棚の扉にその子がいたので、仕方ないと思って布巾で包んでベランダに出してあげた。その、布巾で包んだ時のパタパタ動く感じや、体がきれいな薄いグレーの色だったりとか、つぶらな黒い目など、一瞬一緒に暮らせそうと思うくらい可愛らしかったのだけど、このままこの部屋で放ったらかしにしておいてある日干からびた姿で発見したりしたらショックだなと思った。次の日、仕事の後買い物して家に帰ると、玄関の扉の前にその子がおり出迎えでもした感じでまたパタパターっと去っていった。


「不機嫌なジーン」で出てきた動物で1番可愛かったのはフクロモモンガだった。飼いたいとかは思わないけど、近々動物園にでも行って動いてるとこを見たい。欲をいえば飛ぶところを見たい。でも夜行性の動物だったような気がする。



2009年05月25日(月) ドイツ愛

本屋で色々立ち読み。リトルモアの季刊誌「真夜中」で黒沢清と蓮實重彦と青山真治が連載している対談を読む。この雑誌、いつもこの連載から立ち読みしている。でも半信半疑で読むようにと自分に言い聞かせて読んでいます。黒沢清と蓮實重彦は「ユリイカ」のクリント・イーストウッド特集号でも対談していたんだけど、この対談を読みかけた時、クリント・イーストウッドの「グラン・トリノ」を観てないと話が全然見えなそうな気配を感じて途中でやめておいた。「グラン・トリノ」を観てからゆっくり読みたい。でもそうしてるうちに忘れちゃうので、ここに書いておく。って、これもまた読み返したりしないので結局忘れちゃうか。「真夜中」の対談でもイーストウッドについて話していたので、また読むのやめておく。


「ドイツの小さな手仕事」という本買う。憧れのマイスター!ボビンレースに、いつもお店で扱ってるリネンのリボンを作ってる工場が取材までされてて素敵すぎる本だった。高山なおみさんの「チクタク食卓(上)」も買う。



2009年05月24日(日) カンヌ

深夜、スカパーでカンヌ映画祭の授賞式生中継を見る。「オールドボーイ」で審査員賞を前に受賞したパク・チャヌク監督が新作の「コウモリ」でも審査員賞をとっていた。吸血鬼の映画だそうだ。それとは関係ないけど、毎年のようにカンヌの授賞式でソン・ガンホを見ている気がする。たしか去年もいた。レッドカーペットのぺ・ドゥナの画像をびしばちゃんが送ってくれて可愛かったんですが、是枝監督の「空気人形」は受賞なし。女優賞をシャルロット・ゲンズブールが受賞していた。どんな作品かと思ったら、大っ嫌いなラース・フォントリアーの作品だそうだ。


コンペティションに出品された菊地凛子主演の「マップ・オブ・ザ・サウンズ・オブ・トーキョー」という作品が気になる。イザベル・コイシェ監督の作品が日本で撮影されていたとは知らなかった。また"変な日本"の映画なのか。



2009年05月23日(土) 七夕

昨日の「涼宮ハルヒの憂鬱」は8話目にしていきなりテーマソングが変わっとる、と思ってたら新作エピソードだったそうだ。ヤフーニュースにまでなっていた。3年前の放送を知らないから今度からテーマソングがどっちになるかで新作かどうか見分けられるってことか。3年前の14話分の話の中に新作を加えながら28話分放送するという不思議な試み。で、初めて見ている自分には何の違和感もなく話が続いているように思える不思議。



2009年05月22日(金) 「斉藤和義さんとパズル」

 僕は、好きなアーティストといって、まず出てくるのが斉藤和義さんです。僕らの新アルバム「puzzle」に入っている曲「パズル」は、斉藤さんと初めて飲んだときに僕が頼んで作ってもらいました。面と向かって頼むなんて根性ないですから、酔っぱらったふりして。本当には酔えないですよ、大好きな人が前におるわけですから。そしたら、普通に「いいよ」って。
 斉藤さんは関ジャニ∞(エイト)のことをあまり知らなくて作ることもできるけど、それは僕じゃなくてもできるからって。でも、僕、あんまりしゃべれなくて、(メンバーの)大倉とマル(丸山)呼んで、あいつらがちゃんと話をしてくれました。関ジャニ∞がどういうふうにできてとか、どんな出来事があったとか。斉藤さんは携帯に、要所要所メモってましたね。
 最初に聴いたとき、くらっときました。歌詞見ても泣きそうになった、そういうと安く聞こえますけど。堀江公園のけんかとか、東通りでの待ち合わせとか。僕らの思い出が詰まっている。陳腐な言い方かもしれないけど、いい曲だなとめっちゃ思った。切なすぎます。
 斉藤さんは、大倉が「ジャニーズってことで得している部分もあるけど、損しているところもある。それがすごく悔しいから一生懸命やっている」と言ったのをすごい覚えていて、そこから始めた曲だった、と。それは、僕らみんな抱えている思いだと思います。
 始まったツアーでも歌っています。一生懸命歌ってます。泣きそうになりますけどね。斉藤さんにも見に来てほしいけど、僕ら8割はふざけているんで(笑)。まじめな2割だけビデオに撮って贈ろうかな。

朝日新聞のリレー連載「関ジャニ∞七人七色」〜今週は…錦戸亮くん〜


前にテレビで錦戸がこの話をとても嬉しそうにしているのをたまたま見た。錦戸に斉藤和義を紹介したのがリリー・フランキーだったと言っていた。錦戸は斉藤和義がエロい話ばかりするのをライヴdvdなどでいつも見て知っていたので、大好きな斉藤さんを喜ばせなければと、したこともないエロい話の嘘をずっと聞かせたと話していた。



2009年05月21日(木) octahedron

wilcoも新譜、そしてmars voltaも新譜が出るそうです。知らないとこでグラミー賞にもノミネートされていたりする兄さん達ですが、今回はアコースティックだそうです。本当でしょうか。


http://www.marsvolta.com/



2009年05月20日(水) ライトセーバー傘

いつの間にか豚インフルエンザという呼び方がフェードアウトしていった新型インフルエンザ、とうとう関東の女子高生にも。世界で4番目に感染者が多い国ってことになってますが、単純に具合が悪くなって病院で検査するに至った人の数が多くてのことなのか、アメリカ行く日本人が他の国に比べて多いってことなのか。先日実家に帰った時に、サチコさんからマスク買っておきなさいよと口酸っぱく言われていたんですが、今私の家にあるマスク、1つ。。。


備えあれば憂いなし、今年の梅雨入りに向けてこんな傘はいかがでしょうか。おしゃれな長靴なんかよりカッコいい傘でしょう。フォースの力を信じれば、暗い夜道も安心です。



2009年05月19日(火) 2


発売から結構経ってのことですが、「極東最前線2」を聴く。朝日新聞の連載も楽しいトクマルシューゴ、俺はこんなもんじゃない、sakerock、54-71などが良かった。中でも特に良かったのがthe back horn。zazen boysは大きく期待していた分、聴き慣れてないバンドの新鮮な音に負けていた。

それにしても、sakerock。マツイさんにいただいた細野さんのトリビュート盤にも、あと同じくマツイさんにもらったcdrにも1曲、先日sakerockが出ていた野音のライヴもマツイさんに誘われたものでしたが、そんなこんなで少しずつ集まって来たsakerockを観たり聴いたりするにつけ、ちゃんと1枚アルバムを聴いてみたいなあと思い始めています。



2009年05月18日(月) 「女の子ものがたり」

先日映画館で予告を見て楽しみになっている「女の子ものがたり」は夏の終わり頃、ロードショーとのことです。原作は西原理恵子さんの「女の子ものがたり」。西原さんの本といえばよりみちパン!セのシリーズの「この世でいちばん大事な「カネ」の話」がまだ予約の順番がこない。


http://onnanoko-story.jp/index.html



2009年05月17日(日) kitchen confidential

スカパーの話続きであれですが、最近FOXチャンネルで放送が始まった「キッチン・コンフィデンシャル」っていうドラマが面白い。ディスカバリーチャンネルで「アンソニー世界を喰らう」って番組があるんですが、アンソニーというおじさんが世界中に出かけていってはその国の料理をひたすら食べまくるという番組なんですけども。そのアンソニーが書いた本がこのドラマ「キッチン・コンフィデンシャル」の元になってるようです。脚本がSATCの人だそうで、このドラマも30分番組。サクッと終わるし、美味しそうな料理がいっぱい出てくるだけでも楽しい。



2009年05月16日(土) 青春

スカパーでやっているフジテレビのチャンネルの音楽番組で斉藤和義が取り上げられていた。「MUSIC SOUP -45r.p.m.」という番組で、自分の人生に関わってきた音楽を45曲選び、それについて話すという番組。なのに20分。短すぎやしないのかそれは。45曲のリストはこちらで見れます。今回が1回目。


2回目のゲストは奥田民生、とのこと。



2009年05月15日(金) ハルヒより長門

「涼宮ハルヒの憂鬱」7話目。アニメを普段から真面目に見てないので何ともいえないけど、エヴァンゲリオンのキャラクターと登場人物がかぶってて分かりやすい。ハルヒがアスカで長門が綾波、キョンがシンジで古泉が渚カヲルだ。そこに加えて女子から見たら食傷気味なまでの萌えキャラ、朝比奈さんが加わって最強ラインナップとなっている。一瞬出てきた大人の朝比奈さんがミサトさんという位置になるのかも。エヴァとハルヒ、どちらかの作品と心中できるくらい思い入れがある人にとっては苛つく要素かもしれないけど、深く考えずに見てる人からしたら分かりやすいってくらいのものです。6話しか見てないから何ともいえないとこですが、ロボの戦闘シーンは今後もなさそう、でももののけ姫のシシ神さまみたいのが出て来ます。


wikiでハルヒについて読んだら、今回の放送は2006年の放送作品の再放送ではなく、改めて放送ということになっていて前回とは放送されるストーリーの順番が違うという。しかも14話だった話が28話になっているという。なんてこった!私がdvdで1話〜3話と信じて見ていた話と、mxで放送された1話〜3話は違うかもということ?とはいえとりあえず話は繋がっているようだったから気にならなかったけど。考えても分からないのでもういいや。



2009年05月14日(木) 今日も誰かの誕生日

休日。夕方電話があって急に妹がご飯食べにくる。コープに注文してたのを一緒に取りに行きつつ、父親が今日誕生日なので、帰りながら携帯に電話して少し話す。


今放送されてる民放のテレビをまったく見てない代わりに、最近はスカパーばっかり見ています。それも映画チャンネルをちらちら見るくらいで、フジテレビチャンネルや日テレチャンネルでの一挙放送とかでまとめて放送されるのを見るのが好きです。「不機嫌なジーン」の一挙放送も終わり、今は「やっぱり猫が好き」とか「うる星やつら」の1回目からの放送を少しずつ録画して見たり。「悪女(わる)」も放送中。今月下旬には「2クール」の一挙放送も楽しみだったり、「トンスラ」も一挙放送が始まります。



2009年05月13日(水) 「ミルク」

仕事帰り、有楽町へ。レディースデーでガス・ヴァン・サントの新作「ミルク」観る。「エレファント」以降、「ラストデイズ」、「パラノイドパーク」、「パリ、ジュテーム」や「それぞれのシネマ」などへの参加作品も含めて映像のイメージ先行な感じの作品が多かった印象でしたが、「グッド・ウィル・ハンティング」とか「小説家を見つけたら」(どちらも脚本は別の人)とかも作っている監督なのだった、というのを思い出させる感じの素晴らしい作品だった。ここ最近のふんわりした手法を封印したうえで、それでも「エレファント」から続いている、すぐ近くにある死を写していく感じのテーマはなぞりながら、でも今回は脚本家と役者にも支えられてそこから飛び抜けた感じが。集大成といわれる作品に相応しいものになってて素晴らしかった。政治活動の流れは追いながらも、恋人とすれ違う切ないシーンが心に残り、ミルクによって希望を与えられていく人々に心を動かされる。


オフィシャルサイト
ショーン・ペンも素晴らしかったけど、使いたい役者リストの上位をみんなキャスティングできたんじゃなかろうか、といった感じのジョシュ・ブローリン、ジェームズ・フランコ、エミール・ハーシュ、ディエゴ・ルナもそれぞれが華々しく生き生きとしていて良かった。ドキュメンタリーの方の「ハーヴェイ・ミルク」もアップリンクXで公開中。



2009年05月12日(火) you and i

仕事後、図書館。

・ミュージックマガジン2009年1月号
・「マイ・ロスト・シティー」スコット・フィッツジェラルド
・「米原万里の「愛の法則」」米原万里
・「酒のさかな」高橋みどり
・「merry andrew」安藤裕子(cd)
・「chronicle.」安藤裕子(cd)

来月、安藤裕子の国際フォーラムのライヴを観に行くので予習。


凄いことなんだけど、もはや恒例となってしまっているのがまたさらに凄い、wilcoの新譜、こちら(*音出ます!)で全曲聴けます。去年1年間ほとんどライヴしてたような感じだった流れが反映された素晴らしいアルバムになっているではないか!5曲目の「you and i」、ジェフ・トゥイーディーがファイストと夢のデュエットしております。ファイストが参加した他のアーティストのどの曲よりもいい感じになっております。タイトルないのでセルフタイトルってことになるみたいです。6月末発売。で、日本にはいつ来るのでしょうか。



2009年05月11日(月) シオシオミロ

「インスタント沼」のために有休。そもそもアケミちゃんがなんでプロデューサーの名前入りの試写状を持っていたのかも不明。色んなことを深く考えないで生きてきたのでそのままのノリで試写室に行ったら名刺をくれと言われ、持ってないんですが(たまたま今日持って来なかったとかではなく5年前から自分の名刺というものを持っていない)と答えると、じゃこちらに、と名簿に名前と所属を書くよう求められた。メディア向けの試写会なのである。ごめんなさい遊びで来ました、と、正直に言ったとて受付のお嬢さんも返しようがないだろうと思ったので、はてどうしようと考えた。アンアン?キャンキャン?アネキャン?ジェイジェイ?ボンボン?ガンガン?コロコロ?様々なウソの所属が脳を駆け巡った結果、飄々とした態度でそこの欄が目に入らなかったことにして完無視しておきました。さあ、あなたならどうする?こうするしかないだろうが普通、という、遊びに来た人にしては当たり障りない結論を選んだつもりです。映画会社の試写室の椅子って社長室の椅子みたいなのね!ふっかふかでしたよ。空席もあったので、仕事じゃない人間が紛れ込んでても見逃してもらえそうでした。そもそも私、なんでここにいるんだ?と考え始めたら自分自身が沼に沈みそうだったので、何も考えずに観ました。麻生久美子が可愛すぎてもう大満足でした。


そろそろ某かに所属していた方が、某かの名刺くらいは持っていた方が、と人生の所属について考えざるを得ない気持ちで試写室をあとにしてパックの豆乳ミルクティー飲みながら歩いてたら、駅のホームに向かう途中で靴擦れしたっぽい足を引きずる女性がいた。靴擦れくらいでそんなか!?ってくらいひどく大袈裟に足を引きずっていたので、持っていたバンドエイドをあげようかなと思ったんだけど、やっぱり靴擦れレベルを超えた感じの足の引きずり方で、もしや私が富士山から下山した翌日に体験したあの笑っちゃうくらいの筋肉痛とか…と躊躇して考えてるうちにその女性はさっさとキオスクでバンドエイドを買っていた。

いよいよこんな大人でいいのだろうかと思ってモヤモヤしてきたので、こういう時は煮ものだ!と帰宅して家にあったジャガイモで肉ジャガを作ろうと思ってジャガイモを全部剥き終わってから肉がないことに気がつきました。白滝もない。なんの当てもなく白滝を冷蔵庫に入れておくほどの料理の腕前ではないよな自分。チャーハン作るとき用に冷凍しておいた鶏肉(肉じゃがといったら豚肉だろうに)が慰め程度にあったのでヤケクソでそれを入れて、もはや肉ジャガとは呼べない「ジャガ」なるものを食べたらそれはそれでおいしかったので、やっと「お疲れー!」という気分になった。所属も名刺も甲斐性もない大人になってしまったものの、煮詰めていけばちょっとした味のある某かにはなるものだ。自分こそジリ貧もいいとこだけどそれも味。



2009年05月10日(日) 不機嫌なジーン

スカパーのフジテレビチャンネルで先週から来週まで4年前のドラマ「不機嫌なジーン」の一挙放送が始まって録画して見ている。9月公開の「プール」も楽しみな大森美香監督が、この「不機嫌なジーン」の脚本で向田邦子賞を最年少で受賞した。放送していた時以来で見たけどやっぱりとてもいいなあと思う。アメリカのドラマとかも面白いけど海外の優れた脚本家でも、こういう感じのいいドラマは書けない気がする。小林聡美、もたいまさこ、と「プール」以前にこの2人が作品に。他のキャストも面白い。華々しい過去の脚本作品についてはこちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/大森美香
で見れるんですが、ここ最近ドラマとかもあれこれ見てないにしても半分くらいは見ていてしかもみんな好きだったドラマだったりします。

大森美香さんの本棚っていうのがあったのがこちら
http://woman.excite.co.jp/Culture/hondana/sid_275035/


大きさも内容の濃さもてんで及びませんが、自分だけのルールでまとめてある感じがうちの本棚と似てる感じがして嬉しい。



2009年05月09日(土) 冒険でしょでしょ

東京MXで放送している「涼宮ハルヒの憂鬱」は結局4話から続けて見ていることになってて、この前の放送が6話だった。1〜3話を見逃したままになっているので、ディスカスで借りて観ようと思ってます。1度見ただけだと何だかよく分からないことが多いので、MXを録画すればいいんだけどCS放送以外は録画できないので仕方ないなあと思ってたらyoutubeで角川アニメチャンネルというのがあり、定期的に「涼宮ハルヒの憂鬱」をアップしているのでそこで見れます。ここにリンク貼ってもすぐ見れなくなるので貼りません。


欲しいほどではないけど、どのくらい良く出来てるのか見てみたいフィギュア。ちなみにチアガールのお話ではありません。



2009年05月08日(金) なんかいっす〜


びしばちゃんへ。NHKの番組「みいつけた!」の中の体操の曲「なんかいっす〜」。作詞宮藤官九郎、作曲がsakerockの星野源。ベリーナイス。



2009年05月07日(木) 始球式フロム宇宙

ジャイアンツファンでもなんでもない人にはどうでもいいことだけど、東京ドームの巨人開催の9試合をプレーヤーズ・デーとして人気選手にスポットをあてるというのがあるんですが、先日の阿部デーに引き続き、今日5月7日は「小笠原デー」ということでドームの来場者全員に小笠原のベースボールカードが配られたりと、まあ大まかに小笠原を応援しようじゃないかといった感じの日だったんですが、そんな小笠原デーに小笠原が逆転3ランホームランを打ったという、やれそうでやれない出来事がありました。

ちなみに今後の予定は明日5月8日が好調の「坂本デー」、25日が「イ・スンヨプデー」、6月8日が「ラミレスデー」、そして!6月17日が「内海・クルーンデー」という予定らしいんですが、、、なぜに内海とクルーンが一緒にされてるのかよく分かりませんけど、2人を一緒にくくることでプレーヤーズ・デーの趣旨自体がよく分からない方向に行ってなくもないような気がするんですが、つまりは6月17日の東京ドームの西武戦までに内海が調整終わらせて一軍復帰してないといけないってことになるはずです。この日は内海とクルーンと、どっちのベースボールカードが貰えるというのか、っていうかカードも1枚に2人が肩組んでる写真とかだったら面白い。


おもしろかった宇宙飛行士の若田さんの宇宙からの始球式。そこホントに宇宙?ってくらい、地球上から送ってるノリの気軽な中継だ。未来だ。



2009年05月06日(水) ダイアモンドが呼んでいる

最近急須を割ってしまったびしばちゃんと、急須巡礼の旅。青山のスパイラル、白山陶器から原宿方向に歩きながらサンク、zakka、など巡る。GWの最終日で雨の中でしたが原宿は若者でにぎわっていた。びしばちゃんとも忌野清志郎さんの話になり、朝日新聞に掲載されていた「ぼくの好きな先生」のモデルになった、高校生の時の担任の先生についての記事がとても良かったという話などする。あと二軍落ちした内海の運の悪さについても。内海が何したっていうのさ!

私が見てるtumblrについての話などもしていたので、夜またびしばちゃんとichatをしてアドレスなど教える。最近漢方薬を処方されているびしばちゃんに病院のことなど教えてもらったり。お互いに東京MXで放送されているのを見ていた「涼宮ハルヒの憂鬱」について。2人とも途中から見ているので、そもそも誰が普通の人間で、誰が普通じゃないのかも分からないという話。1話を見なければ何も分からないまま。


家に帰って、前にuに作ったmix cdのファイルをそのままパソコンで聴いてて、プリンスの「a case of you」ってジョニ・ミッチェルのトリビュート盤に入ってる名カバーがまたもやいいなあと思う。プリンスが初めてこの曲を聴いた時からあたため続けていたようなカバーなんだろうなあと思っていたんですが、youtubeにまさかの23年前のライヴ映像が。大好きすぎてもうずーっとその時々の気持ちにまかせてカバーしてきた曲なのだろう。ピアノで演奏しているトリビュート盤の曲もいいけど、このギターで演奏してるカバーもいいなあ。幽霊みたいに青白いプリンスも。



2009年05月05日(火) always look on the right side of my shoulder

夕方まで実家にいて帰る。2週間前くらいから右肩だけの肩こりに悩まされている。眠る時に右肩を下にして横を向いて寝るのが原因だと思うんだけど、何せ取り憑かれてるとしか思えないことばかり続くので、右肩に背後霊でもぶら下がっているんじゃなかろうか。目に見えない不思議なものの存在はなんとなく信じますが霊的な存在はまったく信じてないのでお祓いとか厄払いとかでどうにかなるとも思ってません。ホントに漬物石でもかついでるかのごとき肩こり。これまでの人生で肩こりを自覚したことがなかったので、とうとう来たかというような加齢も自覚しつつ、なんとかしたいと思って仰向けで眠る練習中。いうても本厄、である。厄払いくらいいっとくかな。もう今年も半分近く過ぎてますが。それで肩こりが治ったら面白いけど。


どうせ背負うなら漬物石や背後霊じゃなくて、ナイキのかっこいいリュックがいいのに。はっ!私アディダス信者なのに。

衝撃のヤフーニュース、内海が二軍落ち…!



2009年05月04日(月) until the end of time

気持ちが弱っていたんだろうが、スカパーでやっていた「ビバリーヒルズコップ3」を最初から最後までじーっと観てしまった。ビバリーヒルズコップて。しかも3作目って。一時代を築いたエディ・マーフィーのいったい何が面白かったのか、全く分からなくなってしまうような映画だ。2本でやめときゃ良かったのに、と思いながら妙に冷静に観ていた。悪いのはロシア系で、悪の組織vsアクセル刑事というありがち過ぎるパターンなんだけど、体当たりのアクションとひょうきんな黒人という、エディ・マーフィーが1人で頑張らずとも、この方程式はきちんと「ラッシュアワー」に引き継がれているのだった。それも香港映画界の送り出した命知らずのカンフーマスター、ジャッキー・チェンとハリウッドのリアクション芸人(いつも目が真ん丸)クリス・タッカーが出て来ては、そりゃエディ・マーフィーも可愛い動物頼みに走らざるを得まい。そりゃサチコさんもデンゼル・ワシントンのほうがカッコいいとか言い出さざるを得まい。


こうでなくちゃ。デトロイトからやって来ました、って頃の方が面白かったのだ。

夕方から実家へ。ご飯食べてから夜の8時過ぎに家の近くのショッピングモールへ。サチコさんにユニクロでマイク・ミルズのTシャツやら色々買ってもらった。



2009年05月03日(日) 雨あがりの夜空に

連休初日。マツイさんから誘ってもらっていて、夕方から日比谷野音でリトルクリーチャーズなどが出るイベントを観て来ました。忌野清志郎さんが亡くなった話をマツイさんとしていて、イベント全体もそれを感じさせる発言が散りばめられてはいたが、最後に出た細野晴臣さんが昨日は眠れなかった、お通夜のつもりで今日は演奏しますと話していた。演奏などできないところを、清志郎さんだけのために歌っているようなライヴだった。ご飯食べてからお茶しに行って終電くらいの時間まで色々話し込む。


忌野清志郎さんのライヴというとそのほとんどがフジロックで観たものですが、中でも自分の印象に残っているのは10年位前に何かのイベントで観た横浜アリーナでのライヴです。レコード会社に「冬の十字架」というアルバムの発売を拒否された直後のライヴだったため、すっごいムカついてます、というようなことを言って収録曲をどんどん演奏していたライヴだった。そのあと観たライヴで印象に残っているのは朝霧ジャム。アリーナの時とは対照的に曲に繋がっていく理想について色々話していた。朝霧ジャムに行ったのはあの2002年の1回だけですが、この時出演していたジョー・ストラマーもこの時が最後の来日だった。



2009年05月02日(土) p,l & u

今年のサマーソニックにはエルヴィス・コステロが出る。フジロックでは2回ほど観たエルヴィス・コステロ。今やショッピングモールなども出来た豊洲ですが、98年(信じられないが11年前!)の豊洲はただの原っぱで、そこで行われたフジロックで初めてエルヴィス・コステロのライヴを観ました。たしかお昼くらいから夕方にかけてのまったりとした時間に、ステージにグランドピアノのまったりとしたムードのいいライヴだったのを覚えています。次に観たのは何年だったか忘れましたが苗場のグリーンステージの夜のステージでまったり皆無の素晴らしいライヴを観て感動したのを覚えています。新譜が出ると図書館で借りますが、ジャズシンガーの新しい嫁の影響があってかなくてかめっきりジャズ寄りの音で、単独来日を観に行こうという感じにはならないので、5〜6年振りくらいでライヴが観れます。スタジアムの方かメッセか分かりませんが楽しみ。


ルー様と。

とうとう別の同僚からもヤマトの大野さんを見たと言われた。その同僚に言わせると「似てなくもない」そうで、どうやらヤマトの大野さんは土曜日に現れるようだということまで分かって来ました。



2009年05月01日(金) 5月

同僚がルクルーゼのお鍋を捨てようと思ってるというので、もったいないから譲り受けることに。重たいのを会社までもってきてもらい、今日持ち帰ってきた。私が持ってるルクルーゼの鍋は丸いかたちの20センチの黒なんですが、今日貰ったのは24センチの普通のより浅くて広いチョコレートみたいな茶色のものです。さっそく今日はカレイの煮付けを作ったら、浅くて広いのでちょっとの時間ですぐに火が通り、いつもと使い勝手が違う感じでした。


感じのいい茶色も気に入っているけど、なんせ重い。洗ったりしまったりしただけで腕がピキピキいう。


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hatori [mail]