夏の方言調査の依頼状を何通か投函。
莞爾。

台風7号きたりて北進す。
ただなかを15分間歩いたら、
ズボンの前半分だけ、しぼれるくらいにぐっしょりで
水もしたたる目黒のさんま。

ジーン・ケリーになりきろう。
モーツァルト!をみにいく@帝劇ソワレ。


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おしろい花が
ゆうべの雨に疲れたのか
ゆたゆたとアスファルトに寝そべっている。

まだ青く柔い実が
白粉を蓄える前に
畏れなく割り潰される様を思う。
まるく日焼けした子どもの指だ。


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頭の上には
苛立ったミーアキャットが乗っていて
早く地面に下ろせ、と
ガンガン蹴りを入れやがるのだ。

ガンガンガンガン。

ミーア君のおかげで、頭痛がひどくなってくる。
鳥肌が立ってくる。
その次は胃袋引き攣れの刑がやってくる。

嘔吐。
しても、ミーア君、頭から下りない。
たまんないなぁ。下りたがってたの君じゃないの。なんでまだ蹴ってるの。
楽しそうにさ。

ガンガンガンガン。

スネアドラムのような災厄。


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見た目ばかり立派な蜜柑に呆れる。
中身は縮んでしわしわなのにね。
負け惜しみみたいに爪の先に黄色を残す
君の根性が意外と好きだ。



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15時間寝た。


頭が気圧計。

昨日の低気圧と低温を押し退けて、
無神経に陽気な高気圧の突進。

頭痛。


ねーこねこねこねこー。
ねこが好きなの。
自作の歌を呟きながら、
五反田キャッツシアターに向かう夕方。


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どしゃぶり。
殺生なほど眠い。

雨のやんだ帰路。
赤いビニール傘。
バトンみたいにぐるぐるまわして帰ろう。

というクールな野望ばかりがぐるぐると。
実は、えんぴつの回し方もわからないので。



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「社会ローストビーフ、ヒレ」

品の良さそうなおばさまが、バスから降りてきた。
着ていた灰色ティーシャツに、きっぱりとプリントされてたロゴがコレ。

お中元の時期ですね。


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１年間欲しいと思い続けた靴を
とうとう買いました。

こんなに欲しいと思い続けた物は、
子供のころの『牧野植物図鑑』以来です。

記念すべきこいつを履いて、スイスに行くつもりです。
ハイジの干草ベットは永遠のあこがれ。

でも、PCで漢字変換すると
拝辞とでました。そんな大人なスイスはいやです。


前倒しで、選挙に行く。

自家製あんずジャム、まるまる１瓶使って
パウンドケーキを焼く。


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昼、他大のエライ先生をランチ接待。
あっぷあっぷでぶっくぶく。

夜、ミュージカル「風を結んで」を観た。
TSミュージカルファンデーション的ラスト・サムライ。

低空飛行の泡玉を吹き飛ばして白刃の光。


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